38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

午後完休、川遊び。

2006年07月31日 | 農と暮らしの日記
7月の最終日も、夏の空。

午前中、”援農”パパと一緒に収穫、荷造り。
今日は個人の野菜セットの「できるまで」を”体験”もらった。今日は、つるむらさき、空芯菜など、夏の葉ものが加わり、成りものの多かった野菜セットも真夏を迎えて変化を見せ始めている。

昼までトラクタで畑の耕耘。
草の処理と次作の準備を兼ねて。その間に、家族と援農ゲストさんたちは市内の皮に水遊びに出かけた。僕は昼過ぎに作業を終えて転車でかけつけ、西瓜には間に合った。

そのまま午後は完休とする。
帰り道、JA経営の温泉施設でしばし休養。真夏の平日、それも晴れた昼間にこの贅沢。存分に鋭気を養うことができた(はず)。明日からの作業に我ながら期待がかかる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初の援農部隊、到着。

2006年07月29日 | 農と暮らしの日記
就農以来、わが家に初の”援農”のお客さん。
夫婦と子ども3人、犬1匹の大所帯でやって来てくれた。

早速、枝豆の除草。
そのあとJA直売所の引き取りにも同行してもらう。幸い完売で面目躍如。夜は久しぶりの再会に乾杯。あれこれの話に花が咲く。

というわけで、盛り上がりすぎて時間がなく、今日のところはこれで終了です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レタスとキャベツ。

2006年07月28日 | 農と暮らしの日記
春に植えて初夏に出荷したレタス類を、ついに片付け。
もうとっくにやっておかなければならなかったのだが、なかなか暇がなくて今日に至ってしまった。この畑は主にキャベツを植えていたところで、そのキャベツも先週とうとう終わってしまい、草ぼうぼうのまま放っておくわけにはいかず、レタス跡も含めてトラクタをかけようと考えた次第。レタスの片づけはその第一歩だ。

レタスは黒マルチ(畝を覆うビニルシートのようなもの)を使った。
泥はねや草を抑え、また地温を高めるという効果があるもので、有機農業でも使っている方は多い。研修先の相原農場でも春のサニーレタスなどには使っていた。しかし、石油製品であり、「自然との共生」を謳う有機農業にはなじまないと考えて使わない方もいる。そんなこと言ったらトラクタだって軽トラだって、パソコンだって使えなくなるのだけれど、何事も「できるだけ」というところで努力することは大切だ。僕は農薬を使わないけれど、「無農薬」だけがよくて「減農薬」はダメだなんて思わない。僕の下手なトラクタ運転のせいで、どれだけ余分な温室効果ガスを排出していることか。

で、マルチである。これが大変、片付けるのが。
収穫を終えてすぐに片付けてしまえば簡単だったのに、そのまま大きくなって花が咲いてしまったレタスや、収穫後の穴から伸びた草などがマルチをすっかり覆ってしまい(写真右手、背の高い白いのがレタスの花)、約20mを1時間ほどかかってようやくマルチをはがせる段階まで持ってきた(写真左の列)。



今日もやはり5時にしか収穫開始できず。
朝食前にJA直売所に出荷し、戻って個人のお客さんたちの荷造り、配達。午後はキャベツの終わった畑にトラクタを入れる。秋冬に向けての第一段階。この畑もすでに草に覆われてしまっているが、レタスと違って、花は咲いていない。

レタスとキャベツ。
一方は花が咲いて種を残し、他方は花が咲く前、トウが立つ前に腐って土に戻ってしまった。科学的にどうなのかはよくわからないけれど、なんとなく僕は思う。レタスは人生をまっとうし、キャベツはそれができなかった。なぜか。それは季節に背いたから、ではないか。

