blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

つながる楽しさ

2012-02-12 22:02:19 | 休日
日曜のこの時間になっても何となく気だるい感じは残っている。
金曜は会社の人と、土曜は単独ながら夜の街に出た。
飲みの連チャンそのものもさることながら、両日とも量がハンパではなくなり、さすがに今日は引きこもりを決め込まざるを得なかった。
あくまで自分のペースは守れたから気持ちが悪くなったりまではいかなかったが、連日カラダに刺激物を与えることの反動はやはり大きい。

金曜はもはや週末おなじみと言っていいメンバーでの会で、お互いにいろいろあった仕事上のうっぷんからずいぶんお酒の進みが速くなった。
主催者(?)で最も年長であるTk氏も、最近ではなかったような高圧的な雰囲気になり、お説教の直の被害者になったKu氏が戸惑う場面があった。
1次会の段階でそうなっている時のTk氏は、まず2次会に行ったら「おやすみタイム」が必ずある。
店舗の女性とさんざんスキンシップ(!)していつの間にか寝ているという情景は久々に見た。
私自身も調子に乗る場面は多々、ぬくもりに飢えたオトコの醜態をさらすことになった。

土曜は富山市内W店の誕生祭ということで行ってきた。
お店のではなくそこのMママの誕生日なのだが、特別な日で大量の来客があることからいつもとは違って「90分いくら」のシバリの中で楽しんできた。
しかし、こういう節目のイベントの常として、時間制定額の部分だけで終わることはまずない。
その日は左どなりに座った青年(たぶん)とずいぶん仲良くなったのが収穫だった。
彼自身と店舗の女性陣だけに振り分ければいいはずのお祝いのシャンパン(別料金)を私にもついで分けてほしいと言うので恐縮していただいた。
こうなると「タダもらい」というわけにもいかず、彼を少々の時間引き止めてご返杯という形で私も一本入れることにした。
フトコロは痛むが、せっかくの縁の中で「お互い様」ができないことにはどうしようもなく、そこはお金では計れないところだと思う。
彼が帰るとき私の肩をポンポンと叩いて行ったのだが、それは短い時間でも心がつながった証であろう。
いつかまたW店や、友好店のC店などで会うこともあるだろうから、その時はまたじっくりと楽しみたい。

お店のメンバーの一人からひと足早いチョコレートもいただき、今年は「収穫ゼロ」の事態は免れた。
結局それ一個という可能性もあるが、ゼロと1では行って帰ってくるほど違う。
今年のバレンタインデーは火曜日だ。
私は会社の女性陣とはそれほどコミュニケーションはないので期待はしていないが、思いがけないところから、というのはあるかもしれない。
フトコロも厳しく「逆チョコ」をやる余裕もないが、もし私のために何かを用意してくれるような奇特な方には、ひと月後と言わずしっかりと誠実にお返しをしてあげたいと思う。

寄りかかられて重い日々

2012-02-09 20:47:33 | 日記
私には同じ年度に入社した「同期」とも呼べる人が二人いる。
新しく入る人間もそう頻繁にはいないわが部署にあって、近い時期に入ったMi氏とY君は貴重な存在である。
入ったのは私がいちばん早いが、年齢は3人のうちでは私は真ん中になる。
その3名で一緒に一度だけ魚津市内で「同期会」をやったこともある。

こう書くと、3名は普段から大変仲がいいように思われるかもしれないが、私から見て信頼できるのはY君だけで、Mi氏のほうは何ともイケ好かない。
Y君も実はMi氏をかなり嫌っていることも最近知った。
今年50歳を迎えようかという人ながら、自分で判断して動くことをあまりせず、仕事もプライベートも「他人頼み」の面が非常に目立つ。
噛み砕いて書けば、常に誰かの「金魚のフン」をやっているタイプである。

最初の頃は担当するエリアも違っていて日頃の仕事ぶりというのも分からず、同期ができた安心感から話す機会は多かった。
もちろんその時分からベタベタとくっついてくる感じはあって、時にはうっとうしく感じることもあった。
それが昨年の夏に同じエリアの一員になってから、どうもこの人は性格はかなり雑で、仕事への意欲も今ひとつということが見えてきた。
決して悪い人ではないが、仕事場で会っている人だから仕事に真摯に向かっていかない人にはそれなりの対応をせざるを得ない。
これを機会に一度突き放す格好にしたいと思い、徐々に接し方を変えていった。

さすがに本人は「(私が)相手をしてくれない」と思ってしばらくは休み時間もロクに話をしない時期が続いた。
私自身もあえて人間ひとりを遠ざけていい気持ちはしなかったが、ひとたび相手をすれば際限なくくっついて来られるのであの時期はどうしようもなかったと思う。

