38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

歴史に残る9月も、終わり。

2010年09月30日 | 農と暮らしの日記
この秋最初のほうれん草、発芽がほぼ揃った。
一昨日「じゃが芋の発芽が揃った」と写真を載せたところのすぐ隣の列(なので写真が似てます……)。ほうれん草はできることならもう少し早く播きたい、早く播きたいと思っている。けれど、就農して2、3年、急いで播いても結局、発芽が揃わなかったりしてうまく育たず、秋の端境記に貢献してくれるような仕上がりにはならなかった。だから最近は早播きは諦め、小松菜や大根よりひとつ遅い作付けから加えるようにしており、収穫~野菜セット入りもしたがって秋冬の葉もののなかでは後発部隊になる。



木曜、日中はほぼずっと静かな雨。気温も20℃台の前半か。
午前:収穫、セットは宅配便のみで配達がないので、気分的にゆったり荷造り。
午後:毎月の菜園だより作りなど机しごとあれこれ。夕方、市街に出て用事。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、茄子、ピーマン、枝豆、以上がほぼ全セット共通で、他に万願寺唐辛子、オクラ。



「異常な夏」をそのまま引きずった9月も、気づけば今日で終わり。
終わってみれば、この「涼しくて雨の多い秋」がほんのここ1週間ほどのものでしかないことに実感がなく、それ以前の猛暑・少雨がずっと遠い日のことのように思われる。9月の気候の記録を客観的に見れば明日からはや10月とは信じられないけれど、頭も体もいつの間にか、この急に訪れた秋を自分のものとして消化しつつある。それは人が、というか生き物が常に前を向いてしか生きていけないものであることの証、あるいはそれが生きる知恵、というものなのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉葱も始動、また雨の予報。

2010年09月29日 | 農と暮らしの日記
畑の育苗床にある早生品種の玉葱の苗。
10日ほど前、まだ毎朝・毎夕の水やりが日課だった「真夏の9月」の頃に播いたものが、その後の雨、さらに気温の低下もあって順調に発芽してくれた。11月中旬頃に定植し、来春5月頃に「葉つき新玉葱」で収穫する予定。



水曜、セット出荷のない日。予報通り晴れのち曇り、気温は最低20℃~最高23℃前後。
午前:畑が乾くまで少し机しごと、10時半頃からさつま芋、里芋、オクラなどの収穫。
午後:中晩生の玉葱を播く。赤玉葱、早春どりのキャベツも少しずつ。
夕方:日没後の18時から30分ほどピーマンの収穫。雨で枝が折れる前に約350個。

予報はまた雨で、今夜半から降り始め、明日昼過ぎか夕方まで。
連日35℃前後という猛暑が突然去って行った秋分の日の雨以降、畑が十分に乾く間もなくまた傘マークが出る。幸いというか、夏のあいだ散々に乾ききった畑だからだろう、1日に20mm、50mmと降ったくらいなら、畑地でない田んぼの畑でも中2日あければまたトラクタが使える。となればこのせわしない雨の周期もうまく利用するしかない。水やりなしで種播き、苗の植え付けができるなんて、一週間前には思いもよらなかったのだから。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋じゃが発芽、彼岸花。

2010年09月28日 | 農と暮らしの日記
最初に植えた秋じゃが芋の発芽がほぼ揃った。
昨夜の雨で畑はかなりぬかるんだので、ここから草がどんどん生え、土も固くしまってきて今後収穫までの作業はまた苦労しそうだけれど、とりあえず芽が出てくれれば、それだけでひと安心である。遠くに彼岸花。例年よりかなり遅いそうだけれど、これもまたその姿を見れば、それだけで季節は進んでいることにほっとする。



火曜、雨は予報より早く朝にはあがってほぼ終日の晴れ。
午前:ごはんのあと収穫、しながら、雨後のあれこれの世話も。ピーマンがまた枝を垂れているので小さめから摘んでスーパー出荷用に。昼までにセットづくり。
午後:ごはんのあと新居浜方面に配達、西条市街に戻ってスーパー出荷、種屋さんなど。15時戻り。以降は机しごとなど。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、伏見甘長唐辛子、枝豆、以上がほぼ全セット共通で一部セットには他に、穂紫蘇、オクラ。



今朝のNHKラジオビタミンではゲストに宇根豊さん。
田んぼの生き物調査でも有名な有機稲作農家は、現代農業が自分の田んぼの様子を見て害虫被害の可能性を推し量ることなく一律に農薬を使うことの弊害を説く。稲作は生き物を大量に殺す仕事だ。耕耘したり水を張ったり、かと思えば抜いたり、いきなり刈り取ってしまったり。しかし、来年にはまた同じ生き物が戻って来てくれると信じて殺している。それとは違って、もう来るなと願って殺す農薬は百姓に大きな葛藤を強いているというような話に、なるほどなと思った。農地を集約して担う大規模農家も、それぞれの田んぼの様子に応じて農薬の使い方を工夫するということはしているのだろうが、大変な苦労があるように思う。

