38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

そろそろ、雨がほしい。

2010年05月31日 | 農と暮らしの日記
本日出荷の野菜セットの一例。
これは月1回お届けしているお客さんの大セット。そらまめがまだ豊作なので、通常の「1,800~1,900円程度」の1割増しくらいになっている。前回載せた5/13のセットとの違いは、人参がようやく人参らしい大きさになってきたというくらいか。

内容をいつものように簡単に。
真ん中が夏大根(宅配便の大根は葉を切ってしまうので、写真ではつながっているみたいに置いてあります)、右下が根菜で、新玉葱と人参、その右は長莢のそらまめ、絹さや。大根の左上はブロッコリィ、あとは葉もので、玉レタス、リーフレタスの赤と緑、東京べか菜。今日の他のセットには、茎ブロッコリィ、スナック豌豆、ロメインレタスが入ったものものある。豆に依存するセットから少し脱却し、初夏らしい顔ぶれになってきた。



月曜、曇り。予報では午後から「ところにより雨」。
朝:5時半頃からセットの荷作り、6時頃から朝ごはん。渚は今日から修学旅行で7時集合。
午前:収穫、セット荷作り、正午頃から薫が市街および西部方面に配達、僕はあちこちの畑でトラクタ耕耘。14時過ぎ戻り、遅い昼ごはん。
午後:15時過ぎから、つるむらさき、空芯菜を播く。夕方、明朝分の一部収穫、19時過ぎ戻り、晩ごはん。

雨は結局降らず。
それでも今日はほとんど日差しがなく、このところ畑がだんだん乾いてきていたところなので、野菜たちにとってはひと息つく空模様だったのではないだろうか。今日から育苗用温室は夜間も開放したまま(保温の必要な苗はすべて畑に出て行ったので)。

<本日の野菜セット>は上記のとおり。
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そらまめ、下り坂。

2010年05月30日 | 農と暮らしの日記
空豆の一種で、長莢、やや小粒で4~5粒入りのもの。
一般的な一寸蚕豆が終わり、いまはこれが野菜セットの空豆の中心になっている。ところがこの品種、「とりどき」がわかりにくい。品種の特性なのか、たまたま今年うちの畑でそういう傾向が強く出たのかわからないけれど、よく言われる「空を向いている莢が下を向きかけたら」というのを待っていたら、いつまでたっても「空向き」のまま。やっと下を向き始めたかと思って収穫したら、もう豆には「おはぐろ」が出てきているものも多い。いまはほとんど「空向き」の段階でとっている。

ただ、味は僕好み。
若干とり遅れ気味でとってきて、しかも出荷から外れたのをうちで食べているからかもしれないけれど、豆が青臭くなく、ふにゃふにゃしてなくて粉質というのか、しっかり「たんぱく質!」、というか「でんぷん?」ぽい。普通の空豆も実を入らせてからとると同じなのかも。すみません、出荷していながら、そのへんのところがよくわからない。とにかく、おいしい。一寸蚕豆もだけど、僕は毎日、収穫しながら生で30~50粒くらいは食べている。もちろん、莢の状態と中の豆の質との相関を経験として落とし込むためで、空豆は生で食べるとお腹をこわすと言われるけど、ぜんぜんそんなことはない。それで、家に帰ったらまた、毎日お皿いっぱいの空豆を食べるのだ(茹でてあります……)。

野菜セットのお客さんで空豆をたくさん買ってくださる方がいる。
通常のセットにプラスして、A品がたくさんあればA品、B品が出ればB品、聞けば冷凍しておくから、とのこと。それで空豆が入り始めてからずっと、1回のセットに2キロとか3キロとか入れていたので、「そろそろ冷凍室が満杯じゃないかな」と思っていたら、先日、こう言われて驚いた。「結局、冷凍するほどなかったわね。ほとんどすぐに食べちゃった」。……。



日曜、曇りのち晴れ。また少し気温が上がってきて、おそらく最高23~25℃くらい。
朝:6時すぎからごはん。真は今治に遠征、渚は久々の日曜休み。
午前:この春最後のトマト苗を畑に持っていき、また不耕起で定植。ズッキーニも第二弾のセル苗ができてきたので、大きいものから選んで定植、第一弾と同じように寒冷紗を掛ける。
午後:トマト支柱立てと固定・誘引、昨日植えたピーマンの支柱立てと誘引。赤紫蘇の定植、17時半頃から明朝出荷ぶんの一部収穫(人参、新玉葱、空豆など)、19時あがり、晩ごはん。



2月頃からずっと雨の多い状態が続いていたが、この1週間は雨なし。
いよいよ乾燥の季節に入ってきたかもしれない。梅雨入りも例年より遅くなりそうという予報が出ている。最後の雨がかなりたっぷり降ったのが幸いで、いまのところ播いたものは順調に発芽し、植えたものもさほど疲弊はしていないように見える。けれどこの先また1週間の予報にも傘マークがないとなると、少し心配だ。

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ようやく、ピーマン定植。

2010年05月29日 | 農と暮らしの日記
ピーマンを植えた。2種類で約160本。
今年は春の育苗でなぜだか最初のピーマンを失敗し(全く発芽しなかった)、それを失敗だと諦めて播き直すのが遅れたので(3月下旬と4月上旬、移植はどちらも5月上旬)、ようやくこれが(ほぼ)最初のピーマン定植。かなり出遅れた。しかもまだご覧の通りの若苗で、だけれど6月に入ると田んぼも始まるし、またいつ雨続きで機械が使えなくなるかわからないから、えいやと片付けた。写真は支柱立ての途中。



土曜、曇り時々晴れ。今日は20℃を少し超えたようだ。それでもかなり涼しい。
朝:5時半から収穫、先に市街スーパー出荷、7時からごはん。渚はバレー、薫も当番、真は午後から。
午前:上記のピーマンを植える畑などをトラクタ耕耘。戻って真と昼ごはん。
午後:畝立てし、先に茄子を少し追加で植えてからピーマン定植。支柱立ての途中まで。19時あがり、晩ごはん。



昨日、米軍普天間飛行場は辺野古周辺に移設と日米共同声明、閣議決定。
社民党の福島党首は消費者担当相を罷免された。鳩山首相の支持率は大幅に低下しているそうだが、国民もメディアも他人事のように、我々のリーダーを単に支持したり支持しなかったりしているだけのように感じる。そういう「人任せ」な空気を作った(「最低でも県外」を国民運動的な流れに高められなかった)のもまた政府の責任、なのだろう。そうであったとしても、では、最初から言わなきゃよかった、のか。政治のせいにしていられる間に、やはり国民ひとりひとりが動き出さなければいけない気がする。
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陸稲発芽、低温続く。

2010年05月28日 | 農と暮らしの日記
約2週間前に播いた陸稲(トヨハタモチ)の発芽がほぼ揃った。
先週末の大雨のおかげで、写真のように播き溝の部分がほぼ常に湿っていることも順調な発芽につながったようだ。陸稲は初めてなので、先に草が出てしまったらどうしようと心配していたが、多分にビギナーズ・ラックとはいえ、本当にひと安心だ。



金曜、今日も最高で20℃あるかないかの冷たい一日。ほぼ終日の曇り空。
朝:5時過ぎから収穫1時間半、6時半過ぎ戻ってみんなで朝ごはん。
午前:セット荷作り、途中収穫、12時過ぎ仕上がって市街に出て、配達その他の用事など。14時過ぎ戻り、遅い昼ごはん。
午後:15時過ぎから、ゴーヤ、甘とうがらしの追加植え、じゃが芋の中耕・土寄せ、その他の野菜の世話あれこれ、19時半終了、バレーの渚お迎え、帰宅、20時から晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
人参、そらまめ(一寸蚕豆、讃岐長莢、ファーヴェ)、絹さや、実採り豌豆、ブロッコリィ、茎ブロッコリィ、リーフレタス(赤、緑)、玉レタス、新玉葱、などから。
※トンネル栽培の人参は、ようやく葉を切った「人参」としてセット入り。
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麦秋というより、秋の風。

2010年05月27日 | 農と暮らしの日記
昨日の写真(加茂川)とほぼ同じ時刻、同じような光線。
今日もほぼ終日の曇り空で、同じく20℃に達したかどうかという低温。周辺の裸麦は刈り取りが始まり、うちの小麦も間もなく刈りどきという季節だけれど、不気味にひんやりとした爽やかさで、麦秋というより本当の秋のようだ。



木曜、セットは宅配便が中心。
午前:収穫、セット荷作り。

11時半頃から小学校の実習畑で3年生の野菜づくりにお邪魔する。
真はトウモロコシ、他の子どもたちもトマト、胡瓜、西瓜、メロン(!)などお好みの野菜栽培に取り組んでいて、その「指導を」との依頼を頂いたわけだけど、僕自身が作ったことのないものも多いし、トマトや胡瓜にしても毎年満足にできているわけじゃないので、指導どころではない。けれど、せっかくのお誘いなので一緒にちょっと草をひいたり、トマトの整枝のやり方を見せてあげたりした。

午後:13時半頃から、トラクタで稲作の田んぼの耕耘。
この冬~春は稲作の裏作を初めて試してみて、ほうれん草や小松菜などは先日まで収穫していたので、それを一気に片付け、6月に入ったら水を入れられるように。
夕方:トウモロコシの中耕、夏作残りの作付けの肥料播きなど。
19時半、渚たちのバレーのお迎え、帰宅して晩ごはん。薫はバレーの保護者会。

<本日の野菜セット>例
そらまめ(一寸蚕豆、讃岐長莢)、絹さや、実採り豌豆、サニーレタス、玉レタス、ブロッコリィ(初)、大根まびき菜、蕪まびき菜、などから。
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低い雲、冷たい風。

2010年05月26日 | 農と暮らしの日記
西条市の中心部近く、国道11号線から加茂川上流、武丈方面を見る。
ほぼ終日曇り空で気温は最高でも20℃あったかどうか。冷たい風が吹いて5月とは思えない。日没間際になってようやく、垂れこめた雲と地平との僅かな隙間から日が差した。



水曜、セットは休み。昨日までの強風は収まったが気温がとにかく低い。
午前:トマトが伸びてきたので支柱固定、誘引など。
午後:じゃが芋の中耕・土寄せ、葱苗の草とりなど。
夜:19時からJA青壮年部の年次総会(神戸のアグリセンターで。写真はその道中、会場まであともう少し=距離で約300m、あと2分で定刻。写真撮ってる場合じゃない…)。総会は議事、記念講演、懇親会があり、23時頃帰宅。
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小学校出前授業、3年目。

2010年05月25日 | 農と暮らしの日記
3月播きの人参が、ようやく少し大きくなってきた。
播種機で播いた種の落ち方もわりといい感じだし(混み合いもせず、薄すぎもせず)、除草もまずまずいいタイミングでできたし、と思っていたのに、低温のせいか、これで本当に6~7月収穫に間に合うのか心配な状態だったのだが、この数日、葉っぱがわりとわさわさと茂ってきているように思える。

となれば、次は間引き。
またまた「援農」大募集! 簡単な作業です、お時間のある方、1、2時間でもかまいません、お声かけください。よろしくお願いします。



火曜、雨雲は去ったはずなのに、すっきりしない空模様。昨日に引き続いて強風。
午前:追加の収穫、スーパー出荷、セット荷作り、11時頃から新居浜方面の配達。
午後:飯岡小学校の5年生が畑の見学に来訪、そのあと学校で野菜の話の出前授業。
夕方:レタス(おそらくこの春夏最後の)植え付け。畑のあちこちの手入れ。



午後の出前授業は3年目
昨年のようすはこちらに。風が強かったので、畑の見学は短めに切り上げ、あとの話は体育館で。「藤田家族」=「家族経営」、「多品目栽培」「個人のお客さんに直売」「無農薬・無化学肥料」「地産地消」のキーワードを中心に、うちの農業や暮しの特徴を話し、後半は子どもたちからの質問に答えるかたちで。

質問はこんなのが出ました。
「野菜づくりの工夫やコツは?」「質のいい野菜の見分け方は?」「野菜づくりで苦労するのはいつ、どんなときですか?」「有機栽培だと肥料は何を使うのですか?」などなど。どれもよい質問で、しかもなかなか答えるのが難しい。答えを考えながら、いろいろ勉強になった。自分が小5の頃、そもそも「野菜」なんていうカテゴリが頭の中になかった気がする。そらまめとえんどうまめの違いもわからない、ほうれん草と小松菜の違いもわからない、白菜とキャベツの違いも意識しがことがない、レタスに玉のとリーフのとがあるなんて考えたこともない、茄子やトマトが冬にないことなんて気づいてもない、そんな感じだったと思う、たぶん。

子どもの頃は、そんなのでいいんじゃないかなと思う。
だからこそ、親が、そんなことを子どもが考えなくても、「これ食べとき! 間違いないけん!」と食卓を整える力を持ってないといけないんじゃないかなと、思う。子どもは子どもで、「うちのごはんなんじゃけん、これでいいんよ! おいしんよ!」と何も考えずパクパク食べる。そうして育って大人になったら、自然と自分も同じような食事になっている、ていうのが理想のような。ま、そんな簡単にはいかないか。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、夏大根、ほうれん草、茎ブロッコリィ、リーフレタス、玉レタス、そらまめ、サラダそらまめ、絹さや、スナック豌豆、実採り豌豆、などから。
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恵みの雨で、オクラ発芽。

2010年05月24日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニが寒冷紗のなかで生育中。
一昨日の夕方からの雨は昨日終日たっぷり降り、今朝も断続的に降って昼前にようやくあがった。愛媛でも南予のほうではかなりの雨量があったようで、「5月の観測史上最高」を記録した地点もいくつか出たらしい。

雨のあと、午後から強風になった。
当地で強風といえば西風が強くなることが多く、畝を南北に立ててある畑が心配で見に行くと案の定、べた掛けしてあった不織布や寒冷紗があちこちで飛んでいた。一方、東西畝になっている畑は上の写真のとおり、風が畝間を抜けるかたちになるからトンネル掛けしてあった寒冷紗も無事。中のズッキーニも寒冷紗に守られてのんびり。これが先ほどの南北畝の畑だったら大変だ。寒冷紗は飛び、強風にさらされるだけならまだしも、その飛んだ寒冷紗がズッキーニのかよわい茎に巻き付いて引きずって……。想像しただけでもおそろしい。

というわけで、雨と風はとくに被害なし。
しかも、昨年より早めに播いたオクラも雨のおかげですんなり発芽し、昨日も写真を載せたさつま芋もこれで完全に活着してくれるはず。水やりせずに、さつま芋活着、水やりせずに、オクラ発芽。本当にありがたい。



月曜、雨は午前中であがり、午後は曇りから、次第に晴れ。
朝:5時半頃からセットの荷作り。朝ごはん。
午前:セットを仕上げて11時過ぎに配達出発、13時過ぎ戻り。昼ごはん。
午後:大雨と強風の被害の確認・後始末と収穫を兼ねてあちこちの畑をまわる。夕方戻って机しごと。

<本日の野菜セット>例
ほうれん草、サニーレタス、小さい玉レタス、茎ブロッコリィ、そらまめ、サラダそらまめ、絹さや、スナック豌豆、実とり豌豆、などから。

豆類が最盛期でセットの大半を占めてしまい、新玉葱や夏大根の入る余地がない。
そんな状況なので、今日はこんな手紙をセットのお客さんに配った
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豆についての、手紙。

2010年05月24日 | 農と暮らしの日記
今日出荷した野菜セットに、下記の手紙を入れた。



野菜セット会員のみなさま

「豆類が多い!」のお詫びと、さらなる「豆消費拡大!」のお願い。

いつも有機菜園藤田家族を支えてくださり、ありがとうございます。
例年のことながら春の葉境は野菜不足で使いにくいセット内容にもかかわらず、工夫してお使いいただき、心より御礼申し上げます。

さて最近のセットはご承知の通り「そらまめ」「えんどう」類を多量に入れさせていただいています。
例年、春の葉境から夏野菜の本番への移行期が「豆の季節」にあたりますので、この品薄の時期にできるだけいろんな種類の豆類が次々に入るように畑の準備をしています。しかし、今年はとくに、そらまめの仕上がりが遅く(昨年は4月10日すぎからセット入り→今年は5月の連休明け頃から)、計画では少しずれてセット入りする予定だった絹さや、スナック豌豆などとぴったり重なってしまっています。

また、豆が多いために、セット全体の値段も通常の設定価格を超えて入れさせていただいています。
小セット(目安1200~1300円)、中セット(1500~1600円)、大セット(1800~1900円)のそれぞれ2割増くらいには収まるようにしていますので、なにとぞご了承ください。

①豆類はこの季節だけの味覚です。たっぷりお召し上がりください。
スーパーなどでは産地をリレーして長い期間販売されていますが、当園で豆類ができるのはほんの短い旬の時期だけです。複数の品種を作付けるなどして収穫期を広げる工夫はしていますが、豆の季節は限られています。豆尽くしのお料理は大変と思いますが、一瞬の季節感をたっぷりお楽しみください。

②さっと茹でてから、冷凍保存もできます。
そらまめ、実とりえんどうは莢から出して(絹さや、スナック豌豆はそのまま)、さっと茹でて水気を切り、冷凍保存できます。自然解凍して再び火を通すことになりますので、茹で過ぎないように。

③「もっと多くてもOK!」の方は、プラスの注文をお願いします。ぜひご協力ください。
セットに入っている量にプラスして、豆類を別枠でお届けできます(いまのところ、そらまめ類のみで、えんどう類は今後余剰になってきた場合に)。出荷先のない野菜の大部分は廃棄することになりますので、できるだけそのようなことのないよう作付けをしていますが、どきどきこのような状況になります。上記の通り冷凍保存もできますので、お電話、FAX、メール、返却箱にメモ同封など、お気軽にご連絡ください。どうぞご協力をお願いします。

★お得な「B品」指定も承ります。1粒のみの莢や極端な曲がりなどB品は定価の半額で大変お得です。

以上
2010.05.24. 有機菜園 藤田家族
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2か月ぶり、雨の日曜。

2010年05月23日 | 農と暮らしの日記
蔓をさしたばかりのさつま芋に恵みの雨。
昨夜からの雨は今日明日と続く予報しかも「大雨」見込みだから、おそらくはこれでしっかり活着してくれるはず。となれば、水やり皆無のさつま芋植え付け、例年の苦労を考えると本当にありがたいことだ。



日曜、昨夜からの雨が終日降り続く。
この春はよく降ったけれど、日曜に家にいた記憶がしばらくないなと思って記録を見たら、3月中旬以来の「雨の日曜」。セット出荷のない日曜は降らなければフルに畑しごとができるから、春夏の作付けが忙しい露地もの多品目の菜園には大いに助かった。

朝:外は雨、昨夜のお出かけもあり、ゆっくり6時半起床。
午前:8時頃にごはん。渚はバレーで薫も当番。真は練習を休み、僕は雨のなか30分ほど収穫して荷作り、9時前後に市街スーパー出荷。
戻って再び収穫。大雨の予報も出ているので、明朝出荷ぶんを前倒しで、今度は2時間半。13時戻り。

午後:真と二人で僕の実家へ。
2時間半ほど滞在、夕方戻ってからは机しごと。薫は15時半頃から雨のなか豌豆類の収穫。



予報通り、かなりしっかりした雨。
これだけ降るなら、やはり昨日のうちに夏の葉もの各種の種を播いておきたかった。雨の前の時間は限られており、支柱を立てたり畑の片付けをしたりと、いろいろひと区切りつけられたのだから十分といえるわけだけれど、「あれもできてたら、あとが楽だったなぁ」と思うことは必ずある。どこまでやっても「100%やった!」ということはない。
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里芋発芽、畑の片付け。

2010年05月22日 | 農と暮らしの日記
里芋の芽が本格的に出そろい始めた(写真は記事の翌日5/23撮影)。
今月末か6月の初め、7~8割程度の発芽が確認される頃におそらく草も待ったなしの状態になるので、被せてある稲藁を外しながら手で除草をする。そのときに管理機で土寄せもできればなおよし。昨年は何度か段階的に行う土寄せの仕上げができず、それが収量にも影響したと思われるので、今年は万全を期したいところ。



土曜、予報は夜から雨。
今週は水・木と降り、しかしその量が少なかったからか、畑は乾き気味。だから、この雨は恵みの雨になるはずで、一方で「大雨」の注意が必要との報道もあるので、その先はしばらくトラクタなどが使えないという前提で、雨の前の今日一日の作業の段取りが決まる。

朝:5時から収穫1時間半、荷作り、ごはん。
午前:9時前後に市街スーパー出荷のあと温室の世話をして、10時頃から昨日作りかけたゴーヤの支柱の仕上げを薫と二人で。昨日のうちにアーチパイプは一人で立てて組んであり、今日は二人いないと何倍も時間がかかる縦方向の直管パイプの取り付けとネット張りを1時間半ほどで。茄子をまた少し追加で1列(25本ほど)植えて帰宅、昼ごはん。

午後:13時頃から夏に向けて最後に残っていた畑の片付け。
支柱類を撤去したあと、トラクタ耕耘を約4時間。草をかなり生やしてしまったので、3回どおりほど走らせ、合間に畦畔(というかお隣のお宅との境界)の石垣の草抜きもしながら。19時、雨もちょうど落ち始めて帰宅、晩ごはん。

夜:食事が終わるか終わらないかという頃に電話あり。
幼稚園つながりのご近所さんから「お料理がいっぱいあるんだけど、飲みに来ない?」とのお誘い。お腹もいっぱいになったし、雨も降ってるし、二人とも飲んじゃったし、子どもたちは明日もバレーだし……と思ったけど、こんな機会もめったにないので、親子4人で傘さしてお出かけ。ひととおり宴は終わった感じなのにおいしそうなお料理が山のようにあり、飲み物も、どーぞどーぞということで、そうなれば、またまた食べる食べる、飲む飲む。本当にごちそうさまでした。いろいろ話も聞けてよかった。22時半頃帰宅。



さて、予報通りに降り始めた雨。
あす日曜いっぱいと月曜の昼頃まで降る予報。そのあとの週間予報に傘マークはないので、とりあえずはたっぷりと降っておいてほしい。
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ゴーヤ、胡瓜の定植。

2010年05月21日 | 農と暮らしの日記
胡瓜の苗を少し植えた。
昨日は不耕起・直播の胡瓜の芽が出た写真を載せたけれど、今日のはセルトレイで育苗し、本葉が大きくなり始めたばかりの若い苗を定植。畝もトラクタで耕起してある。画面左のほうは寒冷紗を今日とったばかりのカボチャ。白い不織布の下では小松菜などの葉ものが育っている。画面右は冬の人参あとに不耕起でレタス類を植えたところで、さらにそのあとに、一部はピーマンを定植済み、さらにレタス類同時並行で今日は茄子も植えた。



金曜、雨雲が完全に去り、終日の快晴、30℃近い高温。
朝:5時半頃から温室の世話、追加の収穫とセットの仕上げ。7時前からごはん。
午前:市街配達・出荷は薫に任せて、9時頃から上記の胡瓜定植。支柱を合掌に組んで。かぼちゃの寒冷紗を外し、発芽の兆しがあるいんげん豆の畝に掛け直す(鳥よけ)。
午後:茄子を不耕起で追加定植1時間、ゴーヤも不耕起の畝に定植、こちらは鉄パイプの胡瓜支柱を立てて。
夕方:カボチャの中耕・除草、トマトの誘引などこまかい作業を1時間ほど。19時半あがり、20時すぎから、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、夏大根、ほうれん草、リーフレタス赤と緑、そらまめ、サラダそらまめ、絹さや、スナック豌豆、実とり豌豆、茎ブロッコリィ、などから。
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青年農業者は、また焼き肉。

2010年05月20日 | 農と暮らしの日記
不耕起の畑に播いた胡瓜が発芽した。
不耕起の畑は少しずつ増やしているけれど、その多くは「苗を植え付ける」かたちで、この胡瓜のように「種を播く」のはまだごくごく一部。どうしても初期の生育段階で草に負けるという心配が頭にあり、だから「種を播く」としても、この胡瓜のように比較的、大きな芽の出てくるものでまずは試している。それと、直播の「根もの」もまだこわい。大根、人参など。



木曜、予報では曇りのはずが、昨日の雨雲が残り、午後まで時々雨。
午前:収穫、途中で市街に出てスーパー出荷、買い物、さつま芋の残りの植え付け。戻ってセット仕上げ。
午後:明日配達のセットの荷作り。暖かくなってからは金曜のセットも当日朝どりに戻っていたが、今日は少し涼しく野菜に水分もたっぷりあるのと、明日は朝から畑しごとをたっぷりしたいのとで、久しぶりの前日荷作り。
夕方:青年農業者協議会の年次総会、市役所で18時から。今年度も昨年に引き続いて市の協議会の副会長です。名前だけ。終わって懇親会は昨年と同じく「焼き肉」。今年もまた、同じ飯岡のT君ともども、どんぶりめし片手によく食べた。こうすると早々にお腹がいっぱいになり、ビールを飲みすぎないのもいい。帰路はT君お迎えのKさんに一緒に自転車ごと載せてってもらった、ありがとうございました。22時頃だったかな、帰宅。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、夏大根、ラディッシュ、ルッコラ、ほうれん草、リーフレタス、サンチュ、そらまめ、サラダそらまめ、絹さや、スナック豌豆、実とり豌豆、茎ブロッコリィ、などから。
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1週間ぶり、恵みの雨。

2010年05月19日 | 農と暮らしの日記
不耕起の畝で育っているトマト。
先日写真を載せたのとは別の畑だけれど、同じ日に、いずれも不耕起で植えたもの。ここはこの冬の萬葉(まんば=たかな)と春の大根があった畝で、このトマトが最初の不耕起の作付け。右隣りで白い花が咲いているのはその同じ大根。



水曜、セットは休みの日。予報通り朝起きると雨が降っている。
朝:6時頃から温室の世話など。ごはん。
午前:市街に出て用事あれこれ。
午後:近所でまた用事あれこれ。作付けの計画や種の注文など机しごと。
夕方:16時半頃から真を散髪に連れて行き、雨は上がっていたから、その足でさつま芋50本をまた追加で植えて、先週、Oさんと一緒に種籾を播いた水稲の苗床を見回り。わずかながら、発芽の兆しあり。
夜:子どもたちはバレーが休みの日なので、早めの19時過ぎから晩ごはん。



久しぶりの雨は、思ったほどには降っていない。
夕方、さつま芋を植えに畑に行ったら、他の野菜の畝のなかでは表面しか湿っていないところもあり。これでは明日(木)から次の雨予報の出ている土曜までの間に、予報通りの晴天・高温という天気だと、からからに乾ききってしまいそうだ。せっかく雨の前にと播いたり植えたりしたものが、これでは発芽・活着までいかないうちにまた試練を迎えそう。

……と思っていたら、夜になってまた降りだした。
夜のあいだ、少量でもしっとりと降ってくれれば、地中に水がしみわたり、次の雨までの3日ほどの晴天・乾燥に耐えられるかもしれない。といって、あまりに多く降りすぎると畑が乾く間もなく次の雨を迎えることになり、それではまだ出番を待っている苗や種を畑におろしてやることができなくなる。どうか、ほどよい雨とほどよい晴天、乾燥を。
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雨予報を前に、フル回転。

2010年05月18日 | 農と暮らしの日記
5月5日に植えたズッキーニの現在。
期間中、雨は少なかったけれど、いまのところ順調に育っているように見える。



火曜、久々の雨の予報が「夕方から」と出ている。
朝:5時過ぎから収穫1時間半、戻ってみんなで朝ごはん。
午前:7時半過ぎから収穫の続き1時間ほど。戻ってセットづくり。9時頃に市街に出てスーパー出荷。ついでに買い物など。薫がそのあいだにセットづくり。配達も今日は薫が新居浜へ。
午後:正午過ぎからトラクタ耕耘、畝立て。14時頃から、市内のイタリア料理店「オステリアアリエッタ」の山本さんが来訪、あちこちの畑と、昨年に続いて使ってくださっているそらまめ「ファーヴェ」の様子も見て頂く。

15時頃から、昨日のさつま芋植え付けの続き。
今日は紅東を約300本、紫芋を約100本。つるの価格がまだ高い時期だけれど、雨の前に今季の作付けをほぼ終えることができて、ひと安心。

16時頃から、オクラの種播き。
丸オクラと五角オクラをそれぞれ約200株ずつ(1株は5粒播き)。日没まで人参の除草。



「夕方から雨」の予報だったが、夕方の一瞬だけ。
いま21時半を過ぎて、外は静かで雨音はなし。雨の予報が外れ始めると、ちょっといやな流れになってくる。晴れが続いたから、播くものは前倒しでかなり播き、植えるものは少し早目でもどんどん植えた。そこに雨がこなかったら……。今夜のうちにしっとりと降っておいてほしい。明朝、気持ちよく目覚めたい……。ただ、雨の他に「強風」の予報も出ているのがちょっと気がかり。こちらは外れてもらえるとありがたい。

<本日の野菜セット>例
新玉葱、夏大根、蕪まびき菜、小松菜、ほうれん草、サンチュ、サニーレタス、プチブロッコリィ、ルッコラ、そらまめ、讃岐長莢そらまめ、絹さや、スナック豌豆、実とり豌豆、などから。
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