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気を感じながら暮らす

からだや自然について思うことなどを気ままに

この本に出会うまで20年

2011-01-07 16:39:27 | 

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 20年前の日記(1991年6月4日)を開くと、「ミハイラ(ミカイラ?)・ブルガコフ」と書いてあり、その横に「ギョルギおすすめのロシア人(作家)」とある。

 ギョルギはブルガリア人で、北京体育大学(当時は学院)留学中、最も深く印象に残る友人だ。ハンサムな彼はブルガリアでは役者だったらしいが、私にとっての彼は詩人だ。時々詩を作り、作りたての詩を私に聞かせてくれた。

Photo ギョルギ(右)と私

 北京から帰国した私は、ギョルギが教えてくれたロシア人作家のことなどすっかり忘れてしまっていたが、今回20年ぶりに調べることができた。そして「ミハイル・ブルガーコフ」という作家がいることがわかった。私の耳では「ミハイラ」或いは「ミカイラ」と聞こえたのだが、日本語表記では「ミハイル」となるのである。

 この本「巨匠とマルガリータ」はとても面白く、正月を利用して一気に読んだ。言論の自由のないスターリンの統制下で、作者は何を一番伝えたかったのか・・・そんな話をギョルギとしてみたいものだが・・・彼は現在、何をしているだろうか・・・この写真のように女性の足元に膝まづいてはいないだろうか・・・(冗談)

 

 


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