38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨、水路掃除、4月の終わり。

2012年04月30日 | 農と暮らしの日記
絹さやが野菜セットに入り始めた。
今年作っているのは「オランダ絹さや」という大莢の品種で、本当はこれじゃなくて普通の小ぶりのを播きたかったのだけれど、播きどきが終わるぎりぎりの頃に種屋さんに行ったらこれしかなくて、仕方なく。大莢なのでかさがいくのだけれど、この季節に筍と炊き合わせたりするのにはちょっと不釣り合いなので、薫には「来年は普通のにしてよ」と昨年から言われていたのに、うっかりしていた。

いまは普通の姿の豌豆の畑だけれど。
何度も書いてきたように、初めはレタスとの共存畑だった
レタス類は冬の間に終わり、いまは別の畑に春播きで植えたレタスがどんどん育って出荷中。



月曜、連休前半の最終日。
朝から雨。のち曇り、また時々雨。子どもたちはそれぞれ今日もバレーボール。

朝:5時半から収穫、7時過ぎに戻り。
市街に出てスーパー出荷、戻って急いで出発、8時に集合なので。


午前:8時から、水利組合の水路掃除(本日は上流編)。
これは後日の水路掃除と違って日当が出る。どっちがしんどいかと言われるとどちらがどうとも言えない気がする。そういう区別ではないのだろう。大雨にならなくてよかった。むしろ陽が照らなくて助かった感じ。

野菜セットは薫に頼み、僕のほうの掃除は11時台に終わって解散、帰宅。

午後:昼ごはん、そのあと薫が市内配達。
僕は畑に戻り、絹さや、スナックえんどうなど明朝出荷分の収穫。明日は火曜なので、スーパー地産地消コーナーに並べる野菜の荷造りをある程度済ませておく。

明日から5月。

<本日の野菜セット>例
抜き大根、新玉葱、葉つき大蕪、ブロッコリィ、しろな、リーフレタス、絹さや・スナックえんどうのいずれかまたは両方。
セットによっては他に、スイスチャード、玉レタスなどから。
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産業文化フェス、出店ふたつ。

2012年04月29日 | 農と暮らしの日記
毎年4/29開催、西条市産業文化フェスティバル。
写真は西条市青年農業者協議会の出店で、「ベリー&ベリージュース」。西条名産の苺とブルーベリーを使い、ヨーグルトとサイダーで割った魅惑的な味、毎年このフェスティバルで大人気の飲料(たいてい昼頃に完売)。今年は協議会の会長を務めさせていただいていて、実質的にこれが最後のビッグイベント。

今日はこれともうひとつ、同じ会場で「ゆうき生協」の出店も。
こちらは昨年からで、言いだしっぺであるし、出店の実行委員長的な感じ。とはいえ事前の準備から当日の店の運営まで、実質的にはみなさん(西条市内の組合員さんたち)の実働でぐるぐる大回転、こちらも昼過ぎに、メインの「ゆうき生協の食材たっぷりオープンサンド100円、限定200食」が完売。ちなみにこれは、今治産の小麦で焼いた天然酵母パンに、西条産の野菜(大根ピクルスとサラダのレタス)、無添加ソーセージ、八幡浜の無添加じゃこ天を組み合わせたもので、原価は100円をはるかに超えていて、いわゆる「赤字覚悟の大放出」、そりゃ早々に完売するはず。



朝:5時過ぎから準備。
7時過ぎに出発してスーパー地産地消コーナーに出荷、そのまま上記フェスの会場へ。まず、ゆうき生協のテントの大道具の荷降ろし。陳列棚や電気ドラムなど、そしてフェス実行委員会で準備してくださった長机、椅子、電源などの受け取り、設置をしてから、青年農業者のほうのテントに。こちらの準備は事務局の市職員のみなさんが着々と進めてくださり、準備万端。

