38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

師走を前に、小麦播種。

2010年11月30日 | 農と暮らしの日記
小麦をようやく播いた。
一昨日トラクタで耕耘して準備しておいた大豆跡と秋じゃが跡にもう一度トラクタを走らせて、そのロータリ幅に約30cm間隔で4条ずつ、最後は変則で7条播き、合わせて35条を手押しの播種機で。ぎりぎり11月中に播くことができてひと安心。



火曜、今朝も霜が降りた。日中は晴れのち曇り。
朝:ごはん前後にも荷作り、市街で保育園納品、スーパー出荷。
午前:セット荷造り。11時半頃から薫が配達に出て僕は上記の小麦の播種。14時半頃から今日もまた遅い昼ごはん。
午後:15時半頃から、こちらも小麦に負けず劣らず遅れていた豌豆類の播種、今年も不耕起で。時間がなかったので、今日はとりあえず絹莢と実とり豌豆のみ、スナック豌豆はまた後日の予定。
夕方:17時頃から明朝出荷ぶんの収穫、荷作り。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のいずれか1~2種類、人参、早生大根、葉つき小・中蕪、水菜、リーフレタス(赤緑セット)、サラダまんば。一部セットには他にチンゲン菜、春菊、白菜(1/4~1/2切れ)、などから。
※白菜は本命の冬どりの畑に移行。
まだ少し緩いけれど秋どりの白菜は虫食いが多いので。
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強い降霜、秋の終わり。

2010年11月29日 | 農と暮らしの日記
今朝、この秋いちばんの強い霜が降りた。
というのは昨日のうちに織り込み済みで、まだ樹に残っていたピーマンの残り果を収穫しておいた。野菜セットはもう冬野菜でいっぱいだから、このピーマンは少し安くして主に市街スーパーの地産地消コーナーに並べる予定。

月曜、晴れのち曇り。未明は12月下旬並みの冷え込みだったという。
朝:6時半過ぎからごはん、市街に出て保育園納品、スーパー出荷。
午前:セット荷造り、途中追加収穫、正午前から再び市街に出てセット配達など。14時に戻って近所で用事、15時頃から遅い昼ごはん、真も下校してきて同じもの(うどん)を「おやつ」で。
午後:16時頃から明朝出荷分の収穫、大ぱっぱな調製、19時半あがり。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋のいずれか1~2種類、人参、小さい大根、葉つき小・中蕪、小松菜、水菜、リーフレタス(赤緑セット)、サラダまんば。一部セットには他に白菜。



配達ついでの買い物で少し悩む。
スーパーでの買い物に頼まれた「うどん」は種類が多い。一応、「半生」でも「冷凍」でも「ゆで麺」でもない「生麺」を指定されていたので探したら、その中にもいろいろある。結局買ったのは香川県産小麦(さぬきの夢2000)100%使用の「日の出製麺所」のもので、おそらく2食分300gが208円。すぐ近くにあった他社の「ゆで麺」は1食分が特売で38円。こうなると何をどう比べればよいか難しい。

日の出製麺といえば。
神奈川県・厚木の日の出製麺所、こちらはラーメン屋さん。就農研修中に師匠のAさんに連れていってもらった。たしか東京ラーメンを食べた。って、まあ関係のない話ですが。
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小麦を、早く播きたい。

2010年11月28日 | 農と暮らしの日記
小麦を播く畑を急いで準備中。
播種の適期はもう過ぎているから(11月20日前後と言われている)、一日も早く播いてしまいたい。この畑は右側が大豆を収穫したばかり、左側は秋の新じゃがを早掘りしたばかり(一部はまだ残っている=左上)。大豆跡は根粒菌が固定した窒素を頼り、秋じゃが跡はその残肥効を頼って無施肥で播いてみるつもり。栽培途上で肥切れするようなら追肥で対応しようと思う。これでうまくいけば、翌年以降は小麦を少し増やして畑2枚くらい使うつもりで、そのために大豆跡と秋じゃが跡を「速効の輪作」で使おうという目論見、さてどうだろう。



日曜、晴れ間もあるけれど雲の多い一日。
朝:ごはんのあと、市街スーパー出荷。
午前:収穫済みのじゃが芋の仕分けと段ボール箱詰めをしたあと、昨日枯れ草などを焼いた大豆跡&秋じゃが跡の畑をトラクタ耕耘、小麦を播く準備を始める。
午後:別の畑の秋じゃが芋を今日もまた少し収穫。明朝出荷ぶんの一部収穫、18時あがり。



