blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

朝から怒らすんじゃねぇ!!

2012-02-27 21:32:21 | 日記
寒い朝になったがいつものように会社に着き、土曜に一緒に飲んだメンバーには特別に「お疲れ様でした」とあいさつをした。
酔ってのこととはいえ女性陣2名には大変な失礼も働いてしまったと思う。
特にSu女史には、飼い猫のごとくにゴロニャンとひざまくらになだれ込むなど申し訳ないことをした。
もう頭も薄い「弟分」(私が3つほど年下)が転がってくるたびに「かわいこ、かわいこ」と頭をなでてくれたのだが、本人の心中はどうだったのかは知らない。
私には姉はいないが、「アネキ的なもの」に無防備に甘えたいという潜在意識に火がついたのかもしれない。

さて、甘え性がどうにも直らない同期のMi氏だが、朝から怒鳴りつけることになるとは思わなかった。
氏の自動倉庫の当番日ながら朝一番の自動倉庫周りの作業に姿をなかなか見せず、私がしばらく一人でやっていた。
上の人間から「自動倉庫に行け!」と指摘をされたのか、ようやくオロオロと自動倉庫にやってきたので「担当の日なら真っ先に来い、アホタレ!」と大きな声をあげてしまった。
担当日以外ならあれほどのことは言わなかったと思うのだが、担当するとは任された一日を全うすることに他ならない。
その意識がまだまだ薄いことにどうにもガマンがならなかったというわけだ。

氏がわが部署に来てからの時間を考えれば、仕事の面での危なっかしさというのはとっくに解消されているべきなのだが、一向に良くなる気配はない。
学習能力があるのかないのか、とにかく同じミスを繰り返し過ぎる。
何度言われても変わってこないので周囲は半分あきらめぎみである。
失礼ながらいばれるような学歴でもなく、ましてや現場仕事でつまらないプライドを振りかざしてもまったくムダだ。
わが社のお偉方とのコネクションを自慢しているより、その人たちの顔に泥を塗らないように努力するほうが先である。

氏には「相手をしてくれる人」にひたすらくっついていく悪癖があり、入社時期が近い私あたりには最初の頃は金魚のフンを通り越して寄生虫かと思うような密着ぶりであった。
くっつき癖があるということ自体、何かと他人に流されがちで自分が持てていないことの証明だ。
そんな性格の氏の相手をしたいと思う人間は私も含めて見当たらなくなってきているのが実情だが、悲しいかな心寂しい人間というのは「相手をしてくれる人間=自分を受け入れてくれている人間」と考える。
だから、ウソでもちょっとでも相手をすれば、たちまちすがるようにくっついてくる。

いくら寒い日が続いているからといって、月曜の朝からヒートアップしたくはなかった。
心の温度を上げるのは、もっと別の、例えば女性のひざまくらで癒されるようなシチュエーションがいい。

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