blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

真冬日でした

2012-02-02 20:35:12 | 日記
今日の富山県東部の最高気温は-0.7℃だった。
最高気温がマイナスのいわゆる「真冬日」というのは富山県の平野部では年に一日あるかないかである。
あるいは今日がその一日だったのかもしれないが、会社からの帰り際はほぼ全員のクルマにつららができていた。
帰り道の夕方の6時前はクルマの温度計が-4℃かー3℃を行ったり来たりする有様で、今冬最も寒い日が今日になった可能性は高い。

これだけ気温が低いと、幹線道路以外の県道や市道は日中を経てもほぼ圧雪状態のままで、道路は完全に真っ白である。
変にワダチができているよりはいいが、氷の上を走っているようなものだから運転はそろりそろりである。
私のクルマの4速ATにはスノーモードという機能が付いていて、1速を使わないで2速で発進させる。
ホイールスピンをできるだけ防ぐためにそうなっているが、今のクルマを買ってから実質初めての冬(納車は昨年の2月終わり)にこのモードが大活躍をしてくれている。

今朝はこれだけの厳しい空模様ながらいつもより少し寝坊してしまい、会社に着くのがやや遅くなった。
朝方にかけての積雪は5cm程度と大したことはなかったのだが、やはりベテランのTs氏が除雪に精を出していた。
外部のトラックの相手をする立場上、やらずにはおれないといったところだろう。
キャラクター的には、ドラえもんに出てくるジャイアンの丸写しのような人で、他人には厳しいが自分には甘い。
普通なら総スカンを食らってもおかしくないような性格なのだが、仕事そのものも含めてとにかく意欲的に動くのは確かで、そのあたりは立派だと思う。
仕事場で会っている以上、仕事をすすんでする人に敬意を払うのは当然だ。

仕事が終わって帰る時に、Ts氏がクルマの雪をなぜかブラシを使わず手で払っていたので女性陣からツッコミを受けていた。
その横から私が「ブラシが買えないんですか?」とチャチャを入れたら、「クルマが傷つくんだよ!」と返ってきた。
現代の雪かきブラシがそれほど硬質な素材でできているとは思えないし、傷がつくとしてもごく微細なものだろう。
こういう変なこだわりに加えて、明らかに「いじり」目的の言葉にも大真面目に反論してくるのは氏らしい。
パッと見は近寄りがたい感さえある氏をいじることができるのは職場でもわずかである。
私の場合はほぼ毎日仕事上でコンビを組んできた積み重ねがあってのことだが、仕事の話だけではなくムダ話や下衆な話もたくさんしてきたことが今に生きていると思う。

寒さの峠はようやく越えつつあるようだが、今週は仕事もあと1日、いい形で締めくくって楽しい週末を迎えたい。