津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■あと三四日・・?

2019-03-17 13:37:23 | 熊本

                                    

 春という季節は中々の思わせぶりである。寒い朝を迎えたら、お昼は気温が上昇して窓を開け放ったりするほどである。
散歩の道筋の並木の桜もまだまだ蕾が固い。ここ数日写真のような状態がの木がちらほら見れるようになって、開花はあと数日内であろう。

昨日は史談会の例会で市民会館迄出かけたが、羽織っていたコートは必要ないほどの暖かさであった。
熊本城の長塀の修復工事が始まるらしく、大掛かりな足場が出来上がっている。
相変わらず悲惨な状態の熊本城を見るにつけ、地震被害の物凄かったことを思い出させる。
あと一月足らずで熊本地震から三年となる。熊本駅の旧駅舎の解体が終わり、昨日は新駅舎の完成式が行われた。
來熊されるにふさわしい熊本の玄関の整備がすすむ。そんな中に桜の開花が待たれる。

桜はいい。春は心を豊かにさせてくれる。

                                          

                                                 

           

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■御刑法方定式(4)

2019-03-17 06:50:34 | 史料

  御穿鑿者呼出日限幷御穿鑿相止候日柄左之通

   呼出もの沙汰以後罷出候日數
 壹里以上        中一日
 三里以上        中二日
 五里以上        中三日
 七里以上        中四日
 十里以上        中五日
 十五里以上       中六日
 二十里以上       中七日
    以上
   上益城
 四里半より七里迄        甲佐手永
 六里半より十四里迄       矢部手永
 右同              中嶋手永
   下益城
 六里より八里迄         砥用手永
 五里半より七里迄        中山手永
 四里半より八里迄        河江手永
   宇土
 四里半より十里迄        郡浦手永
   八代
 八里より九里半迄        野津手永
 十里より十三里迄        高田手永
 八里より十貮里迄        種山手永
   葦北
 十三里より十五里迄       田浦手永
 十四里より廿一里迄       佐敷手永
 十九里より廿壹里迄       湯浦手永
 二十壹里迄          津奈木手永
 二十三里半           水俣手永
 二十四里半          久木野手永
   山鹿
 六里より八里半迄        山鹿手永
 七里より九里迄         中村手永
   玉名
 四里より八里半迄        内田手永
 七里より九里半迄        荒尾手永
 六里より七里半迄        坂下手永
 八里より十一里迄        南關手永
 五里より六里迄         中留手永
   菊池
 五里より八里半迄        深川手永
 五里より七里半迄        川原手永
   南郷
 五里より八里迄         布田手永
 九里より十二里迄        高森手永
 十三里より十五里迄       野尻手永
 十二里より十五里半迄      菅尾手永
   阿蘇谷
 十里より十四里迄        内牧手永
 十三里より十四里半迄      坂梨手永
   小国
 十四里より十六里半迄      北里手永
 十三里より十六里迄       久住手永
   野津原
 廿四里より廿七里迄      野津原手永
 廿七里より廿八里        谷村手永
   鶴 崎
    鶴崎之者、御呼出日間迫り候てハ極々難渋ニ付、
    以來ハ被數十日程前ニ御達有之候様ニと、寛政八
    丙辰年十月八日、御郡代平山繁平内意被申聞候付、
    翌九日、御穿鑿役へ内意申遣候、尤野津原も同様
    ニ申遣候也
 三十壹里半より三十八里迄    高田手永
 右同              關 手永
   以上
    覺
一正月四日出初か有之事
一同月十七日より御穿鑿可有之事
一御上下之節、御當日ハ御穿鑿相止、前後は口問・拷問も
 加有之事
一正・五・九月定例御祈禱之節、拷問も可有之事
[朱書]「此稜安永二年正月相極候、委クハ、御穿さく所達
   扣ニ記有り」
一御歡事有之節も右同断
一十日、十二日、十四日、晦日
 右毎月口問・拷問共ニ過有之候、尤御征月は口問ハ有
 之、拷問ハ可被指止候事
  但、外之御日柄ハ、御征月たり共拷問も可有之候
一十六日、廿日、廿六日
 右毎月不及出勤候事
  但、呼出者判形迄仕せ候節は、出勤可有之候
一藤崎宮・祇園社御祭禮之節は、前日より不及出勤候事
一十二月廿護日迄出勤可有之事
  但、急成御穿鑿者有之節は格別
寶暦五年十二月
 右之通御穿鑿方え及沙汰候事

 

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