38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

4月も終わり、春仕事あれこれ。

2011年04月30日 | 農と暮らしの日記
ブロッコリィもだいぶん大きくなってきた。
草も目立ってきたし、毎日風が強いので、除草と土寄せを兼ねて管理機で中耕。速度2の逆転でかなり大雑把に土を飛ばしたから、この通り。春植えのブロッコリィは虫も出るけれど生育が早いから栽培は楽だと思う。ただ、秋冬に比べて「一斉に仕上がる」度合いが強い。これは種袋にもよく書いてある文句で、大量出荷する農家にとっては利点となるけれど、うちのような家庭菜園スタイルの農家は逆に困る。秋冬はそれでもまだ出荷適期に幅があるが、この作型のブロッコリィは夏のオクラくらい融通が利かない。だから、写真のように、うちとしてはたっぷり作ってあるように見えても、野菜セットに入れられるものは一部で、半分くらいはスーパーの地産地消コーナーでさばかれる見込み。



4月も晦日、土曜、晴れのち曇り。
一日中、あちこちの畑であれこれの作業。渚は午前中のみ、真は午後からバレーボールの練習。
トラクタ耕耘は冬の畑の片付け、夏作の畝の仕上げなど。管理機での中耕はじゃが芋、ブロッコリィ、キャベツ。素手の草むしりと寒冷紗の片付けは人参、葱苗。種播きはこの春最後の葉もので、小松菜、わさび菜、べか菜、チンゲン菜をそれぞれ少しずつ。定植はつるなしいんげんの2品種目を不耕起で。



夜から明日午前中にかけて雨の予報。
たくさんは降らないと思うけれど、種播き、植え付けをしたあとなので雨はうれしい(というかそれを見越して播いたり植えたりしたわけだが)。明日からは5月。今年は全然そういう気がしない。それ以前に、春が来たという実感が全然ない。沖縄、奄美は梅雨入り。
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4/29(祝・金)ゆうきでみせ@西条!

2011年04月29日 | 農に関する情報
産業文化フェスティバルに初出店。藤田家族の野菜もあります、ぜひお立ち寄りください。詳細はこちら
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GW初日、ゆうき生協出店。

2011年04月29日 | 農と暮らしの日記
本日、西条市産業文化フェスティバルに出店。
今回は「ゆうき生協」の西条・周桑地区会で。例年このイベントでは青年農業者協議会で冷たいジュースなんかをやっており、今年ももちろんそれはあるのだけれど、なにせ春の一大イベント、ゆうき生協もPR活動にこの機会を逃す手はないということでの初出店。青年農業者協議会のみなさま、とりわけ事務局の方々にはすべてお任せですみません、ありがとうございました。

写真は開店直後か直前か、まだのんびりした雰囲気。
旧「大屋」前(イシハラ楽器の向かい)に立ったテントの手前側が今回の目玉、「ゆうき食材お試しもりあわせ100円!」コーナー。奥はゆうき生協の人気供給品の販売で、調味料・油、乾物、加工食品(カレー、トマトピューレなど)、お菓子類、石けん・シャンプー・台所用品など。それと、壁新聞的に西条・周桑地区会の活動レポートなど。

このあと10時半頃からひっきりなしのお客さんがあり大盛況。
ちなみに今日のの「もりあわせ100円」は当然のことながら販促用の原価割れ企画、内容は八幡浜の矢野傳(やのでん)さんのじゃこ天(保存料・着色料など不使用)、徳島ウインナークラブのあらびきソーセージ(添加物なし)、藤田家族のピクルス(大根、人参を飯尾醸造の「ピクル酢」で漬けたもの)、ちろりん農園のサラダ野菜、それに今治のpanosさんが同じく今治の長尾さんの有機小麦粉で焼いた田舎パン)、以上。お昼前に予定の100食を超え、ソーセージが品切れでじゃこ天だけになってしまったお客さま、申し訳ありませんでした。



金曜、祝日、たぶん今日からがGW。晴天。
朝:6時起き、ごはん、7時半過ぎに上記会場に出発、荷物搬入、開店準備。真はバレーボール。
午前:10時の開店前からお客さんでにぎわう。渚も手伝いに加わり、11時半過ぎ頃に「100円!」はほぼ完売、あとは物販に軸足を移す。
午後:15時終了、撤収、16時過ぎ頃に帰宅、あと片付け。17時頃から薫は真のバレーの当番、渚もOGで顔を出し、僕は畑で水やり、空豆の誘引など。19時帰宅、ごはんの準備、20時頃からみんなで晩ごはん。
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春の速度、豆の速度。

