38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ポリタンク水やり、のち、やはり雨。

2017年05月24日 | 農と暮らしの日記
大根が1本で出荷できる大きさになった。
2月末に種を播いてトンネルを被せ、4月中旬にそのトンネルを外し、そのタイミングから「大根まびき菜」(1か所4粒播きしたのを2本に)で野菜セット入り、5月に入ると「まびき大根」(2本を1本に)で出していたのが、それをまびき切らないうちに、2本立ちの状態でもう写真の大きさになるものが出てきた。

というわけで、野菜セットにも「大根」として登場。
ただし、先端のほうが荒れているものも多い。割れたり肌荒れしたり、大きく変形したり。秋播きの大根にこういうのは少ないのだけど、やはり気候の変化の大きい時期に生育するからだろうか。トンネルで高温になるストレスもあるかもしれない。
1本がかなり大きく300円を超えるものもあるので、フジグラン西条には主に1/2~1/3カットで、98円~158円くらい。



またほぼ1週間ぶりの日記ということで。
阪神の秋山が火曜日に投げることが多く、日記もなんとなくその周期になっている。
今回も好投して失点1ながら、巨人・菅野が良すぎて3敗目。

12日(金)の夜に降って以来、23日(火)の夜に11日ぶりの雨。
その日の夕方、雨の予報は出ているけれどあてにならないし、ということで今季初のポリタンクを軽トラに搭載しての畑での水やり。

水やりすると、雨が降る。
何度も書いているとおり、研修中の師匠の言葉。どうせ降るなら水やりしなければよかった、と思うのではなく、その努力を見てくれていたんだと考えよう、と。
そんなわけで、心安らぐ雨である。

翌日、水曜もしっかり降ったり少しやんだり。
あれだけ乾いていた畑だから、これくらいの雨なら半日晴れればトラクタも使えるはず。



この約1週間はほぼ連日の晴天、高温。
群馬の館林では35℃を超えた。5月に真夏日ではなく猛暑日。

日曜の午前はお寺の行事で般若入れ、続いて町内の一斉清掃で溝さらいなど。
中学校では運動会。今年は国体イヤーということで春に実施する学校が多いらしい。

通常どおりの野菜セットの出荷、フジグラン西条もぼちぼち。
あいまに、からからの畑に茄子、オクラ、空心菜などを細々と定植。
真はその間に中間テストがあり、家庭訪問もあった。

<最近の野菜セットの例>
新玉葱・赤玉葱(いずれもトウ立ちが多く、芯あり値引き)、大根、水菜、小さいキャベツ、リーフレタス。
えんどう豆はほぼ終わり、セットによって、絹莢かオランダ大莢の実とり用(グリーンピース)、にんにくの茎。

<最近のフジグラン西条>
大根(カット)、リーフレタス(摘み取り)、鷹の爪など。
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高温続き、水菜は大株に。

2017年05月16日 | 農と暮らしの日記
春の葉もの次々に終わっていき、水菜もあとわずか。
畑では一部の株がトウ立ちを始めているので、それとの競争で野菜セットその他の出荷に。毎度書いているように、トウ立ちしそうないまこの瞬間に一気に出荷してしまえれば楽なのだけど、それだけの売り先がなく、また、売り先があったとしても、そこにすべて出してしまうと以後の野菜セットの材料が寂しくなる。
というわけで、最後は無駄になるのを覚悟で細々と収穫・出荷していく。

今季の水菜はわりと息が長い。
2月上旬に同時に種を播き、3月半ばに同時に植えた青梗菜は早くにトウ立ちしてしまった。水菜も春はトウ立ちしやすいので、小さいうちに「サラダ水菜」という感じで収穫・出荷するねらいだったが、4月の気温が高かったことと、そのおかげでほかの葉ものも順調に育ってくれてやや飽和気味だったこともあり、収穫のペースが緩やかになっている間にどんどん育って大株になった。といっても冬の大株の水菜と比べると生育が速いからだろう、サラダ水菜の細い茎のまま本数だけが増えた感じで、さほどガシガシした食感にはなっていない。



