小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

ハンディキャップ整体師、ベアハグでがんばる

2011-10-30 08:20:59 | Weblog
先日、セブン区議の紹介で整体のベアハグの取締役と食事をしました。

ベアハグは今年になってある障害を抱える人を採用したそうです。
(障害の種類や程度については細かく聞きませんでした。
 話を聞いた感じでは自閉症・・・アスペルガー傾向があるように思えました)。

とにかくその人は真面目に仕事をするそうで、
先日も整体マッサージに来たお客さんに誉められたらしく、
お客さんがその人の仕事に大変満足されていた、という話をしたら、
本人はもとよりご両親が大変な喜ばれようだったとか。

そういった人を雇ってキチンと結果を出しているベアハグさん。
お客さんの話も風通しよく伝わっているところをみても、なかなか良い会社だよね。

会社もそうですが、子供の障害を知りつつ、
キチンと仕事をこなせるように育てたご両親も立派なんじゃないかな。


ベアハグに就職した障害者がアスペかどうかはハッキリしませんが、
整体マッサージというのは、同じことを真面目にこなさないといけないという点で、
自閉傾向のある人には向いた職種に思えます。
(自閉症は同じことを毎日しても平気・・・というか、変化に対応することが苦手)。

あのスワンベーカリーも、大勢そういった障害者を雇用してますが、
製パン業なんかも同様で、狭き門なれど障害者には種類によって向いている職種があるものです。


あ@花さんのブログでもしばしば取り上げられますが、
障害者にそういうことをさせちゃいけない、という考え方の人もけっこういるようです。
(障害者は保護されるべき存在なので、社会が丸抱えすべきという考え方ですね)。


もちろん障害を持つ人に保護は必要なことはたしかです。

重度であれば、それはなおさらですが、ベアハグのハンディキャップ整体師を見ればわかるように、
労働の対価を一番喜んでいるのは本人であるし、両親であるわけで、
人である以上、世の中に仕事の評価ほど嬉しいものはありません。

ニュースでもやってるように、生活保護を受け取りながらパチンコに耽っている人が大勢いる昨今・・・
(ちなみに私はパチンコ撲滅論者)
本当に必要があって保護を受けなきゃいけない人がいることは確かですが、
自立できるものなら、保護は少ないに越したことはありません。

ベアハグの取締役さん曰く、障害を抱える人であっても、
お客さんと社に益を与えてくれる方であれば、これからも前向きに考えていきたいとのことでした。



関係あるかわからないけど、今、国の意見を二分しているTPP。
導入すれば農家や漁業は壊滅すると言われてますが、
これらは労働者の平均年齢が65歳とも67歳とも言われる、いわば衰退産業(じゃあ、困るんだが)。
ある意味、補助金で延命装置をしている感がないでもありません。

最近TPPは積極的に推し進めたらどうか、という考えに傾いています。
(あああ、言ってしまった!)
もちろん反対意見も歓迎しますので、ご教示いただければ幸いです。


写真は赤坂のトルコ料理店アセナの「ヒヨコ豆とラムの煮込み」。
キョフテも食べましたが、どちらも絶品です!
コメント (5)
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