38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

野菜のレシピ集、刊行!

2010年01月31日 | 農に関する情報
「秋冬やさいで、しあわせごはん。~有機菜園藤田家族の食卓から」、詳しくはこちら。松山市三番町の「the blue marble」さんでも販売中!
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まる一日、冬の大雨。

2010年01月31日 | 農と暮らしの日記
このところ人参の写真ばかりですが。
これはさっき収穫してきたもの。思いがけず今日は大雨となり、明朝出荷分の野菜の収穫も雨の中。ふだん土つきで出している根菜類もご覧のとおりの泥だらけ、このまま新聞紙に包んでも破れるし、たとえ乾いたとしても普段の「土つき」に比べてたっぷり土がこびりついた状態になるので、ざっとホースで水をかけて大雑把に泥を流しておいた。



日曜、1月も今日で終わり。雨の予報は出てなかったと思ったが。
朝:夜か未明に雨。7時前から朝ごはん。渚はバレーの予選で薫も当番なので一緒に出かけていった。
予定では午前中、市内の野菜セットのお客さんIさん親子(「Iさん」、多いな)が来て里芋掘り体験だったのだが、雨のため中止(無期延期。里芋は春まで畑にあるので、いつか仕切り直しで)。

午前:雨はやまないどころか、いっそうしっかりと降り出した。
一方の僕と真は荷造りを済ませ、9時前に市街に出てスーパー出荷(今日の野菜は人参、里芋、大根、水菜、小松菜のちょっと固いの、リーフレタス、まんば、など)。薫が配達用のハコバンに乗っていっているので久しぶりに軽トラでの出荷だが、よりによってそんな日に雨だから、荷台に雨よけのカバーをかけるのも久しぶりで、ゴムバンドが切れていたりしてひと苦労だ。戻って昼まで机しごと。真は近所の友達が来てレゴ。
午後:昼ごはんのあと、雨中の収穫、大雑把な調製、15時あがり。雨はあがらず、以降、机しごと。
(このブログも机しごとついでに早々に書いてしまいました)
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藤田家族の白菜で、キムチ。

2010年01月30日 | 農と暮らしの日記
うちの畑の白菜が、キムチになった。
ゆうき生協の西条・周桑地区会の企画で、飯岡小学校の稲作の学習「籾播きから、とうどまで」にならえば、「種播きから、キムチまで」?

種播きは8月下旬にみんなで
その後、9月中旬、都合のよい日に畑にきてもらって植え付け。10月中旬に虫よけの寒冷紗を外した頃はこんな感じ、さらに11月に入ると白菜らしい姿になってきて11月下旬にはほぼ仕上がり、12月には野菜セットに入り始め、キムチの前に「鶏の水炊き」で試食

1月に入ると、白菜も寒さで傷みがどんどん進む
そして先週あたりの白菜はこんな感じ。おそらくキムチづくり(に限らず白菜の漬物、あるいは冬の漬物全般)は、これ以上畑に置いておいても傷んでいくだけ、という頃合いに一気に収穫してしまい、塩漬け(または乾物)にして保存食として細々と食べつないでいこうという知恵なのだろう。



で、いよいよ今日がそのキムチづくり。
水曜に参加者の代表数人が各家庭で、うちの白菜を軽く干してから塩漬けにしてあり、それを持ち寄って今日は水を絞って細かく切り、各種の調味料を配合して漬け込むまで。これを各自が希望する量を持ち帰り、お好みの日数おいて味をなじませればできあがり。

会場はおなじみ、「西条市 食の創造館」。
オーガニックマーケットでも出店した場所で、その2階のキッチンスタジオは「IH」だから「電磁波がどうのこうの……」とか言いながら、しかし便利で明るくて道具もそろっていて、子どもたちは食卓で絵を描いたり窓からJR壬生川駅に出入りする電車を見たりと、子連れでも困らないのが魅力。使用料金も手ごろ(1時間700円)。



参加者は10家族ちょっと。
みんながみんな種播きから参加しているわけではなく、また、種播きしてくれた方が今日みんな来てくださっているわけでもない。みなさんご都合に合わせて、かなりアバウトな「種播きから、キムチまで」。白菜20kgからちょうど20kgのキムチができた。藤田家族は1kgを持ち帰り(400円)。大根、人参も藤田家族の畑から。あとの材料は、にんにく、しょうが、韓国からし、いかの塩辛、塩、砂糖、白玉粉。これらはほとんどが、ゆうき生協の供給品です。レシピはお問い合わせください。



それにしても、キムチ・パワーはすごかった。
いや、キムチそのものの栄養とかいうことではなく、「藤田家族の白菜でキムチをつくろう!」という企画の力。とにかく毎冬、白菜がうまくできなかった藤田家族、一念発起して「白菜ができなきゃ、キムチもできない!」というプレッシャーを利用し、また、みなさんの「白菜援農」もいただいたおかげで、見事この冬は立派な(いちおう見かけは)白菜ができた。ありがとうございました、来年度は「藤田家族の大豆で、味噌をつくろう!」に勝手に決めたいところ。あるいは、「藤田家族のトマトで、スパゲティ!」か。胡瓜でピクルスとかも魅力的。こう考えると、藤田家族の苦手野菜、けっこうある……。