また1週間分の記録をまとめて。
12(金)の夕方から雨が降り出し、夜に本降り。それ以外はほぼ晴天で、ほぼ25℃以上の暖かさ。
早いもので、5月も後半に入った。

木金と月火はいつもどおりの野菜セット出荷。
その他の日はフジグラン西条にも細々と並べて、あとは畑仕事中心の日々。

14(日)、北朝鮮が弾道ミサイルを発射。高度2,000kmで一段と性能を増しているという。
15(月)、沖縄復帰45年。基地負担は相変わらず、というかますますの一極集中を強いている。
16(火)、秋篠宮眞子さまが婚約へ。阪神・秋山投手が今季球団初の完投で3勝目。とにかく四球が少ない。

<最近の野菜セットの例>
新玉葱、まびき大根、かぶ(ほぼ終了)、レタス、リーフレタス、水菜、えんどう類(オランダ大莢、スナック、実とりから1~2種)、空豆。
春キャベツ、わさび菜は終了。空豆は不作で1回ずつ行き渡らない見込み。
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久々の雨、仏・韓で新大統領。

2017年05月09日 | 農と暮らしの日記
オランダ大莢えんどう。
絹莢より大ぶり、というよりも、長さは2倍、面積で4~5倍くらい大きい。なのに、やわらかい。
葉もの野菜のように、肉・竹輪などとの炒めもの、卵とじ、おひたしやナムル、レタスや新玉葱とサラダに。
100g・200円で野菜セットほか出荷中。

写真でわかるように、支柱やネットがない。
奥に向かって立ち並んでいるのはオクラの枯れ樹で、今年のえんどう類は基本的にこれでやってみた。ポットで苗をつくり、オクラの跡に植えっ放し。オクラの枯れ樹に適当に絡みつくというかもたれかかるというか、どうにか宙に浮いている状態。ちょっと頼りないので、来年はこれの改良型で2~3段はマイカ線を張ってみようと思う。
支柱・ネットの組み立て・解体の手間が大幅に省けそう。



5月5日以降の連休終盤から連休明けの記録をまとめて。

6日に少し降り、そして9日にほぼ終日のしとしと雨。
この雨が本当に久しぶりのしっかりした雨になった。畑がからからだったから、まさに恵みの雨。真夏と違って多少の晴れ続きでは野菜に大きな影響はないはずなのだけれど、4月後半は30℃に近い高温の日も多く、しかも風が強いことで特にレタス類など軟弱な野菜は水分を奪われてヘロヘロになっていた。この雨でみずみずしさを取り戻してくれたのではないだろうか。
今日は出荷作業のみフル回転だったので、あす畑に行くのが楽しみ。

5(金)は通常の出荷、市内配達。
6(土)は小雨が降り、松山から実家にGW帰省中の妹と甥を真と一緒に訪ねて、トランプ2種で勝負。

7(日)は極早生の玉葱をすべて収穫して、午後は水利組合の溝さらい。
里芋の芽がちらほら出始めたので、小さいレーキで畝の表面をひととおりひっかいて草抑えの中耕。
真は高校の登校日で授業参観(と、PTA総会、欠席すみません)。

8(月)は連休が明けて、もとより出荷は通常どおり、市内配達。
午後は小学校の稲作学習の籾播き手伝い(初参加)。ポット育苗の小さい穴に3粒ずつ籾を落とすという、小学生じゃないとできないような作業を見守り。苗床に設置するまで見届けて解散。

9(火)は朝からしとしと小雨、ときどき本降り。
通常の出荷、新居浜方面配達。

阪神の秋山投手(西条高・8年目)が巨人戦に先発し、待望の2勝目。
勝てなかった試合も含めて長いイニングを投げ、高い防御率の内容を続けているので、勝敗にかかわらず今季は本当に楽しみだ。家にテレビがなく、ラジオ中継も南海放送じゃない場合はほとんど入らないので、登板試合は食後にPC作業をしながらネットのテキスト速報をちょこちょこ”観戦”している。