米韓合同演習で北朝鮮情勢がなお緊迫している。
どこも誰もみな、軽く受け流す余裕がなくなってきていると感じる。挑発に乗らないと言いながら自ら挑発する波に乗っている。だけどぼんやりしていたら国内から責められるし、関係各国のなかで我が国はいちばん挑発に「動揺」しやすい(攻めやすい)状況かもしれない。それにしてもちょっと前まではもう少し、おたがい「とぼけた」感じでやり過ごしていた気がする。筋を通さなければいけない世の中というのは、正しいけれどなかなか難しい。
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たぶん豊かな、菜園の食卓。

2010年11月27日 | 農と暮らしの日記
鋭意収穫中の秋じゃが、これはデジマ。
左の特大のは主に保育園の給食用に、右のは野菜セット用。これより小さいものは来春の種芋と、ときどき野菜セットに「コロコロ芋」で入れる用に。掘る時に誤って鍬で傷つけてしまったものは藤田家族の食卓に。青物の売れ残りやB品だけでも溢れかえっている台所に、この季節からは人参やじゃが芋も加わる。ま、こういうのが「豊か」ということですね。



土曜、気持ちよい晩秋の青空。
朝:保育園納品、スーパー出荷。
午前:昨日片付けた大豆の畑で枯れ葉・枯れ枝や草を焼く。薫はバレーの当番。
午後:昼食後に机しごとを少ししたあと、14時半から小松に用事があって出かけ、17時半頃戻り。納屋の片付けなどしてあがり。

晩ごはんはお好み焼き。
貴重なこの冬のキャベツを使用。この冬あと何度かお好み焼きをすると思うけど、あとはたぶんキャベツの代わりに白菜になる見込み。僕はこの「白菜焼き」も好き。白菜焼きそば、白菜スパゲティもいい。年末年始にひとりの時は、鍋のあとに白菜を残しておいて中華麺を投入。白菜はこの冬、たくさんあります。キムチ漬け用などに単品でもお分けします。200円/kg。お声かけください。



昨夜の小学校人権・同和教育学習会
そのなかで6年生の社会科の教科書に触れられ、「百姓」という言葉は差別用語ではなく、農だけでなくいろいろな仕事に携わりながら暮らすことの表現であるから「農民」という言葉に置き換えることはできないというような話があった。その通りだと思う。このことは、このあいだから頭を悩ませている「TPP」(環太平洋パートナーシップ)を考える際にも重要な視点だと考えている。なかなか考えをまとめて書くことができずにいるけれど、「農業を守る」とか「農業の再生」とかいう時に、イメージされる「農」の姿とかその方向性は国民一人一人で大きく異なる気がする。

いま思うのは、「農業を守る」という言葉の認識の「ずれ」だ。
農業を守るというのはけっして「農業に携わる者を守る」ことではなく、むしろ「農業に携わっていない人の、農に関する権利を守る」ものだということだ。農民作家?の山下惣一さんは、農業問題っていうけど、百姓は困ってないぞ、農業が廃れて困るのは都市生活者だ!というような趣旨のことを言っていたと思う。物事には両面あって、やっぱり農業者も困るとは思うが、少なくとも、商工業を重視して農業を軽視したら都市は栄えて農村は廃れる、というようなものではないだろうと、なんだかそんなことしか頭の中でまとまらない。
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夜の学校、人権・同和学習。

2010年11月26日 | 農と暮らしの日記
蕪(かぶ)もいまがいちばんいい時期。
ほどよく大きくなり、しかも葉もまだ傷んできていない。もう少し経てば玉はさらに立派に大なるけれど、葉が固くなったり黄色っぽくなったりしてくる。スーパー「フジグラン西条」の地産地消コーナーでもほぼ毎日販売中です。

蕪は就農以来の5年で多少上達した野菜の上位に来るかもしれない。
最初は種を厚く播きすぎて、いつまで経っても「まびき小蕪」ばかりだった。その後学習して、少し薄く播きすぎたか?くらいでちょうどいいことがわかり、まびき菜、まびき小蕪、中蕪、大蕪と無駄なく収穫・出荷できるようになってきた。

しかも、わが家はみんな蕪が好き。
浅漬けよし、味噌汁よし、じゃが芋とポタージュにしてよし、フライパンで焼いてよし。あ、詳しくは藤田家族のレシピ集「秋冬野菜で、しあわせごはん。」ご覧ください。今年は大蕪を「かぶら漬け」にしてみようかと計画中。



