blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月15日の行状(2)

2011-08-17 21:04:10 | 旅行
大差がついたゲームながらやはりテンポの速い高校野球、試合終了は予想通り午前10時頃だった。
いくらなんでもこれだけで即刻富山に帰るのはもったいない。
リニューアル工事後の甲子園のもう一つの目玉でもある「甲子園歴史館」はやはり避けて通れないと思い、混雑を覚悟で入った。
正直それほど大きな期待はしていなかったのだが、外野スタンド下のスペースがふんだんに使われていて意外に大掛かりな施設である。
大きく「高校野球」と「阪神タイガース」の二つのゾーンに分かれていて、およそここに来れば見たいものはすべて見ることができると思うほどの充実ぶりだ。
文字通り、野球の聖地として重ねた歴史の重みを感じながら球場の外に出た。

職場へのお土産をショップで買った後は、甲子園駅から出ているバスに乗って阪神タイガースのファームの拠点である鳴尾浜球場に行ってみることにした。
この時、乗り場と方面は合っていたが行き先が微妙に違うバスに乗ってしまって、球場の最寄りでない停留所で降りなくてはならなくなり焦った。
バス停の地図を眺め直してとりあえず歩きだしたら意外に近くに球場があってホッとした。
こういうハプニングは私の旅には付き物で、およそ考えたとおりに運んだ試しはない。

かんじんの鳴尾浜球場では、当日は試合はないことは調べていたものの練習か何かがあるのかどうかまでは分かっていなかった。
もちろん練習があれば一般にも公開はしているようだが、当日は練習なしの看板が立っていてマスコミ関係者以外は入ることができなくなっていた。
来てはみたものの中には入れずすぐに甲子園駅に取って返すことになったが、今回のところは行き方と場所がつかめたことでOKとしたい。
うまく調べていけば、昼はファームの試合、夜は甲子園で一軍の試合を観戦、という夢プランも実現するかもしれない。

ほぼ満杯の球場で人波にもまれ、未明から列車に乗ってきた疲れもあって、ここまでで今回の旅は終了させようと思いJR大阪駅に向かった。
今年の大型連休中に新しい駅ビルがオープンしたようだが、確かにホームをまたいで南北をつなぐ通路もできて、様変わりといえばそうであった。
私のような貧乏人は百貨店なるものにあまり縁はないだろうから、駅ビルで一日過ごすようなことはないと思う。
一緒に誰か行く機会でもあれば別だが。

帰りの列車の中では新大阪を出たところでもう眠りこけてしまい、福井駅までの約1時間半くらいはあまり記憶がない。
若い時分は行きも帰りも夜行を使ったりしたものだが、今はそんな無理は効かなくなっている。
多少料金はかかっても、移動は楽にしたほうが後々のためにもよい。

お盆明け、予想通りとてつもない仕事量で始まったが、思ったほど遅くもならなかった。
昨夜は思いがけずまた「お誘い」があって、早めに切り上げたとはいっても12時就寝くらいだったので、今日はお子様もビックリの時間帯に休ませてもらおうと思う。