38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

暖かい秋、元気な虫たち。

2011年10月31日 | 農と暮らしの日記
生育中の蕪、そしていろいろな虫たち。
この秋は本当に虫が多い。というか、野菜の虫食い跡が多い。つまり、野菜セットに入れられるきれいな野菜がなかなかできてこない。例年なら仕上がってくる小松菜が2作続けて虫害でダメ。この蕪もまびき菜で入れ始めているけれど虫害がひどいものは入れられない。

写真には写っていないけれど、この秋の虫害の主役はダイコンサルハムシ。
これまでほとんど気にならなかったのが、昨年の白菜にいつまでも食害が出て、いままでの虫と違うのがいることに気づき、そうしたら今年は白菜だけでなくいろいろなアブラナ科の葉っぱを次々に食べてくれている。しかもこの虫、生きて越冬するらしい。暖かいから虫が多いのかと思っていたけれど、それだけでなくこの虫の場合は寒くなっても平気なのだ。これは困る。とっとと畑から出てってほしい。



月曜、今日で10月は終わり。雨あがりの晴天。
午前:収穫、出荷作業。市内配達。
午後:昼ごはんのあとは主に机しごと。急ぐ畑しごとより急ぐことがあったので。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、まびき人参、小さいピーマン、小さい茄子、つるむらさき、大根まびき菜、しろ菜。
セットによって他に、サンチュまたはサラダからし菜、まだちょっと若いチンゲン菜。
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雨、芋掘り、芋洗い。

2011年10月30日 | 農と暮らしの日記
白菜がどんどん巻いてきた。
ただ、写真のとおり、虫の食害が多い。どっちが勝つか。いや、巻くのが勝って虫は負けてほしい、心から。でも、いつまでも暖かいこの秋、とても心配だ。



日曜、予報通り曇り時々雨。というか雨時々曇りくらいの感じ。
子どもたちは今日もバレーボール、渚は練習試合、真は西条市長杯で薫はそのあれこれ仕事やら応援やら。

午前:8時から飯盛会のさつま芋掘り。
次の週末、11/6(日)の飯岡総合文化祭の石焼き芋にする芋で、今日は少数精鋭?4人で掘りまくって、のち、雨のなか洗いまくり。昼過ぎ終了。

午後:ひとりでささっと昼ごはん、そしてひとりでのんびり机しごと。
来月号の菜園だよりをほぼ仕上げてから、保険の更新とかの頭がこんがらがりそうなのをやってるうちにみんな三々五々帰って来て晩ごはん。

真たちは6チームの中で準優勝だったそうだ。
優勝したら夜は関係者みんなで「焼き肉」だったのが、残念ながら「焼きそば」。焼いた肉はひらひらと入っていたから、焼き肉にプラス、そばも野菜もつけちゃいましたということで楽しく食べた。
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雨を前に、畑はひと段落。

2011年10月29日 | 農と暮らしの日記
オクラの畝に「同時進行・不耕起」で播いた空豆の芽が出始めた。
その場で刈った草を被せてあるので鳥よけになり、また、オクラの樹間だから寒風を防ぐこともできる、というのがこの栽培方法のねらい。それからもちろん、畑の「空き時間」をなくして回転をよくすることができる利点も大きい。



土曜、午前中は晴れ、午後から曇って夕方にパラパラっと雨。
子どもたちのバレーボールは、渚の部活が昼頃まで(今日は飯岡小が東中に来て合同練習だとか)、真は居残り組で終日練習。

午前:薫は人参草むしり。僕はさつま芋掘り1時間のあと、壬生菜とリーフレタスの定植。
午後:薫は引き続き人参草むしり。僕は畦草刈り1時間のあと、玉レタスを定植、葉葱を少し播種。
夕方:里芋、金時ささげ、小豆を少しずつ収穫して、17時半頃あがり。

明日の雨予報を前に、とりあえずこの冬どり用の播いたり植えたりはひと段落。
ここから先の作付けはもう来春向けになる。



昨晩そのままうちにお泊りだった「ちろりん農園」の西川さんは今朝4時台に帰って行った(らしい)。
僕は起きたら6時半。早起きは三文の得というけれど、日の出の時刻とともにだんだん朝が遅くなる。
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雨迫る、定植急ぐ。