朝日新聞は昨日の社説「日本の農業」、今朝の「天声人語」と米価下落の話題が続いた。
まず社説は見出しに「安いコメで発展する道を」と掲げ、「『安いコメ』は、生産者にとってつらい話でも、消費者から見れば喜ばしい」とし、零細農家への所得補償を批判して「大規模生産者への農地集約」を進めるなどして「安いコメ」への道を開き、その結果として価格競争力が高まって有望な輸出品となれば、貿易交渉における「最大の弱み」がなくなり国民全体の利益となると説いている。

明けて今朝の天声人語。
米価の下落について、「消費者は歓迎だろうが生産者はつらいだろう(中略)経済の原則に感傷は禁物とはいえ、米作りに明日はあるのかと心配になる」と書き、「稲作の伝統と文化を背負う」近年の新品種について、「前途がでこぼこな難路とならず、幸多きことを願うばかりだ」と前日の社説の勢いは脇に置いて他人事のよう。

米価の下落はどれほどに消費者の喜びなのだろう。
これでまた今晩も飯が食える、そしてまた明日も働けるという喜びだろうか。生産者のつらさはどれほどのつらさだろう。つらいのは大規模な専業農家だろうか、零細な兼業農家だろうか。そういう単純な区分けには意味がないのだろうか。とすれば、消費者は喜び、生産者はつらがっているというのは、実際にどういうことなのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋雨前線、枝豆味見。

2010年09月27日 | 農と暮らしの日記
枝豆。
今日の野菜セットに入れた。のだけれど、ちょっとうしろめたい気持ちで。というのはこの枝豆、本来は枝豆用に栽培したのではなく、「みんなで播いた大豆」だから。この大豆は11月に収穫して味噌にする予定。

その一部を今日、「枝豆」の段階で早取りしたわけだ。
なぜかというと、野菜セットに入れる野菜が猛暑・少雨のせいもあって(僕の技術の未熟がそもそも根底にあるわけです)このところかなり少なく、里芋やさつま芋をたくさん入れれば金額は満たされるけれど品数が少ないと寂しいし使いにくいので、一つでも二つでも品目を増やしたいということで。

1セット1株を入れてみた。
写真の状態から葉を切り落とし、その目方に今日は単価1000円/kgを設定して単純計算、するとだいたい1株300円~600円になり、芋類を「適量」に抑えることができた。とはいえ、これからずっと枝豆を入れ続けるわけにはいかない。枝豆の旬はさして長くないし、第一この大豆は「みんなで播いた」味噌用なので、それに必要な分は確保しておかないといけない。

もちろん、みんなで播いてもらったものがすべて味噌用というわけではない。
藤田家族のこの秋の大豆栽培をみんなに手伝っていただき、その中から味噌作り用の大豆を提供する(「地区会」に買っていただくわけです)仕組みなので、ある程度はこちらで自由に使える。とはいっても枝豆で取り過ぎると「藤田家族の大豆」が減ることは確かなわけで、本来保存用に栽培しているものを生鮮もので取って使ってしまうというのは、褒められたものではない。大根などの「まびき菜」や春の玉葱でも同様のことが起きていて、なかなか悩ましい選択を迫られるわけです。でもまあ、枝豆そのものに罪はない。どうぞ、セットに入っている枝豆は楽しくお召し上がりください。まだ、ちょっと実の入りが若いけど。



月曜、気がつけば9月最終週の始まり。予報は曇りのち雨。
朝:6時頃から作業場の片付け、出荷の準備。朝ごはん。
午前:7時半頃から収穫、8時半頃からセット荷造り、10時頃にほぼ完成。

セットの配達を薫に行ってもらい、僕は畑へ。
予報では昼頃からとなっていた雨にどうやらまだ猶予がありそうな空模様なので、第二弾の白菜を植えることにした。まず管理機で畝立てしてから、苗は播種後2週間ちょっとなので根鉢はまだ形成されておらず、おそるおそるセルトレイから引っ張り出しながら(時間がかかる……)。約3時間で350株ほどをなんとか植えて、寒冷紗のトンネルを被せたところで13時過ぎ、雨が本降りに。ぎりぎりセーフ。となれば、雨に濡れても気分は爽快。

午後:昼ごはんのあと、14時前から市街に出て用事あれこれ。
JA水都市では里芋がかなり高値と思われた。さつま芋も残っていたのは形の悪いものが多かったけれど、まあまあの値段をつけているなぁという印象。里芋、さつま芋とも品薄なのかもしれない。


16時頃に僕の実家へ。
昨日、運動会のあとおばあちゃんと遊んでごはん食べて泊った渚と真のお迎え。バレーボールの練習のない休日はめったにないので、ちょうどよかった。雨模様だし、かなりのんびりして、よい骨休めになったようだ。17時過ぎに帰宅。

