気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

「からだを消す」イメージ

2019-09-29 05:23:16 | 「立つ」健康法
 「立つ」練習のとき、身心を変える(整える)ためにいろいろとイメージをするが、その中の一つである「からだを消す」イメージは簡単には行かない。からだの内部、内臓や骨・筋肉などは比較的簡単に消えるが、一番外側の皮膚は難しい。内部は見えないから消しやすいということもあるだろう。皮膚はからだの輪郭である。輪郭を容易に消すことができないのは、輪郭が自分と他者を分ける境界線だからである。境界を無くすことは自分を無くすことであり、自分への執着がそれを許さないのである。
 そこで「からだ」を使う。意識(イメージ)で直接からだを消すことは難しいから、「からだ」からアプローチする。みぞおちを弛め、全身の余分な力を抜いていく。そうすると少しずつ輪郭が消えていく。たとえば脛、胸、腕…たとえ一か所でも「消えた」ところがあれば、そこは既に自他(自分と周り「部屋の空気や他人など」)がつながっているのである。自他がつながる心地よさが分かれば、体を消す抵抗がなくなり、他のところも消しやすくなる。こうして「からだ」の側から変えて行くことで、自分に対する執着が自然に薄まり、身心の変化が一層進むのである。

次回の「理想の立ち方を身につける会」は 10月13日(日曜日) 午前10時 から始めます。詳細はこちらから

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私の整体

2019-09-22 07:58:33 | 「立つ」健康法
 もう20年くらい前のこと、小学5年生くらいの女子の整体をしたことがある。整体をした母親に頼まれたのである。その子は猫背だったが、猫背を直そうとは考えず、ただ違和感のある処を弛めようとした。結果として背中は伸びた。余分な力が入っている処を弛めれば自然に腰に力が入り、背中は起きるのである。
 上記のように以前はからだ上の違和感だけを観ていたが、現在は「意識」を重視している。「意識」は「からだ」に反映するからである。「意識」と言っても、感情や過去や悩みを聞くわけではない(私はその方面の専門家ではない)。脳を相対的な使い方(損得・正誤・勝ち負け・好き嫌い・・・)ばかりしてはいないかどうかを観る。時に「物事を一つ」に見ていくような時間が必要である。私は「立つ」練習の時に、そういうふうにして立っている。そういう方法を本人に伝えるのが「私の整体」である。



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桂川で3回目のサクリ

2019-09-12 16:43:23 | 渓流・鮎釣り
 今日も鮎を釣りに桂川へ。地元の人はこの引っ掛けて釣る方法をサクリと呼んでいる。水が多く、鮎の姿が観えなかったが、前回取れたポイントに沈めてみると、掛かった!竿は前回と同じ3メートルほどの渓流竿(細い方から3本は使わない)。近いポイントならば、こんな短い竿でも掛かるのである。前回オモリを色々試して、適当な重さが分かったのが今日の釣果につながったのだろう。仕掛けは市販のコロガシ用のものは使わず、行きつけの釣具屋さんに教わった特殊な結び方で自作している。

 タモ(網)の中、一番大きいのは29センチ。友釣りで釣ってみたいものだ。





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鮎釣りで満足することは滅多にない

2019-09-08 15:51:19 | 渓流・鮎釣り
 今日は台風が来る前に桂川へコロガシ釣りに。コロガシと言っても軽い仕掛け。八王子の浅川で慣らした?方法を応用してやってみる。前回7メートルの竿が扱いづらかったから、4メートル弱の竿を試してみる。しかも穂先から3本を使わない。要するに硬いものになるのだが、その方が手の動きが糸や針に直に伝わってコントロールしやすい。遠くのポイントには届かないが、近くの観える魚を取るには都合がいい。オモリはできるだけ小さいものを使い、魚に警戒されないようにした。結果、数匹釣れた。8月は友釣りで思うように釣れなかったが、今日は良かった。



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