コロナ前からあるお寺様に在る、何方の者か判らない立派なお位牌の主を調べているが、とんと判らない。
お位牌の両側に三つずつ、六個の家紋が刻まれている。
中央にはなんと五三の桐紋が彫られ、上下には九曜紋とこのような家紋が重なった形で確認できる。
九曜紋をつぶしてこの紋が彫り直されているのではないかと思われる。
この名前が判らない家紋を今朝から写真を見ながら、スケールを取りながらスケッチをしてみた。
丸の中は「梅」ではないのかと考えたが、紋帳をいくら探しても出てこない。ご存知の方がおられたらご教示いただきたい。
細川家御一族が関係するお寺で、忠利公のお位牌なども飾られている中、そのお位牌に負けず劣らずの立派なお位牌だが、主が見つからずに数年たつ。
この度専門の写真家によって、70数カットの写真撮影をしていただき、二重家紋(九曜紋+この紋)が鮮明に浮かび上がった。
この家紋が判れば、お位牌の主に一歩でも近ずけるのではないかと、淡い期待を持ちながら朝の数時間をこんな作業で費やした。
追記:4月18日 6:54
この家紋は「丸に中陰横見梅紋」だろうと推測いたしました。 津々堂
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