夜:19時から丹原で青年農業者協議会の役員会。
年内にあれこれある行事の打ち合わせその他で20時半頃終了、帰りに田んぼの見回り。思いのほか大雨となっているので、すぐに溢れて田んぼに流れ込んでしまう用水の様子を見て、いまのところ大丈夫そうなのを確認して帰宅、22時前。それから晩ごはん。枝豆の味見も。先にセットに入れておいてからあとで味見というのもどうかと思いますが。やっぱりちょっと実がまだ入り切っていない。10/9の「稲刈り&枝豆試食」が頃合いかもしれない。

雨はまだ降り続いている。
明日の午前中いっぱいは降るという予報だから、畑はかなりの水分を含むことになりそう。今週末はまた傘マークが出ている。その間に一度トラクタを使えるほど乾く余裕があるかどうか。この雨がなぜ夏の間に一度でも降らないかなぁと、言ったところでしょうがない。秋の長雨の季節がやって来たようだ。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、オクラか万願寺唐辛子、枝豆、以上がほぼ全セット共通でその他一部セットに南瓜。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爽やかな風、運動会。

2010年09月26日 | 農と暮らしの日記
今日は飯岡小学校の秋季大運動会。
午後の部の最初はPTAの大玉落としで、委員会ごとの対戦がいくつかあって最後には先生方のチームが登場(左のグリーンのシャツ)、「せんせい、がんばれ!」の子どもたちの声援もむなしく、あえなく敗退……の瞬間。(飯岡小日記の9月のページにたくさん記事があります)

4、5日前は、いったい運動会はどうなるのかという暑さ。
ところが秋分の雨を境に気温は急降下し、普通の爽やかな秋晴れのもと万国旗がはためく……の図となった。よかった、よかった。昼のお弁当がざるそばとかそーめんじゃ絵にならない。今年は、から揚げ、ソーセージ、玉子焼き、ピーマンとこんにゃくのピリ辛炒め、シュウマイ、胡瓜のピクルス、スイートポテト、おにぎりは鮭とゆかり。昨年の運動会はこんな感じ



日曜、セットの出荷はなし。晴れ時々曇り、最低気温20℃以下、最高25℃前後の涼しさ。
朝:6時前から渚も起きて薫とお弁当づくり。ごはん。

午前:7時過ぎから収穫少し、8時頃から畑で種播き。
小松菜、蕪、水菜、チンゲン菜など。寒冷紗も被せて10時にひと区切り、いったん帰宅して自転車で小学校の運動会。僕の母も来てくれて薫と3人で応援。ぎりぎり間に合った真と渚のかけっこ(疾走)は二人とも残念ながら2位。いや、健闘して2位か。12時より前に午前の部が終わり、お弁当。

午後:最後は紅白リレーで渚も真も選手。
まあなんというか無難な走りでお役目を果たしてひと安心。ふたりとも速いと思っていたけど、やはり学年が上がってくると速い子は本当に速いですね。真たち3・4年生の踊り「ISIZUCHI」も渚たち5・6年生の「飯岡ソーラン2010」もとてもよかった。こういう「ピシッ」とした動きを見ると、「おー、運動会、運動会」という気分になる。

14時半頃に閉会。
片付けも終わってたまたま会ったOさんが「さつま芋の調子が悪い……」というので一緒に見に行った。飯盛会で栽培しているさつま芋で、小学生や幼稚園児も一緒に植え付けたものもあるし、「オーナー」制でお世話させてもらっているのもあるし、11月の飯岡地区の文化祭で石焼き芋にするための芋もある。

言うまでもなくこの夏の異常乾燥のせいだろう。
たしかに芋が小さい、というかほとんど根っこみたいなのもたくさんあるし、芋らしく肥えたものは見当たらない。まだ収穫まではひと月ほどあるので、これから雨が適度に降ればどんどん大きくなるだろうけれど、ちょっと心配。

夕方:17時頃からまた種播き。
トラクタで仕上げの耕耘をしてから管理機で畝立て、赤蕪、ターツァイ、不結球型の白菜などを少しずつ播いた。こちらも寒冷紗被覆をして完了、18時半帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨後の晴天、芋掘り日和。

2010年09月25日 | 農と暮らしの日記
来週後半の野菜セットに入れるさつま芋を掘った。
雨のあとなので、先日までのカチカチの畑がさすがに柔らかく掘りやすくなっていて助かる。さつま芋は掘ってからしばらく置いたほうがおいしくなるので、本当はもっと早く掘って在庫にしておきたいところだけれど、この時期はまだまだどんどん大きくなっていくので、できるだけ畑に置いておきたいというのも本音。

ただ、今年のさつま芋はなぜか傷みやすいものがときどき出る。
収穫したときにはなんともないようなのに、うちで保存している間に、またはセットに入れて出荷したあとに、全体がぐしゃぐしゃっと腐ってしまうものがあり、複数のお客さんから「さつま芋ダメでした~」という連絡を頂いた。もちろんこの場合は相当額を返金(実際には翌回の代金から差し引き)するわけだけど、せっかく季節感あふれるさつま芋が届いて楽しみにしていたのに……ということなので、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