2011年04月28日 | 農と暮らしの日記
空豆に少しずつ豆がつき始めた。
といっても、畝の南の端、おそらく日当たりがよいからだろう、その1~2株だけ。あとはまだもう少し時間がかかりそうだ。本当にこの春の寒さは尋常でなく、そして野菜はその季節の歩みに忠実に寄り添っている。



木曜、一昨日、昨日と続いた夏日から一転、また20度以下。曇り時々晴れ。相変わらずの強風。
朝:6時過ぎからごはん。7時前から収穫。
午前:8時過ぎにいったん戻って荷造りは薫に預け、再び畑に出て追加の収穫、9時頃に戻って荷作りに合流。
午後:宅配便を仕上げ、続いてまたまた追加の収穫に出て明日配達するセットの仕上げ。15時前頃から真の家庭訪問。3月まで渚の担任をしてくださった先生が今度は真の受け持ちというめぐりあわせで、またいろいろと楽しい展開になりそう。
夕方:明日の産業文化フェスティバルの出店(ゆうき生協)の準備。真のバレーのお迎えに行き、晩ごはんのあとも引き続き。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれか、春どり大根、葉つき小蕪、小松菜、他にセットによってルッコラ、ほうれん草、春キャベツ、ベビーリーフ(リーフレタスの若どり)、小葱、などから。
※菜の花は完全に終了、大根もトウが立ち始めた。里芋、じゃが芋も在庫僅か。豆の登場が心より待たれる。
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いんげん定植、そして雨。

2011年04月27日 | 農と暮らしの日記
1週間前に播いた2回目のズッキーニの苗。
昨日あたりから発芽が始まっていて、順調にいけば約2週間後、5月上旬に定植予定。1回目のズッキーニは先日も書いたようにトンネルの中でのんびりと生育中、そのあとにこれが続けて収穫できるようにというねらいなのだけれど、さてさて。

なぜそうなったか忘れたけれど、うちでは72穴セルトレイの若苗定植が定着している。
欠点は発芽が揃わなかった時(たいてい揃わない)、スペースが狭いから苗の優劣が顕著に出て、遅れた苗は取り返しが利かなくなること、定植適期が3~4日と限られていること(雨天続きだと焦る)、利点は小さい面積で育苗できること、育苗期間が短いから(3週間以内)楽なこと、また植えたあとの活着が早いこと(活着までの灌水も苗が小さいから絶対量が少なくて済む)。だから、種代はかかるけれど必要量の2倍ほど播き、定植適期の苗だけ使う。



水曜、予報は曇り、昼頃から雨。しかし朝から晴れて気温は昨日に続いて25℃くらいまで急上昇。
朝:6時過ぎからごはん。温室の水やりなど。
午前:8時半頃から畑に出て、つるなしいんげんの定植。不耕起の畝に2本ずつ30cm株間で2条植え。

10時過ぎに畑の見学で松山からIさん、初めての来訪。
僕と同い年で親は農業、自身は会社勤め、どこかの段階で農業に舵を切りたい、しかも有機で、という考えがあってあちこち見学しながら構想を練っているところのようだ。ひと通りうちの畑を案内し、人参の草をむしりながらあれこれ情報交換させていただく。12時過ぎまで。

午後:14時頃から、ようやく空が曇ってきた。
ぽつぽつと雨も降り始めたから、あさって29日の産業文化フェスティバルの準備の机しごと。今日は販売するゆうき生協供給品の値札書き。ふだん自分で注文するわけじゃないから、その商品がどういう特色を持っているのか、カタログや現物のラベルを見ながら文面を考える。

夜:渚、真ともバレーボールの練習がないので早めに18時半頃から晩ごはん。
実家から鯛をもらったので、1尾は刺身に、1尾はまるごと、春キャベツ(うちの畑のB品)と早生玉葱(ゆうき生協で買った)と一緒にフライパンで蒸し焼きに。塩・胡椒だけの味付けでたまらない旨さ。食後は引き続いて値札書き。



雨はいまのところ、まずまずの量。
明朝までにまた降ればかなりの量になるけれど、そろそろあれこれの植え付けの季節なので、とりあえずこれくらいでいいかな。植えたあとにまた降ってもらえれば、ということで。
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今年初の夏日、畑は乾く、。