金曜、晴れ。
朝:ごはんのあと、8時前後に保育園納品とスーパー出荷。
午前:大豆の残りの収穫。株ごと抜いて隣の畑に寒冷紗を上下に敷いて並べ、数日間は天日干しの予定。
午後:じゃが芋の収穫を70mほど。この畑もまだ早いけど後作に小麦を播きたいので。明朝分の収穫もして18時頃に戻り、調製など。

夜は飯岡小学校の人権・同和教育学習会へ。
6年生の保護者対象でざっと見たところ半分くらいの親は来ていた感じ。本校の人権・同和教育の全体像についての説明のあと、社会科の歴史学習を例に子どもたちの学びの内容について説明があった。そのなかで、いまの6年生が学んでいることと僕たちが当時学んだことには違いがあることを知った。「士農工商」や「四民平等」は教科書に出てこないそうだ。

歴史の中で生まれた差別をなくすには、正しい歴史を知ること。
なるほど、それは確かに基本的に重要なことだ。僕たちの子どもの頃にも、親の時代の教育には誤った内容もあるというようなことは言われていたけれど、自分が受けた教育もさらに「古い」ものになっているとは考えていなかった。これはちょっと気をつけないといけない。僕たちは十分に新しい教育、民主的な教育を受けてきたつもりだけど、そうじゃない面もあるのだろう。まあ、男子は高1まで丸刈りだったし、まだ男子は技術科に柔道・剣道、女子は家庭科・ダンスだったわけだから。

この夜の学習会についてはまた明日にでも書くかも。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、人参、抜き大根、葉つき中蕪、小松菜、水菜、春菊、白菜・キャベツのいずれかまたは両方。
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草多くても、野菜は元気。

2010年11月25日 | 農と暮らしの日記
この秋冬いちばん手の畑はご覧の通りの草だらけ。
9/15に種を播いた、左から大根、蕪、そしてひときわ緑濃い大きい葉っぱが小松菜。その右手はそれよりあとに定植した白菜、そして922に播いた大根で、小松菜までの左手と白菜からの右手とで草の多寡がまったく違っているのがわかると思う。1週間で夏から秋へ、大きな転換があったことが野菜の様子からもうかがえる、とてもわかりやすい例だろう。

この草だらけの畑でも収穫はしている。
大根、蕪は主にスーパー地産地消コーナー向け。草だらけだろうが、こちらのほうが「きれいな畑」よりも早くできているのだからこれを野菜セットにも入れればいいという考え方もあるけれど、なぜだか僕は、「まびき菜」「まびき○○」、そして仕上がりの「○○」というのを、大根でも蕪でも人参でも、その生育過程を追ってセットに入れていきたい、つまりはじゅんを追って食べてもらいたいという思いがあるので。ま、これは生産者の身勝手だろう。



木曜、セットは宅配便のみ。晴れのち曇り。
午前:市街スーパーと保育園の出荷・納品ののち、収穫3時間、セット荷造り。
午後:遅い昼ごはんのあと、14時頃から宅配便のセットの仕上げ。15時頃から引き続いて明日のセットの荷作り。僕は15時過ぎから秋じゃが芋の試し掘り1時間、戻って16時頃から明朝出ぶんの荷作り、19時終了。
夜:子どもたちはバレーボールで、だけど渚は学校で練習、真は市内の別会場で特別プログラムのトレーニング、そして薫は保護者の打ち合わせと動きがそれぞれで、お迎えに行って帰ってごはん食べさせて……でばたばたと。今日は子どもたちも22時過ぎて就寝。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、人参、抜き大根、葉つき蕪、小松菜、白菜、キャベツ、水菜、春菊。
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幼小芋ほり、人参の季節。

2010年11月24日 | 農と暮らしの日記
人参がようやく人参らしい大きさになってきた。
例年なら7月播きのものがすでに普通にセット入りしている頃だけれど、今年は発芽は無灌水でうまくいったもののその後の乾燥で生育不良、途中で栽培を断念した。続く8月播きがこの人参で、9月播きのものとあわせてとにかく毎朝毎夕の水やりに明け暮れた「30年に一度」(?)の猛暑・乾燥を乗り越え、なんとかここまでこぎつけた。

人参は有機菜園藤田家族に欠かせない野菜の筆頭。
保育園の給食にも季節中はほぼ毎日使ってもらっているし、畑に人参があるのに箱を開けたら入ってないというような野菜セットはまずない。スーパー地産地消コーナーに並べれば確実に売れていく。そして、うちの食卓でも大活躍。