なぜ今年だけこうなるのか、原因はまだよくわかっていない。
今日もさつま芋をたくさん作って直売所に出荷しているSさんちの前をトラクタで通りかかったので、降りてって尋ねてみたけれど、とくに今年の芋が傷みやすいということはいまのところないそうだ。ただ、「100年に一回とかいうて、とにかくこんな夏は特別じゃわや」とおっしゃって、例年より小さくてくびれが多いという、袋詰めの済んだ芋を見せてくれた。「こんなんじゃけんの」。たしかにまあ値段もかなり安くしていて、普段からお手頃価格の直売所だからそれくらいじゃないと売れないんだろうなという感じの芋だ。

100年に一度か30年に一度か。
とにかく特別な夏だったけれど、なんとなく、これが特別じゃなくなってくるという予感は多くの人が共有しているようだ。となれば特別、特別とは言っていられない。



土曜、曇り時々晴れ。
午前:畑の畦草刈り、さつま芋掘り。
午後:さつま芋の取り込み、あちこちの耕耘作業。

子どもたちは明日の運動会を前に登校日。
午前中は普通に授業で、午後からは運動場で準備する子どもたちの姿を見かけた。テントも子どもたちが骨組みを並べて建てている様子を見て感心。僕たちの頃はそんなことしてなかった気がする。いや、僕がしてなかっただけかもしれない。運動会はただ走る、跳ぶ、踊るということだけでなく、こうした準備とか応援とか係の仕事とかいろんな場面を通じて、学ぶことが多くあるんだろうなと思う。先生方も普段とは違う動きをしていたりするから、それを見てまたいろいろ学んだり考えたり。

明日の予報は晴れのち曇り。
気温ももちろん30℃以下で、絶好の運動会日和になりそう。でもこれがまた絶好の畑しごと日和だったりもするわけだ。



白菜をそろそろ植えられるかなと思って出してみたけど、まだだった。
葉は3~4枚になってきているが、第1弾と同様、根がやはり全然巻いていないからセルトレイから引っ張り出せない。あと2~3日、だけどそうするとまた地上部が大きくなりすぎてしまい、逆に生育の遅いものはそれに埋もれてさらに生育が遅れ、バラツキが広がってしまう。

でもまあしょうがない。
週明けから秋雨前線が停滞して、毎日いつ雨が降ってもおかしくないような天気図になるようだ。といっても降らないかもしれない。猛暑・乾燥から一転、涼しくてさらに「雨」ということでラジオ番組などでもしきりに「恵みの雨」という言葉が聞かれるけれど、本音をいえば、一昨日の雨でとりあえずはOKで、この9月下旬というのは秋冬作の種播き、植え付けがそれこそ一日刻みでスケジュールされているから、しばらくは「曇り」くらいでお願いしたいところ。勝手なものですが。でも「雨」というだけで脳天気に喜んでばかりいるわけではないので、よろしく!と、誰に言っているのかわからないけど、とにかくそういう状況です。



台風12号は関東沖から三陸沖へと進んだ。
就農して5年目、本当に台風が四国にやってこない。就農する前に当地では大きな台風の被害があったから、お天道さまも気遣ってくれているのかもしれないけれど、もともと雨の少ない瀬戸内は台風に農業用水を頼る部分もあるから、まったく台風が来ないとなると、これからの当地の農業(だけじゃなく生活用水も)はどうなっていくのか心配だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上がり、どうやら秋。

2010年09月24日 | 農と暮らしの日記
この秋最初の白菜はいま、こんな感じ。
8月下旬に播いて9月10日過ぎに移植したもので、写真の右列側は苗の段階で大きくなりすぎていたもの、左の列の小さめのは苗も小さかった。それでもほとんどが活着し、虫よけ、日よけの寒冷紗の中ですくすくと育っている。

第2弾のこの冬本命の白菜も、そろそろ苗が仕上がる見込み。この週末に植えられるかどうか、明日にでも苗の根の様子を見てみようと思う。白菜は昨冬、播種後2週間ほどの若苗定植でうまくいったので、今年もそれに準じての植え付けをしていくつもり。



金曜、昨日の雨はあがってもほぼ終日の曇り空、涼風。
朝:作業場の片付け、出荷の準備をしてから6時半すぎに朝ごはん。
午前:収穫2時間、セット他の荷造り2時間、薫が市街に配達と出荷、僕は残りのセットの仕上げと昼ごはんの用意も。
午後:援農にNKさん来訪、13時過ぎから15時前まで、畑の片付けを手伝ってもらった。一人ではなかなか着手できない仕事も、援農があれば楽な気持ちで取りかかることができ、しかも頭数があれば意外に速く終わる。15時からは別の場所の片付け。

19時頃、予報にはなかった小さな雨が降った。
今日も昨日に続いて30℃以下の涼しさ。どうやら本当に、あの猛暑は終わってしまったらしい。小学校からは連日、運動会の練習の声。合唱も「夏は来ぬ」から「もみじ」に変わっている。



