38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

低温・乾燥で、小麦は。

2011年01月31日 | 農と暮らしの日記
小麦の現在、右は先日も載せた未収穫の秋じゃが芋
記録的な冷え込み続きで小麦の生育もおそらく停滞気味、のはず。実はよくわからない。冬の間は伸びているのかいないのかわからないのが当たり前と思っているので。ただ、寒さと同時に乾燥も異常事態だから何らかの対策が必要なのかもしれない。



月曜、1月も今日で終わり。晴れてはいても最低0℃前後から最高気温も3、4℃程度の厳しい冷え込み。
朝:6時過ぎからごはん。8時頃から市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:セットの荷作り。10時半頃から明朝出荷分の収穫を1時間ほどして帰宅、12時頃から市内配達、ついでにあちこちで買い物少し。14時戻り、遅い昼ごはん。
午後:16時頃から明朝出荷の野菜セット他の荷作り。18時頃あがり。月曜は子どもたちのバレーボールがないので早めの晩ごはん、19時頃から。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のうち1~2種、人参、大根、蕪、小松菜。セットによって白菜、ほうれん草、小さいレタスなど。
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新居浜、昭和通りに出店。

2011年01月30日 | 農と暮らしの日記
昨日収穫した人参が今日はここに。
「ここ」というのはお隣の新居浜市、本来の?中心市街地である昭和通り。瀬戸内バスの停留所には「中須賀」の地名があるとおり海に近く、「住友」発祥の臨海工業都市、その往時の賑わいが偲ばれるそんな場所で何をしているかというと、またもや青年農業者の出店である。全国各地どこも同様にいわゆる「旧市街地」の活性化が叫ばれるなか、今日はここで「こだわり商店街」なるイベントが開かれ、写真のように生鮮野菜や花卉、写ってないけどイチゴや柑橘、さらに石焼き芋も。他の出店は地産の椎茸、米、卵、温かい飲食関係など。



日曜、今日も0℃前後から当然ひと桁台の冷え込み。
朝:8時過ぎに真を載せて市街に出て、スーパー出荷。そのまま海まわりで新居浜へ。
午前:9時頃に上記の会場着。すでに他の会員のみなさんによって準備は着々と進行、10時開店。正午前、真は釜揚げうどん、僕は地元「佐々木養鶏場」と青年稲作農業者J君の「ミルキークイーン」のコラボ企画「たまごかけごはん」200円で軽い昼食にし、あとは他のみなさんにお任せして途中退出。
午後:西条で少し買い物やら用事やらして帰宅。1時間ほど明朝出荷分の収穫に出て急いで戻り、真と家のすぐ近くの田んぼ(冬でお休み中)で凧揚げ。わりとよく上がるのだけれど、風が強すぎるのと、やはり凧そのもののバランスもちょっと悪いらしく、「要調整」と判断して30分ほどで終了、帰宅。家事あれこれ。
夜:バレーボールの審判講習から渚と薫(当番)も戻り、18時頃から僕の両親も一緒に晩ごはん。真の誕生祝いも兼ねて。
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中学校同級生と、一杯。

2011年01月29日 | 農と暮らしの日記
何度も載せてしまう、この秋冬「前半」出荷用の人参畑。
8月に播いた黒田五寸が約40m×3列あり、そのうち2列(画面の左上方向)が終了、最後の1列を南から採り始めた。といってもすでに11月、12月の段階で大きかったものはざっと収穫・出荷済み、それは何度も書いている通り7月播きの一番手を失敗したからこの8月播きの完全な仕上がりを待つ余裕がなかったので。いまのペースでいけばおそらく2月半ば頃にこの最後の1列も採り切ってしまい、いよいよ「後半」の畑、9月播きの人参に移る予定。



1月最後の土曜、今日も朝の0℃前後から日中の最高は6~7℃。
朝:市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:家の内外の片付けあれこれ。引越がらみの片付けがまだ完了していない。
午後:明日出荷分の収穫、その他の荷作りなどなど。

夜:18時半過ぎに家を出て市街へ。
今日は中学校の同級生10人ほどが集まる会に誘われたので、いそいそと。昨年夏に同窓会があり、そのときは30年ぶりの再会という同級生もたくさんいて、今回はその流れで、「女子」も2人参加。いまの話や昔の話あれこれで楽しく過ごしました。みんな二次会に行ったけど僕は明朝もちょっと早いので辞去。今回の会場はというと、こちらは高校の同級生F君(同姓)のお店。料理もビールもおいしかったです、また行きたい。
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じゃが芋、まだまだ畑に。

2011年01月28日 | 農と暮らしの日記
まだ畑に残っている秋植えのじゃが芋。
品種はデジマ。大方は年内に掘ってしまっているけれど、この畑、のべ約80m分は年越ししてしまった。ひと株を試し掘りしてみたら写真のように美品。大きさもみんなこれくらいだとセットに入れてもスーパーに並べてもちょうどいい。大きいのが使いやすいと言われている保育園の給食用にもこれならたぶんぎりぎり大丈夫そう。といっても、すでに掘った分だけでこの冬の在庫はもう十二分にある。芽が出てくる前に売り先を開拓しないと。1kg400円、まとめ買いの場合、サイズのご要望にもいまならお応えできます。お気軽にお問い合わせください。



金曜、少し曇り空。2~3℃から7~8℃くらいか。
朝:6時過ぎからごはん。セット荷造りの続き。
午前:8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。9時頃から1時間弱を開館直後の市立図書館で立ち読みなどして過ごし、10時前に市役所へ。市青年農業者協議会の副会長をしている関係から呼ばれている市の地域審議会出席。2年で4回、たぶん今回で終わりのはず。11時半頃に終了、帰宅してごはん。
午後:試作たくわんの大根の漬け込み。そのあと机仕事、17時頃から明朝出荷分の収穫。18時頃からまた机仕事、渚のバレーボール迎えに行って20時頃からみんなで晩ごはん。

今日の市地域審議会は新庁舎問題が中心議題。
2市2町の合併時には地理的なことや事務の効率化を考慮し、合併特例債の利用も織り込んで新庁舎を新たな場所(旧西条市の現市役所より西の地域)に建設することになっていたようだけれど、いろいろの事情があり、どうやら移設の方針は見直し、旧西条市にある現市庁舎に増築する方向で市議会の議論は進んでいるようす(昨年末に中間報告)。僕はこれについて、そのタイムスケジュールや手続き、現在の各支所(小松、丹原、東予)がどうなるのかについて質問した。担当の方からの答えは、特例債の適用を受けるには平成26年度中の完成が必要であり、そのプランでいくとなれば平成23年度に基本設計を行い、平成24~25年度に工事を行うことになるとのこと。また、各支所の扱いについては今後の検討事項であるとのこと。

他の委員から出された質問や意見の概要は次の通り。
父子家庭への児童手当支給について、火災報知機の設置について、子宮頸がんワクチンについて、森林の荒廃防止と森林資源の活用について、総合的な観光戦略研究について、鉄道のフリーゲージ化について、合併後の市民憲章について、資源ごみの持ち帰り防止について、など。

<本日の野菜セット例>
里芋・じゃが芋・さつま芋のうち1~2種、人参、大根、中蕪、小松菜、水菜、小さいレタス、他にセットによって白菜、ほうれん草、ターツァイ。
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小学校、マラソン大会。

2011年01月27日 | 農と暮らしの日記
収穫したばかりの野菜を軽トラの荷台で調製中。
今日は午前中に小学校のマラソン大会があり、真と渚の走る時間帯の合い間に今日出荷する野菜の追加収穫をし、さらに時間があるから調製(不要な葉を落とすなど)も途中まで。学校と畑の間の小道を子どもたちが走る、走る(ちょっと見えにくいですが)。



木曜、セットは宅配便のみ。今日も晴れ、そして当然のように今日も朝は0℃前後から日中も5~6℃。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:セット荷造り、9時過ぎから小学校に行ってマラソンの応援(授業参観)。今年は運動場ではなく沿道に出ての観戦。コース終盤で次々に通過する子どもたちに「まだいけるぞー」「追いつけー」「抜ける抜ける、あと2人抜ける」とか無責任な声掛けしながら。それでスピードアップする子もいるし(少数)、そんなこと言われたってもうダメって感じの子もいるし(多数)、笑顔で答えて明らかに余裕ありありのまま速度そのままの子(わりと多い)もいておもしろい。中学年、低学年、高学年の順で学年別に走るので、途中の低学年のときは畑に戻って収穫と調製。真は3位、渚は1位と今年もがんばった。12時過ぎに終わって帰宅、ごはん。
午後:セット荷造りの続き。16時頃からは明朝出荷分の荷作り。18時半あがり。



どうやら当地でもインフルエンザ流行の兆し。
隣の小学校では学級閉鎖も出ているようだ。これだけ寒く乾燥していれば流行の環境は「整っている」といえる。

<本日の野菜セットの例>
里芋・じゃが芋・さつま芋から1~2種、人参、大根(青首、紀州)、葉つき中蕪、小松菜、水菜、小さいレタス。一部セットには他にほうれん草、白菜、ターツァイ。
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年賀状お年玉、4等のみ。

2011年01月26日 | 農と暮らしの日記
日没を前に、明日の出荷に向けて主に根菜類を前倒し収穫、その軽トラの荷台。
厳冬期は出荷当日の朝にすべてを収穫していたのでは間に合わなくなるので、直接配達の場合はほぼすべての野菜を前日収穫、また宅配便の場合は翌日着となるので鮮度を考慮し、主に根菜類を前日収穫(到着の前々日収穫)、葉ものは出荷当日に日が高くなって野菜が解凍してから収穫、という段取りにしている。白菜は収穫後も鮮度が落ちにくい(新聞紙に包んで立てて常温保存すれば1週間や十日は大丈夫)ので根菜に準じて。

蕪と人参は畑で調製と仕分けをしてある。
こうしておけば戻ってからの荷作りが格段に楽だし、再び畑に返しに行く残渣類がほとんど出ない。畑でその場で不要な葉を落とせばそのまま土に還る。野菜の教科書などにはよく「病気予防のため、残渣類は畑から持ち出すように」などと書かれているけれど、うちでは明らかに深刻な病気の発生がある場合を除いて(そんな「場合」はほとんどない)そういうことは気にしていない。



水曜、セット出荷のない日。晴天、相変わらず0℃から5℃前後の低温、家の中もずっと10℃以下。
朝:6時過ぎからごはん。8時前後に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:そのまま8時半過ぎに市役所に行って用事2つ、JA直売所に行って「視察」で9時を待ち、スーパーで買い物など。10時過ぎ帰宅。昼までようやく本棚を出してきて引っ越し荷物の段ボールから本を出して並べ始める。
午後:引き続き本棚の整理。16頃から畑に出て冒頭の収穫。

夜:子どもたちのバレーボールのない水曜は晩ごはんも早く18時半頃から、お好み焼き。
そのあと年賀状の「お年玉」の番号合わせ、今年も4等の切手シートのみ。僕の子どもの頃は切手シートの当たる「下2けた」は当選番号が3つあり、その上の「レターセット」みたいな3等?は「下3けた」だったと記憶している。いまは4等の番号は2つのみで確率は下がり、3等は「下4けた」だから、まず当たらない。なんだか宝くじのようになってしまった。液晶テレビとか海外旅行とかはいらないから(うちの場合、当たってもしょうがないので)切手とかハガキとか、軍手とかガムテとかが当たる「身近なお年玉」だとうれしいのだけど。


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鳥インフル、拡大の心配。

2011年01月25日 | 農と暮らしの日記
冷え込みの続く野菜畑の現在。
2か月ほど前、11月中旬はこんな感じだった。白菜はいよいよ低温による傷みが進んで良品は少なくなってきた。たくさん残っているように見えるけれど、写真奥のほうから順に取っていて、残りは全体の3割ほどか。今年は4kg超も当たり前だった昨年に比べて大きくなりすぎず、最大でも3kgちょっとくらいで出荷できたので、まずまずの出来と考えてよいと思う(甘い見方ですが)。右手は収穫のほぼ終わった大根の畝。昨日載せた紀州大根などは別の畑にある。



火曜。今日も冷え込み厳しく、朝の2~3℃から、晴れ間の出た日中も5~6℃止まり。
朝:6時過ぎからごはん。7時から荷作り1時間ほど、8時過ぎに市街に出て保育園納品とスーパー出荷。
午前:セット荷造りの仕上げ。10時頃から薫が新居浜方面に配達。僕は今日も、大幅に遅れた玉葱定植の続き。
午後:14時頃から、引き続き玉葱定植。苗取りして植えるだけなので畑へは久しぶりに自転車で、5分ほど。寒風のなか、お隣の小学校では明後日に迫ったマラソン大会の練習。最後に30分ほど春どりキャベツの中耕除草を少し。軍手をして株まわりをぐしゃぐしゃとかきまぜるだけ。17時あがり。



宮崎に続いて鹿児島の養鶏場でも鳥インフルエンザ。
夕方のラジオでは専門家を招き、渡り鳥からの感染防止を中心に予防法や対策が論じられている。どれも重要なことばかりだろうと思うけれど、やはりこういうことと並行して、鶏そのもの、家畜そのもの、つまりは私たちの食べ物そのものを、より健康にして病気に負けにくくするための方策も大切なのだろうと強く思う。弱い命が現在のような環境で大量に生きているという仕組みを前提に、生産者は多大な努力を払っている。そのうえに私たちの食生活があるということに、もっともっと目を向けなければいけない気がする。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のうち1~2種、人参、紀州大根、葉つき中・小蕪、小松菜、水菜、小さいレタス。一部セットには白菜、キャベツ。
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大根続々、畑にまだまだ。

2011年01月24日 | 農と暮らしの日記
この冬用に初めて播いた紀州大根。
和歌山でべったら漬けなどにされる大根だそうで、漬物のほか、肉質緻密なのでおでんなどの煮物にも向くらしい。まあ、だいたいの大根の種袋には同じようなことが書いてある。スーパーや八百屋さんで一般的な青首大根(「耐病総太り」など)は上部が青く、「総太り」といっても中ほどが太い。それに比べるとこの紀州大根は大蔵大根などと同じように、上から下まで同じ太さ、同じ白さが見た目の特徴。味はどうだろう。明日からスーパー「フジグラン西条」の地産地消コーナー「私の自信作」に並べます。1本700g前後で138円くらい。そろそろ大根も季節的には終盤。まだまだ畑には残っているのでどんどん出荷したいところ。漬物用、業務用なども承ります。



月曜、昨日の午後からの曇り空が続く。
朝:6時過ぎ起き、ごはん。市街に出てスーパー出荷、保育園納品。
午前:野菜セット荷造り仕上げ、薫が配達に出て僕は明朝分の収穫。
午後:明朝出荷分の荷造りを途中まで。家の敷地内では育苗用の小さな温室予定地の整地作業が進行中(小さな築山状で土砂が多いので手作業を断念、ユンボをお願いしました)。
夜:18時過ぎに出発、19時から県丹原庁舎で青年農業者の役員会。議題はJA青年部との交流行事、県外視察研修、地元商店街行事への出店、機関誌編集段取りなどなど、21時過ぎ終了。復路は小雪が舞い、22時前に帰宅して晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のうち1~2種、人参、紀州大根、葉つき中・小蕪、水菜、小さいレタス、小松菜。一部セットには他に白菜。
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大豆とじゃが芋、収穫祭。

2011年01月23日 | 農と暮らしの日記
ゆうき生協・西条周桑地区会の収穫祭。
会場は毎度おなじみ、JR壬生川駅横の西条市食の創造館キッチンスタジオ。今年度のテーマ「みんなで育てて、みんなで作って、みんなで食べる」の総仕上げという感じで、生産者・消費者の区別なく地区の組合員が集まって一緒に調理し、食事も一緒に楽しんだ。昨年の収穫祭のようすはこちら。だけどこれ、収穫祭というより、夏にもあった「料理教室」と変わらない気もする。とにかくみんなフル回転で動き回っているので。

写真は本日の献立。
核となる食材はみんなで育てた今年度の2品目、ちろりん農園の「じゃが芋」と藤田家族の「大豆」。まずお茶碗は「地豆の茶飯」、盛り合わせは「3色ニョッキ(じゃが芋、人参芋、紫芋)、ビーンズバーグ、生協供給品の試食ソーセージ」(右上の紅白はニョッキ用のソース)、左上はちろりん農園のサラダ(紅白の大根と平飼い卵)、汁椀は蕪のポタージュ。レシピはお問い合わせいただければ紙1枚になってますのでご案内できます。食後には「ようなるブルーベリー園」伊藤さん手作り、子どもたちが自分で型抜きして2度楽しめるケーキもあり、おなかいっぱいの収穫祭でした。これで参加無料、しかも組合員・非組合員問わず、というのが泣ける。

次の地区会イベントは2/27(日)の味噌仕込み。
詳細はあらためてご案内しますが、9時半頃から昼頃まで、こちらも西条市食の創造館で。参加費は材料実費程度(数百円の予定)、仕込んだ味噌を持ち帰って頂きます。



土曜、今日も0℃前後から10℃未満が続く。晴れのち曇り。久しぶりに雲の多い一日。
朝:先にいったん市街に出てスーパー出荷。
8時前に、町内の「般若入れ」(お般若はん)に前半だけ参加させていただいてご近所各戸をまわり、うちにも寄っていただく。この行事、自分自身はまったくなじみがないのだけれど、地域のお寺から預かった、たぶん「般若さん」を二人で担いで、各戸の玄関に入るとその家の方々がその下をくぐる、というもの。「般若入れ」で検索するとあちらこちらの様子がわかるけど、「お日待ち」と並んでなんだかあまりよくわからない行事の筆頭格である。とにかく地域の伝統行事のようなので、できるだけ参加しておきたいという気持ちだけはある。

午前:般若入れを途中辞去させていただいて、8時過ぎに上記の収穫祭に出発。
9時前に現地着、会場の9時からスタッフで準備、10時開始、今回は15家族ほど、大人も子どももあわせて約40人の参加があった。とくに若い子ども連れの方が目立った。子どもたちも調理に参加したり、ゆうき生協の職員が用意してくださったおもちゃで遊んだり絵本読んだり、その辺りを走り回ったり、窓のすぐ下に見えるJR壬生川駅のホーム、特急しおかぜ、各駅停車、それからやっぱり「あんぱんまん列車」に釘付けになったり、初めて会う子とちょっと喧嘩したり仲直りしたり、すべって転んで泣いたり、いただきますが待ち切れずにこっそりつまみ食いしたりで、わいわいがやがや。

午後:予定よりちょっと遅れて12時過ぎ頃、「いただきます」。
ここで自己紹介もして、初対面どうしでも食べながら交流。さらに、デザートタイムは今回、愛媛有機農業研究会の西条支部の今年度の活動報告として、まんがら農園の野満さんから高知の土佐自然塾に視察研修のようすを写真つきで報告していただいた。

食後に後片付けもみんなで。
14時半頃にひと区切り、そのあと地区会の運営委員会を30分ほど。16時過ぎ終了、17時前に帰宅、明朝分の収穫、途中で渚と真のバレーの練習が終わってお迎えなどなど。

夜:18時半頃から、上記の愛媛有機農業研究会西条支部の年次総会。
会場は、うちが引っ越した直後ということで家のご案内も兼ねて我が家で。ちろりん農園・西川さんご夫妻、ようなるブルーベリー園・伊藤さんご夫妻、まんがら農園・野満さんご夫妻と子どもたち2人、そして藤田家族の4人。収穫祭で残ったお料理お持ち帰りや、みなさんの豪華差し入れあれこれもあり、野満さんによる視察研修の追加報告もあり、話すのはやっぱり農のこと、食のこと。名残り惜しくも子どもたちもいるので21時頃にお開き。みなさん、朝から行事で大変なところ、さらに遠路お運びくださり、ありがとうございました。



さて、明日からは1月ほぼ最終週。
この寒さ、いつまで続くのだろうと思っていたら来週末はまた厳しく冷え込んで雪になるかもしれないという予報。これも地球温暖化の影響だといわれると、頭がこんがらがってしまう。これからの農は、これからの食は。どうしていくのがよいのか、考えれば考えるほどに難しい。せめてもの救いは、自分自身はその農と食とに、わりあい直接に関わる度合いが大きいから、「隔靴掻痒」のようなじれったさが、サラリーマン時代に比べれば小さいかなということ。むろん地球温暖化に対する影響力など微々たるものかあるいはもしかしたら反対向いているかもしれないけど。
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いまごろ、玉葱定植。

2011年01月22日 | 農と暮らしの日記
もう、ほんとに「いまごろ……」である。
玉葱を年内に植えることができず、年が明けてもなかなか着手できず、ようやく今日から。といってもさほど量はないからすぐに終わるはず。なのだけれど、続けて作業できる時間がなかなかなく、たぶん1週間では終わらない気がする。毎年ぜんぜんよくできない玉葱。とにかく藤田家族の苦手種目の筆頭がこの玉葱で、今年もその汚名を返上しようと育苗はがんばったはずなのに、気がつけばこの通り。来季の玉葱作りは根本的に何かを変えないといけない。



土曜、今日もまた晴れ、そして0℃前後から10℃未満の低温。近くの山の雪も消えない。
朝:保育園納品、スーパー出荷。
午前:玉葱定植の準備でトラクタ耕耘、畝立て。昼まで少し植える。
午後:先に明日あさって出荷の一部を収穫してから、引き続き玉葱定植。戻って荷作り少し。19時あがり。



このところまた時間がなく、ブログもそっけない。
間もなく就農5周年なので、また気合を入れ直したいと思います。
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低温の陰で、異常乾燥。

2011年01月21日 | 農と暮らしの日記
野菜セットの大根がいよいよ二番手の畑に移った。
先日「使い切り大根は、スーパーで。」と書いたのと同じもので、そのスーパーのは2本立ちになっているところの大きいほうでもまだ小さいというのを抜いたもの、こちらの野菜セットのは2本立ちの大きいほうがもう1kgを超えて「普通の大根」になっているのを抜いたもの。それでもまだやはりこちらは先日までの一番手の大根に比べると小さい。というか、野菜セットでもこれくらいの大きさが本当は使いやすいだろう。1本2kgで400円という大根が毎週毎週セットに入ってくると食べるのも大変だろうなと思う。



金曜、今日も低温、今日も晴れ。そろそろこの晴れ続きが心配になってきた。
朝:保育園納品とスーパー出荷。
午前:野菜セットの仕上げ、薫が市街配達。僕は家や倉庫の片付けなど。
午後:畑の片付け、収穫。



うちの畑の隣の畑の方が軽トラにタンクを積み、ポンプで灌水していた。
キャベツが植えてあり、しかしこのところの好天続きで畑はからから。うちはもう仕上がった野菜しかないから灌水は必要ないけれど、この乾燥は確かに異常だ。近年「菜種梅雨」が早く春作の準備が出遅れがちなので、いまのうちにこの「晴れ続き」を利用しておかないと大変なことになりそう。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のうち1~2種、人参、大根、中蕪、小松菜、ほうれん草、水菜、ロメインレタスB品。一部セットには他に、ターツァイ、白菜などから。
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大寒、暦通りの冷え込み。

2011年01月20日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットの例。
前回載せたのは昨年12/07のだろうか、この時期の畑は天然の冷蔵庫状態なので大きな変化はない。今日の写真のセットは宅配便のお客さんで、月1回ということもあって通常の「大セット」よりちょっと大きめ、約2000円。中央の大根を挟んで右側が芋と根菜類で、芋はさつま芋と里芋(親芋と衣かつぎ向き小芋)、人参は普通サイズとまるごと使い切りのミニ寸。中蕪は葉が傷んできたので切り落として「茎つき」。芋はじゃが芋を含めて3種のうちから1~2種が入る。左側は葉もので、水菜、白菜(このセットのは柔らかい部分が少ないので値引き@150円。普通の白菜は@200円で2~3kg級)、左上の緑濃いのがターツァイ(炒め物が美味)。葉ものはセットによって、小松菜、ほうれん草、ロメインレタスのB品(凍傷気味)も含めたなかから2~3種が入る。



木曜、大寒。今日も冷え込んで朝の0℃から日中の最高気温も6~7℃か。
朝:8時過ぎに市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:宅配便のセットの荷作り、追加収穫、また荷作り。
午後:荷作りの仕上げをして、15時過ぎからは明日配達分の荷作り。
夜:18時過ぎにひと区切りし、19時からの青年農業者協議会の集まりで、今日はJA周桑青年部と合同の三役会。21時帰宅、子どもたちも今日はバレーボールの練習が遅くまであり、晩ごはんが終わったら22時。

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人も凍える、畑も凍える。

2011年01月19日 | 農と暮らしの日記
寒さに耐える厳冬期収穫用の畑の野菜たち。
中央はロメインレタスと玉レタスで、いずれも小玉のまま仕上がり期を迎えてしまい、しかもこのところの寒さで「凍傷」気味。ロメインレタスはB品で値引きしてセットに入れているけれど、玉レタスのほうはちょっと様子見。このまま出荷できずに終わるかもしれない。左は小松菜、右は昨日写真を載せたほうれん草。いずれも初冬頃に収穫していたものとは畑の様子も野菜そのものの姿もまったく違う。この時期に美しい姿の葉ものを出荷するには周到な準備が必要だろう。どうしてもそこまでは手が回らない。



水曜、セット出荷のない日。晴れ、今日も低温、しかし日差しのある日中は暖かく感じる。
朝:市街保育園納品、スーパー出荷。
午前:倉庫の片付け。引っ越し時に「とりあえず」で荷物を放り込んであったところに、昨日畑の片付けをして支柱などが戻って来て行き場がないからやむをえず、ようやくここにきて着手。あれやこれや大道具・小道具をいったん外に出してから整理しながら収納。
午後:引き続き倉庫の片付け。16時頃から明日出荷分のうち人参、大根、蕪などの収穫、戻って大雑把に調製、倉庫片付けは途中だけれどとりあえず「片付けの片付け」をして18時あがり。



連日の冷え込みだけれど、どうやら体が慣れてきているようだ。
先日の氷点下のような日はないから気温も上がってはいるが、それでも朝は0℃、日中も5~6℃だからさほどの違いはないはず。それなのに、最初の頃のようにどうにも耐えられないという感じではなくなってきた。昨年の夏の暑さも次第に体が順応していたから、寒さも同じなのだろう。野性の動物に比べれば人間はずいぶん弱くなったと言われるけれど、まだまだいけそう?
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厳冬期の、ほうれん草。

2011年01月18日 | 農と暮らしの日記
最近のほうれん草。
ホトケノザに埋もれてしまっているのをなんとか救出してみても、真冬なのになぜか虫食いも多く、調製すると歩留まりが悪い。真冬のほうれん草は甘みが増しておいしいといわれるけれど、この時期にしっかりしたほうれん草を作るのはなかなか難しい。



火曜、晴れ。今日も気温は0℃近くから日中もひと桁台。
朝:市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:セット荷造り仕上げ、10時頃から新居浜方面の配達。
午後:ようやく夏の畑で支柱や誘引紐、ネットなどの片付け。2時間ほど作業、まだまだある。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のうち1~2種、人参、大根、蕪、小松菜、水菜。セットによって白菜、ほうれん草、ロメインレタス。
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使い切り大根は、スーパーで。

2011年01月17日 | 農と暮らしの日記
スーパーの地産地消コーナーに並べている小さい大根。
POPに「使い切りサイズ」と書いてある通り1本が500~800gほどで、うちの大根の単価は200円/kgなので、10円刻みで98円から158円くらい。野菜セットに入れているのはだいたい1本が1.2~2.0kgほどで、スーパーではそれをまるごと1本並べても250~400円になってしまって売れにくいので。野菜セットでも「小サイズ」ならこれくらいの大根でいいというお客さんも多いとは思うのだけれど、やっぱり「大根」としてセットに入れるなら、1kgは超えるしっかりしたものをというのが正直なところ。



いま、「記事の自動バックアップ」機能が働いた。
初めてのこと。年末あたりからこのgooブログの編集画面が新しくなり、ブログを書いている途中に誤って他の画面を開いてしまっても元の原稿データが復元される機能がついた。これまでに何度も、かなり書き進んだ記事が消滅したことがあったから、この機能はありがたい。さっそく、ほっとひと安心だ。なのでお礼代わりに宣伝ぽく書いておきました。gooブログ、記事自動バックアップできます。あ、他のブログは前からできるのかも?



で、記事に戻って、今日の日記。
月曜、晴れ。気温は最低0℃~最高5℃くらい。氷点下からは一日で脱したが引き続き冷たい一日。
朝:ごはんのあと、市外に出て保育園納品、スーパー出荷、そのまま野菜セットも配達。
午前:配達帰りに10時の開店を待って買い物して、10時半ごろ帰宅。明日のセットの荷造り。
午後:14時ごろから追加の収穫、16時ごろから荷造りの続き。18時あがり。



修理に出していたスバル・サンバーの箱バンが帰ってきた。
購入後まもなく2年、あちこちこすったりへこましたりしていたのを一気に直してもらって、きれいに掃除もしていただいてありがたい限り。この修理の間、代車でホンダのを借りていたのだけれど、これが感動するくらい気持ちよく走るので、「ずっとこれでいいかも」という気持ちだった。エンジンが違うことが大きいのだろうけど、それとスバルのはフルタイム4WDのせいだろう、低速でハンドルをぐるぐる切るときにどうも重たくて、代車は2駆でくるくる回ってくれるのもよかった。ま、いろいろ比べるとよしあしがあるので一概には言えないが、スバルの軽はまもなく自社製が完全に終わってダイハツのOEMになるから、トラック、バンともいまのスバルをできるだけ長く、大切に乗り続けたい。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋・さつま芋のうち1~2種、人参、青首大根、茎つき中蕪、水菜。セットにより、白菜、小松菜、ほうれん草、ロメインレタスなどから。
コメント (2)
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