JA直売所の結果は、微妙……。
昨日の記事に米糠鬼スポンサーの大西さんがコメントしてくださったように、昼の時点で1つのカゴは空になっていた。それは茄子。でも、もう1つのカゴ、ピーマンは半分以上が売れ残ってしまった。店内を見る限りでもピーマンはやや飽和状態のようだ。茄子・ピーマンと並び称されるけれど、実際は茄子ほど食べるものでもない。今年は茄子に比べてちょっと作りすぎたかもしれない。野菜セットにピーマン多めに入れてほしい方いらっしゃいましたら、そうおっしゃってください。喜んで盛り込みます(1kgもは入れないのでご心配なく)。「あれだけたくさんあったピーマンが、あっという間に胃袋に的レシピ」付き。

今日も完璧な夏空。
そして明日も……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝4時開始は夢か。

2006年07月27日 | 農と暮らしの日記
今年のオクラは3種類。
左から丸莢の島オクラ、赤いオクラ、五角オクラ。島オクラは少し大きめでも固くならないらしい。赤いオクラは今日の野菜セットの一部に入りました。ただし、茹でると緑になる。どうやら、生食するときの彩りに使うようだ。(正直言って、”彩り”に使うというほどの色じゃない気がする。入れておいて言うのもなんですが)



今日も5時から収穫。
あとせめて30分早く始めればいいのだけれど、夜中に一度起きてしまってもう一度目が覚めるとこの時間になっている。もうすっかり明るくて、とても損した気分。去年、研修先でシミズさんとも「就農したら夏は4時からやって10時頃には出荷を終えてシャワー、ブランチ、午後まで昼寝ですねー」と誓い合っていたのだが、なかなかうまくいかない。

今日はJA直売所と保育園の納品を先に済ませる。
個人の野菜セットは今日、少し多いので、戻ってから午前いっぱい収穫と荷造り。出荷に再び街に出て戻り、昼食。

午後、家のまわりの片付け。
暑い時間帯だけ涼しいところで作業、と思って始めたのだが、いったん手をつけるとなかなか終わらず、結局畑しごとはできずじまい。JA直売所は完売(今日は茄子とピーマン少しずつ)。

明日も暑い一日になりそう。
4時台の作業開始に挑んでみる、か?

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四国、梅雨明け。

2006年07月26日 | 農と暮らしの日記
九州と四国で梅雨が明けたそうだ。
今日の青空はまだ湿っぽさが残っているが、この先しばらく晴れマークが続くようなので、このタイミングでの「宣言」は妥当なのだろう。

昨日と同様、朝食前に出荷を済ませる。
JA直売所(水都市)、保育園、個人の野菜セットを5時から収穫・荷造りし、7時半に軽トラで出発、約1時間で戻りがてら田んぼのポンプを開け、朝食をとってからポンプを閉めに行く。この流れは動線的にもなかなかいい。一人遅れての食事となるのが難点と言えば難点だが、子どもたちにあれこれうるさいこと(行儀が悪いだの、あれも食べろこれも食べろだの)言わなくて済むのはお互いにとって幸せ、なのだろう。

で、写真は今日の夕食。
中央上の「トマトごはん」から時計まわりに、「茄子のソテー、特別にチーズ載っけバジル添え」「長茄子の焼き茄子」「ゴーヤチップス」「胡瓜の酢醤油漬け」。それと写真には出てないけど「ピーマン炒め常備菜風」。



午前中、薩摩芋除草の仕上げ。
小学校横の薩摩芋はこれで完了し、あとは桃の木の畑の薩摩芋もやらなければ。こちらは小学校横より株数が多い代わりに、草の少ない畑なので作業的には楽だろう。いますぐやれば。

昼まで少し時間があったので、茄子の除草。
これは幼稚園近くの畑で最後に植えた茄子の一列で、麦藁を敷く時間がなかったので、株もとが草だらけ。約40m、70株ほどをおよそ30分、畝間に這いつくばって刈り進む。

