津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■熊本の四つの橋

2015-11-03 11:52:49 | 花押

 この写真は昭和55年に発刊された「ふるさと 史跡と風土をたずねて」に掲載されている写真で、私が好きな熊本の風景である。
右は藤崎宮方向、坪井川を渡って新堀の切り通しを通り上熊本駅に通ずる幹線道路である。
坪井川にかかる橋は、手前から坪井橋・明篤橋・観音橋・空壺橋である。
もっとも藩政時代坪井川は京町台の崖下にそって流れており、現在の川は当時の堀の跡である。
それぞれの橋が架けられたのが何時なのか、残念ながら承知していない。(調べておきます・・・・)

川の左手空壺橋のあたりまでが内坪井と呼ばれ、かっては御土居で囲まれた一帯である。
観音橋を左へ進むと観音坂、参勤の行列は熊本城から下ってきて、仁王さん通りから立町通りを抜けて豊後街道へ至った。

川の右手は坪井一丁目、この辺りの道筋は藩政時代とほとんど変わらない。
行徳眼科は古い歴史をもつが、今ではモダンな建物が目を引いている。写真の下方約500mが熊本市役所となる。

コメント (2)
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