気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

一つだけ決まっている

2015-12-31 15:29:21 | 
 私の使用しているブログでは、一週間の閲覧者数が分かります。それを見ていると、週によって多少の差があるものの、最低限の数が保たれていることが分かります。それが意味しているものは、定期的に見てくれている人がいるということです。心当たりのある人が数人いますが、以外の人は私の知らない人か、以前に交流のあった人なのかも知れません。
 もし面識のない人が私のブログに関心を持ってくれているのであれば、どういう処に興味があるのか訊いてみたいです。野口整体、太極拳、中国、或は邦楽、トム・ウエイツ、クラシック、渓流釣り…
 またもし、はるか昔に交流のあった人が読んでくれているとしたら、どういう人でしょう。留学先の厦門・北京で会った人、旅先の内蒙古・シルクロードで会った人、ジャイアンツで通訳をしている時に会った人、日中協会で会った人、或は学生時代のクラスメイト…触れ合った時間や関係の深さは違うでしょうが、是非もう一度お会いしたいものです。「気気の会」のホームページからご連絡ください。
 こうして見えない読者がいるから、拙文を書き続けることができるのかも知れません。
 来年も「立ち」ます。

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今朝の霧

2015-12-24 19:46:46 | 


霧は夜明け前に立ち込め
山と空の群青をひとつにする
隙間から陽光が射し
町中の塀を砕く

山の上だけを空に残し
霧は下へ そして散(さん)
ありふれた町が現れる前に
閉める窓



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師は弾いても語らず Gちゃん⑪

2015-12-20 08:17:42 | Gちゃん(友人・ギターの師匠)
 先日の詩に、Gちゃんが曲を付けてくれた。ガットギターで弾き語っている動画を観ると、渋くて良い曲だ。そして昨日、コード譜をもらったので、弾いてみたら、これが難しい。同じフレーズだと思っていた処が、少しづつ変えてあるのだ。高音部や、伸ばして唄う処は特に難しい。
 何度も唄って行くと歌の良さがよくわかってくる(聴いているだけでは分からない)。さびの手前、マイナーコードが続いた後、一転してメジャーコードになる処は、何かが吹っ切れたような明るさだ。言葉には描かれていない心情を読み取ってくれたようだ。詩の展開、流れまで感じて創ってくれたことに嬉しくなる。

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音を「合わせる」楽しさ

2015-12-11 16:34:48 | 音楽
 先週、ギターの師匠のGちゃんと演奏した。スタジオで練習してから演奏場所のスナックへ。ローリングストーンズの「Wild horses」と「Love in vain」、ジョン・レノンの「Mother」と「Love」。私がアコースティックギターと歌、Gちゃんがソロギター。私の技術の拙い処を、Gちゃんが何事も無くカバーしてくれたので、何とかなった。お客さんのことなど眼に入らず、ただキチント表現することだけを考えた。
 いつもは家で弾き語りするくらいだったので、とても刺激的だった。人に聴いてもらう喜びよりも、二人で「合わせる」という感覚が楽しいのだ。最近ピアノや誰かの歌と「合わせる」機会があるが、それもまた楽しい。私にとって「合わせる」ことは、新しい音楽の味わい方になっている。

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冬の入り口

2015-12-11 16:25:42 | 

鳥居の手前から見上げると
鮮やかに紅葉が揺れていた
そこに言葉がなかったから
行ってみようと思った

階段には赤や黄の葉が敷いてあり
一段毎に期待を高める仕掛け

登り切るとそこには何もなく
お堂がただ扉を閉めているばかり

私を誘った艶やかさはすでになし






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