2011年10月28日 | 農と暮らしの日記
水菜(手前)と壬生菜(奥)の育苗床。
今日の午後、寒冷紗を外して水菜のすべてと壬生菜の一部を定植した。水菜は直播のものがもうしばらくすれば「サラダ水菜」でセット入り見込みで、今日植えたほうはゆっくりと中株から大株にしてから収穫する。

画面左は「まびき菜」収穫中の蕪。
右は来週あたりからまびき始める予定の二番手の大根。



金曜、晴れ時々曇り。もわっとした空気で日が差すと蒸し暑い。
午前:7時頃から収穫、荷作り。
午後:薫が市街配達、僕は畑に出て、週末の雨予報を前に上記の水菜、壬生菜などの定植を急ぐ。

夕方:ちろりん農園の西川さんが来訪。
暗くなるまで畑を歩きながら虫のことなどあれこれ教えていただいたり情報交換したり。

夜:西川さんも一緒に晩ごはん。
食後は昨年59歳でメジャーデビューした当地出身のレーモンド松屋DVD鑑賞。主に西川さんが競演されている部分を。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、小さい長茄子、つるむらさき、人参まびき菜、大根まびき菜、蕪まびき菜、サンチュ。
この他セットによって、いんげん。
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快晴、しかし、週末は雨?

2011年10月27日 | 農と暮らしの日記
久しぶりに、最近のセットの一例。
これは宅配便でお届けしている「毎週・大サイズ」の方のセットで、1,790円+送料。

前回載せたのは10月7日頃のセットで、その頃との目立った違いは、枝豆が終わったこと、「まびき菜」の種類が増えて少し秋冬らしくなってきたこと。それでも、引き続き品薄でセット組みに苦しんでいることは変わらない。もう来週は11月になるというのに、今年はまったくなんでこんなことになってしまったんだろう。

一応、ひととおりの内容説明を。
左が根菜類で、さつま芋、里芋、小さい人参(ほとんどうまく育たなかった7月播き)、その横が8月播きの人参まびき菜、蕪まびき菜、大根まびき菜(大根葉)、つるむらさき、ゴーヤー、沖縄オクラ。



木曜、セットは宅配便のみ。ほぼ終日、からっとした晴れ。
これだけ晴れていれば、携帯ラジオの電池もソーラー充電器でばっちり充電できた。

午前:収穫、荷作り。
午後:荷造り続き。途中、14時半頃から1時間ほどトラクタで耕耘作業。

夕方:17時頃にようやくセットが仕上がり、薫が宅配便センターに持ち込み。
僕は畑に出て日没までの30分ほど、明日出荷分の一部を収穫。



週末は雨の予報が出ている。
早ければ明日のうちに少し降るかもしれないらしい。まだまだ播いたり植えたりするものがあるので、降り始めは少しでも遅くなってほしい。

<本日の野菜セット>ほぼ上記の通り。
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秋深まり、一日草むしり。

2011年10月26日 | 農と暮らしの日記
もうすぐ収穫できそうな、あれこれ。
手前はサラダからし菜。左手は水菜、右はチンゲン菜。いずれも苗を育ててから植えたもの。



水曜、野菜セット出荷のない日。ほぼ終日晴れ。
午前:春菊とチンゲン菜の畑の草むしり。
午後:人参の草むしり。夕方、さつま芋と里芋の収穫をまた少し。

昼前に新居浜のお客さんのMさん来訪。
畑を歩きながら、Mさんの畑の近況やら何やら情報交換あれこれ。

続いて、某放送局の記者さん来訪。
最近の農業をめぐる話題について当事者(農業者)がどう捉えているかの情報収集らしい。



朝晩、寒くなってきた。
それほど気温が低いわけではないのだろうけど。いつの間にか秋が深まっている。
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曇天、風は初冬の冷たさ。

2011年10月25日 | 農と暮らしの日記
この秋一番のキャベツがようやく播き始めた。
写真のように大きさがまちまち。たぶん、仕上がりの時期もずれるし、大きさもばらばらになる。それでも、年内どりのキャベツは毎年、真夏の育苗に苦労してほとんど野菜セットに入れることができないことを考えると、今年はまだこれでもかなりいいほう。毎週のお客さんなら、12月、1月あたりは白菜とキャベツを週替わりで交互に入れられるかも。



