明後日(11月10日)のワークショップでは、「透明を観る」の前後で「観察」を行います。「観察」というのは野口整体の技術で、相手の背中を手のひらで触れて観察するというもの。背骨の両側を縦に上から下に指を滑らせます。凸凹していたり、硬かったりするところがあることもあります。ちょっと痺れたり、痛かったりすることもあります。そういう状態が「透明を観る」をすると変わります。だいたい状態が良くなり、指を滑らせやすくなります。初めて参加される人はわからないかも知れませんが、それでも良いのです。
他の教室で「透明を観る」をしたとき、他の人が観て、背中が明らかに変わっているにもかかわらず、本人は変わったことが自覚できないということがありました。このような鈍い人でも続けていけば自分のからだや他人のからだが少しづつわかるようになります。もちろんからだは敏感な方が健康であることは言うまでもありません。
「透明を観る」で身心が変化することが実感できれば、日常に取り入れていくようになるでしょう。