2011年04月26日 | 農と暮らしの日記
収穫の時期を待つ春キャベツ。
年内に植えたものはほとんどが出荷され、これは定植が遅れて年越ししてしまったキャベツ。これだけ寒いとうまく巻いてくれないのではないかという心配の通り、どうも「トウ立ち」と「巻き」と、どっちをとるか悩みながら生育中という感じがありありだ。写真の奥は春どりの白菜、これも寒さでトウ立ちしてしまうかもしれない。さらにその奥はレタス類で、こちらは少雨でなかなか活着せず、いつ収穫できるようになるのかは見通し立たず。それでもまあ、雨と気温さえあれば、そこそこには育ってくれて、そして「商品」になってくれる可能性は高い。それだけで、ありがたいことではある。



火曜、明日は雨の予報で今日がどれくらい曇るか気になったが、逆に好天、しかもこの春初めて25℃を超えて「夏日」。
朝:6時過ぎにごはん。
午前:7時過ぎに収穫に出て、いったん戻ってセット荷造りを薫に任せ、二度めの収穫、戻って昼前にセット仕上げ、配達に出る。
午後:12時半頃に戻ってごはん。14時から渚の家庭訪問。終わってまた畑に出て、薫と一緒にトンネルの片付け1時間ほど。いったん戻ってタンクに水を入れ、雨の前だけれど水やり、不耕起畑の草刈り、などなど。19時半頃、畑からそのままバレーボールの真を迎えに行って帰宅、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
里芋、その親芋、じゃが芋、以上のいずれか、葉つき小蕪、蕪まびき菜、小松菜、あとはセットによって春キャベツ、春どり大根、菜の花、小葱から。
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強風、毎年こんなだったかな。

2011年04月25日 | 農と暮らしの日記
一番手のズッキーニはトンネルの中でのんびりと生育中。
例年より気温が低く、見込んでいたほど早くは収穫し始められそうにない。本当にこの春はいつまでも寒い。今日も強風でこのズッキーニのトンネルの一部が飛んだ。で、直した。手間がかかる。



月曜、ほぼ終日の晴天、しかし注意報も出てかなりの強風(西風)が一日中。
朝:6時過ぎからごはん。真は上履きやら給食服やら週初めの一式を玄関に置き忘れて元気よく登校。渚も淡々と登校。
午前:7時前後から畑に出て収穫、午前中は野菜セットの荷作り。11時頃から薫が配達に出る。僕は畑で豌豆類の誘引の紐を張ったり、強風で飛んだトンネルを直したり、追加の収穫したり。戻って宅配便の荷作り仕上げ。昼ごはん。
午後:強風で畑は再びカラカラになり、あちこちの水やり、強風で一部壊れたトンネル直し、不耕起の畑の草刈り(刈り払い機)、そして明朝出荷分の一部収穫。19時戻り、晩ごはん。



震災復旧・復興に向けて愛媛県産木材の利用促進に向けての動きのニュース。
それによると、愛媛は檜(ひのき)の生産が日本一なのだとか。知らなかった。「生産」というのがどういう形態、段階でのことなのかまた調べてみようと思うけれど、とにかく、被災地の明日の一翼を担うと共に県内林業の活性化に結び付くならすばらしいことだ。が、被災地もまた林業の盛んな土地、地元の木材もけっこうありそうな気がする。外から持ってくるスピードも大切、いや、こんな時だからこそ中のもの(地産)を活かすことも大切、この辺りは実際にやりくりされる方々も悩みが大きいだろう。

国会中継は聞いていて忍耐力が必要だ。
政府批判ごもっとも、だけれどこんな時に言わなくてもの思いも膨らむ。といって大政翼賛の轍を踏むわけにいかない、だけれど後になって「あの時……」の後悔しても次世代に申し開きができない。本当に悩ましいところだけれど、政権交代の功罪、ここでは「功」が出ているのではないかと思う。それはこの政党が政権党であることの「功」ではなく、与党・野党がそれぞれその場に安住して済む時代ではないという、緊張感のようなものがわずかながらでも生まれかけていた、ということの「功」か。政権交代していなければ、いまの与党・その支持者(政権交代前の野党・その支持者)に、いまの野党・その支持者が見せる、大震災に立ち向かう政権党に対する思慮深いふるまい、そういうものができていただろうか。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれか、まびき小蕪、小松菜若どり、小葱またはオニオン小葱、他にセットにより、人参、春どり大根、春キャベツ、菜の花、サラダリーフ(リーフレタスの苗の残りの成長したもの)。

