気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

真夏の沢釣り4

2012-08-30 16:36:23 | 渓流・鮎釣り

 今日は現場に行く前に、「良く釣れる沢」を教えてくれた漁協のオジサン(朝早くからオトリ鮎の販売をしている)にお礼を言いに行った。オジサン曰く、「上流の一つの沢には山女魚がいるよ」と。その渓は、途中で二股になり、その一つがまた二股に分かれ、三本ある。私の釣行した二本は岩魚だけだったから、恐らく行っていないもう一本に山女魚がいるのだろう。今日はそこに行くことにした。

 この沢は前の二本と比べて水量が少ない。最初に直登できない5メートル程の滝があるが、滝壺でもアタリは無し。恐る恐る左から巻いて上に出ると、一層水が少なく、期待感が薄れる。それでも歩きながら深みのある処に餌を入れると、ツンツンツンというあの山女魚独特のアタリがある。何度かアタリはあったが、針には掛からなかった。ミミズが傷ついただけで喰わなかったのは、彼らがスレていたからなのか、合わせられなかった私が下手なのか・・・餌が着水した瞬間に逃げられることも有り、より丁寧にしなければと反省した。魚影は頻繁に観られたので、何時かまた来たい渓である。結局、前回の沢で数匹釣って納竿した。

 沢に行く途中の道で、タマムシを見付けた。携帯電話で写真を撮っていたら、通りがかった地元のお爺さんは「昔は良くいたけど、最近は見なくなったね~」と言っていた。

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「立つ」・整体

2012-08-22 15:35:37 | 「立つ」健康法

 野口整体を習い始めた頃、相手の背中に手を当てる「愉気法」や、硬い(緊張が取れない)処に指を当てる「整体操法」の練習をした。それによって硬い処が解消して(弛んで)いくことに驚き、手の力(気の力)の凄さを信じた。

 それから十年以上経って、手を当てなくても「良い立ち方」をすれば、ある程度の硬い処は、弛むことがわかった(「良い立ち方」をする前後に背中を観察して、変化を確かめた)。「良い立ち方」とは、全身の余分な力を弛め、重心が下がることである。

 整体もマッサージも他人にしてもらうものは、結局、再発することが多いのは、本人の習慣(身体の使い方のクセ)が変わっていないからである。

 きちんと「立つ」ということは、自分で自分を整体することである。


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「アウト」が増えた?

2012-08-16 16:25:13 | 

 プロ野球を観ていて、最近気になることがある。一塁でのクロスプレー(セーフかアウトか際どいプレー)が「アウト」と判定されることが、増えている気がする。以前は「同時はセーフ」と言われ、足の速い選手などは内野安打も多かったように思うのだが・・・

 もしかすると審判は(日本野球機構あたりから通達があって)試合時間短縮のため、守備側に有利になるような判定をするようにしているのではないだろうか、と疑いたくなる。

 こういう傾向は、なんとなくメジャーリーグから来たのではなかろうか。バッターランナーが、一塁を一瞬早くかけ抜けたように見えても、「アウト」ということがある。審判は本当にベースを凝視し、ボールが一塁手のグラブに入る音を耳で聴きながら、足がベースを踏む早さを比較して判定しているのだろうか?どうもそういう風には見えない。なんとなくいつものケースに合わせて(このくらいの打球と守備力ならアウトという予測を先にたて)、クロスプレーになったら「アウト」にすれば良いというカンジに見える。

 この一塁クロスプレーの「アウト」という判定に対して、攻撃側からあまり抗議が出ないようだ(昔は結構あった)。「お互い様(暗黙の了解)」なのだろうか。

 また、野手がファインプレーをしたときに「アウト」が多いのは思い過ごしではないだろう。審判が球場の雰囲気などによって、無意識のうちにファインプレーの演出に協力してしまうことはあり得ると思う。しかし、全力で一塁ベースをかけ抜けた選手の真剣さを思えば、心情的に判定をすることはできないのである。

 


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真夏の沢釣り3

2012-08-09 15:49:50 | 渓流・鮎釣り

 先週の沢(桂川・支流)を再び訪ね、前回よりも上流を目指した。上に行けば行くほど魚影が濃くなるのは、釣り上がって来る人が少なくなるからだろう。岩魚は警戒心が強いから、ほんの少しの足音や影で、直ぐに石の裏などに隠れてしまう。私もできるだけ静かにポイントに近づき、餌を自然に落とそうとするが、彼らに気づかれて逃げられてしまうことも多々ある。特に水が澄んでいて、流れのないところは難しい(上流にはそういう処が多い)。

 私はずいぶん歩いたようだ。まず家から駅まで20分。電車を降りてから沢まで30分。山道(作業道)を歩いて20分、そして入渓。数匹釣りながら2時間。私にとって岩魚を釣るということは、歩くことである。

 すでに沢の水は極端に減り、いつ途絶えてもおかしくない程だ。それでも時々ある「水たまり」には魚が居る。その一つで、竿がしなった!重たく引っ張られる。魚は石の下に逃げ込もうとする。私は糸が切られないように慌てて引き戻す。慎重に上げたそれは、黄金に輝く(私にはそう見えた)「尺岩魚」だった。

20120809_iwana


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真夏の沢釣り2

2012-08-02 15:32:13 | 渓流・鮎釣り

 今日は、地図には載っていない「沢(桂川・支流)」に行くつもりだった。そこは以前、本流釣りした時に、チェックしておいた場所で、一度行ってみたいと思っていた。

 その沢に行く途中に、オトリ鮎を売っているオジサンがいたので、「その沢」のことを尋ねてみると、「あんまり釣れないよ」と一言。そして「別の沢」を紹介してくれた。新しく紹介された沢は、以前、下流の方だけやったことがあったが、釣れなかった所である。「上流が良い」と言う。入渓地点や沢が二股に分かれた後の行き方まで教えてくれた。せっかくだからその沢に行ってみることにした。

 結果から言うと、2時間半で6匹(山女魚1・岩魚5)。いつもはこんなに釣れないものだから、返って驚いた。

20120802 (山女魚27cm)

 結局、相当上まで登ったが、魚影は変わらずに濃かった。次回はその上まで行ってみたい。それから4m程の滝の下で、大きな魚をバラしてしまった。小さな滝壺を勢い良く走り廻ったので、てっきり掛かったものだと思ったが、実はミミズを食わえていただけだった。次回、そこで「敗者復活戦」をするつもりだ。

 水の横で、蛙がアゴを石の上にのせて、休んでいた。

201208022

 


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