気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

個人的な夏の健康法

2018-07-21 09:05:51 | 健康
 東京は連日暑い日が続き、教室に来る生徒も「アツイアツイ」と言っている。私が元気そうに見えるからなのか、生徒からは時々、「何か特別なことをしているのか」と質問をされる。特には何もしていないのだが、参考までに一つ二つ答えることもある。

①冷たいものを飲まない。
 ビールは冷えたものをグイグイ飲むが、以外の冷たいものはほとんど飲まない。普段教室に持ち歩いているものは、夏でもホットのウーロン茶である。コーヒーはホットで、アイスコーヒーは20年以上頼んだことはない。冷たいものが嫌いなわけではなく、出してもらえれば喜んで飲む。中国に留学中、毎日「開水」というお湯を飲んでいたことが習慣になった。無理しているのではなく、自然に温かいものを好んでいる。

②「アツイ」と口に出さない。
 人は他人から言われたことで元気になることもあればシュンとなってしまうこともある。自分が発する言葉は自分でも聞いているわけで、影響がないわけがない。口に出しているうちに段々意識が明確になり興奮したりすることもある。反対に、思っても口に出さなければ意識に上がりづらくなり、影響は最小限でとどまる。思ったことを言わないと「我慢」する感じがあるかも知れないが、口に出して不快な思いを明確にするよりも良い。もちろん、全ての大変なことを口に出してはいけないと言っているわけではない。嘆いたり、誰かに相談して楽になることもある。ただ安易に口に出すことを少し控えるだけで、気分だけでなくからだも変わるのに、と思っているのである。

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カラダで観る

2017-01-26 13:21:09 | 健康
物の観方は2つある。相対的な観方と、絶対的な観方。分けて観るか、一つに観るかということ。この二つは単独ではなく、同時に使われる。
我々凡人は、物事を比較・分別しない絶対的な観方をすることは難しい。そこで、「カラダ」という物の観方を採用してみてはどうだろう。物事を判断する時に「カラダ」に訊いてみる。
食事をする時に、本当に今食べたいのかどうか
寝る前に、本当に今寝たいのかどうか
本当にその仕事をしたいのか
本当にその人に会いたいのか
本当にその趣味が好きなのか

私たちは「アタマ」で生きていることが多い。時間が来れば食べて、寝る。仕事は給料他の条件で選ぶ。もちろん生活しなければならないのだから、やむを得ないこともあるだろう。しかしそれを差し引いても、「カラダ」の声には耳を傾けた方が良い。カラダはアタマよりも自分の事を良く知っている。
カラダとアタマの間にはいつもズレがある。アタマには理想や、不安や、劣等感などが反映される。

悟らなくても、カラダという基準で観るだけで、自分を取り戻すことができる。


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からだは正直

2016-12-15 16:02:00 | 健康

からだはなんて正直なんだろう
イヤなことがあれば必ずそれを現わす
表情は取り繕えば多少偽れるが
腹や背中は誤魔化せない
硬くなったり 偏ったりする

そういうからだの異常に気が付かないのは
からだの様子を観ようとしないからだ
日々感じる姿勢を続けていけば
感受性は高まるものだ

何故からだ上に現れるのか
本人に気づかせるためだ
その時どういう感情を持ったのか
その感情が自分にとってはキツカッタことを知るために

なんて素晴らしいんだ からだ
いつでも自分に寄り添い 感情をいちいちチェックして
その都度正確な結果を知らせてくれる

からだは意識よりも信じるに値する




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風邪の経過報告

2015-12-04 09:44:06 | 健康
11月25日(水)
朝起きて、調子の悪さを感じる
食欲無く、味噌汁半碗のみ
午前の教室の時、寒気を感じる
午後 帰宅して熱を測る 37.9度
2時間程横になる
昼と夜はスポーツドリンクをお湯で割って飲む 以外には何も食べず
早めの就寝

11月26日(木)
朝、玄米粥を少しとリンゴを4分の1
昼間平熱以下(35.9度)になるが、夜には平熱に
横になることなく、坐っていた
昼・夕飯は、野菜とご飯のみ少し

11月27日(金)
7割方回復 午後から近くの山を散歩

11月28日(土)
朝からからだが軽い!整ったからだろう

総括
風邪をひく1週間くらい前から、喉が痛かった(予兆・風邪の引きはじめと言ってもいい)。その期間中に2日ほど外で酒を飲む機会があり、少々長引くことになった。
いつものように薬を飲まず、医者に行かず、自然に経過させるという方法でやり過ごした。そうして経過させた後のからだは、抜群に軽く、気持が良いものだ。

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からだはひとつ

2015-09-11 15:56:08 | 健康
 「からだがひとつにつながっている」ということは、誰かに教わって知るのではなく体感によって知るものだ。力を抜いてバランスよく立てば、つながっていることを自覚する。どこが頭で、首で、胸で、腹で…という違いを感じなくなる。全身が頭の様でもあり、全身が胸の様でもある。例えれば「煙突」の様に感じる(レベルによって感じ方は変わる)。頭から足の裏までが、一本につながっていて、場所による太さの違いを感じない。足は二本でなくて一本に感じる。
 では、どうしてからだをバラバラに感じてしまうのか。言葉があるからである。五体という言葉があるから、からだを五つに分けてしまうのだ。太極拳を指導していると、腕と足をバラバラに動かす人が多い。それは本人が腕と足は別物だと認識しているからである。本来つながっているものをわざわざバラバラにしてしまっては上手く動かせるわけがない。教科書を捨て、凝り固まった観念を外せば、答えはからだが教えてくれる。

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