小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

ゲゲゲの女房~食べるということ

2010-05-25 11:04:28 | Weblog
自営業としてエカキ業やらモノカキ業やらで暮らすようになって、
ちょうど丸14年経ちます。
毎日「ゲゲゲの女房」を見てますが、水木夫妻のやりくりが他人事に思えません。
今日も村上弘明さん扮する山海社の社長がぶっ倒れちゃうしさ~。
鬼太郎も河童の三平も消滅だし、あああ、見ちゃおれんわい。

ところがブログで食べ物の話などをしていると、
よほど毎日旨い物ばかり食べているかのように思われるようですね。
昨日もプール友の正ちゃん帽さんから、
「最初にブログを見た時、”何だこの人? 毎日何を食べてるんだ?」
なんて思ったと言われました。
ブログを見ると毎日旨い物ばかり食べてばかりいるように思い、びっくりしたみたいですね。
同様の感想をお持ちの方も、このブログのお客さまがたに多いかもしれません。

いや~。そら誤解でんがな、正ちゃん帽さん~。
まあ、別に誤解されてもかまいませんけど、
たとえば今週に限って言えば、私はここ1週間は一度も外食をしておりませんのよ。
アップした写真は、家めしだったり、過去の食事や旅行の写真。
まあ、そう思われるだけ、うまくレイアウトしたんだなと勝手に思ってはおりますが。


ところで役者というのは大したもので、
はじめはイメージの合わなかった向井理さんですが、だんだん喋り方といい、目つきといい、
水木しげる先生に見えてきます。

朝ドラなので、ビンボーくささの表現は生ぬるい感じもしますが、
私にとって共感できるツボが満載です。
うちの女房も土曜などたまに見てると、自営業の妻というところでわかるみたい。

ドラマの中で大杉漣のお義父さんが、お見合いの席で
「ありゃ飯の食い方がええ! 飯の食いっぷりがええ奴は大丈夫じゃ」
と言うセリフがありますが、たしかに食事は生きてることの証です。
私は自分にそのセリフを当てはめ「その通り」だと思っています。
(実際に水木先生は御年八七歳になられる今でもご健啖でいらっしゃるとか。
 若い頃は、それはそれは大変な大飯食らいだったそうです)。

頭のてっぺんからつま先まで、私たちの体はすべてごはんから作られています。
お金のない時も、ないなりに、気持ちをビンボーにしない食事を摂りたいもの。
日本語では、食べていく=働くという意味です。
これからも私はご飯を食べるために、ずっと働いていきたいものです。

写真は昨年、台湾の雨港・基隆(キールン)で撮った市場のようす。
たべてもいない蟹などの魚介類が溢れてますが、ねえ~!
こうすると色々食べ歩いているように見えるでしょう?
コメント (5)
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