blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

突然の遠足、そしていつもの・・・

2011-08-27 22:31:52 | 日記
金曜の午前、いつもと同じように仕事をしていたら、事務所から「契約している倉庫の見学に」と言われ総勢3名で行くことになった。
比較的ヒマなことが多い金曜ながら、いきなりのことで「なぜ前もって・・・」という気持ちもよぎった。
しかし最近はトラックで外に出ることも少なくなっていたので、気分転換になればと思った。

スペースに限界のあるわが倉庫では作られた製品のすべてを置けるわけではなく、いわゆる「倉庫屋さん」と契約をして、わが倉庫で管理する在庫の一時保管をお願いしており、製品によっては完全に先方管理で直接出荷するものもある。
とにかくわが社、わが倉庫にとってはなくてはならない、持ちつ持たれつで密接な関係を保たなくてはいけない先であるということだ。

先方の倉庫は当然わが社以外の製品も多数置いているが、事務所の女性に案内してもらってわが社に関係するところを一通り見せてもらった。
膨大な物量をどう管理していくかは倉庫というセクションの永遠の課題のようなもので、先方においてはわが社とはまた微妙に異なるやり方をしていた。
絶対的なスペースということで言えば圧倒的に大きい場所であり、室内用のフォークリフトが何台も縦横無尽に行き来する反面、わが職場にあるような自動倉庫のたぐいはない。
当然何もかもがアナログかと言えばそうでもないが、よい意味で機械任せになっていない感じはした。
日常とは違うモノやコトを経験するのは刺激になるし、取り入れられるものは取り入れていくいいキッカケになればいい。
今の態勢が正解だとは誰も断言はできないし、日常的に首をひねりたくなることが多くある現状では「外に学ぶ」ことは大いにあっていい。

思いがけない社会見学を終え、午後は至って平穏に過ぎ、長く感じた一週間が終わってホッとした。
そんな気持ちを見透かしたようにまたもや富山市内のC店にいるHちゃんからお誘いを受けた。
「旅行に行ったおみやげがあるから」という何とも断りにくい誘い方をされ困ったが、実際におみやげが出てきたので当然ありがたく受け取った。
小一時間Hちゃんと食事を楽しんでからお店に行った。
お店では珍しく歌もやらず、あまり話す機会のなかった若いEちゃんあたりとも少し仲良くなれた。

そのEちゃんにコッソリ聞いたところ、C店ではいわゆる「同伴」に義務やノルマはないが、ある店はあるとのことだった。
そう考えると、お誘いの義務もなく、店に行く前の食事はほぼワリカンという中、私のような人間に何度も声かけをしてくれ、おまけに旅行のおみやげまで買ってくるHちゃんという存在はただただありがたいと受け取るのが自然なのだろう。
お店ではずっと同じお客に付いているとママさんからチェックが入るので、ゆっくり話したいゆえに食事に誘ってくれていることもあろう。
今この瞬間に、お下劣ネタも含め「何でも話せる」女性は誰かと聞かれれば彼女と答えることにはなるだろう。

自分にとってそう思える女性ならもう少し「発展」させたいと思うのは人情だが、それができないことは私自身分かっている。
彼女のほうは法的にも「他人のもの」であり、ひと晩割り切りなどの行為にはむしろ否定的なので、食事以上のことはどうしようもない。
お互いによき話し相手としてオトコ・オンナそれぞれの立場での話をいろいろできるだけでもヨシとし、まだまだ不足している「経験値」を積むことに役立つなら存外ムダでもないものと思う。