火曜、ほぼ終日曇りで、朝早くに一時小雨。
午前中は動けば少し蒸し暑い感じだったのが、午後は初冬のように風が冷たくなった。

午前:収穫、荷作り。正午過ぎに昼ごはん。
午後:薫が新居浜配達、僕は畑に出て、高菜(まんば)の定植、レタス類の補植、そのあと玉葱苗の草むしり2時間、にんにくの草むしり1時間。風が冷たく、日没を待ち切れず18時前にあがり。

夜:19時頃に「老舗のほうのT鮮魚店」さんから電話あり。
鰯に寄ってきたというほどよいサイズの鱸を分けて頂いて、とりあえず晩ごはんには小さめ1尾を刺身で。
食後、アラを汁にしつつ、残りの鱸を明日の刺身用やら塩焼き用やら、とりあえずの冷凍保存用やらに分解整理、約1時間半。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋のいずれかまたは両方、ピーマン、小さい人参、つるむらさき、人参まびき菜、蕪まびき菜、サンチュ。
この他セットによって、大根まびき菜、いんげん、から。
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暦は霜降、でも蒸し暑い。

2011年10月24日 | 農と暮らしの日記
今日出荷した野菜セットのうち、ひとつの箱の仕上がりの様子。
軽いものを一番上に載せるから、人参まびき菜、サンチュ(赤と緑)、蕪(かぶ)まびき菜の姿が見える。その下には、里芋、さつま芋、小さい茄子、小さい人参、大根まびき菜、つるむらさき、オクラが入っている。このお客さんは首都圏宅配便の「ご近所4軒あいのり」で、写真の箱はそのうち同じサイズの2人分、同じ野菜が2包みずつ。別の箱には1サイズ大きい2セット分を詰めた。

人参まびき菜はこの秋冬最終の人参の1回目のまびき。
蕪まびき菜は2回目の蕪で、ぼちぼち蕪の部分が丸みを帯び始めている。いまならおひたしにしても柔らかく、香味も豊か。右上のサンチュ、実は本当に「サンチュ」(かきチシャ)なのは緑のほうだけで、赤いのはサニーレタス。サンチュと同じように下葉を次々にかきとって収穫している。まだレタス類が品薄なので。今日は雨上がりで日照不足だったからだろう、赤味が弱いのが残念。



月曜、ほぼ終日曇りで、午前中は時々日差し。
暦の上では二十四節季の「霜降」だけれど気温は「夏日」に近い。

午前:収穫、荷作り。各種まびき菜の収穫に時間がかかる。
午後:薫が配達に出て、僕は宅配便のほうの荷作り仕上げ。13時半頃に薫が戻り、遅い昼ごはん。
夕方:16時過ぎから畑に出て、小松菜の中耕除草、そして空豆をまた1品種、1列分種播き。これもオクラの畝に不耕起で。

<本日の野菜セット>
ほぼ、冒頭に書いたとおり。小さいセットは1~2品が抜ける感じで。




朝のラジオ、子育て相談の投稿にこんなのがあった。
曰く、来春小学校に入学するのにまだ平仮名の読み書きができない。お友達はみんなできてるみたいなのに、うちの子、大丈夫かしら、と。

晩ごはんのとき、真に聞いたら。
「そんなん、ええやん、学校入ってから習うんやけん」。真も入学してからずいぶん長いあいだ、いわゆる「鏡文字」だらけだったが、やがて問題ないレベルになったようだ。4年生のいまもノートや連絡帳は怪しい漢字だらけだけど。

いまはたぶん、4コマ漫画の「サザエさん」でけっこう国語の勉強してると思う。
昔の作品だからとくに難しい言葉が出てくるのだけれど、このあいだ「ぜんけん」(講和条約の全権のこと)ってわかるん?と聞いたら、「わからんけど、オチはわかるけん」。
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セットお客さん、芋掘り体験。

2011年10月23日 | 農と暮らしの日記
このところの高温と昨日今日の雨で、リーフレタスが瑞々しく生育中。
右手は収穫間近の紫芋、そして、左手奥では野菜セットのお客さん2家族がさつま芋掘り体験中。