今は表向きは遠ざけるまではいかず、適度に必要に応じて話すことはある。
しかし最近は、またぞろベタベタが復活し始めている。
1月末の会社の飲み会が終わった後、一人で行こうと思っていたスナックにひょっこり付いてきた時は驚いたし、仕事中もなぜか私の近くにいつも来るので正直疲れる。

いくら私が少しだけ早く入社したとはいえ、8つも年下の人間の「金魚のフン」をやって恥じない神経というのは理解しがたい。
その様子は部署内のほとんどが分かっていて、氏に対する人間的な評価は軒並み低い。
氏に積極的に話しかけたい人間はわずかだから、たまに私やY君あたりが相手をするとすぐさま寄りかかられてしまう。

まったく無視してしまえば多少は遠ざかるのだろうが、少しでも相手をすれば途端にベタベタというのは本当に扱いにくい。
いちおうは年上でもあり、何とも厄介な同期を抱えたものである。

独り相撲には付き合えぬ

2012-02-07 20:58:56 | 日記
わが部署のわがセクションは、男性9名で成り立っている。
毎日のことだが、午前と午後の小休憩の時にはそのうちの7名はまず同じ場所にいる。
全員がタバコを吸うわけではないが、ただ一つタバコを吸うことができる場所であるトラックヤードにみんな集まってくる。

休み時間なので話題といっても大したことはない。
どこまでが冗談でどこからが本気か分からないような下衆な話がほとんどで、大概は笑い声も起きる楽しい時間である。
細かいとはいえ単調な仕事をやっていると、休み時間にバカ笑いでもしていないとやっていられない。

暖かい季節ならベテランのTs氏もその場所に来ているはずである。
高齢だしタバコも吸わないので今の寒い季節は暖房のきいた食堂に上がっているようだが、それ以外の時期はやはり同じ場所に来てジュースを飲んだりしている。

となると、休み時間にその場所に絶対に来ないのはセクションのリーダーであるIw氏のみということになる。
あまり注意深くも見ていないが、マトモに休憩していることはまずなくなぜか仕事にいそしんでいる。
仕事をしているからセクションの大半の人間がいる中には当然入って来ない。

このIw氏、自分より経験ある年長者も含めて自分の直接の部下にあたる人たちには仕事以外の話はまったくしない。
口を開けば仕事のことだけだから、声が聞こえるとか名前を呼ばれるとかすると「何を言われるのだろう」と一瞬身構えてしまう。
少なくとも心を許して接することができる相手ではない。

わがセクションは、「リーダー」と「それ以外」の間に完全に溝ができてしまっている。
補佐役の任にあるKu氏も、ソトヅラはともかくIw氏の仕事の進め方には批判的だ。
もちろんIw氏は誰も自分に付いてきていない現状に気づいてはいるが、自分から距離を縮めようとは絶対にしてこない。
とりあえずセクションでいちばん上なのは自分という体面だけは必死で守ろうとしているように見える。
本人はよかれと思っているようだが、他のメンバーが誰も賛同していない仕事を頑なにやり続けていたり、メンバーに伝えるべきことを伝えないまま突然独断で何かを始めたりする。

一見物腰は穏やかでめったに大声をあげるようなことはないから見えない人には見えないが、Iw氏は仕事そのものも非常に雑で、性格的にも陰湿なところがある。
そのあたりは個人の資質だから目をつぶるにしても、やはり人の上に立つ人間として直接の部下とのコミュニケーションを「避ける」というのはリーダーの器としてはどうなのか。
他のメンバーの善意と良心によって辛うじてセクションは回っているが、それらに甘えていられる時間はそう長くない。
文字通りの「独り相撲」になって、セクションの空中分解、機能不全などということになってからでは遅いのである。

今日で本ブログ開設からまる5年が経過しました。
SNS全盛の世の中ですが、駄文雑文を書き散らす場所としてはやはりこういう形が最適と感じています。
最近はPVも伸びていてありがたい限りです。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

切ない日曜日

2012-02-05 22:49:46 | 休日
昨日残念ながらこの世を去った近親者の通夜が県内某所であった。
事故が原因という急なことで、直接の遺族の動揺は隠しようがなかった。
喪主をつとめた長男のT君は私と同級生であるが、日頃はクールな彼も言葉に詰まる場面があった。
故人は私の親と同世代であり、親の死という出来事には彼が一足早く遭遇することになった。
明日の葬儀までの大役を無事つとめあげてほしいと思う。