日中関係が悪化していた懸案の中国人船長を検察は釈放した。
さっそくあちこちから批判の声が上がっている。批判はその通りだと思う。そしてまた、「そうは言ってもなぁ」とも思う。なかなかこういうのを「うまくやってのける」ということは難しいのだろう。うまくはやれない、そこで批判が出る、それは承知の上で、その後のあれこれを「うまくやりすごす」くらいしかできないのかもしれない。

西条市も長く親交のある中国の都市への親善の旅を中止したそうだ。
残念なことだけれど、こういうときこそ、国家対国家ではないこれまでの付き合いが生きてくるのだと思いたい。政治家もマスコミも、その立場だからそう言わざるをえないということはあるだろう。一人ひとりの国民、市民は必ずしもそれを支持したり、逆に批判したりする必要はない気がする。「無関心」というのとは違う、自立した心持ちというのだろうか。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子・長茄子、ピーマン、伏見甘長唐辛子、オクラ、つるむらさき、以上がほぼ全セット共通、一部セットには南瓜、空芯菜。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瀬戸内側、待望の雨。

2010年09月23日 | 農と暮らしの日記
ピーマンが雨の重みで傾き、枝を垂れている。
9月に入って、3日夜、15日夜とおそらく10mm程度の雨が降り、翌朝の水やりを1回だけ休むことができて「ちょっと恵みの雨」という感じだったが、その後も暑さが続いて朝夕の水やりが欠かせなかった。

ところへ、先週から予報されていた雨。
予報では昨夜遅くからということだったが、床に就く頃は虫の声ばかり、夜中に目覚めても雨音はせず、また空振りかと思いながら眠りに落ちて、今朝5時。やはり雨は降っていない。観念して、それならと昨夕時間切れで播けなかった種を何種類か持って5時半過ぎにヘッドライトつけて軽トラを走らせ始めたときだ。突然、大粒の雨がフロントグラスに落ちてきて、さらに強風と雷、ごみステーションに不燃ごみを出しただけで畑には行かずそのまま帰宅して、玄関を入った、それだけでずぶ濡れ。

気象台の記録では今日1日で20mmを超える雨。
未明の雷雨はすぐに収まり、その後は15時頃まで、しとしとと降ったりやんだり。この程度の雨ならこれまでの連日35度前後が明日から再来すれば、半日でからからに乾ききってしまう。ただ、この雨で空気が入れ替わって秋が来ると連日の気象情報で言われていたとおりになれば、もしかすると2日ほどは水やりをしなくて済むかもしれない。気温が低くてもからっとした快晴だとどうなるか、ちょっと心配ではあるけれど。



木曜、秋分の日。セットは宅配便のみ。未明から雨、夕方から曇り。
朝:5時半過ぎから種播きに出たが、上記のとおり雷雨で撤退。6時半からごはん。
午前:渚をバレーボールの練習試合の集合に送りついでに畑へ、用水そのほかの見回りと収穫を兼ねて約2時間。薫は小麦の選別など。

材料の野菜が揃い、10時前から出荷作業。
セットは今日も薫に任せて、バレーが休みの真と一緒に市外へ、スーパーに久々の出荷(写真のピーマン、枝が折れるのを防ぐために小さめの実もとったので大量収穫となり、余剰分を出荷)。ついでにあれこれ用事して戻り昼ごはん。

午後:小降りだけれど雨が続いているので、机しごと。
来月の菜園だよりを書き始め、また作付けの記録や計画をノートに書き込み。16時頃から再びあちこちの田畑の見回り、一部、寒冷紗が外れているところを掛け直したくらいで、とくに異常なし。早生の玉苗苗の発芽が始まっているのを確認。以降また机しごと。

<本日の野菜セット>
里芋、さつま芋、茄子・長茄子、ピーマン、万願寺唐辛子、オクラ、空芯菜、全セット共通。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中秋の月に、大根を播く。

2010年09月22日 | 農と暮らしの日記
旧暦の8月15日だそうで、いわゆる「中秋」の名月
猛暑、雨なしの夏がまだ続くなかにあって、こともあろうにこの月見の夜空は雲が覆っている。写真は19時頃、たまたま雲の切れ間から十五夜お月さんが姿を見せた。そんな日没後の時刻に畑で何をしているかというと、大根の種播き。

とはいっても、月明かりで、というわけにはいかない。
いや、周囲が漆黒の闇なら名月をたよりに種を播くなんて風流このうえないわけだけれど、写真のように、小学校の校庭の夜間照明が畑にまで届いているので、その明かりで。しかも、播いているのだ大根だから問題ない。これが人参とか蕪とかなら厳しいが、大根は種が大きく、指先でしっかりひと粒ひと粒を認識できるから、仮に見えなくても播ける。

そんなにしてまでなぜ夜の種播きかというと。
予報では「今夜遅くから雨」なので。先週からずっと出ている傘マークがいよいよ、といううわけ。しかも夜だけちょっと降るというのではなく、明日の予報も「雨で夕方からは曇り」という具合だから、まあその言葉どおりにずっと降り続いているわけではないだろうけど、ぱらっと降ってあとはカンカン照りという感じでもなさそうなので、種播き後の水やり1回の手間を省くつもりでの突貫仕事なわけである。



