津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■泡坂妻夫著「家紋の話 上絵師が語る紋章の美」

2016-12-17 09:52:50 | 書籍・読書

                      

随分以前NHKで「宝引きの辰捕者帳」という金曜時代劇の番組があった。
主演が小林薫だった事だけしか覚えていないが、WEBで調べてみると今では人気俳優となった西島秀俊が岡っ引き役で出ていたらしい。
その頃まで作者の泡坂妻夫については時代物の作家とばかり思い込んでいた。
2004年8月の「本の話WEB」に泡坂妻夫の「自書を語る」が12年経過した今も公開されている。
諸兄ご存じのとおりこの作家は推理小説家である。そして生家が紋章上絵師であることから、ご自身もその道も継承されている。
家紋といえばまさしく日本人にとっては誇りと為すべき家の宝である。その古い歴史と伝統に対峙してこられた泡坂氏にとっては、「時代物」を書くということはまったく抵抗ない世界であったのだろう。
推理物、時代物その他著作の多さにびっくりさせられるが、恥ずかしながら私は一冊も読んだことがない。

その中に「家紋の話 上絵師が語る紋章の美」というエッセイがある。
細川家家臣団の研究をしていると、家紋も重要な意味を持つ。そして家紋のデザインの素晴らしさ魅入られている。
専門家・松葉屋の厚川 昌男(泡坂妻夫)氏の薀蓄話を楽しみたいとAmazonで手配した。一両日が待ち遠しい。

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