その人参を特集した本がつい最近出た。
旬をまるごと」シリーズ(ポプラ社)の「にんじん」。近所の書店で品切れになっていて、同じチェーンの新居浜の店で取り置きしてもらって本日入手。まだ読んでないけど、このシリーズは他にも野菜の特集の場合はたいてい買っているので、楽しみ楽しみ。



水曜、昨日の祝日からの振り替えで火曜配達分のセット出荷。終日晴れ。
朝:6時半すぎからごはん。
午前:スーパーの荷造りをして8時前に保育園も一緒に出荷、戻って8時半頃から飯盛会のさつま芋畑へ。

今日は小学校(1・2年生)のさつま芋掘り
子どもたちが来る前に黒マルチをはがしておく。ちょうど5か月前、6月下旬に植えたのをそのときの子どもたちがやってきて、スコップで掘り上げる。飯盛会のメンバーも兼業の人が多く、今日はとくに参加スタッフが少ないため僭越ながら僕が挨拶と全体の進行。といっても掘るだけなのでとくになんという仕事があるわけでもなし。ときどき芋がなかなか出てこない子がいたら鍬で周囲をほぐしてあげるくらい。

保護者のみなさんも多数助っ人で来てくれたので大助かり。
小学生と入れ替わるように双葉幼稚園のみんなも到着、こちらもどんどん掘って11時頃にはすべて終了。畑のあれこれの片づけをして、僕も正午前には帰宅。

午後:ごはんのあと、薫は配達、僕はひたすらプリントアウトの作業。
藤田家族のレシピ集「秋冬野菜で、しあわせごはん。」を「ゆうき生協」でまた注文表に載せてくださり、その今週の納品日が今日、なのにインクが切れて注文していたのがやっと今日届いたので、納品のトラックが来る前にフル回転で。だけど結局全部は間に合わなかった。また明日にでも別便で納品するしかない。手作りなのでばたばた。

夕方:明朝出荷ぶんの収穫。
冒頭の人参や、朝一で出荷してくるスーパー地産地消コーナーのぶん。セットの野菜はまた明日に収穫予定。戻って大雑把に調整もして18時終了、そのあと近所で用事して19時頃あがり、晩ごはん。

<本日の野菜セット>例
里芋またはさつま芋、人参、抜き大根、葉つき蕪、小松菜、水菜、春菊、白菜。以上がほぼ全セット共通、一部セットには他にキャベツ。
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勤労感謝、朝鮮半島は。

2010年11月23日 | 農と暮らしの日記
昨日載せた写真と同じ畑。
12月に入ってから収穫の最盛期になる予定の作付けで、右からリーフレタス(赤、緑)、小松菜2品種、水菜とサラダ野菜系のなんとかいうの(忘れた)、ほうれん草、そして右端のほうは昨日も書いたように発芽の揃わなかった秋じゃが、ニシユタカ。



火曜、勤労感謝の日。雨は朝まで残り、日中もどんよりした曇り空。
通常なら火曜は新居浜方面への配達日だけれど、新居浜は職場への配達が多い関係から祝日の今日から平日の明日(水曜)に配達日を変更してもらい、今日は直接取りにきてくださる方と宅配便の出荷のみ。
午前:セットの仕上げ、市街スーパー出荷、9時に小松のMちゃんちに行って、そのご近所で古い建具を譲ってくださるという方のところへ。あれこれ見せて頂き、とりあえず今日くるまに積めるものをありがたく。13時ごろ帰宅。

薫と真は新居浜の蕎麦収穫&麦播きイベントへ。
昼過ぎに二人とも戻ってきて、薫と僕は昼ごはん。しばらく机しごとしてから、16時頃から収穫2時間、18時頃から荷造り、19時頃ひと段落、晩ごはん。

渚はバレーボールの練習で今日は特別なプログラム。
ビーチバレーの(バレーでアトランタ五輪、ビーチバレーでシドニー、北京五輪)、佐伯美香さんらに指導してもらったらしい。佐伯さんといえばAKBではなく地元愛媛出身のバレー&ビーチバレーのヒーロー、じゃないヒロインだ。帰ってきた渚、アタックNo.1やらNumberの女子バレー特集号とか読んでいた。



北朝鮮が韓国領土内に砲撃、両国間で戦闘ありとのニュース。
アジア全体がかなりばたばたしている。こんなときこそ、アジア人のひとりとして(?)淡々と仕事しようと思う。勤労感謝の日だし。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、人参、抜き大根、葉つき蕪、小松菜、水菜、リーフレタス(赤・緑のいずれかまたは両方)、春菊。
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晩秋にまた、たっぷりの雨。