日曜、昨日からの低い雲が今日もとれず、昼前頃に優しい雨。
セット出荷はない曜日で、昨日に続いて全体的にゆったりした週末になった。

午前:8時過ぎから小学校のリサイクル活動。
町内ごとに段ボールと古新聞を集めて学校に持って行く日で、うちは自分のところだけでけっこうな量の段ボール箱があったから(商店などでまとめて頂いてきた発送用の空き箱のうち小さすぎたりして使わなかったもの)、それを軽トラに載せて、さらに町内で集まったものも一緒に積んで学校に搬入。1時間ほどで終了。

真も本来は活動に参加しないといけないけどバレーの練習試合。
渚も練習試合で薫はその配車当番。

10時から、冒頭にも書いた、お客さんの芋掘り体験。
今日は2家族、大人4人、子ども4人。隔週で中セットをお届けしている方と、毎週の小セットをお届けしている方(震災のあと関東方面から西条に来られています)。1時間ほどの間にさつま芋と里芋を少しずつ掘ってもらった。お子さんどうしが同じ幼稚園だということがここで判明するおまけつき。雨模様でコンディションはよくなかったけれど、種播きとかじゃないから問題なし。同じ畑の、オクラ、キャベツ、白菜、茄子、金時ささげ、大豆など、多品種栽培の有機菜園の様子も見ていただけてよかった。

一定量は体験の「おみやげ」で無料で持って帰ってもらい、プラスお持ち帰り分は定価販売。
一般の芋掘り農園みたいなのと比べたら破格のお得感で、もちろんこれは、定期お届け野菜セットのお客さん特典。宅配便でお届けしている遠方の皆様には申し訳ないのですが……(もちろん、遠征大歓迎!)。さつま芋は11月中旬、里芋は2月頃まで体験可能です。



芋掘りはお昼に終了。
午後から、週明け出荷ぶんのさつま芋の収穫少し。戻って、あとは机しごと。



このところまた動き始めた「TPP」を、こちらもまた勉強再開。
農業分野からその是非、賛否を考えるとき、イメージする「日本農業」の姿によって判断がかなり違ってくるように思われる。といっても、よほど日本の農業全般を客観的に見ている立場じゃないとそれも仕方がない。できるだけ、メディアなどの情報も踏まえて日本農業の姿を偏りなくとらえたうえでと思うけれど、具体的な影響とかを考えるときにどうしても周辺の農業の様子ベースで考えてしまう。
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雨の土曜、少しゆったり。

2011年10月22日 | 農と暮らしの日記
枝豆1袋、はかりに載せてみたら約800gあった。
これが「商品」の枝豆なら、「さやもぎ」の場合のうちの単価は1,500円/kgだから1,200円。だけれどご覧の通り、これは売り物ではなく、「B品」でもない出荷の残りのC品だから値段はなし、うちで食べ放題。

うちの枝豆は通常は枝つきのままで、そちらは1,000円/kg。
2~3本で400~800gほどが野菜セット1個分。葉はすべて落とし、枝も実付きの悪いところは短く刈り込んで、できるだけ食べられない部分の目方は減らす。その際に莢が1つだけというような枝も落とし、その切り落とされた莢だけを集めると、野菜セット10個分に1個分くらいが「さやもぎ」枝豆になる。

実の十分入っていない莢も取り除く。
虫食いのある莢のほか、1粒しか入ってない莢も目立つようなら外してしまう。そんなのを拾い集めたのが写真の。これは一昨日と昨日のとを一緒にしたから量がたっぷりある。ただし、たっぷりあるのは莢だけで、中身の豆の部分はおそらく同じ数の莢のA品と比べたら1/3か1/4くらいだろう。ほとんど豆になってなくて、莢だけしゃぶって塩味を楽しむみたいなのも多いけど、うちでは「それが枝豆」ってことになっている。いや、ほんとはそうじゃないことくらい、子どもたちも知ってるだろうけど、うちではそうなんだから仕方ない、黙々とこれを食べる、というかしゃぶる。贅沢ですね。

そんな枝豆も今季はほぼ終了。
もともと枝豆の季節である真夏には作っておらず、うちの枝豆はほとんどが「大豆の早どり」。今年は一部、枝豆専用品種も作ってみたけれど、「大豆枝豆」と収穫時期がほとんど重なってしまった。来年はもう少し研究して出荷期間を少し広げたい。