土曜、ぽかぽか陽気の週末。
朝:7時頃に市街に出て先にスーパー出荷、続いて保育園納品。もどってから朝ごはん。
午前:渚はバレーに行き、僕と薫と真は上記のキムチづくりに出発。畑に寄って材料の大根を2本抜いて。10時~13時頃、キムチづくり。
午後:終了後の会場でおにぎりの簡単昼ごはん。あちこち買い物やら用事やらで寄って、15時半頃に帰宅。僕は明朝ぶんの収穫、荷造り。
夕方:17時頃に真と一緒に近所の自転車屋さんへ。8歳の誕生日に「大阪のおばあちゃん」から新しい自転車のプレゼント。24インチ、サドルを一番下まで下げてなんとかぎりぎり。動物園のサルがハーレーに乗ってるみたいだ。
夜:真の誕生パーティ(家族で晩ごはん)。例によってソーセージはじめ、好きなものいっぱいの食卓、なぜかメインは畑の野菜てんこもりの「いもたき」だが。食後はちょうどお隣の農家さんがくださった摘みたて苺も乗せたチョコレートケーキ。



留守中にゆうき生協から注文FAXあり。
取り扱っていただいている藤田家族のレシピ集「秋冬やさいで、しあわせごはん」の来週配送分で、またまた部数がすごい……。また夜鍋で家庭用プリンターをフル回転して準備しなきゃ。ありがたいことです。
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土つき人参も、スーパーに。

2010年01月29日 | 農と暮らしの日記
藤田家族の人参のメイン、黒田五寸。
つい先日、「スーパーに出すのは洗ってから」というようなことを書いてツルンツルンの人参の写真を載せたばかりなのに、きょう実は、この「土つき」の黒田五寸をいつものスーパー地産地消コーナーに並べた。野菜セット用に収穫してきた人参がちょっと余ってしまい、かたちがきれいなのでスーパーにと思ったけれど、黒田五寸は洗うのがもったいないからそのまま袋詰め。「汗をかく」のは承知のうえ、すぐに買ってもらって新聞紙に包んでもらえば、洗った人参と違って冷蔵庫に入れなくても常温保存できるので。まだたぶん、店頭に残っているはず。フジグラン西条「私の自信作コーナー」。



金曜、気温は高めだけれど風が強い一日。
朝:6時半すぎからごはん。7時半過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷、そのまま市街地からご近所で野菜セットの配達、9時前戻り。
午前:9時すぎから、またまた援農Sさん来訪で、先日来の温室建設の続き。アーチのパイプは組み終えているので、今日はお隣さんから脚立をもう一本借りて、天と両脇、肩の部分の直管パイプ5本をアーチパイプに直交させて留める作業。こういうのは二人いないと絶対できない。しかもSさんだから心強いことこのうえない。Sさんもハウス建設は初めての作業のようだけど、初めてでもやりながら考える、やってみてダメだったらまた壊してやり直すっていうタイプだから仕事が速い。農業にはこういう力が本当は必要なんだろうなとつくづく思う。ため息。お昼過ぎに仮留め完了。今日もまたありがとうございました。
午後:2時頃から畑で薫と不耕起畑の豌豆のネット張り2本目。先日と同じように夏の瓜科の畑のネットを外してそのまま移動、設置。残るはあと1本。
夕方:明朝出荷ぶんの収穫、戻って荷造り、17時半頃あがり。以降は机しごと。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋・じゃが芋、青首大根、大蕪、白菜、ほうれん草、水菜、ちょっと固い小松菜、大和真菜、まんば、リーフレタス、葱、などから。
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木曜は、終日出荷作業。

2010年01月28日 | 農と暮らしの日記
里芋。手前に二つ転がっているのが親芋。
奥のは親芋に小芋、孫芋がまだ付いている状態で、それをポキポキと外した残りが親芋である。こんなことも、自分で育てて初めて知った。というか、半年かかって育てて、秋に掘ってみて初めてわかったわけだ。ほんの3年とちょっと前。あ、違う。その1年前に相原農場での研修で掘ったんだった。だけど4年とちょっと前。

里芋の親芋も野菜セットに入れている。
写真のように、地上の茎の部分と地下の種芋のほうとを切り落とすと、ほぼまるごと使えるかたちになるので、これを200円/kgで。写真の2つで約1kg。普通の里芋は600円/kgだから格安。火が通りにくいから時間をかけて煮る必要があり、それが手間だし、本来の里芋のねっとりした食感が欲しい場合はちょっとあっさりしている感じなので「B級品」扱いになっている。だけど、大きいから皮をむくのも楽だし、おでんなんかにしたら、僕はこっちのほうが好き。刺身や三枚下ろしの切り身の「あら」みたいなもんだから、里芋そのものの出荷に応じて親芋もできる。だから「親芋だけ5kg」とかいうご注文は1週間くらい前にご連絡ください。がんばって里芋を売って親芋キープしますので。うちの経営規模はそんな程度。

