38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

梅雨空、もしや束の間か。

2017年06月28日 | 農と暮らしの日記
月曜の我が家の晩ごはんは、久しぶりのピザ。
というのは、初めて栽培した強力小麦「ゆめかおり」の全粒粉が仕上がったので、試食を兼ねて。
畑のズッキーニ、ようやく採れ始めたピーマンも薄く切って。

たぶんこれ、ほかの小麦粉と混ぜているのだと思いますが。
作ったのが薫なので、また聞いておきます。全粒粉の香りと食感を、ぜひみなさまも。



この強力粉をイタリアンのお店で使ってくださっています。
西条市内のオステリア・アリエッタさん。
パスタもおいしそうですが、きのこ、肉、魚とほかの食材がたまりません。

こういうお店に出かけられる幸せと。
こういうお店で使っていただける幸せと。

それぞれの幸せがあると思うことにします。
んー、だけど、やっぱりおいしそうだ。



また1週間がたった。
この1週間は典型的な梅雨空。とくに先週末からきょう水曜まではよく降った。

平日は出荷と、小麦の選別やら夏の果菜の整枝やら。
土曜はゆうき生協の総代会、夜は消防の送別会。

きのう火曜は、飯岡小学校と双葉幼稚園のさつま芋植え付けを飯盛会でお手伝い。
うちの最後のさつま芋(紫芋)も、きょう苗が入ったのですぐに植えた。



キャベツが少しあまりそうだったので、ゆうき生協にお願いして出荷させてもらった。
通常の生産者さん(グループ)が先週で終わったけれど、組合員の注文は来ていたということで。

だけれど、結局、月曜に全数、火曜は注文の半分ほどでうちも終了。
畑にはある程度の数があったのだけど、収穫して傷んだ外葉をむいたりしていると歩留まりが悪く。
2個組みで、しかも規格以下の目方にしても足りなくなった。

先週で終わりにした生産者さんと、畑の状態は同じだったのかもしれない。
そこで見切りをつけて次に移るか、名残を惜しんでほうぼうにお手間をかけてしまうか。
使いにくいキャベツにおつきあいくださった皆様、ありがとうございました。



阪神の秋山投手はきのう4敗目(6勝)、チームは5連敗。
6回を投げて4安打2失点、四死球0はかなり立派な数字だと思うけど、やはり勝負は勝負。

そういえば、藤井四段の新記録29連勝目もネット中継でたまたま見た。
21時頃から最後の30分ほど。スポーツと違って体の動きが少ないぶん、かえってスポーツらしいというか、なんだか全身から発せられるエネルギーというか、中でたぎっているものの感じがプレイ(指し手)とは切り離されて見えて、おそろしく臨場感がある。
別室の解説もおもしろいですね。



予報ではあす木曜か金曜まで曇りがち。
その後は週末から来週にかけて晴天が続き、まさかの35℃前後の予報が出ている。もしかすると梅雨明けかという情報も。ここで夏になれば、7,8,9月とまる3カ月の雨なしという可能性も、こわいけれど、頭に入れておかないといけない。
いずれにしても、皆様どうぞお気をつけください。
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6/24(土)星と海と旅するカヌーin今治

2017年06月24日 | 農に関する情報
10年前、月や星、波や風をたよりにハワイから日本へ航海したカヌー、ホクレア。
その乗組員、内野加奈子さんによる、昼はトーク、夜は星の観察。さらに、音楽と、からだにやさしいマルシェ。
有機菜園藤田家族も協賛させていただいています。
詳しくはこちら
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空梅雨2週間の後、ようやく。

2017年06月20日 | 農と暮らしの日記
前回の更新が2週間前。
その夜に少し降り、明けて6月7日の水曜日に梅雨入りしたが、その後はまったく降らないまま2週間がたった。
極端に雨の少ない初夏だけど、梅雨入りする前のほうがまだちょこちょこと降っていたのに。

そして、今夕、ようやくの雨。
予報では明日いっぱい降り、木曜はいったん晴れたあと、またしばらく降り続くらしい。稲作には間違いなく待望の雨。一方、畑作には待ちに待った雨であることは確かだが、降り続くのもまた困る。降っては乾き、乾いては降るというのがありがたいんだけど。
まあ、ここはとにかく降ったというその一点をもって感謝ということで。