※冬の人参は今日のセットで完全に終了。寒い春のせいか例年より少し長く出荷できた。
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飯岡区民運動会、風は冷たく。

2011年04月24日 | 農と暮らしの日記
今日は飯岡区民運動会。
毎年恒例、藤田家族も基本的には「毎年参加」を志しているけれど、去年は真の調子が悪くて不参加、今年は引っ越して新しい地区での参加なので、ちょっと気合を入れて。写真のプラカード、「戻川・七ツ塚」が今年から所属するチーム。就農時の「西大道・六地蔵」(3年間)、借家に移って「池の内・黒瀬団地」(2年)、そして今年がこの運動会も6年目。



日曜、真はバレーボールの試合が松山で。渚は部活動が休み。
朝:6時過ぎからみんなでごはん。
午前:運動会は8時半に入場行進なので8時過ぎに自転車で会場の飯岡小学校へ。「戻川・七つ塚」はわりと若い人が多いので、僕は早々に簡単な「ナイスパット」(パターゴルフの要領でボールでビール瓶を倒す)に出させてもらい(チームは2位)、あとは毎年と同様、もっぱら応援にまわる。薫は得意種目の竹馬で得点に貢献(たぶん)。

昼ごはんは町内会で用意してくださったお弁当。
渚も今日は部活動がないから友だちと一緒にお相伴させていただく。午後一番はスポーツ少年団の模範演技と活動紹介(新入部員の勧誘)で、OGとして渚たちも参加。

午後:温室の水やりや畑のトンネル(強風でまた飛んでいる)の管理があるから午後の競技には不参加。
明朝分の収穫もあれこれやっつけて、15時前の閉会式になんとか間に合ってとんぼがえり。結果発表があり、戻川・七つ塚は堂々の3位入賞。聞けば少なくともこの十数年はなかった快挙とのこと。ナイスパットと竹馬で貢献したか、あるいはそれくらいにとどめておいたことがよかったのか、とにかくも自分たちの町内が3位となれば単純にうれしい。

夕方:片付けてそのまま集会所で反省会。
僕は16時半頃から出かけ、昼間は飲めなかったビールを頂き、地域のみなさんとあれやこれやの話をして、19時からは薫が真のバレーボールの総会があるから出かけるので入れ替わりに帰宅、いまは20時過ぎ。



雨上がりにまた強風で畑は予想以上に乾いている。
せっかくの雨の恩恵がこんなかたちで薄まっていくのがやりきれない。
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しっかり雨、ようやく春らしく。

2011年04月23日 | 農と暮らしの日記
この春の二番手の小松菜。
この冬の葉ものあれこれがあった畑のうち、ほうれん草が早く片付いた畝に4条播きしたもの。雨の予報が出て、その後はまた暖かくなるというので昨日トンネルを外し、周囲の畝には夏作の元肥として油粕を播いて二度めの耕耘をした。そこに予報通りの雨が降り、ご覧の通り土は黒々、小松菜は緑濃く、本来の春らしい、ほっとする風景になった。



土曜、ゆっくり7時起き、みんなでごはん。
真はバレーボール、薫と渚はあれこれ用事で出かけた。

午前:降り続く雨の音を聞きながら机しごと。
午後:薫と渚が帰って来て昼ごはん、引き続き机しごと。主に来週末4/29(金・祝)の西条市産業文化フェスティバルの「ゆうき生協でみせ」の準備。

夕方:18時前頃から自転車で畑の見回り。
トンネルを手直ししたり、水路からの溢水がないか確認したり。



予報では雨は昼頃までだったが、午後もパラパラと降った。
これならかなり畑の奥深くまで湿ってくれたのではないだろうか。これで気温が上がると草がこわいけれど、それはそれ、いまはとにかく畑の異常乾燥の解消が先決。

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予報の雨、また空振り。

2011年04月22日 | 農と暮らしの日記
豌豆類がここへきてようやく、どんどん生育している。
この春は例年より気温が低いからだろう、周りの家庭菜園の豌豆を見ても例年より生育が遅れているようだ。うちのもまだ花はついておらず、いつから収穫できるかはわからない。