さすがに真昼は暑いので、昼食後少し休憩。
10分ほど寝転がったあと、銀行やら郵便局やらで用事。家の目の前がJA、さらに自転車で1~2分の距離に金融機関が複数あるという、ぜんぜん「田舎暮らし」っぽくない環境が、こういうときはとてもありがたい。

午後、牛糞堆肥をいただきに行く。
堆肥化施設のある近くの山はさらに緑濃く、こんな施設があると知らなければ、弁当持ってハイキングに行ってしまいそうな気持ちよさだ。久々の4WDモードで泥道をざぶざぶ走る。その足で午前中の幼稚園近くの畑に行き、茄子各種の畝の脇に堆肥を播く。しばらく雨が降らない予報だし、それでなくても肥効はきわめて緩やかと言われる牛糞なので、目立った変化は起きないだろうけど。

夕方、小学校横の畑で長茄子の整枝。
伸びた枝からダランと茄子がぶら下がり、地面についてしまう株が多数あるので、畝の両側にマイカ線(黒いビニル紐みたいなの)を張って下から支えるかたちにする。プロの長茄子づくりはもっとしっかりした支柱を組むようだけど、まあ今年はこれでいいかな。

夕方、JA直売所に引き取り。
ピーマンが半分残ったほかは、ほぼ完売。値付けから考えてほぼ予想通りだ。頼みの綱のピーマンも直売所の相場がかなり下がってきている。といってもそれに迎合するほどの値下げは、うちはしない。でも売れなきゃ我が家の「常備菜ふう」が本当に常備菜になってしまう。ま、それはそれで素敵。いやいや、いけない。

明日も好天の予報。
畑が乾いてきたら、やることはまだまだある。ガソリンや軽油を燃やしまくるのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薩摩芋の救出。

2006年07月25日 | 農と暮らしの日記
昨日に続いて薩摩芋の救出(除草)を少しずつ。
写真まんなか辺りから右側の2列、整然と葉が伸びているのが昨日除草済みの列。写真左手の2列、葉が裏返って白く見える列が今日除草した列。畝間の草を刈るために左右の畝から伸びてきたつるをかきわけると、こうなる。この列も明日になれば、薩摩芋のほうで勝手に美しく元に戻ってくれるはず。

そして、写真左上は、ただの草っぱら。
ではなくて、まだ除草の済んでいない薩摩芋畑だ。おととい同じ位置で写真を撮っていたら、全面が草っぱらだったわけである(撮らなくても、だ)。もちろんそんな写真は撮っても悲しいだけなので、撮ってない。



今日も梅雨そのものの天気。
どんよりした朝5時から収穫を開始し、JA直売所の出荷と個人の野菜セットを仕上げて軽トラに乗せ、帰りに田んぼに寄ってポンプを開けて8時半帰宅、そして朝食。その間に子どもたちは今日も元気にラジオ体操に出かけ、また戻ってきている。

ラジオ体操、懐かしいですね。
僕の小学校の頃は近くの河川敷でやっていて、低学年の頃はなんとあのピアノと体操のおじさんの声が町内放送のスピーカーから流れていた。だから、6時半ぎりぎりになって家を出ても、土手に上がる石畳の坂道(素敵でしょ? いまはアスファルト)を走りながら、イチニ、サンシ、とやり始めることがよくあった。きっと家の庭で体操するおじいさんとかもいたのだろう。さすがにその後、そういう時代でもなくなったようで(要するにうるさい)、うちの父親などが出力の大きいラジオを持って行くようになったが。

で、午前中は田んぼの除草を少し。
米糠のおかげか、全体的にはまださほど草が目立たないが、畦際は他に比べて高くなっているためだろう、かなり生えてきているので、外からの目もあることだし、ひと足早くささっとむしっておく。途中、雨が降ってきて、最高の気分。田んぼの雨はほんと、気持ちいいです。

JA直売所の結果。
ピーマン、茄子は完売。ゴーヤが少し残り、トマトはかなり残った。一週間で最もお客さんの少ない火曜日しかも梅雨空、にしてはまあまあ。

明日以降の予報に、傘マークなし。
いよいよ夏本番か。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人参、発芽。