フランスでは中道のマクロン前経済相が39歳で大統領に。
韓国では革新系の文在寅氏が大統領に。

<最近のフジグラン西条>
ほうれん草は終了。水菜、リーフレタス(赤・緑ミックス)、にんにくの茎、蕪、葉つき間引き大根(おろし最適)など。

<最近の野菜セットの例>
新玉葱、葉つき間引き大根、蕪、水菜、リーフレタス、わさび菜、えんどう(スナック・絹莢・オランダから1~2種)。
セットによりほかに、春キャベツ(残僅少)、さつま芋(残僅少)などから。
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好天のGW、葉菜追いつかず。

2017年05月04日 | 農と暮らしの日記
前回の記事、1週間前の写真と同じほうれん草。
やはり予想どおりの急成長で、わずか3、4日だけれど採り遅れた。これの1つ前の作が別の畑にあって、そっちが28日に終わったからとこちらに移ったのだけど、計画どおりにはずれてくれず、仕上がりが少し重なってしまった。

トウ立ちの兆しがあり、それと同時におそらく高温のせいもあって外葉も黄変。
前の作は最後に残った何kgかを29日にあった産業文化フェスティバルの「ゆうきでみせ」出店に相乗りして特価で並べ、完売することができた。そして、こちらは久しぶりにフジグラン西条の地産地消コーナーに。大型連休ということもありまずまずの売れ行きながら、いかんせん植物としての成熟の速度が勝ってしまい、左の列は歩留まりが約8割、右側の列は逆に3割ほどしか売り物にならなかった。
あと3日スタートが早ければよかったのだけど。

というわけで、最後の最後のほうれん草がフジグランにあります。
それと、リーフレタスなどほかの野菜も少しずつ。よろしくお願いします。



大型連休の途中まで、1週間の記録をざっと。
晴れ続きで、月末は強風、そして30度近い高温。

29(土)の昭和の日は産業文化フェスティバルに「ゆうきでみせ」出店。
朝7時半頃に出発して大道具の設営から準備、9時開店。今年は「ミニホットケーキ10円で作ろう」体験。
昼はこけし食堂さんの行列に並び、鶏唐揚げ南蛮丼。ごちそうさまでした! 15時閉店、16時に帰宅して片付けと検品と計算で19時。

30(日)は飯岡区民運動会だけど最近は不参加で。
真は登山部で地域の予選があり、テント1泊で笹ヶ峰方面へ。夜は消防の自主点検とマイク放送。

5/1(月)、2(火)は通常の野菜セット出荷。ただし、連休中でお休みの方もちらほら。
火曜の午後は市の健康づくり推進員の委嘱式。各自治会から1人出ることになっていて、僕は初めてのお役目。式に続いて胃がんとピロリ菌についての講演を聞く。

3(水)、世の中は5連休の始まり。
上記のとおり、久々にフジグラン西条に出荷。まずは、ほうれん草。

4(木)、午前中は水利組合の溝さらい、休み休みで約4時間。
この日の場所は近年ずっと参加できてなかった上流のほうなので、ことしは行けてよかった。
野菜セットは宅配便のみで配達なし。

午後、用があって周ちゃん広場(JA周桑の直売所)へ。
用事が終わったころにちょうど16時になり、鮮魚コーナーでは刺身など一部商品が半額に。ともに380円だった地物のエイの刺身&肝とスズキ刺身、それと200円だった地魚アラ盛り込みの3パックを買って合計480円。これは安い!

夕方、久しぶりに真も畑に連れていき、収穫あれこれ。
小さいころの経験を覚えているのか、天然のセンスなのか、何年ぶりかの作業のはずだけど、指示ののみ込みも速く無駄のない動き。
この労働力、毎日欲しい。



<最近の野菜セットの例>
まびき大根、春キャベツ、ほうれん草、水菜、リーフレタス(赤・緑のいずれかまたは両方)、わさび菜、えんどう(絹莢、オランダ大莢、スナックから1~2種)。
セットによって、新玉葱、雪白体菜、葉つき蕪(中~大)、にんにくの茎。

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