金曜、予報では昼過ぎから雨。
朝:6時過ぎからごはん。いつも通り、真は7時過ぎ、渚は7時半過ぎに学校に向けて出発。
午前:雨が降る前にと、あちこちでトラクタ耕耘作業。主に5月上旬に定植する茄子、ピーマンなどの畑の準備で。そのついでにレタス類をまた少し定植、13時半頃に帰宅。

真の授業参観日だったのを忘れていた。
というか、数日前に一度は頭に入ったかもしれないけれど、その後は完全に白紙状態。だから、昼過ぎに帰って薫もいないし、そういえば小学校の運動場が車でいっぱいだったな、と思った時点でもう遅い。あきらめてひとり昼ごはん、14時頃。

午後:雨がほとんど降ってこないから、やむなくまた水やり。
同じ畑であちこち歩いて中耕・除草、ほうれん草、葱苗など。結局、雨はほとんど降らず、17時頃に帰宅。ちょっと早いけれど今日はあがり。雨が降るつもりで朝からフル回転、降り出したらそこで今日は終わり、そんなふうに思って体を動かしているからいつまでたっても降らないともう、日没まで体も気持ちももたない。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参(今季最終)、小松菜、まびき小蕪、セットによって、菜の花、春キャベツ、春どり大根、菜の花、ヨゴレ豆などから。

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5/7(土)伊方原発の講演会in砥部。

2011年04月22日 | 農に関する情報
5/7(土)14時より、砥部文化会館ふれあいホールにて。
「福島原発の現実が伊方原発の現実になるとき」、講師は「熊取六人衆」の小林圭二氏。主催はコープ自然派えひめ(089-963-8300・丹)、愛媛有機農産生協(089-963-1002・高須賀)。資料代500円、託児あり(要予約300円)。詳しくはこちら、チラシPDFもあり。以下はそのチラシより抜粋。

「熊取六人衆」とは京大原子炉研究所で原発の危険性を訴え続けてきた研究者たち。
現在は小出裕章氏と今中哲二氏が研究所在籍。福島で起こった原発事故は、住民、救援に駆けつけた人々、そして事故処理作業を行っている人々の命を脅かしながら、大地を汚染し、海を汚染し、大気を汚染し続けている。大地に育つ命も、海に生きる命も、放射能に侵され、私たちはその恵みを全て失おうとしている。


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じゃが芋中耕、里芋に稲藁。

2011年04月21日 | 農と暮らしの日記
左は発芽済みのじゃが芋、右は発芽を待つ里芋。
じゃが芋は管理機での2度目の土寄せ、里芋は例年どおり稲藁でマルチ。いずれも明日の雨予報を前に本日作業した。



木曜、セットは宅配便のみ。晴れ。
朝:6時過ぎからごはん、市街に出て久しぶりに保育園に納品。ついでに買い物少し。
午前:9時頃から畑に出て上記のじゃが芋の中耕、収穫。11時頃にいったん戻り、セットの荷造りを薫に任せて再び畑へ。人参、葱に水やりして追加の収穫、12時頃戻り、昼ごはん。

午後:セットの仕上げ。
温室内で種播き少し。15時頃から薫とふたりで畑に出て、上記の里芋の稲藁敷きを17時頃まで。家に戻ってから真をバレー練習に連れていきがてらまた畑へ。水やり、葱の除草、育苗用の草とり、明朝出荷分の追加の収穫。19時あがり。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、オニオン小葱(赤)、小松菜、まびき小蕪、そのほかセットによって春どり大根、ヨゴレ豆、若どりチンゲン菜、などから。
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6/5(日)講演会・チェルノブイリに学ぶ土壌浄化。

2011年04月21日 | 農に関する情報
2011年6月5日(日)13~17時、東京の國學院大學・渋谷キャンパス学術メディアセンター常磐松ホールで。
東京都渋谷区東4-10-28。web上の情報はこちら。主催は藤田家族(藤田敏)も所属する日本有機農業研究会・青年部。第一部「福島原発震災とチェルノブイリ」、第二部「放射能汚染下でどう生きるか」。講師は河田昌東さん(遺伝子組み換え研究の専門家、「チェルノブイリ救援・中部」理事)。参加費1000円。申し込みは日本有機農業研究会(電話03-3818-3078、fax.3818-3417)、メール:seinenbu@joaa.net。
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小麦出穂、そろそろ?

