泥絵「肥後黄金淵三軒茶屋の景」 19×26 紙本着色 太田記念美術館「どろ絵ガラス絵展」出品作
この絵は「日本の古本屋」に出品されているものである。ある本を見つけようと思い検索しているうちに発見した。
正面に煙をはく阿蘇山が見える。何処だろうと考えたが「三軒茶屋」という地名は見つからないし、「黄金淵」がたよりなのだが、これとてなかなか判らない。WEBをサーフィンしていたら、熊本大学大学院教授の小林一郎氏の「風景デザイン便り」というサイトを見つけた。
どうやら白川河畔の整備に「風景デザイン」家として、関わってこられたようだ。
その中の一文に次のようにあった。
数十年前までは、川ガキが溢れ、古式泳法の練習場も近くにあったらしい。琵琶の音・黄金淵・梅木瀬・天神淵・小淵・道覚・崩れ刎・権現淵・八幡淵などは、子飼橋付近の「白川游場一覧」である。
この絵の流れの蛇行具合からすると、現在の渡鹿堰あたりではなかろうか。左手は黒髪、右手は渡鹿といったところか?
どなたかご存じあればご教示賜りたい。
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