2006年07月24日 | 農と暮らしの日記
人参の芽が出始めた(写真)。
ちょうど1週間前に播いたもの。いま野菜セットなどでお届けしている人参は3月上旬に播いたもの。このときは発芽を確認するまでに約1か月かかり、「失敗した! 播き直しだ」と思っていたほどだった。やはり、雨の季節に播くとばっちりだ。ただし、このあとがこわい。草もきっとばっちりだから。



今日は雨も時おりぱらつく程度。
朝一番で納品を済ませ、午前中はいんげんの除草。午後は薩摩芋の除草。いんげんは少し実が付き始めている。いいのがそろい始めたら、そろそろ出荷開始だ。薩摩芋は品種によってつるの伸び方が違う。普通は8月頃だろか、除草を兼ねて、つるの伸びすぎを止めて芋を大きくする「つるあげ」というのをやるのが一般的なようだが、今日除草したなかで「鳴門金時」はもうその時機かもしれない。

夜、また雨が降り始めた。
明日は新月、旧暦七月朔日。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨の日曜、直売良好。

2006年07月23日 | 農と暮らしの日記
天気予報が当たり、僕の予想は外れ。
ほぼ終日、しっかりした雨が降る。

写真はカラーピーマン。
赤とオレンジの2種類。まだ色がついていないけれど、大きさは普通のピーマンの2倍くらいになっている。果たして、色はついてくるのか。色がつかなかったら、ただの「大ピーマン」だ。また変化があったら報告します。(それと興味あるのは、いま食べてもうまいのかどうか。どなたかご存じですか?)

朝から収穫と出荷。
JA直売所には、茄子、ピーマン、胡瓜、ゴーヤを持っていく。トマトは休み。結果は、ピーマンが少し残った以外は完売。たいした量じゃないけれど。こんな雨でも、やはり「日曜日は売れる」という柱は揺るがないようだ。毎日これくらい安定して売れてくれれば、収穫もシャキシャキッとできて、畑の樹の負担も少ないのだけれど。

午後、雨が弱くなった時間帯に草刈り。
今日は伏見甘長のまわり。これで、ここ(小学校横の茄子、ピーマン中心の畑)は一応終了した。明日からはまた別の畑の草が待っている(明日からというか、もうずっと前から、だから今夜も待っているわけである)。



いま、NHKスペシャルで”働く貧困層”をやっている(ラジオで聴いてます)。
ワーキング・プアというのだそうだ。非正規雇用の若者、農村の高齢者、地方都市の経営者……。とりわけ、若者の教育機会とその後のしごとの機会については、僕は現代の大人の不作為によるかなり重い罪だと思っている。見ないふりしていたら、相当きついしっぺ返しを食う、はずだ。

明日もまだ雨は残る予報。
大雨でなければ、ひたすら草を刈る予定。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャガ芋、まだまだ。

2006年07月22日 | 農と暮らしの日記
雨雲は遠のき、時おり陽の射す一日。
写真は幼稚園近くの畑の、トウモロコシとつるなしインゲンのところ。午後いっぱい、この辺りの除草と茄子の整枝をした。夏に向けて少しさっぱりしたかな。



朝、JA直売所への出荷と給食の配達。
今日の直売は、いろんなものを作っている」ことをアピールするねらいもあって、トマト、茄子、ピーマン、ゴーヤ、胡瓜、人参を少しずつ。

午前中、ジャガ芋掘り。
気温はそう高くないようだが、雨をたっぷり吸った地面から上がる湿気のせいか、1時間半ほど、メイクイーンの1列約20mを掘っただけで、かなりへとへと。畑にはまだまだジャガ芋が眠っている。8月になる前に見通しをつけなければ。