地域によっては記録的な大雨が予想され、強風のおそれもある。
どうぞお気をつけください。



さて、上の写真。
おととい出かけた真に釣果がなく、翌日出直して釣ってきた「川の幸」。1日遅れの「父の日」のプレゼントらしい。

手前の赤いのはテナガエビ。
奥の魚はヌマチチブとかハゼの仲間の天ぷらと唐揚げ。
まあ田舎とはいえ住宅や水田の間を縫って流れる水路の生き物たちなので、日常的な食用には向かない気もするけど。

それはともかく、なかなかの美味。
こういう身近な恵みを食べて生きていた時代は、それはそれで幸せだったのだろうなとつくづく。
TSUKIJIブランドとかそういうこととはまた違った贅沢さというか。



2週間の主な畑仕事を挙げておくと。

小麦は中力のほうも刈り取り終了、麦藁も片づけ。
つるむらさき、最後のレタスの定植。じゃが芋は前半の畑をすべて収穫済み。
あちこちの草むしり。茄子、オクラ、モロヘイヤなど。
小麦の畑をそのまま不耕起で使って、南瓜の定植。後半分の茄子とピーマンも定植。
そして、雨を前に今朝、さつま芋の後半分もつる挿し。

<最近の野菜セットの例>
じゃが芋(男爵、メイクインのいずれか、たまにキタアカリの小芋)、玉葱と赤玉葱。
葉物はキャベツがメインで、レタス類はほぼ終了してサンチュを少し。
ブロッコリィは先週で終了。ズッキーニが少しずつ。
夏野菜の主力、茄子とピーマンはあともう少し先。

<最近のフジグラン西条>
キャベツ、サンチュ。ときどき、じゃが芋の小芋。

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6/7(水)まで二子玉川で、3p.m.さんじ。

2017年06月07日 | 農に関する情報
二子玉川・東急フードショー(東急ライズB1)で、ポップアップSHOPを開催。
10~21時。おやつ&デリ「3p.m.(さんじ)」さんの新ブランド「ecHo Kichen」が初お披露目。
相模女子大の学生さんたちとコラボした美味しいものたち、などなど「色」を楽しむお菓子の世界が満開です。
「3p.m.(さんじ)」さんでは藤田家族の野菜も使っていただいています。
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強力小麦、たぶん全粒粉に。

2017年06月06日 | 農と暮らしの日記
小麦を刈り取り。
まずはこの白っぽいの、初めて播いた強力のパン向き品種。奥のほうの小麦色の濃いのは従来の中力で、これはまた後日。
播種が11/17で、約2aに播種量は約1kg。

今年の麦畑は背丈が高い。
身長169cmの僕の第1ボタンくらい。この強力のがそういう品種なのかどうかはわからないけど、従来の中力のほうも例年より背が高く、1割くらいは倒れている。新しく借りた畑で、前の人は野菜をばんばんつくっていたので、肥料分がかなり残っていた可能性が高い。まあ、それでも病気にもならず倒伏もたいしたことなく済んだのでよかった。

作付は約2aで、いつものように2条のバインダーで刈り、自走式のハーベスターで脱穀。
手作業の隅刈りを含めて刈り取りに1時間、脱穀は結束不良で束にならなかったのが1割くらいあったこともあってやや手間取り、2時間弱。
計量はしてないけど、ざっと60~70kgくらいか。小麦の標準収量は本州で10a当たり300kgと言われるから、まずまずだ。

選別したあと、できれば6月中に製粉予定。
いまのところ全粒粉にしたいなあと思っていますが、通常の白い粉が欲しい方がいれば、分けて製粉するかもしれません。全粒粉のパンやパスタに。
1,000円/kg(税込)、ご予約受付中です。



前回の日記から2週間が経過。
その間に火曜が2度あり、火曜といえば今シーズンは阪神・秋山拓巳投手、4勝目と5勝目を挙げた。68回投げて10四死球。

畑は相変わらずの乾燥ながら、少しずつ夏に向かっている。
あすは雨の予報で、おそらく梅雨入り。といっても、予報を見るとその後も晴れの日が多く、本格的な雨のシーズンはまだ少し先のようだ。そのとおりだと助かる。ようやく畑に少し潤いが生まれ、あれこれ植えるのも楽になるので。

<最近の野菜セットの例>
新じゃが(男爵またはキタアカリ)、玉葱、赤玉葱、ズッキーニ、ブロッコリィ、キャベツ、レタス、リーフレタス。
セットによってほかに、新にんにく。

<最近のフジグラン西条>
新じゃがのミニ芋(素揚げ最適)、キャベツ、ブロッコリィ、レタス、リーフレタスなど。
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