野口整体を勉強して良かったことのひとつは、身心の状態に敏感になったこと。日々の身心の変化を感じ取れるようになったことです。「透明を観る(健康法をする)」と、明らかにその前と比べて身心が変わったことが実感できます。
身心は本来自分を知るための「基準」になり得るものです。しかし多くの人は、自分の感覚よりも、健康診断などのデータを信頼しているようです。もちろん科学的なデータも意味がありますが、まずは自分の身心を自分で感じ取るという姿勢が大事だと思います。
身心は常に変化し続けています。環境やココロの変化によってカラダは変わり、カラダの調子によってココロも変わります。身心を基準にするといっても、乱れた身心に合わせることではありません。偏っているときには、まずは理想的な(自分らしい)状態に戻し、その上で各々の身心の状態に合わせていくことです。
「気気の会」ホームページのトップページを少し変えました。「ただ立つ」から「透明を観る」に。