ジャガ芋と言えば、この本。
高山なおみじゃがいも料理』(集英社)。『野菜だより』(アノニマスタジオ)は持っているのだが、ジャガ芋のはいつだったか立ち読みしただけ。高山さんの「ふくう食堂」に出ている写真も、おいしそうだ。

うちの今夜の食事はこんな感じ。
昨日に続いて鰻丼。ピーマンとじゃこ(シラス干し)の胡麻炒め常備菜風(いつもすぐなくなるので常備できない)、ゴーヤのパリパリ酢の物、鶏手羽元とキャベツ丸ごとスープ、ミニトマトと中玉トマト、鰺(実家からもらった)の刺身。平均的な我が家の食卓からすると、かなり動物性が多い。土用の明日を前にもうたっぷりスタミナつけた感じ。

明日はまた朝から降り始める予報だが、さて。
青空が広がると、僕は見る。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏休み初日、鰻丼。

2006年07月21日 | 農と暮らしの日記
雨は峠を越えたようだ。

朝食の前後に、収穫と納品。
今日は給食と個人の単品、セットなど。オクラを初めて入れる。キャベツはいよいよ終わりに近づいている。野菜セットを買ってくださった方はご存じの通り、現在の「藤田家族」のキャベツは何枚も外葉をむいてつるつるの状態になっている。かなりかっこ悪い。まだ畑にはかなり残っているけれど、収穫・調製の手間と、仕上がりの品質とを考え合わせると、ぎりぎりという感じ。

午後、茄子とピーマンの畑の草刈り。
小雨のなか、畑に這いつくばり、鎌で地際をシャカシャカと刈り取っていく。3時間もこれをやると、地下足袋とズボンが泥でコーティングされて一体化する。これで自転車に乗っての帰り道、駐在所のお巡りさんに挨拶しても違和感はない。そんな農村だから。

今日の夕食は、鰻丼。
土用は23日らしいけれど、わざわざその日に鰻を食べるような藤田家族ではない。節分の日には「恵方巻き」をやりますが。

で、鰻丼。
鰻は純国産、大阪は泉州の工場地帯のコンクリート岸壁でとれた貴重なもの。薫の父が釣って焼いて送ってくれたのだが、これが大きくて肉厚で、しかも僕が夜釣りに同行したらきっと「悲しい色やね」を口ずさんでしまいそうな大阪湾であるわけなので、「油」が乗ってそう……と思われるのにそんなことはなく、あっさりしたなかにも「脂」の旨みがもうたまらないので、おかわり。ご飯は私の”母校”神奈川県の相原農場から玄米で送っていただいているもので、白米に見えるけど5分搗き(JAの精米機)。贅沢の極みです。

明日もまだ雲の多い予報。
しっとり始まる夏休みもいい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終業式も、雨。

2006年07月20日 | 農と暮らしの日記
降り出したら、やまない雨である。

小学校とは今日が一学期の終業式。
渚もずぶ濡れになり、とっとと帰ってきた。

そういえば、4月の始業式も雨だった。
渚にとっては新しい学校に初めて通う日。「学校を変わらなくていいように、できれば小学校入学のタイミングで就農を」という計画は計画に終わり、僕も薫も経験していない「転校」を余儀なくされた渚は、それをどう受け止め、処していくのか。一学期が終わったいまの姿を見て僕が抱く思いは、「ありがたい」のひとことだ。



朝、給食の納品とJA直売所の出荷。
直売所にはトマトに加え、初めて茄子とピーマンも出してみる。昨日のトマトの成果がわりとよかったのと、週の後半に入ってそろそろ買い足しの需要があるだろうという読み、そして、畑の事情、要するに収穫を待つ野菜がどんどん出てきているということ。そんなあれこれによって、本降りの予報にもかかわらず、ちょっと強気の出荷をしてみた次第。

