津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

ドナルドキーンの・・・

2010-06-23 11:11:53 | 書籍・読書
       小御所会議で土佐の山内容堂は「幼沖の天子を擁し奉り・・・」と発言、岩倉がこれにかみついた。曰く「大不敬」だと。
         私は大河ドラマ「龍馬伝」で近藤正臣氏がこのあたりをどう演技するか大変興味を持っているのだが、或方から「小御所
         会議は龍馬死後のことだから」とのご指摘をうけ、放映はありえないかと残念に思っている。一方明治天皇について私は
         何にも知らない。ちょっと読んでみようと思って注文した。



明治天皇を語る (新潮新書)
ドナルド キーン
新潮社

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【本の内容】
前線兵士の苦労を想い、率先して質素な生活に甘んじる。ストイックなまでに贅沢を戒めるその一方で、実は大のダイヤモンド好き。はたまた大酒飲みで風呂嫌い—。かつて極東の小国に過ぎなかった日本を、欧米列強に並び立つ近代国家へと導いた偉大なる指導者の実像とは?日本文化研究の第一人者が、大帝の素顔を縦横無尽に語り尽くす。

【目次】
第1章 一万ページの公式記録(完璧な資料『明治天皇紀』外国人が見た明治天皇 ほか)
第2章 時代の変革者(十六歳で突然の即位 理想の花嫁候補 ほか)
第3章 己を捨てる(明治天皇の義務感前線兵士を想う ほか)
第4章 卓越した側近に支えられて(贅沢嫌いのダイヤモンド好き 天皇を取り巻く女性たち ほか)
第5章 天皇という存在(無関心だった自身の健康 惜しまれた崩御 ほか)

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