故人は「私の父親の妹のダンナ様」にあたる。
直接のおじさんにはならないが、そんな関係だからまったく話をしなかったわけもない。
以前から互いの住まいも近く、親どうしも子供どうしも似たような年齢で、小さな時はそれなりに交流はあったように記憶している。
私も含めた子供の世代が成人した後は、住所は近くてもそれほど頻繁な付き合いはなく、お互いに文字通りの節目節目で顔を見る程度になっていた。
そんな、何となく「近くて遠い」ような状況にあっても、このような事態になれば話は別だ。
同じ血を引く一族の心はどこかではつながっているのだろう。

セレモニーはそれほどの長時間にもならずに終了し、遺族に一通り頭を下げて会場を後にした。
親の死というのは私にとってももはや他人事ではなく、いつ遭遇してもおかしくはない。
長生きしてほしいといくら思っても、必ずどこかでその日はやって来る。
まだまだ自分のことで精一杯という状態にあって、親孝行らしいこともなかなかできないのはもどかしい。
急に裕福になれるわけもなく、日々を誠実につとめあげ、できる範囲で少しずつ恩返しをしていく以外にない。

昨日にも増して穏やかな日曜は、タメ息ばかりの切ないものになった。
しかし、いつまでも感傷に浸っているヒマはない。
明日からの勤務に頭を切り替え、つらい節目も明るく乗り越えていきたいと思う。

寒さは一段落、でも・・・。

2012-02-04 22:11:40 | 日記
ここ北陸は、相変わらずの雪模様は変わらないが寒さそのものは峠を越えた。
降ってもチラチラという天気で、たまった雪の片付けに精を出す向きも多かっただろう。
しかし、近年の中では積雪がかなり多い状況で、全国的にも事故や被害が増えている。

今朝はまたしても午前様明けで起き出すのが遅くなった。
例月の通院のため魚津市内に行き、その後は実家に顔を出した。
母親に加え、たまたま妹も子供を連れて来ており、昼ごはんも出してもらった。
大雪のことから地震などの災害に話題が飛ぶ流れで、何とはなしに「毎日を悔いなく」という会話はした。

しばらくゆっくりして自宅に戻り、夕方はうとうとして、目が覚めてCSのニュースを見たら今日も雪下ろしでの死亡事故の話題があった。
「またか・・・」と思っていたら、なんとそこに出てきた名前は私の家族にとって非常に近い人だった。

実家に確認をとったらやはりその通りで、久々の穏やかな土曜日も今はショックと残念な気持ちで頭がいっぱいである。
老衰などによる大往生でも人間が一人亡くなるというのは悲しいことだ。
まして今回は事故ということだったからなおさらだ。

こういうことがあると、「毎日を悔いなく」というのがいかに大切かをあらためて思い知らされる。
妹と話していたのは今回の事実を知る前だったが、そんな話題が出たその当日だから余計にである。
どんなに強い相撲取りでも、一日に稼げる白星はたった一つだ。
毎日思い詰めていてもいけないが、その日その日はなるべくやり残しのない形で気持ちよく次の日に行きたい。
人の命はたった一度、すでに四十を過ぎた今からでも、悔いのない毎日を積み重ね、悔いのない人生を送りたいとあらためて心に誓うのである。

真冬日でした

2012-02-02 20:35:12 | 日記
今日の富山県東部の最高気温は-0.7℃だった。
最高気温がマイナスのいわゆる「真冬日」というのは富山県の平野部では年に一日あるかないかである。
あるいは今日がその一日だったのかもしれないが、会社からの帰り際はほぼ全員のクルマにつららができていた。
帰り道の夕方の6時前はクルマの温度計が-4℃かー3℃を行ったり来たりする有様で、今冬最も寒い日が今日になった可能性は高い。

これだけ気温が低いと、幹線道路以外の県道や市道は日中を経てもほぼ圧雪状態のままで、道路は完全に真っ白である。
変にワダチができているよりはいいが、氷の上を走っているようなものだから運転はそろりそろりである。
私のクルマの4速ATにはスノーモードという機能が付いていて、1速を使わないで2速で発進させる。
ホイールスピンをできるだけ防ぐためにそうなっているが、今のクルマを買ってから実質初めての冬(納車は昨年の2月終わり)にこのモードが大活躍をしてくれている。

今朝はこれだけの厳しい空模様ながらいつもより少し寝坊してしまい、会社に着くのがやや遅くなった。
朝方にかけての積雪は5cm程度と大したことはなかったのだが、やはりベテランのTs氏が除雪に精を出していた。
外部のトラックの相手をする立場上、やらずにはおれないといったところだろう。
キャラクター的には、ドラえもんに出てくるジャイアンの丸写しのような人で、他人には厳しいが自分には甘い。
普通なら総スカンを食らってもおかしくないような性格なのだが、仕事そのものも含めてとにかく意欲的に動くのは確かで、そのあたりは立派だと思う。
仕事場で会っている以上、仕事をすすんでする人に敬意を払うのは当然だ。

仕事が終わって帰る時に、Ts氏がクルマの雪をなぜかブラシを使わず手で払っていたので女性陣からツッコミを受けていた。
その横から私が「ブラシが買えないんですか?」とチャチャを入れたら、「クルマが傷つくんだよ!」と返ってきた。
現代の雪かきブラシがそれほど硬質な素材でできているとは思えないし、傷がつくとしてもごく微細なものだろう。
こういう変なこだわりに加えて、明らかに「いじり」目的の言葉にも大真面目に反論してくるのは氏らしい。
パッと見は近寄りがたい感さえある氏をいじることができるのは職場でもわずかである。
私の場合はほぼ毎日仕事上でコンビを組んできた積み重ねがあってのことだが、仕事の話だけではなくムダ話や下衆な話もたくさんしてきたことが今に生きていると思う。

寒さの峠はようやく越えつつあるようだが、今週は仕事もあと1日、いい形で締めくくって楽しい週末を迎えたい。

気持ちのよい滑り出し

2012-02-01 20:16:50 | 日記
毎月末日がいつもタダもらいのような日になるのに対して、その翌日の毎月1日は一転大変な仕事量になる。
大ざっぱに言って、毎月末の段階では在庫を抑えたい取引先が多数派であるためで、それが過ぎて一気に注文が集中するというわけだ。

今日は自動倉庫の担当であることは事前に分かっていて、よりによって1日に順番が回ってきてしまったことで多少はプレッシャーを感じながら臨んだ。
フタを開けてみれば、全体の量のわりには思ったほどのことはなく、午前の終わりがけが多少バタバタした程度であった。
他のセクションとのからみでどうしても昼休みが削られるのはつらい。
しかし早くに動き出したのは私だけでなく、職場の何人かがあれこれと手伝ってくれた。
こちらから頼んだわけではないのでありがたいことだ。
繁忙日にはありがちの作業の積み残しも今日はなく、大雪の予報が出ている明日の朝に早出残業ということにならずに済んだ。

もともとわが職場の自動倉庫は、かつての私自身も含めて派遣会社から来た「外様」が中心となってやっていた。
体力的な負荷が大きく、しかしわりあい単純な仕事だから、言葉は悪いが正社員様にさせるにはもったいないということであったろう。
日雇い派遣が禁止されていない時代は、今日のような忙しい日は、毎日来る自動倉庫担当に加えてさらに10人くらい呼び寄せて箱詰めにあたらせていた。
会社にとっては使い勝手の良かったそんなシステムも今は不可能になり、人員は直接採用に移行している。
わが職場にはいわゆる正社員と契約社員が混在していて、ほとんどを外様にやらせていた自動倉庫も、現在は作業ローテーションの中に正社員が2名入っている。

私は今の環境に来てまだ2年は経ってなく、身分としても採用当初の契約社員のままである。
何年経てば正社員などという話も全然ないが、仕事自体は自分の性格にフィットしていると思うので、できれば長く続けていっていずれは正社員に、というのは当然ある。
しかし、数年前のひどい状況と比較して、まず仕事をする場所があってありがたいという思いのほうが先に来るため、上役と面接する機会があっても正社員がどうだこうだという話は忘れてしまうことが多い。
直接的にガリガリとアピールするのではなく、「正社員でないとやっぱり結婚は難しいですかね~?」などとあえて柔らかいところから話を振ってみたことはあるがハッキリした手ごたえはない。

富山県内であれば名前は通る企業に在籍させてもらってはいるものの、遅まきながら「人生の春」を迎えるにあたっては、やはり自分の中のケジメとして正社員になってからという思いはある。
あるいは順番を逆にして、「パートナーができたもんですから・・・」といければいいとも考えるが、なにぶんその見通しもまるで立っていない。
フォローの風は受けながらも激しい競争の中にあるわが社が、むやみに正社員の割合を増やす方向に行くとは考えづらい。
希望がかなうのにはまだ時間がかかるのかもしれないが、正社員うんぬんばかりにこだわるのではなく、日々の仕事をまずはしっかりとこなしていきたい。
あまり自ら求めすぎるとかえって逆の結果を招くことも世の中には多いのである。