38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨模様、少しのんびり。

2010年01月12日 | 農と暮らしの日記
ターツァイ。
炒め物に向く葉もので、食材の本などでは「中国野菜」に分類されていることが多いようだ。あまり市販されていない野菜だけれど、研修中の相原農場で普通に野菜セットに入れられていたので、藤田家族でも就農時から毎年迷わず作付けている。市販が珍しいのは、写真のように大きくなるので畑でも店頭でも輸送中のトラックでも場所をとるからだろうか。うちの冬の食卓には「これがないと!」という位置づけ。

セットにも「これがないと!」という感じかというと、そうでもない。
アブラナ科の野菜はたくさんあるからで、だけれど年を越したこの季節には他の葉ものが品薄になる年があり、そんなときに思い出したようにターツァイの畑に様子をうかがいにいく。というわけで、先週、今週のほとんどの野菜セットに入ってます。「カロテン豊富、風邪予防に」などと書かれていることが多いので、そのつもりでお召し上がりいただくと効果があるかも。



3連休が明けて、火曜。
朝:6時半起き、すぐに朝ごはん。子どもたちは今日から本格的に3学期。
午前:8時頃に市街に出て保育園納品、スーパー出荷。戻ってしばらく机しごとをして、9時半過ぎに新居浜方面の配達に出て、11時半頃戻り。薫はこの間、玉葱の除草。途中で雨が降り出して戻ったそうだ。昼ごはん。
午後:雨はあがり、薫はまた玉葱畑に出かけ、僕は机しごと、少し昼寝。起きてまた机しごと、19時過ぎ、もうすぐ渚と真がバレーから戻ってくるので、晩ごはんの予定。



冬場の火曜の雨は、かなりほっとする。
出荷前日に収穫する季節だから、野菜セット出荷のない水曜を前に雨が降ると、とりあえず畑に出る急用がなくなるから。仕事初めが月火の出荷で、その後も月初だったり臨時のセットがあったり、3連休で宅配便の都合があったりで毎日出荷している感じだったから、このひと休みはかなりうれしい。

明日はもしかしたら雪がちらつく予報。

<本日の野菜セット>例
人参、じゃが芋、大蔵(白首)大根、蕪・赤蕪、白菜、キャベツ、ほうれん草、ターツァイ、ねぎ、などから。

ほうれん草が少しずつ入り始めているが、この冬はどうも失敗気味。
白菜は毎週だと多いので(3kg前後=500円前後)隔週目安で入れているが、そうすると代わりにそれに見合う量と金額の野菜が必要になる。葉もので代替できればいいけれど、ほうれん草、小松菜ともいま品薄なので、これがいまちょっと厳しい課題。
コメント
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