気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

「好き嫌い」の前に

2017-05-26 15:38:04 | 「立つ」健康法
 私たちは、日常の何かを判断する時に「好き嫌い」をもってすることがある。しかしココロのどこかに「それで良いのか」という思いが残ることもある。「好き嫌い」は根拠に乏しい感じがするからだ。
 私は「好き嫌い」を否定しているのではなく、「好き嫌い」を判断する時のからだの状態が大事だと考えている。からだの状態の良し悪しによって「好き嫌い」が変わってくるからである。まずキチンとからだを整えることだ。余分な力を抜いて、先入観を減らすことだ。そうすれば「好き嫌い」をアタマではなく、からだでできるようになる。食事や人の「好き嫌い」だって、アタマでする以前に、からだがしているのだから。からだが整うと、「好き嫌い」そのものが減ってくることに気がつく。

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からだを整えることと部屋を掃除すること

2017-05-20 08:19:48 | 「立つ」健康法
 国立市(東京都)の防災センターという施設を借りて、太極拳や気功や「立ち方」を指導している。この施設を十数年間にわたり、五百回以上使っているが、前の利用者が部屋の掃除をしていたことがほとんどない。施設では使用後の清掃をすることになっていて、したかどうかのチェック項目の書かれた用紙を提出することになっているにもかかわらず…。前の利用者がヨガやからだを整える教室だったりすると、いっそう残念な気持ちになる。
 からだが整うということは、余分な力が抜けてリラックスし、それによって他者(異物)を受け容れる許容量が拡がってくるということである。「キチンと立つ」練習をしていると、部屋と自分の距離がとても近くに感じられる。
 部屋はまさに「自分」なのだから、掃除する。道徳や規則である前に。

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せっかく腰痛になったので

2017-05-13 08:18:59 | 「立つ」健康法
 数年ぶりに腰痛になった。原因はパソコンのやりすぎ。インターネットなどを数日間長い時間していた。せっかく腰痛になったのだから、放っておくのはもったいない。私の提唱している健康法「キチンと立つ」をしてみることにした。
 いつものように水落を弛めようとするが、からだが強張っているので時間がかかる。しばらくして丹田腹式呼吸になり、「全身呼吸」になった。腰に有った違和感と痛みが半減した。練習を終えた後、坐っていると、また違和感が出て来た。再び「キチンと立つ」をすると、痛みが和らぐ…こういうことを二日の間に何度か繰り返してみたところ、三日目、四日目には大分良くなった。
 結論として、何もしないよりは「キチンと立つ」ことで、早く良くなったと思う。力を抜くことで、局所に入った力を分散させることができた。イメージによって脳を休ませたことで、からだが自分らしさを取り戻した。
 腰痛にならないのが一番だが、なってしまった後でも「キチンと立つ」ことで、身心が良い方向へ変化することが実感できた。

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山女魚の空2

2017-05-04 18:11:21 | 渓流・鮎釣り
 4月は、桂川(山梨)の本流で山女魚が数匹釣れた。下手な私にしては上出来である。先週は大きな淵尻で、大物?が掛かり、竿を立てて堪えたのも束の間、針の上から糸が切られてしまった。技術がない上に、立ち位置よりも下流で掛かったので、より難しかったのかも知れない。この次は、最初から淵尻でもう少し粘ってみよう。今年一番の手応えだったので、残念!
 0.4号糸の通し仕掛けで、がん玉は3B、エサはクロカワムシ。次回行くまで生き延びていてほしいが…
 釣れた喜びよりも逃がしたことばかり考えてしまう。




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