2011年04月20日 | 農と暮らしの日記
小麦がいよいよ穂を出しそう。
周辺の田んぼの裸麦はもうしっかりと穂が出揃っており、うちの小麦は少し間をおいてそれを追うように出穂するのが通例だから、まあ例年どおりといえば例年どおり。写真に写っている辺りは肥料が利いて緑濃くなっているけれど、全体的には今年も黄色い小麦畑。おかげで(?)目立った病害や虫害はないから、収量はともかくこのまま収穫までなんとか持ち込めそう。



真たちは春らしい楽しそうな授業。
白菜から、大根から、菜の花が出ている!


水曜、セット出荷はない曜日。曇りのち晴れ。
朝:6時過ぎ起き、ごはん。いつも通り真は7時過ぎ、渚は7時半過ぎに出発。
午前:温室内で育苗の種播き、今日はズッキーニ、ゴーヤ、南瓜、バジルなど。
午後:薫と一緒に畑に出て、昨日の強風で飛ばされたズッキーニのトンネルのやり直し。その他、じゃが芋の中耕、人参・葱苗の水やり、葱苗の除草、明日出荷分の一部収穫など。19時前戻り、晩ごはん。



この季節に、まだ霜注意報が出ている。
四国山地、1900m台の山には今日もまた雪が降った様子が見える。5月の連休に夏の果菜類を植えるというのがこの季節のひとつの目標になっているけれど、今年はなかなかそういう雰囲気にならない。今後の雨の予報とのにらみあいだけれど、「GW定植」にこだわらないほうがいいかもしれない、そんなこの春、この風の冷たさだ。
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雨あがりの強風、すぐ乾く畑。

2011年04月19日 | 農と暮らしの日記
3月末に植えたブロッコリィがようやく活着して生育し始めた。
そして毎度のことながら、草もどんどん出始めている。ということで、この写真を撮ったのは今朝で、午後には三角ホーでサクサクと中耕と土寄せを兼ねて最初の除草をした。これから何度かこの作業を繰り返すうちに、最初の「平畝」から「高畝」になっていく予定。



火曜、曇り時々晴れ、時々小雨、ほぼ終日の強風。
朝:6時過ぎからごはん。渚は日曜の授業参観の振り替えで休み。
午前:7時に畑に出て収穫、ついでにトンネルを開けたり閉めたり。
セット荷造り、11時過ぎに出発して新居浜方面へ。13時頃戻り。ひとり昼ごはん。

午後:強風ではがれているトンネルの後始末。
支柱が生きているところはトンネルを被せ直したり、あるいは裾の部分に開放してしまったり。支柱も抜けている畝は今日のところはとりあえずどこかに飛んでいってしまわないようにするだけの処置をしておく。これだけの強風の中でトンネルをやり直すのは無理なので。
あちこちの畑で三角ホーをサクサクやって中耕・除草・土寄せの作業。雨あがりだけれど強風で土はもう乾いてきていて、ちょうどいい。本当はこんなふうにすぐに乾いてほしくないのに……。

夕方、家でじゃが芋の在庫の整理。
芽が出始めているのでそれをかきとりながら目方を計り、残りの出荷のめどをつける。今日現在で27kg分を受注済みの保育園給食用に確保、残る約18kgを野菜セット用に。0.6kgずつ入れて30セット分。もうちょっとあると助かるから、来年は秋じゃがを増やすかもしれない。



最近、夕方のラジオは東日本大震災のシリーズで、今日のゲストはルポライターの鎌田慧さん。
自動車工場や製鉄、原発などの現場のルポを僕は10代から20代の始め頃によく読んだ。その鎌田さんの言葉には共感するところが多い。復興、復興という言葉を軽々しく言うな、被災地の人たちにとってはまず元通りの暮らしができる「復旧」が先だということ。原子力発電所の津波被害について、原発の危険をかねて訴えてきながら、今回のような、原発事故のために津波で遭難した被害者の捜索もできないような事態には考えが及ばなかった自身を反省し、申し訳ないと詫びる鎌田さん。「だから原発は危ないって、あれだけ言っただろ」と言える立場なのに、そんなところにとどまっていない人だ。

<本日の野菜セット>例
里芋・じゃが芋のいずれかまたは両方、人参、まびき小蕪、若どり小松菜、オニオン小葱(赤)、他にセットによっては春キャベツ、菜の花、ヨゴレ豆、切り干し大根。

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