38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

骨付き親鶏の水炊き。

2008年02月29日 | 農と暮らしの日記
今夜の藤田家族の食卓は水炊き。
最初はこの写真のようにシンプルだったのだが、やっぱり青ものがほしいということで、明朝出荷用のほうれん草をちょっと持ってきて入れた。

なぜ水炊きかというと、鶏が手に入ったから。
ちろりん農園の西川さんにいただいたもの。採卵用のを定期的に廃鶏にしているので、今回はうちの里芋と物々交換で2羽分。内臓、ガラつき。さすがに親鶏も親鶏、といった感じの食感で、旨味を噛みしめる、という楽しみ方。スープがむちゃくちゃ濃厚だ。最後は一緒にいただいた卵で雑炊。濃厚濃厚……。



金曜の朝もいつもどおり。
真はおわかれ遠足で、薫も一緒に市内西部の東予運動公園?に出かけていった。市街出荷・配達のあと、午前中は野菜セットの仕上げと、追加で植えるじゃが芋の種芋切り。午後、明朝ぶんの収穫、調製。日没までトラクタであちこちの畑の耕耘(春作の準備)。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根(小)、葉つき中蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、などから)、菜の花(雪白体菜)、葱(小)、など。
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人参のトンネル。

2008年02月28日 | 農と暮らしの日記
先日播いた人参の畝に、トンネルがけ。
ちょっと低いのは風の抵抗を弱くするねらいで、それは去年、この季節の強風に飛ばされてしまったから今年は試しにこうしてみたのだけれど、あまり低いと中の温度が変わりやすいかもしれない。ちょこちょこ、様子を見よう。



木曜の朝、いつものように7時前からみんなでごはん。
その前後に出荷の仕上げをして、8時台に市街に出荷と納品。スーパーの地産地消コーナーは引き続きよく売れている。もともと2カゴぶんだから全体量もたいしたことないのだが、2月に入った頃からか、里芋や人参も毎日しっかり売れるようになり、それ以前からほぼ完売していた葉もの(ほうれん草、小松菜)とともに、翌日持ち帰るものがほとんどない日が続いている。

ありがたいことだ。
野菜と一緒に置いてあるチラシ類の減り方からみて、毎日とは言わなくても2~3日おきに寄ってくださっている”リピーター”の方が多いのかなと思うけれど、最近はわりと開店前に出荷に行くことが多いのでお客さんとの接点がなく、どんなふうに売れているのかはわからない。たまには日中に店内をうろうろしてみないと……。



市街に出たついでにJA水都市に寄る。
いまは出荷していないが、僕も会員になっていて就農初年度は重要な販路になっていたところ。

久しぶりの水都市は野菜が少なめ。
”端境”はどこの農家さんも同様らしく、それでも値段が高くなっているかといえば、むしろかなり安く感じられる。葉ものも根菜類も、ほとんどは1束、1袋が40~60円。白菜やキャベツは目方があるから元の値段が高めなので、なんとか100円を超えるものもあるけれど、とにかく安い。

戻って冒頭のトンネル張り。
薫とふたりで、風の出ないうちにささっと作業する。いつもながら、こういう仕事はふたりいないとどうにもならない。1+1が3どころか、5か10かという感じ。仕上げて家に帰り、宅急便で出す野菜セットの仕上げ。
午後、温室内で、ししとうなどの種を育苗用のトレイに播く。
日没まで明朝出荷ぶんの収穫、調製。真は小学校に「一日体験入学」。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、葉つき中蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、壬生菜などから)、白葱(小)、ブロッコリィ(側花蕾)、菜の花、など。
*大根は出荷調整中。
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スーパー、棚卸休業。

2008年02月27日 | 農と暮らしの日記
端境期の4月の野菜セットを補うねらいの畑。
ほうれん草、水菜には寒冷紗(べたがけ)、小蕪にはビニルトンネルがかかっている。3月に入ってから種を播けばこのような保温の手だては不要なのだが、それでは収穫期が限られてしまう。



水曜の朝。市街への配達は保育園と単品注文のお客さんのみ。
スーパーの地産地消コーナーは棚卸しのため臨時休業なので、昨日の売れ残りの引き取りのためだけに売り場に行く(里芋が少し残っているだけだったのでそれはそのまま置いておき、引き取りはなし)。

戻って午前中、冒頭の写真の畑で寒冷紗がけ、など。
午後は明朝出荷ぶんの収穫、調製。
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雨の火曜、育苗続く。