「里芋、親・子・孫ともども」だったら単価いくらで売ればいいだろう。
こんど計算しときます。これがいちばんありがたいかな。



木曜、予報通りの前夜の雨が朝のうち少し残る。セット出荷は宅配便のみ。
朝:6時半過ぎからごはん、7時半頃から市街で保育園納品、スーパー出荷。
午前:戻って9時前頃から収穫約1時間半、戻ってセットの荷作り。昼までに今日出すセットは作り終えて、ごはん。
午後:引き続き、明朝出荷ぶん(主に配達)のセットの荷作り。材料の野菜は今朝あわせて収穫してきてある。17時過ぎ完了、あがり、以降は机しごと(来月の菜園だよりに着手)。

年が明けた頃から、「木曜は終日出荷作業」になっている。
去年まではこんな感じじゃなかったはずだけど。冬期は降霜などで朝早くに野菜の収穫がしにくいのと調製・荷造りに時間がかかる野菜が多いため、出荷前日の夕方に収穫をしてくるのが通例になっている。けれど、木曜はセットの出荷が宅配便のみのため、到着が翌日になるから到着の前々日に収穫するのは鮮度から見て気が進まず、到着前日=出荷日に収穫したい、けれどそうなると荷作りの完成が遅くなる、のだが幸いなことに宅配便の場合は急いで配達に出る必要がない(夕方の集荷に間に合えばいい)、というわけで、例外的に木曜は冬でも当日収穫となるわけだ。

が、しかし、一日に二度収穫に行かなければならない。
そこで、金曜出荷の分も一緒にとってくることにした次第。日付が変わるわけではなく数時間の違いだから、こちらは鮮度をさほど気にしなくていいので。こうすれば、前日の水曜はまるまる日没まで収穫以外の畑仕事に使えるし、金曜も配達が朝のうち早い時間帯に終わるから、金曜昼頃から土曜まるごと、日曜の昼頃までも畑のことに打ち込める。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋・じゃが芋・さつま芋、青首大根、大蕪、白菜、キャベツ、水菜、まんば、リーフレタス、葱、などから。
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強い霜、畑の片付け。

2010年01月27日 | 農と暮らしの日記
今朝も強い霜が降りた。
1月下旬になってから霜の朝が多い。霜が降りると畑はこんなふうに真っ白になり、野菜も凍ったようになる。写真のほうれん草は霜にあたると甘みが増すといわれる野菜だから、いまがまさに旬なのだろう。



野菜セットのない水曜、今日は晴れ、今夜遅くから明日にかけて雨の予報。
朝:6時半過ぎからごはん。市街保育園納品、スーパー出荷、ちょっと実家に寄る。
午前:9時過ぎ頃から畑の片付け。ピーマンがあった畑で、僕は枯れ草を刈り、薫がそれを集めて山にし、火をつける。その後、隣の畑で昨夏の瓜科のネットを片付け。別の畑の豌豆の畝に支柱を立てたので、ネットをそのまま移設。資材類は家に持ち帰らず、こうして畑の中だけでやりくり、移動ができるととても効率がいい。しかしそれがなかなかうまくはいかない。今日は雨の前にうまく段取りができて助かった。13時とりあえず終了、明朝出荷分の野菜を少し収穫して戻り、14時から遅昼。
午後:14時半頃、毎週水曜恒例、ゆうき生協の配送あり、担当のIさんとあれこれ立ち話。その後、とってきた野菜の荷造りを少し始めたら、県(行政)のMさん来訪、地域の農業者のネットワーク(○○ネットみたいな組織があり、僕も会員)についての話で、就農以来の自分自身の関わり方を振り返りながら勝手なことをしゃべる。こういう組織というか取組は最初に始めるのも大変だけど、続けるのはもっと大変かもしれない。
夕方:荷造りにひと区切りつけて、17時頃から、今朝片付けて枯れ草を燃やした畑のトラクタ耕耘。18時戻り。
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五寸人参、終盤へ。

2010年01月26日 | 農と暮らしの日記
今日の野菜セットに入れた人参。
これは先日写真を載せたスーパー(フジグラン西条)直売コーナーのものと畑は同じだけれど、品種が違う。セットとスーパーと出荷先によって品種を分けている、というふうに書くとこだわりのある生産者みたいに感じるかもしれないけど、他の野菜はそんなことはなくて、人参もなんとなく毎年そうなっているというのが正直なところ。

野菜セットに入れたこの人参は8月播きの黒田五寸。
そして、スーパーのほうの種はなんとかいう商品名だけどいわゆる「○○系統」的な呼称はよくわからない。黒田五寸のほうが色が濃く、それと関係があるのかどうか味も濃い気がする。スーパー向けのほうも色は鮮やかできれいなのだが、味はちょっとあっさりしている印象。それでもお客さんからは「味が濃い」と言われるから、それはやはり時間をかけてじっくり育つということに関係しているのかなと思う。

スーパー向けを黒田五寸にしないいちばんの理由。
それは、洗ったときの「つるん」とした感じがほしいから。野菜セットは泥つき(正確には「土つき」。泥だらけではありません…)なのに対して、スーパー向けは透明の袋に入れて輪ゴムで口を締めるので土つきだと蒸れて本当に「泥つき」になってしまう。試したけれど、これだと明らかに見栄えが悪く売れ行きが落ちるし、どうも傷みやすいようだ(新聞紙に包むなどしておけば、むしろ土つきのほうが常温で長持ちする。洗った人参は要冷蔵)。黒田五寸は(というかうちの畑で作る黒田五寸は)水洗いすると肌がさほどきれいじゃない。土つきのときは気にならないのだけれど、洗うと無骨な感じが出てしまう。

さて、それで写真の黒田五寸、いよいよ一斉収穫である。
これまでは大きいものを選んで抜いていくかたちで、そうするうちに残したものも次々に大きくなってくるから、最初から一斉収穫するよりも結果的にたくさんの人参がとれる(本数は同じでも目方が増える)。しかし、厳冬期に入り、これ以上はもうあまり大きくならず、反対にこれから温かくなってくるとトウ立ちが始まり、品質が落ちてくるので、春作以降の畑を準備する都合からも、どんどん端からあけていくことを優先するわけだ。

となると、大きいのも小さいのも混在する。
そこで、とくに大きいものは保育園に使ってもらい、中~小を組み合わせてセットに入れる。人参は小さいものも使い勝手はいい。皮をむかないと使えないという方の場合は大きいほうがいいかもしれないけれど、うちのお客さんはたぶんほとんどが皮つきで使ってくださっていると思うので。



野菜セットの多い火曜。晴れ。
朝:6時半過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:戻ってセット荷作り。11時前に新居浜方面に出発、12時半過ぎ戻り。
午後:冬の畑で調子がよくなくてほとんど収穫してない畑をトラクタ耕耘。ほうれん草、小松菜、蕪などひと通り播いてあったのだけれど、肥料不足だろうか生育が悪く、他の畑でセット出荷ぶんはなんとか足りているので、草だらけ、花だらけになる前に片付けてしまう。
夕方:明朝出荷ぶんの収穫、荷作り、在庫のじゃが芋の整理(サイズ別に分けて計量)。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋・じゃが芋、大根、大蕪、白菜、ほうれん草、まんば、リーフレタス、ねぎ、などから。
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セット配達、不意の雨。

2010年01月25日 | 農と暮らしの日記
割り干し大根。製作中。
今年は大根をちょっと播きすぎて余り気味。なので、(薫が)せっせと切っては干している。例年は「切り干し大根」が中心だけれど、とにかく畑で余っている大根がたくさんあるから、もっとどかどか干すタイプのも、やるしかない。通常の野菜セットに入る大根は200円/kgですが、漬物または干し大根用に多めに買ってくださる場合はお安くします。お気軽にお声かけください。



月末の一週間が始まる月曜、日差しのない朝で、気温より空気が冷たい。
朝:6時半過ぎからごはん、市街保育園納品とスーパー出荷。
午前:戻って8時半ごろからセットの荷作り、11時半頃から市街と氷見・小松方面の配達、13時頃戻り、昼ごはん。昼前後から、昨日の予報にはなかった雨がパラパラ。
午後:14時頃から明朝出荷分の収穫、戻って16時前から調製・荷造りを途中まで。18時過ぎ、あがり、晩ごはん。



今日のセット配達、約1時間半の様子を記してみると。
軽のハコバンに荷物を積み込んで11時半頃出発、最初は飯岡の隣、玉津校区のYさん宅。いつもお留守なので指定の場所に箱を置くだけ。代金は月末締めの振込。続いて同じく玉津校区のTさん宅ではちびっこたちも玄関に出てきてくれて直接手渡し。先週お留守だったので2週分を現金で頂く。その際、「藤田さんちで使ってる調味料一式、メーカーとか教えてください」ということで、うちではほとんどが「ゆうき生協」で買っているので、その注文カタログみたいなのをこんどお持ちすることにする。

続いて市街スーパーに追加の出荷を少し。
そこから次のセット配達は西条校区のIさん、隔週のお届けで、「このあいだテレビで有機農業の金子さんの見ましたけど、あとでブログ見たら、藤田さんもそこに行ってたんですねー」。会社辞める前の年に就農準備校の実践コースで何度か小川町に通ったときに、金子さんにも大変お世話になった。「じゃが芋掘りに行くっていってて行けませんでした……」とのことで、「里芋なら春まで畑にあるから、都合のいいときに掘りに来てください」。続いて、宅配便の集荷センターへ。首都圏に出す野菜セットいくつかを預ける(代金は毎月引き落とし)。この時点で正午すぎ。

そこから産業道路を10分ちょっとひたすら走って、小松町へ。
業務用の単品野菜をお届けしている介護デイサービスの「池さん」。ここはいつもお昼どきになってしまい、だからいつも、ドアを開けると、いい匂いが……。ここでのやりとりは毎度にぎやかすぎて全部書いていたら終わらないので省略、ここが配達の最西端で、今度は西条市街方面に戻りながら、同じく小松のMさん宅、今日は珍しくお留守なので箱を置いていく。先週の空き箱に伝言メモがはってあり、「来週から、うちと同じサイズのをもう1つ一緒に持ってきてください」とのこと。同じ配達先で複数のセットは手間が省けるのでとてもありがたい。

さらに市街方面に戻り、氷見校区に入る。
毎週お届けのIさん、職場というか自営の事業所で、ここはそこに勤めている方もセットをとってくださっているが、こちらは臨時でセットお休み。Iさんは不在なので箱だけ置いていく。精算は来週に。続いて同じ氷見校区で、お客さんではないけどNさん宅へ。このあいだおいしいプレゼントをいただいたので、そのお礼に、といってもうちは野菜しかなく、農家の方に野菜を持っていってもしょうがないのだが。以上で配達は終了、国道11号線をひたすら東へ20分ほど走って帰宅。

<本日の野菜セット>例
人参・いろいろ人参、里芋・じゃが芋・里芋の親芋、大根(青首)、大蕪、白菜、ほうれん草、体菜、リーフレタス、葱、茎ブロッコリィ、などから。
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野菜セット、ひびが入る?

2010年01月24日 | 農と暮らしの日記
野菜セットの仕上がりの姿。
これは先週の木曜、「隔週で中セット×3軒あいのり宅配便」のお客さんのために作ったもの。なので、約1600円×3セット+送料(関東)860円。同じ野菜ごとに3包みを用意し、一般の野菜セットと同じように、根菜など重いものから順に、だからまず大根3本、人参3包み、里芋3包み……という感じで詰めていき、最後はだいたい軽い葉もの、とくにレタス類などを3包み入れて、伝票入れて、ふたをしめて……という流れ。

野菜セットの仕上がりというと。
思い浮かべるのは、たとえばこんな姿だろう。色とりどりの野菜たち。だけど、このまま箱に入れて送るわけではなく、今日の写真のように主に新聞紙に包んで中身がなんだかわからないような感じで詰め込むわけです。新聞紙は何週かに一度、毎朝うちにも朝刊(田舎だから夕刊はない)を配達してくださっている新聞販売店さんで未使用(配達のあまり)のをまとめていただいてくる。同じ日の新聞がたぶん50部くらいまとまっている束を、2日ぶん。



日曜、晴れ。平年並みの気温だけれど日差しがあり温かい。
朝:7時頃にあわてて起きて、朝ごはん、渚も真もバレーボール。
午前:9時前後に市街スーパーに出荷して戻り、午前中は援農Sさんと一緒に育苗温室の建設。
午後:13時過ぎから、引き続き温室建設。左右のアーチを立ててつなぐところまで完了。やっぱり二人いると助かる、助かる。2倍どころか5~6倍速い。いや、一人だとまだほとんど始まってないかもしれないから、何百倍、何千倍だ。ほんと、せっかくのお休みのところ、ありがとうございます。また続きもよろしく!

14時半頃から明朝出荷分の収穫。
16時半頃戻って調製、荷造り、18時半頃に区切りをつけて、晩ごはん。



この収穫、調製、荷作りの作業は。
明日出荷ぶんの前倒しの作業で、明日の朝に収穫してからでは配達に間に合わないので、前日に準備するわけだ。夏は当日の早朝に収穫するのだけれど、冬は霜が降りたりして9時過ぎるくらいからじゃないと野菜が凍っていてさわれないので。それと、前日に収穫しても、夏のように鮮度を気にするほどではないので。

で、たとえば今日の作業はというと。
16時半に収穫して戻った軽トラをバックで作業場に突っ込み、その荷台をそのまま作業台にする。まず、単品の注文がある業務用のをささっと計量して整えてしまい、そのあとセットの計量、配分をする。今日はまず葱を分けて包み、人参を分けて包み、ここまでは「これは誰の人参」と決めて仮の伝票にも書き込み、そのあと、大根は1本ずつ計量して葉を切り、大根の本体と葉を一緒に新聞に包んでその目方を書いておくところまで。明日、この目方を参考にして、たとえば「大セットの○○さんにはこの大きめのを」という感じで振り分けていく。本当はそこまで今日やって、あと、蕪や白菜もそこまで分けてしまいたかったけど時間切れ。明日はそれをやってから、ほうれん草やリーフレタスなどを調製・軽量して分配する予定。



晩ごはんのとき、真が訊いた。
「なんで釘とか打つと、ひびが入るん?」。……。いい質問だ。「ラジオの子ども科学電話相談に電話したら?」というのが常套句だけど、夏休みしかやってないので、僕が代わりに電話相談の先生になって答え始めるけど、なんでひびが入るのかと言われても、いい言葉が見つからない。園芸の専門家の同姓同名(同音、字は違う)「藤田智(さとし)」先生になったつもりで、「ひびが入るのはお父さんの畑かな? それは水やりしてないからだね。野菜は水やりしないと、できませんよ~」とか答えてみるけど、真は「あほか」とか言って納得してくれない。心の問題の篠原菊紀先生のつもりで、「人間関係にひびが入る理由かぁ~、難しいなぁ~」とかはもう誰も聞いてない。

なぜ、ひびが入るのか。
壁とか、板とか、地面とか、そこに釘や杭を打ったり、何かで叩いたりしたら、なぜひびが入るのだろう。小学校3年生の真くんに響く言葉で語ってくださる方、いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

タイトルの「野菜セット」と、「ひびが入る」に、つながりはありませんでした。
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真冬の陽光、畑の片付け。

2010年01月23日 | 農と暮らしの日記
スーパーの直売コーナーに並べている人参。
先日このブログでも写真を載せた9月播きのもので、野菜セット用にはまだ小さいし、8月播きの大きいのが残っているから、こちらはもっぱらスーパー用で。まびきはしっかりしたつもりだったけれど、少しずつ成長しているせいだろう、気がついたらけっこう混み合っているので、この真冬に人参のまびき、そしてそれがこの写真のように「小さめの人参」でスーパーに並ぶ。まびかれずに残ったほうはあとひといき大きくなって、主に3月出荷向け。

だから、値段が安い。
いや、安売りしているわけではなく、人参が小さいから2本組みにしても目方がそれなりなわけで、単価は野菜セットその他、藤田家族の通常の出荷と変わらず500円/kg。写真の128円のは約260g、98円のは約200g、そしてこんなのは珍しいのだけれど「1袋2本入り78円」、それは150g前後。まあ、袋代、輪ゴム代、収穫や水洗いなどの手間賃考えればこんな安い1袋はあまり作りたくないけど、普通サイズの人参2本で400g、1袋198円ていうのに比べると、実はこういう小さい袋のほうがよく売れている。値段の安いぶんを補うほどの袋数が売れるかどうかは微妙なところで、だけど198円の人参には目のとまらない方が、128円や98円、78円ということで手に取ってくださる可能性もあるかな、と。それで食べてもらって「悪くないな」と思ってもらえればうれしい、そんなこと考えながら袋詰めしてます。



土曜、また寒くなってきた。ほぼ一日中、日差しがある。
朝:起きたら7時半過ぎていた。保育園の給食納品がないから油断した。
みんなでゆっくり朝ごはん。渚と真は元気にバレーボールに出動。
午前:市街に出てスーパー出荷、その他あれこれ用事して戻り、戻ってからもあれこれ用事があって、畑しごとは昼から。
午後:真は昼に帰ってきたので薫と僕と三人で夏の畑の片付け。というか、真はすぐにどこかに遊びに行ってしまったが。胡瓜、ゴーヤなど瓜科の野菜を作った支柱やネット類は毎年その片付けに手間取る。蔓がからみついているのを外すのが手間で、しかも支柱などがあると除草も十分にはしていないから草が多く、これを春作以降に使えるようにするまでには作業もいろいろあり、時間もかかる。汗をかくような仕事ではないので、今日みたいに気温は低くても太陽の光をたっぷり浴びられる天気だとありがたい。
夕方:明朝出荷ぶんの収穫、戻って調製、荷造り、など。18時半あがり。晩ごはん。



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援農あり、見学の外出あり。

2010年01月22日 | 農と暮らしの日記
写真はいま出荷中の蕪(かぶ)。
最近の野菜セットに入れたりスーパーの直売コーナーに並べたりしている。平均するとソフトボールくらいの大きさ、0.3~0.4kgくらいなので、藤田家族の「大蕪」の定価300円/kgで計算して、1玉が100円前後。薄切りして塩もみしただけのが一番シンプル(葉も刻んで入れます)、これを酢漬けにしてもいいし、味噌汁、シチュー、ポトフ、あるいはフライパンで焼くソテーなどなど、調理用で全く別の野菜のように食感も味も変わる蕪は、毎日食べても飽きない。



朝:6時半過ぎからごはん。
午前:7時半頃に市街に出て、保育園納品、スーパー出荷、そのまま市街地のお客さんの家々にセットの配達。今日は昨日のうちにセットの仕上げまでできてしまったのと、日中にふたりとも家や畑の近くで用事があるので、朝の出荷とセットの配達を相乗りにした。いつもこれができると効率的だけれど、セットを前夜のうちに仕上げるのはやはり大変だし、夏場は当日朝の収穫だから無理だし、8時前後というとやはり市街地は幹線道路も路地も車がわりと多いから、ちょこちょこした配達は遠慮したい。

戻って9時過ぎから育苗用温室の組み立てに着手。
久しぶりに援農Sさん登場なので、ひとりじゃなかなか始められない仕事に取り掛かったわけである。ありがたいありがたい……。作業途中、新しく野菜セットを毎週取りに来てくれることになったTさんが自転車で来訪。サイクリングなら市街地からのこの距離(4~5kmかな)もまあ運動になっていいかという感じだけれど、帰り道は大根、人参、芋……などてんこもりの野菜セットをかごに載せて、だから大変である。「おいしい野菜を頂くのに、これくらいの苦労はしないといけない気がして……」とおっしゃる。

こりゃありがたいことだ。
と思ったけどすぐに、「それなら自転車で汗流すより、車で来ていいから、うちの畑で汗流してくれたほうがいいなぁ」と思って、思っただけじゃなくてそのまま言ってしまった。そうしたらTさん、以前は別の街でやはり「提携」の野菜をとっていて、援農にもよく出かけていたとのこと、となれば来週からは……。時まさに春の作付け開始の暦。幸先のよいことである。

午後:14時頃からmizuさんの田んぼの見学。
数年間にわたって耕作されていなかったという谷戸田(というのかな、この辺でも)を昨夏頃から借りて以来、人力で復旧を進めていて、すでに麦は播いてある。春からの稲作に向けて急ピッチで田んぼの姿を整える毎日のようだ。その農地の様子を見るにつけ、mizuさんの計画やら構想やらを聞くにつけ、とにかく「すごいなぁ……」と思うばかり。「勢い」だなと思う。何事もこういうことで動いていくのだろう。僕自身は自分の畑で精いっぱいだから手伝うとか何とかいうことはほとんどできないけれど、折々に訪ねて力をいただこうと思う。あと反省。うちの畑の、草だらけ、片付ける時間がない、云々は単なる言い訳だ。やらなきゃ。

夕方:明朝出荷ぶんの収穫など。
戻って調製、荷造り、作業場の片付けなどして19時頃あがり。バレーの渚を迎えに行って戻り、20時過ぎから晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋・じゃが芋、大根(青首)、大蕪、白菜、ほうれん草、水菜、萬葉、リーフレタス、太葱、などから。
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温かい雨、白菜終盤。

2010年01月21日 | 農と暮らしの日記
白菜がそろそろ終わりに近づいてきた。
正月ごろにはすでにこんな感じでさみしくなっていたが、その後の寒さ続きでさらに傷みが進んだ。収穫してきた白菜もピカピカで八百屋さんに並んでいるようなものはなく、葉を何枚もはがしてようやく、「お客さん自身の手ではがして捨てる部分が目方の5%未満」くらい(測ってもないし完全に感覚的なものですが)に仕上がる。白菜は中のほうの白くてとろっとした茎葉もおいしいけれど、緑色っぽい外っ葉も捨てがたい(けど捨てるわけです)。いまの畑の様子から考えると、野菜セットに白菜が入るのは2月中旬頃までか。

うちの白菜はこんな感じで大きさもまちまち。
写真の白菜は2つの畑からとってきたもので作付け時期も品種も異なるものが混じっているが、そうでなくても大きいもの小さいものの幅が大きい。前にも書いた大根と同じように、このばらつきが藤田家族の出荷にはありがたい。ちなみにいま、出荷伝票を見直してみたら、最小が1玉1.5kg(300円)、最大が4.0kg(800円)、多いのは2kg台後半から3kgくらいのもの(500~600円)。だいたいセットのサイズに対応する感じで配分するのだけれど、通常の野菜セットは1200~1800円目安だから、いずれにしても白菜が1玉入るとかなり金額が埋まってしまい、品目数が少なめになる。だから、毎週お届けの方の場合は隔週で白菜を入れるのを原則にしている。



木曜、予報通り雨が昨夜から断続的に降り、日中も時折パラパラ。
朝:6時半ごろ朝ごはん。外に出ると家の中より暖かいくらいの“もわっ”とした空気。
午前:市街の保育園納品・スーパー出荷から戻り、8時半頃から上記の白菜を含む野菜セット材料の収穫2時間ほど、その後まず今日出す宅配便のセットを荷造りして13時頃から昼ごはん。

午後は明朝出荷ぶんのセットの荷作り。
いつもなら夕方頃からだけど、雨がちなのと数が多めなのとで、ラジオで国会中継と大相撲を聴きながら(テレビの音声)午後いっぱい作業。スーパー出荷分の荷作りも仕上げて18時すぎ終了。渚と真はバレーボールなので晩ごはんまでまたラジオ(テレビ音声)聴きながら机しごと(愛媛ローカル愛南町の牡蠣をやっていた。美味しそう!)。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋・じゃが芋・さつま芋、大根、大蕪、白菜、ほうれん草、まんば(高菜)、水菜、サラダ菜、葱、などから。
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雨を前に、あちこち耕耘。

2010年01月20日 | 農と暮らしの日記
左が、自家用の米をつくっている田んぼ。
例年なら稲作専用で冬の間は休ませているのだけど、今年は前にも書いたように、畑作にも少し使っている。6月の田植えが始まる前に収穫し終えることのできる栽培期間の短いものを作付ける予定。右側は年内どりの人参が終わった跡で、どちらも今日、トラクタで耕耘した。田んぼのほうはほぼいつでも作付けができる状態で、人参跡のほうはまだ草や収穫し残した人参や茎葉など残渣が残っているので、あと2~3度トラクタを入れてから。



野菜セットのない水曜。天気予報は下り坂で、今日が最後の晴天、高温。
朝:6時半すぎからごはん、市街に出て保育園納品、スーパー出荷、ついでに買い物少し。
午前:10時頃から昨日じゃが芋の収穫が終わった畑で枯れた蔓や草などを焼く。火を見守りながら同じ畑の8月播き人参を明日あさってぶん収穫し、これでひと畝分が片付いたので、いま火を燃やしてきれいになった部分とあわせてトラクタ耕耘、ついでに隣の畑に別途作付けてあったじゃが芋の跡も耕耘。12時半戻り、昼ごはん。

午後:13時頃から冒頭の田んぼと人参跡の耕耘。
15時頃、不耕起開拓中のMさん来訪。こんど開拓中の田んぼをようやく初めて見学させてもらうことになった、楽しみ楽しみ。
夕方:明日出荷分の葱など一部を収穫、日没までほうれん草の追肥。18時あがり。



藤田家族の野菜を使ってくださっている助産院があります。
横浜の「みやした助産院」。うちの子どもたち二人はこの宮下さんに取り上げていただき、渚はまる二晩、40時間の苦闘?を経て、真は僕が駆け付けるのを待っていたように2,3時間で誕生。そんな縁で、就農後、野菜セットを始めてすぐに毎週の契約をしてくださり、4年目のいまも休みなくお届けしている。

その助産院の食事の様子などがブログになっている。
「miyashita kitchen」。藤田家族のこともこんなふうに紹介してくださっている。おいしそうな助産院の食事の写真も出てくる。助産院の食事はお母さんの食事でもあり、その母乳で育つ赤ちゃんの食事でもある。その後の成長の大きな礎となる時期の「食」に藤田家族も少し携わっているのだと思うと、よーし!やらないかん、と思います。
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野菜ランチ、畑の見学。

2010年01月19日 | 農と暮らしの日記
昨日も書いた秋じゃがの収穫が今日終わった、その畑。
手前は春キャベツが育っていて、奥のほうに積み上げてあるのは、さつま芋の蔓やじゃが芋の茎の枯れたの。それを燃やしてからトラクタで耕耘、春作に使う予定。

畑のじゃが芋が片付いて気分的にはすっきり。
春のじゃが芋がとれ始める頃まで、在庫のじゃが芋を里芋やさつま芋とやりくりしながら出荷していく。保存するうえで、さつま芋は寒さに弱く、里芋は乾燥させないほうがいい。それに比べるとじゃが芋は光に当てないようにさえすればとくに保存は難しくない。じゃが芋の在庫があると、やはり心強い。秋じゃが初挑戦の昨冬は病気が出ていまひとつだったから、正直なところ、ほとんどを良品で収穫できたことはうれしい。



野菜セットの多い火曜、今日も気温が高い。
朝:6時半すぎから朝ごはん。市街に保育園納品、スーパー出荷。
午前:戻って野菜セット荷造り。根菜を中心に一部は昨夕進めてあり、今日は主に葉ものを計量・配分して仕上げ。10時過ぎに新居浜方面に出発、新しい配達先があって少し時間がかかり、12時前戻り。

お昼はお客さん。
以前から菜園を応援してくれている(野菜を買ってくれるわけでも畑の手伝いしてくれるわけでもないけど、なんとなく応援してくれてる気がする)ゆりさんと、最近うちのセットのお客さんになってくれたOさんが○○教室の生徒さん仲間だということで、一緒に畑の見学がてらお昼を食べにきてくださった。秋冬野菜のレシピ集を再現した「野菜ばっかり」メニューで、これでもか!と歓待させていただく。おかげで、たまってた野菜がだいぶん減った。ありがとう。

午後:13時半頃から、おふたりに畑のご案内。
昨日に続いて「畑の見学&麦踏み」。足で麦踏みされる麦も最近あまりないと思うけれど、さらにあんなおしゃれな感じの靴で踏まれる麦は日本狭しといえどここだけかも。30分で見学終了。「見学がてら昼ごはん」じゃなくて、「昼ごはんがてら見学」だったかも。

夕方、じゃが芋の最後の収穫、畑の片付け、収穫少し。18時あがり。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根(青首、新西町)、大蕪、白菜、体菜、小松菜、水菜、リーフレタス(赤、緑)、太葱、などから。
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秋じゃが収穫、ほぼ終了。

2010年01月18日 | 農と暮らしの日記
秋じゃがの収穫がほぼ終わった。
残りはあと10mほど。写真が今日の収穫分で、約12m=約30株、帰って計量したら約25kgあった。通常の野菜セットに入れるには大きすぎる芋が中心で、それらは保育園の給食で使っていただく予定。野菜セットのお客さんでも「芋は大きいほうがいいよー、料理しやすいしー」と言ってくださる方もいるけれど、あまり大きいと味噌汁とか、ちょっと使うだけのときに不便じゃないかな。

秋じゃがの作付けは全部で200mほど。
春に植える芋と比べると格段に少ない。さつま芋や里芋があるから、セットに求められるじゃが芋の量が少ない、というわけで。作りやすさからいうと、春植えより秋植えのほうが楽なのだけれど(草とりも、虫の心配も、収穫のしんどさも)、じゃが芋というと、やはり夏のものという気がする。その先入観というか既成概念をうち捨てれば、じゃが芋は秋作がいいなぁというのが正直なところだ。



月曜、今日もぽかぽか陽気。
朝:6時半過ぎから朝ごはん。保育園の納品は休み。
午前:8時頃からセットの荷造り、11時半から市街・氷見・小松方面の配達、13時前帰宅。ごはん。
午後:上記のじゃが芋のほか、当面の里芋、それから明日出荷分の野菜の収穫、16時戻り、それから調製、荷造り、18時半あがり、晩ごはんは里芋のコロッケなどなど。


月曜の夜は一週間でいちばんゆったりしている。
ふつう、ゆったりする夜というと週末なのだろうけど、渚と真がバレーで出ていることが多く、平日の夜もたいていバレーがあって晩ごはんは8時とかになって、バレーがなくても渚のピアノがあったりして、ばたばたしている。月曜だけはバレーの練習が入ることはまずなく、そして、翌日の火曜は野菜セットも多い日なのだけれど、逆に早めに収穫してきてぬかりなく準備していることもあって、「何時から晩ごはん!」と統一指令が出たら、家族一丸となってそれに向かって突き進むことができる、それが月曜の夜。

<本日の野菜セット>例
人参、色々人参、里芋、里芋の親芋、本日の大根(新西町)、大蕪、白菜、ほうれん草、リーフレタス(緑、赤)、葱、茎ブロッコリィ、などから。
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