日中、トマトの誘引と茄子の整枝。
雨降りでもこれくらいならできる。ただ、野菜の病気は水を通して感染するものが多いと言われるので、本当はやりたくない。のだが、目の前のものすごい状態の畑を見ると、そんなことも言っていられない。

夕方、JA直売所の結果は惨敗。
「敗」とか「勝負」とかは使いたくないと前に書いたけれど、気分的には「やられたー」というのが偽らざるところ。だいたい営業時間中なのにお客さんの姿が全然なかったので、そもそも悪条件だったわけだが、そこへ強気の値付けと数量で持っていったのだから、当然といえば当然かもしれない。しかし、どうする、この野菜。やはり豚の一頭でも飼わなきゃダメかも。

天気予報は明日も雨。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく、本降り。

2006年07月19日 | 農と暮らしの日記
終日、ちゃんとした雨が降る。
連日の暑さに「梅雨明けはまだ?」と青空を見上げていたら、梅雨前線が四国にも戻ってきた。

ここ西条では梅雨入り以降、本当に降っていなかった。
全国的に見ると、四国は雨がよく降っているように映っているかもしれないが、夜や朝方、少し降ることはあっても、一昨日までは、雨が続いて鬱陶しいという梅雨ではなかった。5月にたっぷり降っているので、田んぼや生活の水の不足は心配ないようで、そのためか、から梅雨気味の天候にも(そして、それでも毎日のように「のち雨」「一時雨」「ときどき雨」としつこく叫びながら結局は大方の予想通り外してしまう予報にも)いら立つ声は聞こえてこない。



その雨のため、朝の出荷を除いて畑の仕事は完休。
日中、あれこれの事務仕事と家の中の片付け。引っ越し荷物の段ボールに入ったままになっていたレコード(アナログです)とCDもようやく引っ張り出すことができた。出したついでに、めったに聴かないカラヤンのベートーベン交響曲第五番と、たまに聴くキース・ジャレット「ザ・ケルン・コンサート」を大きめの音でかけてみる。玄関の土間にスピーカーがあるので、ほどよく響いていい感じ。郵便屋さんはやめてほしいだろう。

明日も雨の予報。
日本各地で被害が出始めている。わが家も防災の再確認をしなければ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏野菜、セットに続々。

2006年07月18日 | 「藤田家族」の野菜の購入
野菜セットの最新情報をまとめておきます。

写真は最近(7月中旬)のセット例。
人参、キャベツ、葉葱、モロヘイヤ、ジャガ芋、中玉トマト、大玉トマト、ピーマン、茄子、長茄子、ゴーヤ、胡瓜、伏見甘長、オクラ。

価格は写真の内容でだいたい1,700円前後。
夏野菜が相次いで登場し、少しずつ入れても金額が1,500円を超えるケースが出てきているため、できれば「大セット」は1,700~1,800円前後と見積もっていただけるとありがたいです。もちろん、「1,500円前後で」とご指定いただければ、それはそれなりにセットいたします。

それと、昨日も書きました配送料の件。
当初見込みより高くなり、関東950円、関西740円となりました。その他の地区はお問い合わせください(各地区とも最小サイズの料金の100円引き)。申し訳ありませんが、なにとぞご了承ください。

ご注文はメールでも受け付けています。
ezz02513@nifty.com



今日はほぼ終日、草刈り。
一日中弱い雨が降り続くという予報は予想通り外れてほとんど降らず。茄子、ピーマン、トマト、枝豆、ゴーヤ、サラダごぼう(こんなのもまだ畑に残っていた。いつ掘ればいいんだろう?)などの株まわり、畝間をカリカリと削っていく。

夕方、茄子に追肥。
元気がよいと思っていた茄子も、ふと気づけば葉の色が黄色がかってきて、気の勢いも先週あたりとは違ってきている。乾燥のせいかもしれないが、これから数日はぱらぱらと雨も降る予報のようなので、追肥の適期と判断、春先に作っておいた米糠ボカシを株もとから少し離れたところに振り歩く。