2010年11月22日 | 農と暮らしの日記
写真は昨日の午後。今日の雨予報を前に収穫済みの畝をトラクタで耕耘中。
手前の秋じゃがは種芋が大きかったから2~3片に切って植えたニシユタカ。種芋が小さめの1粒植えだったデジマの畝がほぼすべて一斉に発芽したのに対して、このニシユタカは写真のようにかなり欠株が出た。あの猛暑続く9月上旬に植えたので、やはり切って植える方法だと腐りやすかったのだろう。

画面少し上方、赤と緑のリーフレタスのちょっと先までが1枚の畑。
その向こう(北)は棚田状に1mほど下がって別の1枚になっている。両方合わせて約2反。うちで借りている約8反の圃場の中で「2枚で2反」は広いほう、東西畝の長さも約40mあって使いやすい。



月曜、予報は「雨、朝晩は曇り」、朝7時過ぎから降り始め、日没後も雨。
朝:6時半頃からごはん。
午前:収穫1時間、セット荷造りして12時半過ぎに市街と西部方面に配達。
午後:14時半頃に帰宅、遅昼。久しぶりの雨なので家の中の片付けや机しごと。薫は明朝出荷ぶんの荷作りなど。



それにしても今年は、いったん降り出すとよく降る。
まだあの夏の少雨を取り戻している最中なのだろうか。年間の通算の降水量で見るとどうなんだろう。ま、計算をどこから始めるかで違うわけですが。今日は二十四節季の「小雪」。たまたま今日は暖かいけれど、今週後半は最低気温がかなり下がる予報。いよいよ「冬」かもしれない。

<本日の野菜セット>例
里芋(またはその親芋)・さつま芋の両方またはいずれか、人参、抜き大根、葉つき中蕪、小松菜、水菜、春菊、チンゲン菜、小さい白菜、以上がほぼ全セット共通。他に一部セットにはキャベツ、リーフレタス。
※人参はようやくぎりぎり普通サイズ開始。
初物の白菜は虫の食害やや多く値引き。リーフレタスも小さめながら初のセット入り。
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小春日和、大豆収穫。

2010年11月21日 | 農と暮らしの日記
みんなで播いた大豆」の収穫行事を本日開催。
どんな手順にしようか直前まで考えていたのだけれど、ぽかぽか陽気なのとちびっこたちも来てくれたので、畑でのんびり作業できるスタイルで。ということで、畑の大豆の株から莢をひとつずつちぎりとって収穫することにした。

通常の大豆の収穫は株ごと刈り取るか抜き取り。
それをしばらく干しておいてから足踏み脱穀機などで豆だけに脱穀するのが一般的なようだ。というか、本当に一般的なのはコンバインで刈って一気に脱穀までしてしまうやり方だろうけど。就農前の研修では引き抜いて畑で干しておいた大豆を庭先に持ち帰り、トラクタのロータリをぐるんぐるん回しているところに突っ込んで脱穀した。これはこわかったです。よい子のみなさんは真似しないように。うちでも絶対しないと思う。

今日の参加は大人5人、子ども3人と僕。
地域の文化祭や小学校・幼稚園の発表会など何かと行事の多い時期だからだろう、種播きと比べるとちょっとさみしかったけれど、本番は2月に予定されている味噌の仕込みなので、そのときにはみなさんぜひお集まりください。



日曜、昨日に続いての畑イベント日和。
朝:6時半頃からごはん。子どもたちはバレーボール。
午前:野菜の荷造りをして、9時前後に市街スーパーに出荷、戻ってあれこれ準備。

大豆の収穫は10時から。
三々五々、現地集合で畑の見学も少ししつつ、子どもたちはカエルつかまえたり人参まびいたりしつつ、おとなもあれこれおしゃべりしつつ、2時間弱の畑しごと、畑あそび。

お昼はうちでお弁当。
藤田家族の食卓おなじみの料理も少しお出しして、引き続きわいわいがやがや。13時過ぎ解散。

午後:昨日収穫が完了したさつま芋畑の片付け。
蔓を集めて軽トラ3回分運び出すのに1時間半、そのあとの畑やその周辺の畑をトラクタ耕耘2時間ほど。秋いちばんの小松菜やほうれん草もとり切ってきれいに片づけた。これを放置しておくと冬なのにいつの間にか草だらけ、花だらけになってしまうので……。毎年……。

