38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

食創館で、野菜とランチ出店。

2009年12月05日 | 農と暮らしの日記
久しぶりの「藤田家族の出店」。
ご案内した「オーガニックマーケット」で、市内東部、旧東予市域のJR壬生川駅すぐ横にある「西条市 食の創造館」に行ってきた。

僕は1階ロビーで野菜の販売。
市内の農家や手作りの食べもの、各種のフリマやワークショップなどが机を並べて。ちろりん農園の西川さん夫妻はレタスやハーブ類、まんがら農園の野満さん一家は古代米や里芋その他の野菜、パイッコクロカワの愛ちゃんがお米やこの季節に珍しい絹莢など、また、うちは出荷も購入もしてないけど有機農業つながりであちこち顔出したときにお世話になってる「コープ自然派」Tさんもお隣だった。

薫は2階で「おでんランチプレート」。
うちの野菜と米を使って、大根・里芋の親芋、人参、こんにゃくなどのおでん盛り合わせと、玄米おにぎり、秋じゃがパンケーキ、人参ピクルス、青菜いろいろおひたし、黄&紫スイートポテト、三年番茶つき800円、限定30食。こちらは昼過ぎに完売したそうだ。

野菜のほうはいつも通りあれこれ。
人参、黄色い人参、ミニ人参、大根各種、大蕪、水菜、その他の葉もの、それからさつま芋も並べようと思っていたのだけれど、場所の余地がないのでやめて、野菜セットの見本をひと箱つくって飾った。

とにかく驚いたのはイベントの集客力だ。
いろんな出店が集まっているので、それぞれの元々のお客さんとか興味があってそれぞれのぞきに来たとか、そういう人数が集まるとこうなるのか、という感じで次から次へ、そしてその人の流れが個別のブースだけでなくこちらにも流れてきてくれるから、やっぱりこういうテーマ性のある出店イベントは強いなぁと思った。西条にもこんなにたくさん、「オーガニック」志向で動く人たちがいるのだ。

主催の「笑呼心製作所」のみなさん、お世話になりました。あちこちの出店のみなさん、ご来場のみなさん、ありがとうございました。野菜のことなどで何かありましたら、ご遠慮なく連絡ください。畑にもぜひ。



朝:5時起きで準備、朝ごはん。渚と真は終日バレー。薫はたぶん夜中の2時頃から準備。
午前:7時半すぎに出発、保育園とスーパーに野菜を置いてから食の創造館へ。市街からは所要約30分で9時前着、搬入・設営。10時開店、15時閉店、撤収作業して16時発、市街で用事して17時頃帰宅。片付け。

夜:18時半に家を出て19時からピッツェリアマルブン新居浜店
社長の真鍋さんを囲んで、生産者や飲食関係の新居浜近辺でマルブンさんとご縁のある方々ということなのだろう、20人近くが集まっての交流会(忘年会?)。青年農業者の関係でいつも会ってる人たちもいるし、初対面の方も多かった。農家を夢見る女子大生さんにも会いました。料理は生ハムのサラダ(レタス類は西条産かな?)、新居浜の椎茸まるごとグラタンみたいなおいしいの、西条市上市の里芋とさつま芋各種のフリット、2種類の生地違いのピザ、ハンガリーの豚のスパゲティ、四国中央市の親鶏のリゾット、デザートに新居浜・大島名物「白いも」のプリンとチーズケーキ、タルト、など。丁寧につくられたひと皿ひと皿、ごちそうさまでした。軽トラなので残念ながらお酒は飲めず、これも地産の八朔ジュースなどいただいて23時前に帰宅。



真鍋社長はいつもどおり熱く問うていた。
あなたたちは何のためにその仕事(たとえば農業)をやっているのか。何のためにもっと利益が出るようにと努力しているのか。

僕はどうだろう。
簡単な言葉でこれに答えるのは難しいし、必ずしもこの問いに対する答えを誰もが常に持って生きていなければいけなとは思わないけれど、たまにそんな問いに対する言葉を探してみることは有意義かもしれない。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬の野菜、次々に。 | トップ | 12/5(土)藤田家族が出店! »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
☆★ (農家を夢見る女子大生)
2009-12-09 00:14:50
こんにちは!!先日は、ありがとうございました。とても楽しい時間を過ごすことができましたね
私の事、紹介していただいてますね…。笑

また帰省した際にはお邪魔させて下さい
返信する
Unknown (藤田敏)
2009-12-10 19:38:24
こちらこそ、お会いできてよかったです。
畑にはぜひ遊びにきてください。どうにもこうにもという感じですが、こんな農家もいるってことで。
返信する

コメントを投稿

農と暮らしの日記」カテゴリの最新記事