水曜、セット出荷なし。晴れ、午後は曇りがち。日中は34℃前後。
朝:ごはんのあと、畑の水やり1時間ほど、人参除草を3時間ほど。
午前:食後に市街に出て種を少し買い、戻ってトラクタ耕耘1時間、管理機で畝立て、播種機や手播きで小松菜、ほうれん草、大根を少しずつ播く。19時過ぎ終了、帰りに明日出荷分の里芋を少し収穫。こちらは携帯電話のライトで照らしながら。薫は午後も人参除草の続きをして、雨の前に9月播き人参除草一通り完了。

夜:20時から晩ごはん。里芋の小さいので衣かつぎ、食後に白玉団子、雲に隠れてしまった月を思い遣りながら、ささやかな中秋のお祝い。



21時半現在、まだ雨は降っていない。
本当に降るんだろうか。少なくとも朝の水やりを休めるくらい降るんだろうか。予報の感じだと、夕方の水やりも休めそうな雨のはずだけれど、この夏のおかげで、そこまでは期待しない頭になってしまっている。せめて朝の畑しごとが収穫だけで済めば、それだけで万々歳。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

進路、雇用、自営。

2010年09月21日 | 農と暮らしの日記
播種から約10日たった第2弾の白菜の苗。
第1弾のは定植済みで「うまくいけば」の早どり用、この冬の本命になるのはこの第2弾の苗の予定で、去年は播種後2週間ほどの若苗を植えてうまくいっているので、今年もそれにならって植えられればいいなと思いながら苗の様子を見ている。昨年と同様ならこの週末に定植予定だけれど、苗はまだちょっと早い感じ。あとは天気次第というところか。



一昨日みた夢はまた「進路」の夢だった。
高校生か大学生の頃の自分が、気づくと進路選択の準備をしてなくて、さてどうする?と焦る気持ちの夢を何度も見る。あるときは、試験の勉強のために数学の教科書を最初からやり直さなければいけないと気づき、またあるときは、「いまから就職活動して本当に就職先なんてあるんだろうか、ニュースでやってるように全戦全敗でアルバイトやるしかないんじゃないか」と行き詰まり……。そして目覚めて、「あっ、今日も畑しごとが、ある」。ほっとする。

現実にいま自分のおかれている、「畑しごとが、ある」状況。
それが本当に、進路選択を迫られている夢の中の自分と比べて幸せなのかどうか、それはわからない。夢の中の若い自分には未来がある。いや、いまの自分にも未来はあるけれど、輝かしい未来かと問われて答える言葉がない。

菅首相が「雇用、雇用、雇用」と叫ぶ。
大切なことだと思う。支持するか支持しないかと世論調査のように訊かれたら、支持すると答えるだろう。だけれど、「雇用」ってそれほど気合入れて叫ぶ言葉ではない気がする。自分がまかりなりにも「自営」だからかもしれない。僕自身、「雇用」で鍛えられ、育てられ、貯金も少しできた。でも、叫ぶならせめて「仕事、仕事、仕事」くらいがいいように思う。もう少し、「自営」で生きる人が多くてもいいんじゃないかと日々思う。夢の中の若い自分はしかし、「自営」のイメージを持っていないようだ。



世の中3連休が明けて火曜日、快晴しかも高温。
県内の愛南町では35℃を超えて今日の国内最高を記録、西条もそれに近い気温だったはず。
朝:机しごと少し、6時半過ぎからごはん。
午前:7時半頃から収穫、セットは薫に任せて今日も水やり、帰りにさつま芋など追加収穫。
午後:新居浜方面に久々の配達、戻って14時前から昼ごはん。15時頃から9月播き人参の草とりをまた少し。17時頃からはまた水やり。19時あがり。

明日午後から愛媛も天気は下り坂らしい。
そして秋分の日に予報されている全国的な雨で、季節は秋に急展開するという。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、伏見甘長または万願寺唐辛子、オクラ、つるむらさき、以上がほぼ全セット共通、一部セットに穂紫蘇。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/9(土)稲刈り&枝豆の試食!

2010年09月20日 | 農に関する情報
参加もちろん無料。稲刈りは各自お弁当持参で朝9時頃から。昼頃でひと区切り、お時間ある方は午後もお願いします。刈ったら稲木にどんどん掛けていきます。お子さん連れ、藤田家族を初訪問の方も大歓迎。昼食時に「みんなで播いた大豆」の試食を予定しています。種播きに参加されていない方も冬に味噌の仕込みできますので、お気軽にどうぞ。詳しくは藤田家族までお問い合わせください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3連休、最後は賑やかに。

2010年09月20日 | 農と暮らしの日記
9月播きの人参も草取り開始。
8月に播いたものより草の勢いが良いように思える。乾いているようでも畑は少しずつ湿り気を取り戻しているのかもしれない。



