blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

金曜日恒例

2012-02-17 20:57:11 | 日記
毎週金曜日というと、出荷の方は落ち着くのが通例だ。
今は北海道や九州・沖縄以外なら「翌日着」というのがほとんどになっている時代だから、土曜を休む取引先はあまり注文を入れてこないからである。

私の担当からすると金曜というのはイヤな日で、まるで示し合わせたかのように製品を積んだトラックがたくさん入ってくる。
事前に何時ごろに入るなどと予告をしてくれる業者はわずかで、時間によってはトラックヤードがごった返すほどになるし、日中のルーティンの仕事もしばしば中断させられるから厄介だ。

パレット積みならフォークリフトがあるが、荷台に手積みの状態で入ってこられるとこれまた最悪である。
積み下ろしまでは業者の責任ということで我々は「手伝わない」のが原則ではあるが、こちらも時間に追われる身、また時々は体力的にいっぱいのドライバーもいたりで、やはり少しは手を掛けざるを得ない。
そういう入荷が多いと、自動倉庫を担当する日よりも体力的に消耗することがある。

わが社も多くの業者さんに製品を作ってもらっていることには感謝をしなければいけないが、物流倉庫の立場からはやや困る場面がある。
特に富山県内や近県の業者さんの話になるが、なまじ近いから納品は予定日の当日午前に会社を出てきて、わが倉庫には午後着になってしまうことが多い。
午後の時間帯といえば毎日の出荷作業がいよいよ佳境を迎えて人手もある程度必要であり、一人でもそこに取られてしまうのはつらいものがある。
倉庫の中も当日の出荷物でスペースが埋まってきており、持って来た製品を並べてチェックする場所にも事欠く状態になりやすい。

午後着が常態化している業者は近場の3社くらいで、来られれば「またか」とはなる。
入庫担当の親方格であるTs氏も、運んでくるドライバーにいろいろ掛け合ったりはするのだが、頼まれて積んでくるだけの運転手さんにアレコレ言っても始まらない。

中でも富山市内から来るS社に至っては、もうこちらの終業時間(17時)になろうかという直前に堂々と運んでくることが多い。
早くに仕事が収束した今日も「油断禁物」と思っていたら、案の定16時45分にドサドサと持ってきた。
遅くに持ってくることに関しては、いつも運んでくるトボけた感じの若い社員に再三注意はしているのだが、その彼も頭だけは下げるもののやってくることは相変わらずで、改まってくる気配はまるでない。
今日は悪い予感が的中したイライラを必死でこらえながら製品のチェックをした。
製品の量が多く、ドライバーはいつもの運び屋のアンちゃんではなかったからである。

S社にしてみれば、再三現場レベルでモノを言われたところで「ナンダカンダで持って行けば受けてはくれる」という考えなのだろう。
いつも形だけ謝って帰っていく担当者の姿を見ていれば、この会社のレベルも知れようかというものだ。
いわゆる「ブラック企業」ではないかという噂も立っていることは最近知ったのだが。

月初からのお遊びが過ぎて、今週末はまさに巣ごもりを余儀なくされる。
折からの寒波であまり外出にはふさわしくはなさそうだから、前向きにとらえて平日にはやれないことを見つけたい。

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