2008年02月26日 | 農と暮らしの日記
温室内で育苗中のキャベツ。
まだやっと本葉の兆しが見え始めたというところ。3月半ばに定植し、さて収穫はいつからになるだろう。



火曜の朝、いつも通りの市街出荷、納品。
戻って午前中に野菜セットの仕上げをして昼までに隣市で配達。予報通りの雨で、少しのんびり気分のため、帰路、初めての種屋さんに寄る。野菜の種は種屋さんによって置いてある品種がかなり違う。基本的にはその土地に合ったものを選んであるはずだが、同じ型の野菜でもいくつもの種苗会社から出ているので、そのなかでどう選べばよいかは、かなり判断が難しい。



午後、雨の温室内でまた少し種を播く。
主にレタス類の育苗。明日は野菜セットのない水曜で、しかも祭りと正月を除いて毎日出荷しているスーパーも棚卸しで臨時休業なので、午後の収穫はなし。そこに「雨」なので、明るいうちから机しごと。かなり贅沢な午後だ。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、大根、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜などから)、菜の花、ブロッコリィ側花蕾、太葱、など。
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夏の果菜、育苗開始。

2008年02月25日 | 農と暮らしの日記
学校横の「参」(3)の畑の現在。
手前から、9月播きの人参(収穫中)、早春どりのキャベツ、極早生の玉葱、支柱はエンドウ豆類、その向こうに2月播きの人参。要するに、ここは春の端境期を乗り越えるための野菜がちょこちょこと植わっている畑である。夏を前に一気に片付けてしまう予定。



2月最終週の月曜、いつも通りの朝。
市街に出荷、納品のあと、午前中は野菜セットの荷造りなど。午後、明朝分の収穫をしてから温室内で育苗の種播き。今日はキャベツの続きと、いよいよ茄子、ピーマン類を播く。昨年、一昨年より遅い夏の果菜類のスタート。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、中蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、壬生菜、などから)、ブロッコリィ(側花蕾)、菜の花、など。
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つなぎの人参を播く。

2008年02月24日 | 農と暮らしの日記
新年会あけの日曜朝、少し遅めに起床。
8時から小学校のリサイクル活動の手伝いで軽トラに古新聞や段ボール紙を載せて運ぶ。薫は9時から同じく小学校の仕事で通学路のストップマーク描き。入れ替わりで僕は市街に出荷に出て、戻って午前中、人参の種を少し播く。冬の人参が4月に入ると終わり、夏の人参が「まびき人参」としてとれ始める6月までのつなぎが、この2月播き。しかし、去年はどうも寒さのせいで収量が少なかった。今年は保温の手段を尽くしてみるつもり。

薫は昼まで地区子ども会の話し合い。
その後、渚のバレーボールが今日は市内のたくさんのチームを招いての試合なので、その手伝いに行った。僕と真は留守番で、昼ご飯に炒飯を作って食べる。

午後、真と畑に出る。
朝播いた人参の畝に保温・保湿ねらいの籾殻を播き被せ、そのあいだに真は僕が抜いた人参の葉を切ってコンテナに集める。風が冷たく、時折り白いものがちらちらと降りてくる。

続いて隣の畑で僕は週明け2~3日ぶんの里芋を掘る。
真は掘り上げられた里芋の土を軽く落として、これまたコンテナに入れる(写真)。その間に僕は奥の畑で大根を抜いてくる。最後に育苗に使う土を袋に詰めて軽トラに載せ、別の畑へ。ほうれん草、小松菜、蕪をとって、帰宅。

日没まで野菜の調製、明朝出荷ぶんの荷造り。
6時過ぎて渚と薫が帰宅し、急いで晩ごはん。

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学習会、見学会、新年会。

2008年02月23日 | 農と暮らしの日記
収穫中のほうれん草。
この畑の他のところでは緑濃く、わりと大きく育っているのだが、この写真の辺り、畝の端っこだけがこんなふうに黄色っぽくなっている。明らかに肥料不足である。ところが、この黄色い葉が驚くほど甘い。これを今日畑の見学に来てくれた方々が、現場でちぎって試食して教えてくださった。

黄色っぽいほうれん草はおいしい……。
必ずそうというわけではないだろうが、研修先の相原農場のほうれん草も(これほどじゃないにしても)黄色っぽく、そして感動的に甘くおいしかった。収穫のときに鎌を入れた途端、畑に甘い香りが広がっていた。



土曜の朝、いつも通り市街に納品、出荷。
風が強いので畑に寄り、稲藁を保管してあるブルーシートをかけ直しかけたが、あまりの強風に諦め、すっかり外して持って帰ることにした。これだけの強風では畑より家のほうが心配だから、さっさと帰って二階の雨戸を閉めようと思ったからだ。

ところが、遅かった……。
二階の雨戸が一枚外れて落ちかけている。落ちかけている、というのは、敷居から外れて1階の屋根にすべり落ちているのだが、そこで道路から引き込んでいる電線に引っかかって玄関の上に庇のようにかぶさったまま宙ぶらりんになっているのである。

なんとか脚立で下ろしてから二階に上げ、リセット。
しかし風が心配だから雨戸を閉めようと思ったのに、頼みの雨戸そのものが早速落ちてしまったのでは困ったものだ。が、しかたないのでとりあえず雨戸をすべて閉め、あとは神頼みである。

午後、うちで「有機農業推進計画」の学習会。
ゆうき生協の新居浜・西条地区会主催というかたちで、ゆうき生協のスタッフ、生産者や消費者、その他の方々約10人が集まってくださった。ちろりん農園の西川さん、ブルーベリーの伊藤さん夫妻、まんがら農園の野満さん一家……と西条の有機農業・自然農の先輩がたも大集合してくださり、ありがたい限り。

約2時間の話し合いのあと、冒頭の畑の見学。
ほとんど野菜のなくなっているさみしい畑を見ていただくが、真夏の野菜だらけ(だけど草だらけ)の畑より、見せる側としてはなんとなく心安らかである。とにかくいまは一年でいちばん草の少ない時期だから。

夕方からは、そのまま「新年会」。
というには遅すぎるけど、旧暦ならまだ1月だし、野菜は育苗が始まったばかりだし、ブルーベリーも剪定や土づくりなど実りの季節に向けての土台作りの時期ということで。食に関わるみなさん大集合なので、持ち寄ってくださったお酒や料理がもうたいへん!である。ひと晩で楽しむには本当にもったいない。ひと口ずつ、1年365日に分けて味わいたいような食卓……。これだから「自宅で宴会」はやめられない。あとは寝るだけだし。学習会、見学会だけで帰られたみなさま、こんどまたやりましょう!

それにしても、宴会やるとお酒がどんどんたまる。
「お酒が余ってるから宴会やろう」ということで企画するのだが、終わったら増えている。困ったものだ。しょうがない、また宴会やろう!
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今年初、畑に直播き。

2008年02月22日 | 農と暮らしの日記
収穫中の大根。
「耐病総太り」系の品種だが、この隣の畝に播いた「耐病総太り」と袋に書いてあった種のものよりは成育がちょっと遅かったので、収穫はこちらがあとになった。まずまずの大きさになり(葉つきで1.7~2kgくらい)、春のとう立ちのことを考えると、どんどんとっていきたいところだけれど、大根の残数が当初の計画より少なくなってしまい(種を播いた昨秋以降に販路が少しが増えたため)、いまは野菜セットにも隔週で入れたりして「出荷調整」している。



金曜の朝もいつも通り。
ごはんのあと市街に出荷・納品に出て、ついでに買い物……なのだが、目当ての店がまだ開いてないので、それまでなんと、喫茶店でコーヒーを飲むことにした。就農以来、ひとり喫茶店に入るなんて初めてである。8月の「五日市」の日に、薫と寄った「アクアチッタ」。僕の小中時代の同級生が昨年開いた店で、しっかりとコーヒーを飲ませるタイプのカフェ。アーケード商店街のすぐそばにある割に店内は広く、駐車場もたっぷりあるので、まち歩きにもクルマでのお出かけの際にも便利……と、西条にはあまりなかったタイプの喫茶店ではないかと思う。しかも基本的に無休。うちと一緒だ。



買い物して戻り、午前中は育苗の種播き。
ブロッコリィやレタス類をまた少しずつ。午後はこの春に向けて最初の「畑に種播き」。トラクタで仕上げの耕耘をしたあと管理機で畝立てし、寒さに強いほうれん草のほか、トンネルをかけるつもりでいくつかの葉ものも播く。日没終了。



夜、明日の学習会の準備で机しごと。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋、葉つき中蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、などから)、菜の花、ブロッコリィ(側花蕾)、など。
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エンテツさん、これでなきゃ!

2008年02月22日 | 農と暮らしの日記
今日はもう遅い(というか早い)ので、よその方の記事を紹介。
エンテツさん、である。一緒に飲んだのは一回きり、か2回かも。ま、とにかくいつもこの人が何言ってるか注意しておかないといけない気になるのだ。いつかきちんとエンテツさんのことは、北九州の広報誌のことも含めて、いろいろ書こうと思っていたけれど、そういうふうに思っていることはたいがいいつになっても実現しないので、いま書くしかない。

これです
夜鍋で「有機農業推進」のことを考えながらパソコンを打っていて、もう寝ないと明日の朝が大変だと思いつつ、最後のwebチェックしていたら、これを読んでしまった。
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玉葱その他に、追肥。

2008年02月21日 | 農と暮らしの日記
現在の玉葱。手前のは早生の品種。
昨年11月に植えてから、目立って大きくなっているようにも思えないけれど、なんとなくしっかりした感じにはなってきた印象。ただ、昨冬は順調なように見えて、暖かくなってきた頃から”とう立ち”が進み(葱坊主ができてくる)、まだ小さいまま慌てて収穫したので、今年もどうなるか不安たっぷり、である。



木曜の朝、ごはんのあと市街に出荷、配達。
ついでに買い物あれこれを済ませ、戻りながら近所の酪農家さんの牛糞堆肥をもらって、畑に播く。さらに油粕も播いて、午後はその畑にトラクタ。ついでに、春キャベツやこれから収穫するほうれん草、小松菜などの葉の黄色っぽい畑に牛糞堆肥で追肥。条間、蕪間に少し播いて、除草を兼ねて手でかきまわしておく。こういう作業も、「一面の○○畑」みたいなところだととても手作業ではできないけれど、うちの場合は、思いついたついでに……という感じで、ささっとやってしまえるので楽だ。まあ、楽だといっても野菜そのものが少ないわけだから、出荷も少ないし、それはそれで「楽」ではないわけだが。



午後も上記のようなことをあちこちで。
冒頭の玉葱にも牛糞堆肥を追肥。玉葱の追肥はこの頃まで、と教科書などには書いてある。暖かくなってきてから肥料をやると、大きくはなっても貯蔵性が悪くなるとか。うちもタイミングとしては悪くないけれど、動物性の肥料なので、貯蔵性は心配。とかいって、貯蔵するほどたくさんあるわけじゃなかったりして……。どっちにしても困る。こんなことばかりだ。



夕方、明朝出荷ぶんの収穫、調製。
一部の野菜セットは朝いちばんで持っていくので、箱詰めまで済ませてしまう。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、葉つき中蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜、などから)、ブロッコリィ(側花蕾)、菜の花、など。
*大根、葱など残僅少の野菜は引き続き出荷調整中。
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ナテュレのランチ。

2008年02月20日 | 農と暮らしの日記
松山の「ナテュレ」で、藤田家族の野菜をランチにしてくださっています。
えーと、いつまでだろう? お届けしたのが、ごく当たり前の冬野菜ばかりなので、たぶん和風のプレートになっているのだと思います!
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じゃが芋、植え付け開始。

2008年02月20日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋の植え付け、本日開始。
去年は3月3日、こんなふうに就農一年目の一昨年は3月4日で、「就農後初めての”農地”への作付け」、とある。2月10日に飯岡に来て、約1か月は畑の準備やハウス建設、育苗などであっという間に過ぎ、そろそろ暖かくなってきた3月初旬に、満を持して……ということだったのだろう。

今回は、畝を立てずに植える方法をとった。
就農初年度、研修先の相原農場のやり方を真似てそうしたのだが、二年目の去年は2列ぶんを軽く畝立てして植え付け、そのあと真ん中に管理機を通して覆土を兼ねた畝立ての仕上げ……というやり方。そして、今年は初年度の方法に戻った。とくにどちらがどうよくてどう悪いということもなかったのだけれど(違いの判断がつかなかった)、除草のことを考え、発芽して草も出始めた頃に管理機でしっかり土を動かしたほうがいいかな、というもくろみ。畝幅は今回、1m。去年が狭すぎたので、広くした。



水曜、いつも通りの市街出荷の朝。
戻って、今日は野菜セットがない曜日なので、午前中、上記のじゃが芋植え付け。薫と二人で約3時間、キタアカリ20kg、メイクイン40kg、男爵20kgを、約23m×23mの畑に植え付け完了。ついでに近くの畑の枯れ草を焼く。

午後、枯れ草を焼いた畑にトラクタを入れる。
ぼちぼち春の草も出始めているので、急がないと春作に間に合わない。冬の間にやっておけばよかった……ことがまだまだ山積み。

夕方、明朝ぶんの収穫。

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菜の花も、野菜セットに。

2008年02月19日 | 農と暮らしの日記
菜の花。
1月頃から咲いていて、野菜セットにもときどき入れている。いわゆる食用の「菜花」専用?品種ではなく、冬のあいだは「白菜っぽい菜」と勝手に名前をつけて出荷していた非結球型の白菜っぽい菜ものが、とうだちしてしまったもの。白菜の菜の花がおいしいことは昨冬書いたけれど、今年は白菜そのものがほとんどないので、これは貴重な”白菜系”の菜の花です。



火曜の朝、7~8時台にいつも通りの市街出荷・納品。
戻って野菜セットの調製、荷造り、11時過ぎて配達に出る。戻って昼ごはんは納豆炒飯。

午後、宅配便の野菜セットの仕上げ。
夕方までトラクタでじゃが芋植え付けの準備。日暮れどきに明朝出荷ぶんの収穫、調製。

ニュースは一日中、イージス艦と漁船の衝突事故。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、葉つき中蕪、季節の葉もの(ほうれん草、小松菜、水菜などから)、菜の花、ブロッコリィ(側花蕾)、など。
※大根が品薄となり、しばらくの間、入れたり入れなかったりの見込み。小松菜は大きいものと、やや若採りのものと。
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本の窓、日本の農業。

2008年02月18日 | 農と暮らしの日記
昨夜のおでん。
冬の藤田家族の食卓には頻繁に登場するおでんで、前にも写真を載せたことがあるけれど、今日の「みどころ」(?)は「親芋」です。この冬の里芋はほとんどが「女早生」で、ほかにも何品種かを試しに植えて、今日のおでんはたぶん、「土垂(どだれ)」系の芋の親芋。いまスーパー(フジグラン西条)の地産地消コーナーにもこの「土垂」を(小芋、親芋とも)出荷中。よろしく!



週明けの月曜、いつもどおり6時半過ぎ起床、ごはんのあと出荷・納品。
月曜は市街地のあと、市内西部の「小松・氷見・橘・神戸(かんべ)方面」に配達。この方面の野菜セットや業務用野菜のご注文、まだまだ受け付けております。

市街に出たついでに本屋さんへ。
商店街のアオイロードにある「マスヤ書店」は僕が10代だった頃は西条で本屋といえばここ、という店だった。いまは郊外型の書店がいくつかでき、規模では目立つ書店ではなくなったけれど、大切にしていきたい「町の本屋さん」である。

で、用事は注文していた雑誌の受け取り。
雑誌といっても、これ。小学館の「本の窓」。もう次の号が出ているけど、注文したのは新年号で、特集が「日本の農業」、である。小泉武夫、永田照喜治らが短い文を書いている。100円。100円の本でも100円だけで取り寄せてくれる小売店。ありがたい。



午後、じゃが芋の種芋切りの続き。
夕方、明朝出荷ぶんの収穫、調製など。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋(小芋、親芋)、大根、葉つき小蕪、季節の葉物(ほうれん草、小松菜、サラダ水菜、壬生菜、などから)、ブロッコリィ(側花蕾)、菜の花、など。
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じゃが芋の準備開始。

2008年02月17日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋の種芋を切って干す。
このところ乾燥した晴天が続いているので。芽が2~3個つくように切るとか、切った断面に灰をまぶすとか、干すときは陰干しがいいとか陽に当てたほうがいいとか、いろいろ耳にするけれど、とりあえず就農以来3回とも、だいたいこんな感じに切って、陽に当てて干している。灰はまぶさない。灰が手近にないので。なぜか一緒に大根も干している。そんな日和である。風が冷たい。



日曜で野菜セットの出荷はなし。
朝、ゆっくりめに市街のスーパーに出荷。戻って、雛飾りを出す。渚じゃなくて真が手伝ってくれ、30分ほどで完了。ちなみに今年の桃の節句は新暦では4月8日です。
終わって昼まで、冒頭のじゃが芋切り干し。

午後、じゃが芋の続き。
とりあえずキタアカリと男爵を20kgずつ切り終えて区切りをつけ、明朝分の収穫に出る。小雪がちらちら舞う。本当に雪の多い冬だ。調製、荷造りを終えて晩ごはんは、この冬何度目かのおでん。里芋の親芋がおいしい。薫が今日は、つゆが濁らないようにやってみたそうだ。高山なおみさんがそういう作り方だというので。たしかに上品な気がする。……と書きながら、高山さんのサイトを見たらびっくり、何冊もの本になっている日記「日々ごはん」を、この2月で終えようと思っている、という。残念だけど、終わりは始まり。


そういえば、おでんといえば、この人だ。
新井由己さん。新潟で自然農をやっていると思っていたのに、最近ちょっと暮らしが変わったようである。
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