世の中3連休の最終日、敬老の日。曇りで午後は晴れ。蒸し暑い一日。
朝:収穫、戻ってから朝ごはん。渚も真もバレーは休み。
午前:水やりのあと、地床育苗の種播き(レタス類、水菜、春菊)、薫はセットづくり。
午後:薫は配達に行き、そのまま真が友だちらと一緒に連れてってもらっている河口干潟&加茂川上流川遊びBBQに合流。

渚は午前中、バリアフリーの学習の見学で市街へ。
友だちどうしで決めた場所に出かけてメモしたり写真を撮ったりしてきたそうだ。帰りに見学先近くのパン屋さんで僕のぶんも一緒に買ってきてくれたので二人でパンの昼ごはん。

午後:ちょっと買い物に出てから、午後の水やり。
日の暮れる頃から、久しぶりにお客さんを呼んでうちで晩ごはん。近所に実家のある高校の同級生K君一家、連休で帰省してきているというので寄ってもらった。いつもは休日でもバレーの練習のことが多い子どもたちも今日なら家にいるのでちょうどよかった。

阪神の秋山拓巳投手は巨人戦に先発、4勝目
プロ初登板で破れた相手に6回2失点の粘投で雪辱、2位争いから抜き出て中日との3連戦に望みをつなぐ貴重な勝利だ。

<本日の野菜セット>例
里芋、茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、以上ほぼ全セット共通、一部セットには他にさつま芋、ゴーヤ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョーロは、如雨露か。

2010年09月19日 | 農と暮らしの日記
いま、毎日使っているジョーロ。
ジョーロというと改まった感じがして、この辺りでは普通、「ジョロ」と言っているような気がする。となると、「ジョロってなんじょろ?」というコマーシャルの声が聞こえてくるが、それはこの際あまり気にしないほうがよさそうだ。漢字で書くと「如雨露」で、このブログでもたいがいこの漢字を使っている。でも、あらためて考えてみると、「雨のごとき露」を野菜たちに与えることになっているこのジョーロ、いやいや雨のごときってことはないだろうと突っ込みたくなる。雨のほうが百倍いい。

だいたい、ジョーロはただの道具である。
僕が水を入れて畑の中を持って歩かないと仕事にならない。ただ歩くだけではもちろんダメで、畝の上のしかるべき場所に、しかるべき角度で、しかるべき量の水が落ちるように歩かないと意味がない。それが、毎朝、毎夕2~3時間の仕事としてはかなりしんどい。ジョーロが勝手に水を汲み、しかるべく水を野菜たちに与えてくれ、日が暮れて「ただいま~」と帰って来てくれたら、「やあ、おつかれさま」とか言ってヱビスビールを満タンにしてやってもいい。というのは嘘で、ヱビスは自分で飲んだほうがいい。

ただ、写真のこのジョーロは、わりといい。
勝手に水やりしてきてくれたりはしないけど、就農して3つ買ったジョーロの中ではヒット。たぶん2年目くらいに買って、3年以上は使っている。あとの2つは石油化学製品で、これはいわゆる「ブリキ」製だろうか、普通こういう金属製のは「ファッション」的な感じがしてすぐに壊れそうなのだけど、僕もすぐ壊れるかもと思いつつ、市街地のホームセンターで買った。

ところが、意外とこれがあたりだった。
ジョーロにはたぶん、絶対的な善し悪しというのはなくて、その用途、使い方に合うかどうかという部分が大きいと思う。水の容量、重さ、角度、蓮口(はすぐち穴がいっぱい開いた水の出るところ)、などなど。このジョーロのとくにいいところは、ごみが入ったときに「漉す」ための網が水を汲むところの入り口、つまりジョーロの上部の大きな開口部についていることだ。多くのジョーロはいったん水が入って、蓮口のほうへ水を送るところに「漉す」ための網がついている。これでは、ここにごみが詰まったときに、水が出なくなってしまう。このジョーロは最初にごみをこしてくれるので、用水路に突っ込んで水を汲むときなどにとくに便利だ。中に入っている水は常にごみのない状態なので、蓮口が詰まることはほとんどない。蓮口は一度壊れてしまい、注文でとった2つ目。



世の中3連休の中日、日曜日。快晴。日中は30℃以上。
午前:ごはん、水やり2時間、畑の枯れ草を焼く。トラクタ耕耘。ごはん。
午後:早生の玉葱の播種(育苗)、水やり3時間。19時あがり。



朝晩は少し涼しくなったけれど、いかんせん雨がないのがつらい。
8月のような猛暑のままでいいから、雨がほしい。いま、欲しいのは雨か涼しさかと訊かれたら、絶対に「雨」だ。世の中は朝晩が涼しくなったことでほっとしているような気配を感じる。しかし、農家の多くは「それがどうした」というのが本音ではないだろうか。NHKのニュースで先日、西条市内の茄子農家が、今年は雨が少ないために例年は週1回程度だった畑への水の引き込みを2~3日おきにしている、それでも秀品率が下がっているというのを伝えていた。同じニュースで別の農家は、キャベツの活着が悪いので植え付けが思うように進まないという。