午前:フェスティバルは10時開店、その少し前からなりゆきで開店。
ゆうき生協テントは、12時過ぎに前述のオープンサンドが完売、その後はその他の物販、展示など。青年農業者のベリー&ベリージュースも12時台に完売。どちらの出店も僕は主にテントの外に出ての「呼び込み」」担当。ひたすら叫び続ける役で、これは毎年のことだからかなりこつをつかんできている気がしていて、ひとりテントに近づいてきたら、そこがチャンス、周辺のお客さんに必至で呼びかける、と、前にお客さんがいるからまた寄ってきやすい、という循環でたちまち人だかりになり、そうなればもう叫べば叫ぶほどに人だかり、という感じで。

午後:12時半をすぎると、ひと段落。
あとはぼちぼち、のんびりしたお客さんの対応やら、早めに片付けられるものは片付けも始めて。

15時に会場全体の閉店。
車をとってきて搬出作業、それぞれの片付け完了を確認して、16時前に撤収、市街スーパーに寄って今日の販売状況を確認したあと帰宅。明朝出荷分の一部収穫をして、17時過ぎにまた市街へ、今度は自転車で。

17時半から、青年農業者の出店の反省会。
骨付きどり「はなや」で。
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明日4/29は、産業文化フェス出店。

2012年04月28日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニ、この春二回目の作付け用の苗が発芽し始めた。
いつものように72穴のセルトレイを使ったのだけれど、今回は写真のように「市松模様」に播いた。こういう播き方なら葉が重なりにくくてよいのではないかと思っていたところに、3月の有機農業研究会・広島大会でも事例発表を聞いた埼玉の関野幸生さんが、その著書『固定種野菜の種と育て方』(創林社、野口勲さんとの共著)の中でまさにこういう播き方のことを書いていたので。



土曜、今日から3連休、そして大型連休(いわゆるGW)。

朝:7時台に収穫、戻って荷作り、市街スーパー出荷。
午前:トラクタのロータリ爪を交換して耕耘、そこに枝豆、小松菜、その他あれこれを少しずつ播種。薫は真のバレーボールの当番。

午後:明日の「西条市産業文化フェスティバル」の準備。
ゆうき生協の西条・周桑地区会の出店(旧「大屋」前、大特価100円オープンサンドその他)と、西条市青年農業者協議会の出店(「八剣伝」前、べリー&ベリージュース)と。ぜひ、両方にお立ち寄りください。

夕方:明朝出荷分の収穫。
戻って20時頃から晩ごはん。レタスのサラダがおいしい。いままで生野菜はそれほど食べなかったのに、やはり柔らかいレタスはおいしいですね。スーパーフジグラン西条でも毎日販売中(「私の自信作」コーナーにて)。
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春の陽気の、はわい畑。

2012年04月27日 | 農と暮らしの日記
久しぶりに、ちょっと引いた写真を。
小学校横の畑のかたまり、9枚で約4反あるところの、ここは「はわい畑」。奥が「いたりあ畑」でその西隣が「ろんどん畑」、この「はわい畑」の西隣は「にっぽん畑」、ということで、就農してここを借りた時に、単純に「い・ろ・は・に」と振っただけ。あとの5枚はこの撮影地の背中側に並んでいて、こちらは東から(つまりこのカメラを構えている左後ろから右後ろ(西)に向かって、「壱・弐・参・四・五」となっている。いずれも南北が約25mで東西が15m~20mほど、それぞれ3~5aが隣接している「水田」。

さて、そこでこの「はわい畑」の現在は。
左端がにんにく、そこから右に、夏どり人参、もう1列も夏どり人参、5月どりレタス、また夏どり人参、じゃが芋2条(キタアカリ)、収穫中のブロッコリィ6条。8月上旬まで収穫する人参を除いて6月中には収穫が終わり、8月末から順次、秋作開始の畑になる予定。

こんなふうに、小さな畑は「終わり」を揃えるようにして使う。
「始まり」を揃えれば、それはそれで耕耘から畝立て、播種または植え付けまで一気にできて段取りも楽なのだけれど、そうすると必ずしも「終わり」が揃わず、次の作に使う時に困る。これくらい小さな、つまり軽く1反未満の圃場だと、同じ一枚に同じ作物を一気に作付けるのが普通の専業農家、でなくても兼業でも農協出荷や契約栽培などしていれば一般的だろうけれど、うちのような「野菜セット」型(=「あなたの家庭菜園を預かってます」型)の農業経営なら、こんな風景になる。



金曜、晴天の一日。日向で動けば暑く、日陰にずっといると少し肌寒いような微妙な陽気。

朝:5時過ぎから畑に出て収穫、7時過ぎに戻、ひとり朝ごはん。
午前:8時過ぎに市街に出て、保育園納品、スーパー出荷。
戻ってセット荷造り。昼前に配達分は終わって薫がそれを持って出かける。僕は残りのセットの仕上げ、昼ごはんの準備(今日は、スーパーの売れ残りの「しろな」2パックの炒め物。人参と新玉葱、豚肉と一緒に。これで2人分)。

午後:13時半に家を出て、今日は渚の授業参観。
中学校は自転車で3分と、小学校よりもずいぶん近い。就農して最初に住んだ家は小学校まで歩いて2分ほどだったのだけれど、いまは真が毎朝、30分ほど歩いて登校している。僕は小学校が徒歩10分、中学校が徒歩7~8分、高校は自転車で5~6分だったので、学校は近いのがいいと思っているけれど、子どもたちはそれほど、遠いとか近いとかは思っていないようだ。

渚の参観は担任の先生ご指導のもと、学級活動。
学級委員の二人が進行し、今日は学級目標を決める一時間のようだ。全員が自分の考えた目標を発表し、次に班ごとにその中から代表作を選び、最後は学級全体で多数決で決定。

学級活動っておもしろいですね。
時間が許すなら、いつまででもやっていたい感じ。教室中に、いろんな思いが行き交っていて、そのエネルギーがもったいなくてしょうがない。数学とか地理とか、やらなくてもいいんだったらいいのに。ま、そういうわけにはいかないようだ。

15時から、畑へ。
5月どりの葉ものや大根の、不織布を掛けていたのを外して、抑えの寒冷紗だけ防虫用にまた掛け直し。そのほか、あれこれこまごました片付けなどしてから、16時過ぎから、晩生の玉葱の草むしりを2時間ちょっと。ぺんぺん草とほとけの座だけなので、玉葱が埋もれているくらいに生えていても除草そのものは楽な部類に入る。

18時半に帰宅、すぐに軽トラで市街方面へ出発。
19時から農協の青壮年部の役員・支部長会。年次総会に向けて、決算・予算、活動計画、そして役員人事と議事が盛りだくさんあり、21時半頃に終了、帰宅してまず風呂に入り、22時過ぎにこれを書き始めて、いま時計を見たらもう23時前だ。いまからごはん。

<本日の野菜セット>例
新玉葱(セットによっては小さいペコロスもプラス)、葉つき中蕪、小松菜、ほうれん草、しろ菜、リーフレタス(主に赤)、ブロッコリィ。
セットによっては他に、絹さやまたはスナックエンドウ、玉レタス。

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4/29出店、飲料の仕込み。

2012年04月26日 | 農と暮らしの日記
ブロッコリィの収穫が始まっていて、その次の脇芽も次々に出てきている。
普通、スーパーなどで売られているブロッコリィは大柄なひとかたまりのものだけれど、最初の花蕾(からい)を小さめでとれば、その後しばらくはこんな脇芽(側花蕾)も収穫できる。



木曜、セットは宅配便のみ。
昨夜から未明の雨は予報よりも少なく、幸いなことに強風もほとんどなかった。日中は曇り。

朝:5時半過ぎから収穫に出て、7時半前に戻り、朝ごはん。

午前:とりあえずの荷造りをして8時半に市街に出発、スーパー出荷、そのまま市内小松町のO君の温室・作業場へ。
ここで苺のB品を受け取り、市内・壬生川の食の創造館へ。9時半過ぎ着。

午前中はここで、青年農業者協議会の4/29出店(産業文化フェスティバル)の仕込み。
当日は、いまO君にもらってきた苺と、飯岡のT君提供の冷凍ブルーベリーをミックスした飲料を200杯限定で販売予定。その仕込みというのは、苺のへたをとり、ブルーベリーと一緒に3杯分ずつの量に小分けして冷凍しておく作業。昼前に終わり、また市街に戻って用事あれこれして正午過ぎに帰宅、昼ごはん。宅配便の野菜セットは薫が仕上げておいてくれた。

午後:14時頃から明朝出荷分の野菜の収穫など。
16時半頃に戻って、あとは机しごと。

<本日の野菜セット>例
抜き大根、新玉葱、蕪、しろ菜、ほうれん草、リーフレタス(赤と緑)、小さめブロッコリィ。
セットによって他に、里芋、絹さや、スナックエンドウ、などから。

※豌豆類はこの春初めての出荷。まだ1~2人分だけれど、来週からはどんどん収穫できそう。
葉ものも順調なので、いまのところ野菜セットの材料はたっぷりある。逆に、ちょっと仕上がりが前倒し気味だから、5月の中旬以降から6月頃、夏野菜ができてくる手前のところでまた野菜不足になるかもしれない。

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雨を前に、除草などフル回転。

2012年04月25日 | 農と暮らしの日記
この春、二番手のじゃが芋、男爵の畑を中耕した。
スギナが目立っていたのを僕が昨日のうちに抜いて、その他の大きな草を薫が今日の午前中に手で抜いて、そのあと管理機を「1速・正転」で畝間の土を砕きながら3回通り通した結果が写真の通り。ここまでくれば、この男爵もあとはさほど手間いらずで収穫期を迎えられそう。ただし、ネキリなど害虫の大量発生がなければ、そしてこの畝間が浸かるほどの異常な大雨がなければ。



水曜、セット出荷のない曜日。
予報は夕方か夜から雨で、朝のうちからもう曇り始め、久しぶりに涼しい一日になった。

朝:温室の水やりなどしてから、7時過ぎに市街に出てスーパー出荷。
午前:上記のじゃが芋の除草を薫がしている間に、僕は人参の手除草。薫の除草が終わったので、管理機で中耕を開始、途中で燃料切れになり、明日出荷分の新玉葱を収穫して14時頃に帰宅、遅い昼ごはん。

午後:15時頃から、渚の家庭訪問、初めてお会いするT先生。
中2といえば行事も多く、「中学生活どまんなか」の1年だから、大いにてんてこまいの一年を送ってほしい。

夕方:16時頃から畑に戻り、じゃが芋中耕の続き。
終わって、葱苗の草むしりの続きを1時間ほど、これで葱苗の除草はひととおり終了。ぽつぽつと小さな雨粒が落ち始めてきたので、明日出荷分の一部収穫をして、18時半頃に帰宅、晩ごはん。

食後、薫は地区理事会の会合へ。



今夜の雨はまたまた強風を伴うらしい。
この春は本当に風が強く吹く。とくに今年はトンネルや寒冷紗などの資材をいつもより多めに使っているからだろう、強風の予報があると胃が痛くなる。どうか、うちの畑にも全国各地の農業者のみなさんにも、大きな被害が出ませんように。



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25℃超、Tシャツ間近。

2012年04月24日 | 農と暮らしの日記
秋冬どりの葱の苗、発芽が揃って草むしり真っ最中。
毎年、葱の苗は除草が後手後手に回って苦労するので、今年は発芽が揃うか揃わないかくらいの段階から除草を始めている。葱は冬の野菜セットに本来は欠かせない野菜だし、いくつか品種を作っておくと、秋の端境、春の端境に重宝するので、春の種播きの段階では気合が入っている、のだけれど、いざ植え付けとなる初夏から夏になると、苗が思ったほど確保できず、「今年もか……」とため息が出る。

葱や人参、じゃが芋など、春の除草の援農、募集中です。
今月から5月いっぱい、1時間でも2時間でもお願いします。



火曜、予報通り晴れの一日、気温も25℃を軽く超え、薄手でも長袖のシャツでは暑くてたまらない。
全国的には30℃を超えたところもあるそうだ。

朝:7時台に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
昨日の京都での交通事故のこともあるのだろう、道中の小学校の通学路には普段より多くの大人が出て見守っていた。僕の朝の出荷経路も小学校、次には中学校、最後には高校とそれぞれ通学時間帯にあたり、道路も狭いところがあり、通勤等の交通量も多く、いつも朝はいっそうの安全運転を心掛けているつもりだ。

けれどやはり、絶対の自信などない。
「この角から子どもが飛び出してきたら」とか「このカーブで対向車が何かの事情でこっちにはみ出してきた、歩道側によけなければ衝突する」、……としたら、歩行者を傷つけず、無事に切り抜けられる自信はない。というか、それでも完全に切り抜けられるような運転をするというのは、法定速度以内で走っていても難しいと思う場所は少なくない。



午前:野菜セットの荷作り。
11時過ぎ頃から薫は配達に出て、僕は残りのセットの仕上げ、伝票書き、箱詰めなど。

午後:裏の畑で、この春最後のじゃが芋(メイクイン)の中耕をまず熊手型の鍬で。
そのあと管理機で畝間を走って草の処理はとりあえずこれで。まだ発芽が揃いきっていないので、後日また再度の作業を。

夕方:別の畑で別のじゃが芋の中耕・除草。
そのあと、人参の手除草を18時半まで。明朝出荷分の野菜を収穫して19時前に帰宅。

<本日の野菜セット>例
抜き大根、葉つき蕪、新玉葱、しろな、ほうれん草、リーフレタス、小さいブロッコリィ。
セットによって他に、里芋、小さい大根(冬越し最終)、小松菜から。
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初夏の陽気、真の家庭訪問。

2012年04月23日 | 農と暮らしの日記
小麦の穂が伸び始めている。
今年は草の処理が間に合わず、収量は少なめかもしれないけれど、穂が出ればとりあえず春のひと安心になる。



月曜、強風の低気圧は去り、ほぼ終日の晴天、25℃前後の高温。

朝:7時前後に畑に出て収穫2時間ほど。
午前:9時頃からセット荷造り。11時頃に一部を仕上げて薫が市街配達と宅配便センター、スーパー直売コーナー出荷。
僕は追加の収穫に行って、残りのセットの荷作り。

午後:引き続きセット荷造り。
14時半頃から真の家庭訪問でN先生が自転車で来訪。真にとっては初めて男性の、しかも体育の先生なので、またひとつ新しい成長を助けて頂けるような気がして、楽しみ楽しみ。

夕方:セットが仕上がり、16時半頃から畑へ。
発芽待ちの人参に水やりし(これがこの春初の畑での水やり)、不織布をレタス類から外して人参、小松菜の畝に掛け直し、あちこちのトンネルを閉めて、明朝出荷分の一部収穫をして18時過ぎに戻り。

裏の畑で真と一緒に播いたとうもろこしをまた真と一緒に定植。
収穫物の整理をして作業場を片付けて19時あがり。晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
抜き大根、新玉葱、葉つき蕪、しろ菜、ほうれん草、リーフレタス。
セットによって、里芋、小さい大根、ブロッコリィ、ルッコラ、から組み合わせ。
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また強風、幸い雨なし。

2012年04月22日 | 農と暮らしの日記
腰高のブロッコリィは強い北風に抗うすべもなく……。
何株かは根もとから折れてちぎれてしまったけれど、全体としてはこのように、とりあえず風下側に倒伏して風の去るのを待っている感じ。



日曜、予報通りの低気圧接近で強風。
ただし、雨はほとんど降らず。今後の畑仕事を考えれば、風だけで済んで幸い、というところ。

朝:8時前後に市街に出てスーパー出荷。
午前:畑を見回ってから、温室内で遅れに遅れている果菜類の移植。

午後:昼にまた畑を見回ってあちこち飛んでいる何やかやを直して戻り、瓜科あれこれの育苗の種播き。
ズッキーニ、南瓜、胡瓜をそれぞれ何品種かずつ72穴のセルトレイに播く。



夜は薫が真のバレーボールの保護者の会で出かけた。
残る3人で、渚の誕生日のお祝い。昨日は当人が部活のバレーの祝勝会でいなかったので今日仕切り直しで。渚は自分でオムライスを作り、僕はスパゲティをゆでて。トマトソースとコーンスープは薫が出かける前に作ってあった。その他に、リーフレタスのサラダ、など。誕生日というと、うちではこんなふうに「洋食」になる。

夕方には珍しく渚と二人で市街に出て買い物をした。
誕生祝い(?)の問題集と英語の辞書を買って、デザートのプリンを買って。プリンは畑田本舗で買うつもりが夕方で品切れだったので、発想を転換して、いわゆる「市販」のを家族4人分それぞれ別々のを買った。森永のと、オハヨーのと、グリコのと、社員食堂のタニタの(森永製)と。



来週はもう4月最終週。
雨と風の多い4月だったけれど、最終週は晴れの多い1週間になる予報。遅れているあれこれどれだけやっつけられるか。夏に向けての貴重な晴天週間になりそう。
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強風予報を前に、畑で一日。

2012年04月21日 | 農と暮らしの日記
べた掛けしてある不織布の下で、この春一番手のレタス類が仕上がってきた。
早いのが左のグリーンリーフ、次に隣のサニーレタスでいずれも一昨日から野菜セットに入り始めた。最後が右列の玉レタスでこちらは来週はまだ「玉」にならない見込み。このレタス類はほぼ3か月前の1月下旬にセルトレイに種を播き、ひと月前に定植したもの。

品種はいずれも秋作でもよく使っているもの。
だけれど葉の肉質がこちらのほうがかなり柔らかい感じ。おそらく不織布の下でいわゆる「温室育ち」になっているからで、おそらく市販のものに近いのではないだろうか。うちの野菜、とくに根菜類などは、しっかり地中に根を張って、時間をかけてがっちり育ちました、というようなのが特徴で、それを好んでくださる方も多いのだけれど、レタスはやっぱりこういう「軟弱」なほうがおいしそうに見える。



土曜、予報は曇り、ところにより昼頃から時々雨、夜には全域で雨とのこと。
畑が湿っているから温室の苗の仕事を中心にしようと思っていたが、結局まる一日の畑仕事になった。

朝:8時前に市街に出てスーパー出荷。
ついでにJAで出荷資材を買ったり種屋さんで支払いしたり。

午前:9時過ぎから畑に出る。
草の伸びた畑1枚を刈り払い機で30分ほど振り回して片付ける。ついでに同じ一群の畑の畦草を一気に刈っておく。
薫は「菜の花」が終わって「樹」になってしまいそうな小松菜や白菜を根っこごと引き抜いて片付け。

午後:発芽の揃った人参の畑で、とりあえずスギナだけ引き抜いておく。
小さい草はまた今度。大根、キャベツの中耕をしてから防虫のための寒冷紗を掛ける。レタス、ズッキーニの畝も熊手型の鍬で表面をひっかくように中耕。

夕方:16時半頃から別の畑で空豆の2段目のテープ張り(倒伏防止)。
もう少し先でもいいかと思ったいたけど、今夜からの雨は強風を伴うそうなので早めにやっておくことにした。
17時半頃に小学校に行き、バレーボールの真を載せて帰る。



部活の渚たちは3年生が市長杯で優勝し、みんなで晩ごはんを食べて帰るとのこと。
というわけで残る家族3人で晩ごはん。食後、4/29の産業文化フェスティバルに青年農業者協議会で出店(毎年恒例のミックスジュース)するので、そのスタッフ集めで会員に電話かけまくり。毎年この時期は田植え前でもあり会員が忙しくて人手不足のところ、今年は日曜に重なり、しかも明日4/22予定のいろいろな行事が雨天順延になるものも多いようで、ますます手が足りなくなりそうな見込み。

会員にみなさま、1~2時間でもよいので、顔出してくださると助かります。
とくに朝のうち、8~9時頃の準備や10~11時頃の販売ピーク時、もちろんそれ以外の時間帯でも。
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野菜セット、冬から春へ。

2012年04月20日 | 農と暮らしの日記

本日出荷した野菜セットの一例。
これはやや大きめの大セット、宅配便で送ったもので、本体1,900円台プラス、送料は関東地方で860円。

毎度のように内容を大まかに説明すると。
右側が根菜類で、冬越しの大根(ほぼ最終、来週からはトンネル栽培の「抜き大根」になる予定)、里芋少なめ(これも終了間近。この芋を種にして植える時期なので)、小さい新玉葱、小さい人参(こちらも終了間近。春のトウ立ちにより)、葉つき蕪(トンネル栽培で若干無理をしているからトウ立ちも早そう)。

