気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

岩魚で〆

2012-09-27 15:25:25 | 渓流・鮎釣り

 今シーズンの桂川での渓流釣りは、今日が最後である。本流だと釣れない可能性があるので、沢釣りにした。橋から直ぐには釣らずに山道を歩き、それから入渓。確率の良いポイントに餌を落としてみるが反応無し。次の箇所でアタリがあったが、ミミズを喰わえただけで、すぐに吐き出された。竿をたたんで、沢の横をしばらく歩く。竿を出したい気持ちを抑え、最上流を目指すことにした。適当な所から再び釣り始めるも、なかなか釣れず。ようやく釣れたのは、恐らく1時間位釣り上がってからだろう。その後、水が尽きる所までやって岩魚が4匹釣れた。やはり沢釣りは歩かないと釣れないようだ。今日試しに「万歩計」を付けてみたら、2万歩を超えていた(家を出てから帰宅するまで)。

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 来シーズンはどういう釣りをやろうか。本流で大きな山女魚も釣ってみたいし、新しい沢にも行ってみたい。まあ、のんびりと考えることにしよう。


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滝の写真を撮る人

2012-09-20 17:09:38 | 風景・自然

 以前、滝の写真ばかり撮っている人に会ったことがある。どの写真もとても美しかったが、具体的に何処の何滝なのかは憶えていない。その頃私はまだ渓流釣りをしていなかったので、滝は身近ではなく、遠い存在だった。渓流釣りを始めると、必然滝に出会う。沢を歩けば滝が現れる。奥多摩・川苔にある「百尋の滝」、奥多摩・海沢にある「三ツ釜の滝」「ネジレの滝」、檜原にある「払沢の滝」「天狗滝」などに行った。有名な滝には気品と存在感があるが、小さな沢にも名は無いが素晴らしい滝が幾つもある。これは現場(沢)を歩いた人間にしか味わうことのできない喜びなのである(ちょっと優越感)。

  滝は、いつも同じ顔をしていない。季節によって周りの木々や草花、岩が色を変える。降雨量によって流れ落ちる水量が変わる。時期・時間によって太陽光の向きと明るさが変わる。写真家にとってそれは魅力的な被写体に違いない。

 今ならば、その人と、滝について色々と話ができるかなと思っている。

 写真は「御岳山・七代の滝」

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御岳山・綾広の滝

2012-09-14 11:03:17 | 風景・自然

 野口整体の創始者である野口晴哉氏が、少年時代に修行されたという「御岳山・綾広の滝」を訪ねた。その滝は静かな山の谷間にあり、葉の生い茂った木々、苔の生えた岩、清流が一つの空間を形成している。中国の五行で言えば、「木」と「土」と「水」が調和している。

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 修行とは、生命の「火」を滞りなく燃やすことで、「金」を目指す。しかしそれは「木」・「土」・「水」とのバランスを壊してまで修行をすることではなく、「何か」を得ることでもない。野口氏は、何を目指していたのだろうか。

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 山道の傍に、咲いていた花

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師は弾いても語らず Gちゃん⑧

2012-09-06 15:35:33 | Gちゃん(友人・ギターの師匠)

 「ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド」という映画を観た。関係者の証言をもとにボブの生涯を描いたドキュメンタリーである。

 ボブ・マーリーの名を知ったのは、十八で中国へ留学したとき。その音楽は、ギターの師であるGちゃんの部屋から(昼夜問わず)いつでも流れていた。「変わった音楽だなぁ~」と思っていたが、毎日聴かされていると、さすがに慣れてしまうものだ。

 Gちゃんがギターで弾き語る「Redemption Song」や「NO WOMAM, NO CRY」は素晴らしかった。私は(ボブの歌よりも先に)Gちゃんの歌で聴いたので、今でも彼の歌の方がオリジナルのような気がするし、また好きなのである。Gちゃんはどんな歌でも「レゲエ風」に演奏するのが得意で、「翼をください」や「泳げたいやきくん」などは絶品だった。

 ところで、ボブの声はどこから出ているのか疑問だった。「喉」から発しているようには聴こえないのだ。映画を観て、ボブは「ジャー(神)」に向かって唄っているのではないかと思った。人は神と対峙したとき、口先だけで話すわけにはいかない。ボブは喉だけでなくカラダの全てを以て、観客だけでなく、全ての存在を含む神に向かって唄っているのだ。

 それ以来、朝からボブ・マーリーを聴いている。仕事から帰宅してもボブ・マーリー。ああ、Gちゃんの「ボブ・マーリー中毒」が27年経って発症?したようだ。

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