末筆ながら、こっそりご報告。
きのう39歳になってました。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人参の種を播く。

2006年07月17日 | 農と暮らしの日記
写真は、胡麻。
葉が少し濡れているの、見えますか? 夕方、やっと雨が降った。ほんの少しだけど、天気予報通り。やはり梅雨は明けてなかったのだ。

その雨を見越して午前中、個人のセット配達後に人参の種を播く。
からからに乾いた2か所の畑、それぞれの一部をトラクタで耕耘し、そこに「菜々子」を転がして2品種。秋冬ものの第一番手となる。発芽までこまめに適度の雨がほしいところで、「この先1週間ほど、曇り時々雨の日が続く」という予報通りならたぶん大丈夫なはず。

夕方、つるむらさきの定植。
5月に直播きしたものはすでに艶よく葉を茂らせてきているが、少雨のため発芽率が悪く、補植のために苗立てしてあったものを使って、約100株。

夜になり、雨はすでにやんでいる。
夏休みを前にした子どもたちのように、空模様も落ち着かないようす。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育園で、野菜直売。

2006年07月16日 | 農と暮らしの日記
昨日は「出荷以外は完休」と書いたが、その選択は正解だったようだ。
各地で軒並み気温が上がり、ここ西条では37.1℃を記録したとのこと。とにかく朝食前の時間帯からすでに汗が噴き出すほどの暑さで、「収穫は朝のうち」と言われるが、普通に「朝」ではダメで、やはり「朝めし前」、少なくともいまの時期なら7時頃までにとっておかないと、目に見えて野菜に勢いがなくなる。とくにいまは茄子、ピーマンでそのことを顕著に感じるし、5時に収穫に行ったキャベツが、「ゆうべは寝苦しくて、もうへとへと」というような張りのない肌をしている(もとより当地ではもうキャベツの季節は終わっているのだろうけど)。



午前中に収穫と、大セット4つ分の荷造り。
到着後にみんなで分けるからと、ひと箱にまとめての発送依頼で、これなら負担していただく送料も相対的に安くなるので、送るほうとしても少し気が楽になる。が、しかし、セットの内容にもよるけれど、どうやら「大セット4つ」はクール便の重量制限ぎりぎりのようである。クロネコヤマトの規定では15kgとのこと。配送車の冷蔵庫の容量が限られていることと、受付の方によると、「箱のサイズが大きいと中までしっかり冷えないおそれがあるので」とのこと。クール便でお送りしたみなさん、野菜の様子はいかがですか? お気づきの点がありましたら、ぜひお声をお寄せください。

それと、野菜セットの送料が以前予告した金額より高くなりました。
当面は関東950円、関西740円。申し訳ありません。なお、すでにご注文をいただいているぶん(1回)については予告通りの金額で結構です。



今日は、給食用の野菜を納品している保育園の「夕涼み会」。
ありがたいことに、「金魚すくい」や「ヨーヨー」、「ぐるんぱのクッキー」などに混じって、「藤田家族の野菜」コーナーも設けてくださったので、ジャガ芋、茄子、トマト(大玉、中玉、ミニ)、ピーマンを数袋ずつ用意した(写真)。分量を少なめに設定したうで、「お祭り」なので若干気前よく袋づめし、買いやすい「100円均一」で販売開始。

午後6時の開会から1時間弱で完売できたのは、調理の方々のおかげ。
「子どもたちの食べてる野菜ですよ」「無農薬ですよ」「○○にするとおいしいですよ」とみなさんに声かけしてくださった。野菜が売れたこともありがたいけれど、そういう野菜を作り(藤田家族)、調理し(調理の方々)、食べる(子どもたち、その親たち)というそれぞれの立場が、お互い顔の見えるところにいるのだとあらためて実感することのできた時間だった。

風の強い一日で、暑さは少し和らいだ感がある。
明日はいよいよ天気予報に傘マークの見える日。さてさて。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする