38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

次々に、固定種の大根。

2010年01月14日 | 農と暮らしの日記
みやま新西町大根。
これも先日の源助大根大蔵大根と同じく、野口種苗で頂いた固定種。名前と姿から、よく耳にする「西町理想」の系統だろうと思うが、とにかくこのタイプの大根を作るのが初めてだから、細かなところはわからない。西町理想は漬物向きと説明されている場合が多い。しかし同時に「肉質緻密で煮炊きしても美味」と添えられていることがほとんどだ。なのでみなさん、ぜひ煮炊きにどうぞ。たくさん干して漬けて沢庵にされるご希望がある場合はご連絡ください。たくさんありますので……。量がまとまればお安くできます(定価は葉込み200円/kg。写真のは最小1kg~最大2kgくらい)。

ひと目見ただけで、首のところを縛って吊るしたくなる。
首元はご覧の通りほっそりしているので、今朝も「まだ小さいけど抜いてみよー」と片手で軽く引っ張ってみたが、びくともしない。しょうがないから両手をかけたが、抜けない、抜けない。そりゃそうだ、こんなに尻太り型なんだから。

理想大根についてはこんな記事と写真があり。
やまけんの出張食い倒れ日記の三浦大根の記事
全国大根見本市(練馬)の記事



木曜、野菜セットは宅配便のみ。日本列島にはまだ寒気が居座っている。
朝:6時半すぎから朝ごはん。
午前:市街に出荷に出ようと、昨日洗っておいた大根をスーパー用に1/2カットしようとキャリーをのぞいたら、凍っている……。油断した。昨冬までは洗った大根は(うちでは野菜セットや業務用など相対の出荷では泥もの野菜を洗わない)土間に入れておいたのだが、引っ越して土間がなくなり、屋根つきの作業場に置くようにしていたのだが、さすがに今朝の冷え込みには耐えられなかったようだ。当地くらいの寒さなら、畑で凍った野菜は生きているから日が高くなると元に戻ってくれる。しかし収穫して、しかも洗った大根は寒さに弱いようだ。防寒を考えなければ。

というわけで、保育園納品のあと、大根抜きでスーパー出荷。
戻って9時過ぎから収穫。昨日は時折吹雪くような天気だったので、この季節としては珍しく出荷当日の収穫である。配達だと時間が厳しいけれど、宅配便は夕方までに仕上げればいいのでなんとかなる。冒頭の大根も収穫して10時過ぎに戻り、荷造り。昼ごはん。

午後:宅配便を仕上げて、今度は明朝出荷のセット荷造り。
宅配便も明日配達のもお客さんに届くのは明日の日中、ほぼ同時なので、収穫も2日分一緒にしてきた。午後いっぱいで荷造り完了。一日で収穫から仕上げまでするセットの数としては多かったけれど、畑の野菜が好調で在庫の芋類も豊富だとやはり楽だ。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋・じゃが芋・さつま芋、新西町大根、蕪・赤蕪、白菜、キャベツ、体菜(しゃくし菜)、チンゲン菜、サニーレタス、ねぎ、などから。
コメント
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