茄子もキャベツも、うちでもそれぞれ事情は同じ。
ただ、それぞれ量が少ないから、致命的に大問題という意識がない。そうした作物で「稼いでいる」農家は本当に大変だと思う。うちもそれぞれ、それらの積み重ねで稼いでいるわけだけれど、分散しているから深刻な感じにならない。それがよいとも言えるし、結局はその積み重ねで深刻なわけだからよくないとも言える。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昼は夏でも、掛け布団。

2010年09月18日 | 農と暮らしの日記
茄子、ピーマンのメインの畑。
昨日と今日で草を刈り払い、ちょっとすっきりした。ピーマンはこのところ、急にしおれて枯れてしまう樹が増えてきている。ピーマンのこうした「脱落」は毎年のことながら、今夏は少ないなと思っていたら、やはり来た。急に水を入れると根ぐされを起こすとかいうのを聞いたことがあるけれど、「急に」がダメだといって「ゆっくり」入れるというのもどんな塩梅なのかよくわからず難しい。だからあまり深く考えず、この程度の歩留まりなら毎年よしとしている。

昨日は久しぶりにブログを休んだ。
写真がなかったので今日何か撮って1日遅れででも書いておこうと思ったのだけれど、そうしたら「今日の写真」に何を撮るか迷ってしまったから、2日ぶんまとめての記録にすることにした。これなら簡単。

昨日、9/17(金)、晴れ。
午前:収穫、ごはん、また収穫。9時過ぎから援農Tさんに人参の草とりをしてもらいながら、僕は人参その他の水やり。戻ってセットの仕上げ。薫は配達。
午後:茄子、ピーマンの畑の草刈り、人参その他の水やり。19時あがり。

白鵬が千代の富士に並ぶ53連勝。
菅首相が内閣改造、党幹事長に就いた岡田前外相の後任は前原前国交相。「なんでこんな時期に代表選挙?」という疑問や批判は多かったが、僕としては「なぜ菅氏続投なのに内閣改造?」のほうが疑問だ。「わずか3か月で」というなら内閣もそのままがいいのでは? 不思議だ。

<この日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、オクラ、つるむらさき、以上がほぼ全セット共通。一部セットには他に万願寺唐辛子、空芯菜。

9/18(土)、晴れ。セットのない曜日。
午前:ごはん、水やり、夏の畑の片付け。
午後:夏の畑の片付け、茄子、ピーマンの畑の草刈り、水やり。18時半あがり。

白鵬は単独2位の54連勝。



昨日、今日と朝方は寒いくらいだった。
日中は30℃を超え、畑しごとにタオルと水筒は欠かせないほどの陽気だけれど、昨晩はついに掛け布団を出した。月末にかけて平年を下回る気温に急降下するという予報が出ているそうだ。秋冬の作付け本番の季節、播き遅れのないよう油断禁物。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうやら、少しずつ秋。

2010年09月16日 | 農と暮らしの日記
小学校横の畑、そしてその農道。
画面奥のほうから軽トラで入ってくると、小学校の敷地が終わったところから細い道を隔ててすぐにうちの畑になり(画面左手)、ここにある9枚の畑のうち5枚がこの道で軽トラを横付けできる。しかも、この先50mほどで道は狭くなって車は行き止まりになるから、画面右手や行き止まりの手前にある田んぼに用のある車しか入ってこない。それも米か麦、里芋等なのでうちのように毎日頻繁に出入りするわけではなく、道をあけるために畑に車を乗り入れなければならないようなケースはそれほどない。

画面右手に細い用水路が見える。
ここから道の下をトンネルが抜けていて、道沿いの5枚の畑(田んぼ)には水を引き込むことができる。そんな便利な道である。

道といえば。
こんな写真展の案内が来ていた。昨日から。吉野正起写真展「道路」(銀座Nikon Salon)。会社勤めをしていた頃はたまに行っていたNikonSalon。お近くの方はどうぞ。



木曜、野菜セットは宅配便のみ。雨上がりの快晴。
朝:先にごはん。
午前:7時半頃から収穫、セットづくりは薫に任せて再び収穫、今度は芋類。さつま芋は雨で土が少し湿ったけれど、相変わらず岩を砕くような芋掘り。11時頃戻ってセット仕上げ。
午後:秋作用の畑の準備で大きな草を抜いたり先日刈った草の枯れたのを集めたり。夕方はまた水やり。昨夜の雨で地面の下はだいぶん湿っているようだけれど、発芽の始まった人参は土の表面が乾き始めているので、明日の乾燥も見越してたっぷりやっておく。19時あがり。

日中の最高気温は31℃とか。
からっとしているからさほど暑くは感じないけれど、畑の乾燥は相変わらず、いや、湿度が低いぶん余計に早いような感じさえする。昨日のように数日おきの雨があると本当に助かる。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子、ピーマン、伏見唐辛子、オクラ、つるむらさき、以上がほぼ全セット共通、セットによっては他に空芯菜、南瓜。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする