38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

有機研修、大洲で鍋。

2019年11月30日 | 農と暮らしの日記
鍋、である。この冬、初。
金曜の午後から、愛媛有機農業研究会・青年部の視察研修で、大洲へ。
夜は恒例の懇親会、そして、恒例の鍋。

と書きつつ、そういえば去年もこの頃だったかなと。
ブログを振り返って見てみると、やはり、写真が鍋

これではまるで鍋を食べに行ったように見える。
実は、鍋を食べに行ったわけなんですが。あと、酒。

四国、今回は瀬戸内ではないけど愛媛県(大洲市)で、鍋を楽しむ暮らしはいかがですか?



で、視察研修の話。
金曜の朝、フジグラン西条に出荷、そのまま市街配達。
差し入れに地元西条の武田酒造「日本心・ひやおろし」と、こちらも西条東町「魚茂」の竹輪・ごぼ天・板天を購入。

桜三里経由で松山のゆうき生協へ。ここからNさんの軽トラに同乗させていただき、大洲へ。
午後、研修先の「テレファーム」の圃場あちこち、加工工場を案内していただき、研修。

テレファームは「楽天Ragri」という野菜を楽しく遠隔栽培・購入するシステムで有名。
有機認証の野菜をグローバルGAP認証の工場でカット加工して販売している(たぶんこちらがメイン)。

晩秋から初冬の大洲路を走りつつ、昨年の西日本豪雨の浸水時の様子をうかがい、改めてそのすさまじさを痛感する。
JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」も初めて見ることができてラッキー。

明るいうちに宿舎の「風の博物館・鹿鳴園」のケビン着。
17時頃からみんなで調理しつつ飲み始め、気がつけば日付が変わって大幅に朝に近づきつつあったので2段ベッドで就寝。

翌日、土曜の朝は三々五々の出立で、西条には午前中に帰着。
午後は用事で市街に出て、夕方は畑で耕耘、収穫。日暮れて作業場で荷造り。



11月も終わり、いよいよ師走へ。
忙しい中にも、皆様ご健康で楽しい初冬をお過ごしください。


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恵みの雨、思いがけず本降り。

2019年11月28日 | 農と暮らしの日記
アコウ。一般的にはハタ?
薫がまた釣り人さんからいただいてきたので、早速ありがたく食卓に。

まずは刺身で。
鯛とは違う滑らかな口あたり、上品な甘み(貧弱な語彙)。

肉厚な頭と、贅沢に骨まわりの身も残したので、2日目はあら炊きに。
自家用の大浦太牛蒡と。美味!美味!

四国・瀬戸内、愛媛県西条市で、地魚のあら炊きを楽しむ暮らしはいかがですか?



月曜は午後から霧雨。
火曜は終日の曇り空で、朝と夕方に瀬戸内海で最大震度4の地震、西条は震度1、2。
水曜は薄曇りで、午後は霧雨。
木曜は未明から本降りとなり、昼過ぎまで久々の大雨。夕方から曇り。

恵みの雨は、思いがけず大雨になった。
この時期は真夏と違って、さほど降らなくても野菜の生育には目立った障害にはなっていないように見えるけれど、恵みの雨には違いない。

<最近のフジグラン西条>
従来の品目に加えて、「サラダセット」(リーフレタス3~4種+チコリ3~4種)も開始。
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里と山、今年は暖かく。

2019年11月24日 | 農と暮らしの日記
23日(土)に開催された「里と山の文化祭」。
勤労感謝の日の恒例行事として、今年も出店してきた。

藤田家族は写真中央の濃紺のタープテント。
昨年に続いて立ち読みONLYの「BOOKS藤田家族」も併設して、食や農に関する本を並べた。

野菜は里芋、じゃが芋、さつま芋、キャベツ、サラダセット(レタス類とチコリ類のミックス)。
それと、地粉うどん(太麺・細麺・極細面)。

ご来店くださったみなさま、ありがとうございました。
ふだん会えない地域の食・農つながりのみなさんも、いろいろ話ができてよかったです。

四国・瀬戸内、愛媛県西条市で、秋の一日をのんびり過ごす暮らしはいかがですか?



土曜は朝ののうちは曇り、次第に晴れてぽかぽか天気。
フジグラン出荷のあと、上記のとおり終日マルシェ出店。品切れになる前にと地産駆除肉の「いちくらカフェのイノシシ焼きそば」で早昼、お昼頃に野菜たっぷりの「里山食堂のすいとん」。

そして、昼過ぎに少しお客さんが落ち着いてから持参の「鰯丸干し弁当」。
薫の芋ごはんに薫の父が大阪湾で釣った鰯の丸干しを載せ、うちの実家からもらった白菜漬けと薫の梅干しも添えて。
食べ過ぎとも言えるけど、外で食べると、いくらでも食べてしまう!

帰宅して日没まで畑の耕耘。

日曜は曇りで午後ほんの少し雨。
朝いちで小麦の播種、ほうれん草も少し播種。午後はさつま芋の跡地を片付けて春どり野菜用に耕耘。



ローマカトリック教会の教皇(法王)が来日、長崎、広島を訪問。
NHKニュースの「教皇」の抑揚が気になって仕方がない。「法王」「国王」と同じ(「先生」と同じ)なのでたぶん正しいのだと思うけど、「教頭」「校長」と同じ抑揚でよい気もする。
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秋じゃが、掘り始め。

2019年11月22日 | 農と暮らしの日記
少し早めに、秋じゃがを掘り始めた。
9月に植えて12月どりというのが頭に入っている定番の暦だけど、春どり野菜の畑をどんどん準備しておきたいのと、どうもネキリにやられているのか、日ごとに枯れて倒れていく株が目立ってきたのとで、前倒し。

まだ茎や葉がが青々していて、まだまだ芋も太りそうだからもったいない感じだけど。
鍬を入れてみたら、まずまずの大きさだから、この畑のは一気に掘った。デジマ、ニシユタカ、そして、何とかいう赤い芋。
種芋が腐っておらず、まだ固いのでびっくり。

四国・瀬戸内、愛媛県西条市で、秋じゃがの早掘りを楽しむ暮らしはいかがですか?



木曜は晴れ、野菜セットほかの出荷、上記のじゃが芋掘り、など。
金曜は曇りのち午後から夜はときどき小雨。野菜セットほかの出荷・配達、翌日の「里と山の文化祭」の準備など。

金曜は日差しがなく寒かったので、昼ごはんに五目中華そばを食べた。
といっても、なんちゃって、だ。昨晩のおかず「里芋の親芋と鶏の炊いたの」の煮汁(昆布出汁)が少し余っていたので、これを水で伸ばして胡椒とラー油で中華風に味を調え、真の弁当おかず残りの豚キャベツ炒めをトッピング。

煮汁は塩分が多いので、もったいないからといって二次利用し過ぎるのは要注意。
だけど、旨みが溶け出しておいしいんですよね。

もうずいぶん長く気になって仕方がないのが、この「煮汁」問題だ。
日本人は昔から煮汁を残していたのか。そんなもったいないことをしていたのかということ。塩も貴重、醤油になる大豆も貴重、出汁をとる昆布も鰹も椎茸も貴重だったはずだから(今でも貴重ですが)、野菜や魚などを煮た汁はしっかりと使い切っていたのではないか。
ついでにいえば、うどんや温蕎麦のつゆなんかは、丼に残すほどたっぷり使うようになったのは最近のことじゃないのか、というような。

<最近のフジグラン西条>
里芋(普通のと、衣かつぎ向き小芋)、さつま芋(普通のと、安価な小芋)、キャベツ、小さい大根など。

<最近の野菜セットの例>
里芋・さつま芋・じゃが芋から1~2種、九条葱、大根、キャベツ、リーフレタス類。
セットによってほかに、春菊、大根葉、プチブロッコリィなどから。
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大根で汁、の季節。

2019年11月20日 | 農と暮らしの日記
薫が釣り人さんからヤズを1本いただいてきたので、刺身で食べた。
そして、そのアラはちょうど大根がいっぱい余っていたから潮汁に。

最初は鰤(ぶり)大根に(ヤズ大根に)しようと思っていたのだけど。
このところ急に寒くなってきたから味噌汁にして温まろうと方針転換。そして、圧力鍋で酒もたっぷり、生姜も適量入れて煮てみると、透き通った旨そうな汁になったので、味噌は溶かずに塩少々。
薄口醤油を加えてもいいけど、塩でも十分の旨さ。

四国・瀬戸内、愛媛県西条市で、大根たっぷり塩少々の潮汁を楽しむ暮らしはいかがですか?



というわけで、またこれは久々の日記。ほぼ3週間ぶり大根。
そして、久々なのにまたまた畑じゃなくて台所、野菜より魚が主役というのがなんともいえず。

この間、ごく平常に仕事&暮らしは進行。
ただ、11月はやはり行事ごとが続き、週末ごと、そして、平日もちょこちょこ出ていくことが多くていっぱいいっぱい。
幸い雨が少なく、畑のことで気を揉む要素が少いから助かる(まあ作付けの進捗はいつも通りに押し押し気味ですが)。

前回記録の10/30以来、世の中もあれこれと。
首里城が消失、法務大臣が辞任、大学入試の英語民間試験は延期、羽田空港で断水、天皇即位パレード、桜を見る会に疑義、などなど。

畑の様子などはまたぼちぼちと。
週末、11/23(土)は里と山の文化祭(丹原総合公園、体育館前ひろば)出店します!
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