左は葉もので、左上は「しろな」。
そして、ほうれん草、左下はリーフレタス。今日は他に、セットによっては小松菜、さらにリーフレタスが赤と緑の両方が入ったセットもあり。いよいよ冬野菜は終わる頃、ということはこの先は豆類(絹さや、スナック豌豆、空豆)が出てくるまで葉ものが中心になる。



金曜、予報通り朝のうちは昨夕からの雨が続き、午後は曇り。
朝:8時前後に市街に出てスーパー出荷など。
午前:セット荷造り。追加の収穫などして正午過ぎにほぼ終了。

午後:13時半から小学校へ。
真の授業参観、担任のN先生の算数の時間。直方体、立方体の体積の求め方を「なるほど!」と実感するのが今日のねらいで(たぶん)、一人ひとりが1立方センチの積み木を組みながらの学習。なんだか5年生の教室とは思えないような楽しい雰囲気だ。

参観が終わって薫はPTA総会。
僕はそのまま畑に行って追加の収穫。戻って宅配便のセットの箱詰め、伝票書きを仕上げる。

夕方;トラクタのロータリ爪の取り換え。
やってしまえば何時間もかかることではないのだけれど、今日のように雨模様で、しかも明日はセットの出荷がない、というような時でないとなかなかできない。

20時前、真もバレーボールから戻って晩ごはん。

<本日の野菜セット>ほぼ上記の通り。

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野菜続々、人参除草。

2012年04月19日 | 農と暮らしの日記
ブロッコリィも間もなくできあがってきそう。
春の力はすさまじい。すべての野菜が一気に仕上がってくる。2週間前にはまだこんなふうだったのに

ひと月前は野菜不足でセットも休止中だったのが、いまは畑に出荷待ちの野菜があふれている。
そしてさらに、仕上がりに向かって急速に生育中の野菜たち……。秋冬野菜は種播きが1日遅れると収穫が1週間遅れるといわれて焦りに焦って作付けするのだけれど、春作は逆に、少しくらいずらしても次々に重なって仕上がってくる。



木曜、セットは宅配便のみ。
予報は「曇り、ところにより昼過ぎから雨」。

朝:7時過ぎに市街に出てスーパー出荷、保育園納品。
午前:追加の収穫をしてきて、セット作りは薫に任せて畑へ。あちこちトラクタ耕耘。
午後:じゃが芋の中耕・土寄せのあと、ほうれん草を1列播いて、春播き人参の除草を始めたところで降り始めた。ほどよく畑が湿って除草には最適の環境。だけれどレインコート着て濡れながらだから、人間にとってはあまりよくない環境。2時間で2条=50mほど終わってひと段落。

夕方:17時過ぎから明朝出荷分の収穫。
こちらも雨のなか、人参、大根、蕪、葉もの各種。

19時過ぎにバレーボールの真を迎えに行く。
20時前に帰宅、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、大根、新玉葱、葉つき小蕪、しろな、ほうれん草、リーフレタス。
セットによって他に、里芋、ルッコラ。
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ズッキーニ、今年は少し早く。

2012年04月18日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニの保温用ホットキャップを外した。
引き続き寒冷紗は掛けたままで。例年より早い作型から始めていて、それは初夏の端境をしっかりと埋める狙い。



水曜、セットのない曜日。
晴れ時々曇り。予報では午後から「ところにより曇り」だったけれど、パラパラっと微かに落ちてきただけ。

朝:7時台に市街に出てスーパー出荷、そのほか図書館、市役所、その他の用事も済ませて帰宅。
薫は終日、葱その他の手除草。

午前:畑に出て、過日の強風で倒れかけた豌豆の支柱の傾きを正して、ついでに伸びてきた蔓をマイカ線で誘引。
午後:あちこちの畑を片付けるのに1時間、そのあとトラクタ耕耘を2時間ほど。
夕方:1時間半ほど明朝出荷分の収穫、19時戻り。



今日も畑のお供は携帯ラジオで国会中継。
これを聴いていると毎度のことながらなんともいえずもどかしい、というか、国会の議論の仕方というのはどうも不思議な感じがする。僕たちがふだん馴れている話し合いの場とスタイルが違いすぎる。なぜ質問と応答なのか。普通の会議ではそんな議論の仕方はしない。一つのテーマに沿って、みんなが意見を言い合う。国会は一人の質問者があれこれ質問し、別の質問者が同じ問いをまた投げかけて、答えるほうはうんざりした感じが見え見え。これだと議論というよりは「応酬」になってしまう。与党の答えは「言い返す」という色合いが強くなる。
建設的な議論にはなりにくい。
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水曜、エンテツさん、NHKラジオ!

2012年04月17日 | 農に関する情報
藤田家族の畑にも来てくださったエツテツこと遠藤哲夫さんが、NHKラジオ第1「すっぴん!」に出演されます。
「VIVA!大衆食堂」という、なんとも古めかしい語感のタイトル……。しかも、パーソナリティはダイアモンド☆ユカイでありますので、みなさまぜひお聴きください。
隔週水曜、初回は4月18日(水)、午前9時台。ネットでも聴けます
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播いたり植えたり、フル回転。

2012年04月17日 | 農と暮らしの日記
ミニ白菜がいまのところ順調に生育中、だと思う。
トンネルの中でさらに不織布も掛けられてしっかり保温されている。日中は高温になりすぎないように、トンネルの裾を少し上げて通気させて。いままでの「春どり白菜」の中ではいちばん手をかけていて、いちおうその成果も出ている。ここまでのところは。

写真右奥の黄色は「冬どり」の白菜の菜の花。
こちらはそろそろ「菜の花」(トウ立ちしたつぼみ菜)としての収穫も終盤で、となれば、いよいよ季節は春から初夏へ。



火曜、朝から晴れ。予報では大気不安定でところにより午後から雨か雷雨とのこと。

朝:7時台に市街に出てスーパー出荷。
その途中の信号待ちで自転車のW先生に並走したのでご挨拶。真が低学年の時に担任してくださって、いまは市街の小学校勤務。いまどき自転車通勤の先生も珍しくなり、こんなふうに話ができる機会も貴重だ。僕が小学校の頃は自動車通勤のほうが珍しく、先生用の駐車場もなかったのに。

午前:野菜セットは薫が中心で荷作り。
天気予報が怪しいから僕は晴れているうちにできる限りの種播きと植え付けをすることにしたので。9時までの間に野菜セットの一部の野菜を仕分けしてから、まずはトラクタで畑へ。種播きしたり定植したりするところを耕耘1時間ほど、そのあと出直して管理機やら播種機やらを持ってきて、キャベツを植えて、人参、小松菜、水菜、ちんげん菜を播く。そして最後に、里芋を4列植えて午前の部は終了。

キャベツは2月にセルトレイに種播きした苗。
肥切れして一時はもうだめかと思っていたのだけれど、その後、セルトレイから下の地面に根を伸ばして養分と水分を吸収してくれ、畑の地床に播いたような大苗になってくれた。ただし、定植後の生育がどうなるかは未知数。



薫は出荷のあいまに「菜園バザール」の打ち合わせ。
5月後半に第3回を開催することになったそうで。追ってまたご案内します、みなさまぜひご来場ください。

午後:遅い昼ごはんのあと14時台に畑に出て、まずはレタス類の定植。
玉レタスやリーフレタスをあれこれ、あわせて300本ほど。そのあと、葱苗の草とり、その他畑のあれこれ。

夕方:18時頃から明朝出荷分の野菜を収穫して帰宅。

結局、雨は降らず。
よかったよかった、助かった。ただ、雨予報の出ている週末までこのまま降らないとなると、この高温だから急いで植えたものがちょっと心配。途中で水やりするか、活着するまで辛抱強く待つか。

<本日の野菜セット>例
小さい人参、大根、新玉葱(葉つき、または葉なし)、葉つき小蕪、小松菜、しろな。
セットによって他に、里芋、菜の花。
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