土曜、セット出荷なし。予報通り曇りで昼前後に雨。夕方また雨、わりとたっぷり。
真は練習、薫は昼までその当番。渚は練習試合で今治へ。

午前:来月の菜園だよりなど机しごと少ししたあと、作業場の片付け。出荷用の段ボール箱の整理など。
明日は小学校のリサイクルなので、不要な段ボールはまとめておく。昼前に軽トラで出かけ、近所の商店で新しく段ボール箱をいただいてくる。
午後:ひとり昼ごはんのあと、出荷日以外で雨でも降らないとできない温室内の片付け。
秋の育苗に使ったセルトレイや寒冷紗などを整理して、元の更地に戻す作業を途中まで。

15時過ぎ、お客さん。
実家のある西条で有機あるいは自然農で就農模索中の僕より少し年長男性さん、家と農地を探す途上とのこと。地域がわりと限定されているし農のスタイルもはっきりしているし、体力は僕の10倍くらいありそうだし、おそらく来年のいまごろは「同業者」だろう。今度はお天気のよい日に畑でご一緒しましょう!



昨日まで、祭り明けの特別日程で4日連続出荷だったから、少し疲れた。
そして今日は雨模様ときたから完全に「ひと休み」モード、畑はさっとハンドル握ったまま見回り程度で。
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藤田家族、あっさり回復。

2011年10月21日 | 農と暮らしの日記
この秋冬、実質一番手の大根。
1週間ほど前にはまだこんな様子だったのに、やはり気温が高めだからだろうか、野菜不足のこの時期にうれしい生育ぶり。

一昨日あたりからこの「まびき菜」を採り始めた。
写真で、もこもこっとなっているひとかたまりが30cm間隔で4粒ずつ植えたいわゆる「1株」(画面では上下2段にそれぞれ3株、計6株ほどど)。まびき菜はこの4粒(4本)のうちの2本を抜き取ったもので、残り2本が人参くらいになったら1本を抜いて「抜き大根」としてセットに入れる。「大根」になるのは11月も下旬になってから。



金曜、朝から曇り空で、昼頃から雨が降り出す予報。
午前:7時頃から、まず水菜を1トレイを定植、そのあと収穫。
まびき菜が多く時間がかかり、10時頃にいったん戻って荷造りを薫に任せ、再び収穫1時間半ほど。12時前戻り。

午後:引き続き荷作り。
14時頃に薫は市街配達に出て、僕は荷作り途中だけれど畑へ。小松菜を1列播いたところで雨が本降りに。もう少しあれこれ播きたいところだったけれど断念して戻り、セット荷造りの続き。

夕方:17時半頃にセットが仕上がり、宅配便センターへ。
〆切の18時ぎりぎり。いつもは集荷に来てもらうのだけれど、今日は仕上げが遅くなったので。



今日は渚も元気になり、1日休んだだけで登校。
真も完全復活のようで、放課後のバレーボールにも出かけた。薫も僕も調子が戻り、あっさりと一家そろって回復。もちろんお医者さんなし、薬なし。食べないで寝るだけ(大人は寝てるわけにいかないので、食べないで「静かに働く」だけ)。つくづく、国保の保険料がもったいない気分になるけど、まあそれだけ元気なわけだからありがたい(と思うしかない)。食費が少し浮いたし。



日本郵便(四国支社)は西条市で高齢者などの買い物支援事業を始めるそうだ。
地元スーパーのママイ(フレッシュバリュー)と提携し、同スーパーの商品をカタログから選んで計3,000円以上注文すれば300円で翌日に配達してくれる仕組み。生鮮品を週1回買うとして、その他の日用品を毎週にうまく分散させて3,000円以上になるようにすれば、300円は安い気もする。もちろん、欲しい品物がこのスーパーにあるとしてだけれど。
日本郵便の報道資料はこちら日経新聞の記事はこちら

<本日の野菜セット>例
ほぼ全セット共通は、枝豆、つるむらさき、蕪まびき菜、人参まびき菜、オクラ。
その他セットによって、里芋、さつま芋、大根まびき菜、金時ささげ、から。
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家族みんなで、体調不良。

2011年10月20日 | 農と暮らしの日記
白菜が少しずつ巻いてきた。
ところが、今年は虫食いが多い気がする。畑全体としては虫が少ない感じだったのに、いざ秋冬野菜の生育が進んできてみると、いつまでたっても虫食いの穴が目立つ。

