小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

暴力団排除条例と栗ご飯

2011-10-02 09:39:06 | Weblog
全国で暴排条例施行「異様な時代が来た」

ヤクザの味方をする気は毛頭ありませんが、この条例はイヤな予感がします。

スターウォーズのダースベーダーや、バリ島のバロンダンスじゃありませんが、
悪は決して駆逐できないからです。
今回の条例はヤクザを根絶しようみたいな動きで、そりゃあムリだろうって思います。

数年前も、歌舞伎町から追い払った暴力団や客引きは、
のちに町田市に大勢流れて、町の風紀を大いに乱しました。


雁屋哲・原作の「野望の王国」にはこんなセリフがあります。

どの世界にも道を踏み外す人間はいる。
そいつらをほおっておけば、社会のより大きな害悪になる。
だから、わしらがそんな連中を束ねているのだ。


昔からヤクザが使っていた手前勝手な論法ですが、盗人にも三分の理。
一面の真実ではあります。

以前、オウム真理教に破防法を適用させようとした時、
このリクツで反対した人たちは、なぜ今回の条例に反対しないのかわかりません。
「オウムが地下に潜ったら、たいへんなことだ」と言って、破防法に反対したわけですよね。

私の口からこんなことを言うのも何ですが、
オウムにも人権がある、なんてリクツなら、ヤクザにだって人権があるはず。
(いや、もちろん法律的には立派に人権はある。
 ただ、一般市民の人権と、犯罪者の人権は同じではないはずです)。

今さら玄人のみなさんに、製造業や加工業をしろって言っても、それはムリな話でしょう。
これからヤクザのみなさんは、みかじめ料がとれなくなくなるってことですかね。


この条例、見守るほかはありませんが、
どうせなら韓国みたいにパチンコやカジノを撤廃すればいいのにね。

個人的には赤坂見附駅の前を通る時に聴こえる、じゃらじゃらした騒音が大嫌いです。
なくなると、もっと良い町になるのにねえ・・・なんて思います。

ヤクザを根絶するなんて非現実的なことをするより、
パチンコ全廃にする方が、よほど現実的なことなのにねえ。


写真は東京ミッドタウンにある、粕漬け定食屋・鈴波のカラズガレイと松茸ご飯定食。
なまけ蛙くんをお客さまにお渡しするついでに、ご一緒いたしました。

青緑・深緑・黄緑のなまけ蛙くん、3体。
それぞれフェリックス、マイルス、ジョンと名づけました。
手前味噌ではありますが、クライアントさまはたいそうお喜び。

どうか持ち主の方に幸福がやってきますよう♪

ツイッターで栗ご飯の話出盛り上がりましたが、
同じフロアにあるスーパーのプレッセでは栗が一袋780円、ちと高いわな。

で、鈴波の粕漬けも松茸ご飯も最高♪
江戸のカタキを長崎で討つというのは、こういうことを言うのでしょう。
今年一度は食べたい栗ご飯です。
コメント (8)
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