アーユルヴェーダ、わりと興味を持ってくれた人がいたみたいなので追加します。
例によって前に書いた原稿の焼き直しですが、興味ある方はぜひおつきあいのほどを。
おもしろいことに、個人差を重視する古代インドの医術によれば、
たとえば朝ご飯についても、必ずしも食べなければいけないワケじゃないようです。
むしろ食欲のない時には、無理に朝食を食べなくても良いという考え方があって、
特にカパ体質(水)の高い人は、朝を抜いて昼と晩にきちんと食べた方が、
かえって健康を保てるそうです。
私みたいに、前の日にどんなに飲んだくれても、
朝はキチンと食べる人間には考えられない話ですが、
実際に朝食を抜くようになってから、かえって元気になった人も多いそうで、
人間の体ってえのは、つくづく不思議に出来ているものです。
(もっとも、基本的にアーユルヴェーダでも朝飯は奨励されています。
皆が朝食べなくて良いわけではないので、お間違えのないよう)。
そういえば、私は朝食時のお茶と、
食後のコーヒー(エスプレッソ)は欠かさず飲むことにしています。
家で飲む場合、基本的にコーヒーは朝の1杯だけ(お茶はいっぱい飲みます)。
コーヒーは飲むと朝食後の胃もたれが緩和されるからで、飲み過ぎた翌日はなおさら。
いわば、生活の中で自然に身についた健康法ですな。
それは、私自身が胃酸過多傾向だから、
コーヒーを飲むと苦みで胃酸が中和されるためと思っていたのですが、
アーユルヴェーダに詳しい人の話だと、
朝のブラックコーヒーが良いのはそれだけじゃないようです。
朝の時間はカパ、つまり水のドーシャ(生体エネルギー)が増える時間で、
体が重くなる傾向にあるんだそうです。
ドーシャは毒素にもなるので、余分に増え過ぎるのはよろしくない。
それがコーヒーや濃いお茶を飲むとカパが減り、体が軽やかに動き出すそうなんです。
朝のコーヒーは、アーユルヴェーダのことを知らない頃から、
気がつかないうちにやっていたことですが、
体がもつ自然のセンサーが、少しは働いたってことなんでしょうね。。
また、個人の体質を重視するアーユルヴェーダですが、
その中でわりと万人向きの健康食材法があります。
それはショウガ・ターメリック(ウコン)・白湯(さゆ)をこまめに摂ること。
ショウガは女性の大敵「冷え」に対抗できる強い味方。
これはうちの家内でも臨床済みです。
アーユルヴェーダではショウガを積極的に使うことを奨めており、
アグニ(火)を活発にし、血液の流れを良くする力があるとされています。
すりおろしショウガを湯豆腐や刺身の薬味に使っても良しですが、
おろしショウガ、刻みショウガを炒め物やスープ、カレーなどに使うと、
加熱によって刺激が少なくなり量も多く摂れるので、より高い効果が期待できます。
ただし胃腸に炎症のある方や、ショウガが体に合わない方は、
この限りじゃないので気をつけてくださいませ。
写真は東京ミッドタウンに生えたタケノコ。
今日など天気がよろしいので、散歩がてらご覧になっては如何でしょう。
例によって前に書いた原稿の焼き直しですが、興味ある方はぜひおつきあいのほどを。
おもしろいことに、個人差を重視する古代インドの医術によれば、
たとえば朝ご飯についても、必ずしも食べなければいけないワケじゃないようです。
むしろ食欲のない時には、無理に朝食を食べなくても良いという考え方があって、
特にカパ体質(水)の高い人は、朝を抜いて昼と晩にきちんと食べた方が、
かえって健康を保てるそうです。
私みたいに、前の日にどんなに飲んだくれても、
朝はキチンと食べる人間には考えられない話ですが、
実際に朝食を抜くようになってから、かえって元気になった人も多いそうで、
人間の体ってえのは、つくづく不思議に出来ているものです。
(もっとも、基本的にアーユルヴェーダでも朝飯は奨励されています。
皆が朝食べなくて良いわけではないので、お間違えのないよう)。
そういえば、私は朝食時のお茶と、
食後のコーヒー(エスプレッソ)は欠かさず飲むことにしています。
家で飲む場合、基本的にコーヒーは朝の1杯だけ(お茶はいっぱい飲みます)。
コーヒーは飲むと朝食後の胃もたれが緩和されるからで、飲み過ぎた翌日はなおさら。
いわば、生活の中で自然に身についた健康法ですな。
それは、私自身が胃酸過多傾向だから、
コーヒーを飲むと苦みで胃酸が中和されるためと思っていたのですが、
アーユルヴェーダに詳しい人の話だと、
朝のブラックコーヒーが良いのはそれだけじゃないようです。
朝の時間はカパ、つまり水のドーシャ(生体エネルギー)が増える時間で、
体が重くなる傾向にあるんだそうです。
ドーシャは毒素にもなるので、余分に増え過ぎるのはよろしくない。
それがコーヒーや濃いお茶を飲むとカパが減り、体が軽やかに動き出すそうなんです。
朝のコーヒーは、アーユルヴェーダのことを知らない頃から、
気がつかないうちにやっていたことですが、
体がもつ自然のセンサーが、少しは働いたってことなんでしょうね。。
また、個人の体質を重視するアーユルヴェーダですが、
その中でわりと万人向きの健康食材法があります。
それはショウガ・ターメリック(ウコン)・白湯(さゆ)をこまめに摂ること。
ショウガは女性の大敵「冷え」に対抗できる強い味方。
これはうちの家内でも臨床済みです。
アーユルヴェーダではショウガを積極的に使うことを奨めており、
アグニ(火)を活発にし、血液の流れを良くする力があるとされています。
すりおろしショウガを湯豆腐や刺身の薬味に使っても良しですが、
おろしショウガ、刻みショウガを炒め物やスープ、カレーなどに使うと、
加熱によって刺激が少なくなり量も多く摂れるので、より高い効果が期待できます。
ただし胃腸に炎症のある方や、ショウガが体に合わない方は、
この限りじゃないので気をつけてくださいませ。
写真は東京ミッドタウンに生えたタケノコ。
今日など天気がよろしいので、散歩がてらご覧になっては如何でしょう。