ま、白菜の場合はさほど心配していない。
この先の生育期間が長く、本格的に巻き始めればほぼ虫害は問題なくなってくるのが普通だから。しかし、9月も半ばになってから播いた小松菜や蕪の葉に虫害が多く、ひと作ぶんのセット入り遅れにつながっている。例年なら、祭りが終わればもういくつかの葉ものを、「まびき菜」ではなく仕上がりに近い形で入れていた気がする。



木曜、ほぼ終日晴れ。今日から祭り前の通常の出荷日程に戻り、セットは宅配便のみ。
午前:にんにくの中耕・除草・土寄せをささっとしたあと、収穫、荷作り。
午後:引き続き荷作り。16時半頃にようやく完成。

夕方:17時前に畑に出て、空豆(一寸蚕豆)の種播き開始、今日は1品種のべ約70mぶん。
1列は収穫の続いているオクラの条間に、もう1列は冬どりキャベツの条間に、いずれも株間30cmで1粒ずつ。オクラ条間の不耕起空豆は経験済みだけれど、キャベツ条間は初の試み。



真は今日は登校し、代わりに渚が休み。
僕と薫も全体的に不調で、スローペースの出荷作業。一方で、真は給食もしっかり食べてきて復活したようす。

<本日の野菜セット>例
ほぼ全セット共通は、さつま芋、枝豆、つるむらさき、蕪まびき菜。
その他セットによって、里芋、大根まびき菜、人参まびき菜、小人参、小さい長茄子、から。
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まびき菜、ようやく。

2011年10月19日 | 農と暮らしの日記
蕪(かぶ)の間引き菜を野菜セットに入れ始めた。
ようやく、ようやくという感じ。おそらく例年より遅れている。とにかくこれが、秋冬の葉ものの、ようやくの第一歩。秋冬最初の葉ものや蕪は、この「間引き菜」を収穫することを前提に少し厚めに種を播いている。秋が深まってくると、もういろいろな葉ものがセットに入り始めるから、あえて間引き菜をとることもなくなってくる。

とはいっても、全く間引きなしで仕上がりの野菜をとることも難しい。
野菜はある程度混み合っていないと生育しにくいから。それで、必要に応じて間引きはするけれど、それが「野菜」としてセットに入るかどうかはその時々の畑の状況による。この季節はもちろん有無を言わさずにセット入り。

毎年書いていると思うけれど、この「間引き菜」の次は「間引き小蕪」。
蕪の部分がビー玉くらいか、あるいはもっと小さい段階かもしれない。そしてその次は「葉つき小蕪」となり、「葉つき中蕪」となり、あるいはこの頃に葉がもう黄変するなど傷んでいれば葉を切り落とし、「茎つき中蕪」などになる。これがピンポン玉くらい。そして最後は野球のボール大の「大蕪」、さらには春先に「巨蕪」とかいう名でセット入りすることもある。



水曜、快晴。
いつもの週ならセット出荷のない曜日だけれど、今週は秋祭りで月曜を休み、その分を火曜にずらしてもらった関係で、今日は本来昨日(火曜)に配達する予定だった新居浜のお客さんのセット出荷。昨日は新居浜が祭りだったということもあり。

午前:収穫、セット荷造り。
午後:薫が配達、僕は残りのセット仕上げ、机仕事少し、15時頃から畑に出て空豆の畑の準備、などなど。18時あがり。



援農で市内のMさんが人参の除草をまた少し進めてくださった。
こんなふうにちょこちょことご自身の都合のよい時間に畑に来て作業してくれるのは本当にありがたい。



昨日休んだ真はどうやら回復して登校。
給食もしっかり食べてきたようだけれど、下校してからまた調子が悪く、お粥を少しすすったくらいで今日もまた早めに床に就いた。発熱もなく基本的には元気なので、疲れが次第にとれていけば元の通り恐竜だか怪獣だかに戻りそう。静かな夜が、落ち着かないながらも少しほっとする。

<本日の野菜セット>例
全セット共通は、里芋、枝豆、つるむらさき、蕪まびき菜。
他にセットによって、さつま芋、オクラ、いんげん、大根まびき菜、人参まびき菜、小人参、から。
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祭り明け、爽やかな快晴。

2011年10月18日 | 農と暮らしの日記
にんにくの発芽が揃い、ぐんぐん生育している。
秋に植え、冬越しさせて6月頃に収穫と、玉葱と同様の栽培期間なので課題も同じ、冬の間の肥料切れと地面に張り付くようなしつこい草の対策をしっかりしていかなければ。病気は玉葱ほど心配しなくてよかった気がする。



火曜、祭りから一夜明けて日常に戻る。快晴、風が冷たい。
午前:収穫、セット荷造り。
午後:薫が配達に出て、僕は他のセットの仕上げ、大根の種播き、人参の草むしり。
夕方:17時から町内の祭りの旗の片付け、20分ほどで終了。早いけど畑に戻ってもすぐ日没なので今日はあがり。



真は疲れが胃腸に来たようで、かっこ悪いけど祭り明けの病欠。
昔のサザエさん(4コマ漫画)で、祭りの屋台を食べ歩いたカツオが翌日学校を休み、その姿を目撃していたクラスメートが、「だろうと思った」とつぶやくのがあった。何度もそれを読んでる真は心の中で、「僕は食べ歩きはしてないからなー」と思ってそうでおかしい。ま、昨日あれだけ歩いたし、その前からあちこち出歩いたり、屋台は食べ歩いてないけど全体的にはこの数日ちょっと食べ過ぎだし。クラスで5人休んでいたそうだ。流行感冒とかじゃなければいいけど。小学校は音楽発表会も近いし、先生方もさぞご心配のことでしょう、保護者として申し訳ありません……。

<本日の野菜セット>例
全セット共通は里芋、オクラ、つるむらさき。
他にセットによって、さつま芋、茄子、ピーマン、空芯菜、人参まびき菜、小さい人参、から。全6品目前後と相変わらず品薄。
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飯積祭礼、今年は涼しく。

2011年10月17日 | 農と暮らしの日記
今日17日の統一巡行の中ほど、八幡神社の境内。
まだおそらく11時前だけどここで昼ごはん。何度か書いているかもしれないが、この祭りの他の見せ場がグラウンドや川原であるのに対してこの神社は境内もさほど大きくなく、だから、太鼓台は派手な動きは見せずに勢ぞろいするだけ。「秋祭り」らしい雰囲気だ。

ところが、担き夫にとってはここがかなり辛い。
ここが一番しんどいと思っているのは僕だけではないはずだ。入口の鳥居が低いからだろう、神社の外でタイヤを外さなければならず、重かろうが暑かろうが、とにかく担いて太鼓台を動かすしかない。他の見せ場で何度も差し上げたりしているからそれに比べればこれくらい……と思いがちなのだが、とにかくしんどい。鳥居を入ってから写真のように並んで据えるまで10分ほど(たぶん)なのに。



というわけで、飯積神社祭礼の本番。
朝:2時半に太鼓台は出発、僕はちょっと出遅れて後を走って追いかけ、神社到着寸前に追いついた。
15時に神社出発で、最初の見せ場である船屋グラウンドが4時台、夜明けの時間帯に太鼓台はいったん飯岡に戻り、僕も帰宅。
7時前後に朝ごはん。神さん(神輿)が7時頃に集会所に来るというので真と渚も一緒にお参り。

午前:8時前に太鼓台のところに再集合。
真もここから参加。近くの西原河原の担き比べが9時前後、そこから八幡神社へ行列で移動。昼ごはん。例年どおり各家庭で用意した弁当が軽トラで運ばれてくる仕組み。

午後:午後の見せ場である渦井川河原での担き比べが14時頃だろうか。
そこから宮入りのために飯積神社へと戻っていく。この移動が長い。例年ここが一番暑く、疲れのピークという感じなのだけれど、今年は雲が多く、しかも風が強くて寒いくらいだ。

夕方:飯積神社に着いてすぐに腹ごしらえの弁当。こちらも各々の自家製。
17時頃から神社前の河原で最後の担き比べ。途中でそれぞれの太鼓台はライトアップの照明をつけ、終わって土手に上がる頃にはすっかり日が暮れている。



今年は真がほぼ終日、太鼓台と行動を共にした。最長記録。
朝8時から宮入りの18時頃まで。渚は朝の西原河原と宮入りに薫と。昨年末に校区内で引っ越して飯岡本郷太鼓台の地域からはかなり離れてしまったけれど、みなさんのご厚意で今年も参加させていただくことができ、存分に楽しみました。ありがとうございました。

掛け足ですが、とりあえずは簡単な記録のみ。

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