一日の中で、寝たり座ったりせずに「立って」いる時間はどれくらいあるのだろうか。この四日間(4月26日~29日)、「立っている」時間を計ってみた。起床から寝るまでの時間は16.5~17.5時間。そのうち座っていたのはおよそ3・5~4時間。13時間くらい「立って」いたということになる。立っていたといっても、ただ立っていたのではなく、ほとんどは立ちながら他のことをしていた。散歩、家事、読書、テレビの視聴…そんな中で私は毎日「キチンと立つ」時間を作っている。それは、立ちながら行う坐禅・瞑想のようなものである。
「立つ」練習が、ただ姿勢の矯正だったり、筋肉のトレーニングだけであるのなら、私はこんなに長く続けて来ることはできなかった。ココロとからだが、あるべき場所に落ち着く快感があるから「立って」いる。そこで感じられる世界は、閉じこもった自分だけの小さなものではなく、周りとつながった大きな世界である。こういう感覚は日常で実現されることはなく、身心を丁寧に調整していった結果として現れるものである。
「立つ」練習が、ただ姿勢の矯正だったり、筋肉のトレーニングだけであるのなら、私はこんなに長く続けて来ることはできなかった。ココロとからだが、あるべき場所に落ち着く快感があるから「立って」いる。そこで感じられる世界は、閉じこもった自分だけの小さなものではなく、周りとつながった大きな世界である。こういう感覚は日常で実現されることはなく、身心を丁寧に調整していった結果として現れるものである。