日没に前後して耕耘終了、明朝ぶんの一部収穫もして18時半あがり。
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オーナー収穫祭、うちの芋も完了。

2010年11月20日 | 農と暮らしの日記
飯盛会、さつま芋オーナーの収穫祭。
手前はお土産用のパットライス(パン豆、ポン菓子、とんまめ)で、刈り取った芋蔓の向こうでオーナーのみなさんが芋を収穫中。参加は約100人くらいか。毎年恒例、地区総合文化祭の石焼き芋と並ぶ飯盛会のメインイベントで、今年は猛暑・少雨で芋の生育が遅れていたので収穫祭も例年よりひと月近く遅らせ、降霜ぎりぎりのこの時期まで待っての実施、さすがにようやく芋もまあまあの大きさに。例年のように巨大な芋がなく、ほどほどサイズでそれなりによかったかも。



土曜、ほぼまる一日、上記のイベントで動き回る。
朝:5時から荷作り、6時前にそれを持って市街スーパーに出荷。
午前:朝ごはんはパンを軽トラに持ち込んで走りながら食べて7時集合にぎりぎりセーフ。テントやら机やらパットライスの装置やらを搬出・設置、現地圃場では芋蔓を刈り取ったりマルチをはがしたり。薫も公民館でお昼の味噌汁、芋てんぷらなどの準備。

10時に収穫祭開始。
オーナーのみなさん掘り上げ中にスタッフは天ぷら揚げたり、来週の小学校・幼稚園芋掘りのための蔓刈りしたり。11時前後に収穫はほぼ終わり、簡単なお昼ごはん。飯盛会会員持ち寄りのおにぎり(もちろん飯岡産米)、さつま芋入りおみそ汁、芋てんぷらで。大きい芋ベスト3の表彰も終わって正午頃に終了、解散。

午後:片付け。15時半頃にすべて終わっていったん帰宅。
16時頃から今度はまたうちのさつま芋の収穫1時間、ようやくこれで今季の芋はすべて掘り上げ完了。降霜は例年11月下旬頃なのでこの時期までに掘り上げている。収穫後、明朝出荷する野菜の収穫1時間ほど。日没後18時頃に終了、帰宅、大雑把に調製。子どもたちもバレーボールから帰宅し、19時から晩ごはん。立ちっぱなし、動きっぱなしの十数時間が終わった。

で、明日はいよいよ大豆の収穫です。
みんなで播いた大豆」、ゆうき生協の地区会イベントで圃場はうちの畑。やはり収穫の秋ということなのだろう、毎週末にイベント続き。風邪ひいている間もなく元気に冬を迎えられそう。
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キャベツ、この冬も貴重品。

2010年11月19日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットに入っているキャベツ。
猛暑・乾燥の真夏の育苗がうまくいかず数が限られているから、中セットや大セットには入っても小セットには入らない、という感じで「貴重品」の扱いになっている。この品種、種屋さんに勧められて育ててみたもので、かなり扁平で固くしまったタイプ。いまのところ、かっちりときれいに仕上がっている。



金曜、ほぼ終日の青空。
朝:ごはんのあと市街スーパー出荷の荷作り。
午前:野菜セットは昨日夜鍋作業で荷作りしてあり、薫が午前中にスーパー出荷その他の用事と一緒に市街に出て配達。僕は畑のあちこちの草刈り、そして大根まびきと草むしりの続き。
午後:オクラの後始末その他で刈り払い機をふりまわすこと1時間、そのあとまたまたさつま芋の収穫。今日で最後のつもりが時間切れで10mだけ残してしまい、17時半に日没終了、明朝ぶんの野菜収穫、戻ってその大雑把な調製まで。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、抜き人参、抜き大根、葉つき小蕪、小松菜、はくさい菜(べか菜)、チンゲン菜、以上はほぼ全セット共通で、以下はセットにより、キャベツ、水菜。
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空豆、ことしも不耕起で。

2010年11月18日 | 農と暮らしの日記
空豆(一寸蚕豆)の発芽がほぼ揃った。
春の豆類(空豆と豌豆類)は不耕起でというのがすっかり定着、今年もこの空豆は茄子、唐辛子類の後作(というか一部同時並行)に播いた。近所でも空豆は苗を立てて移植している畑が多くみられるように、この季節の直播は畑の確保に苦労するのだろう。たいていは稲作後の田んぼに作り、空豆を収穫したあとはまた田んぼにしているところが多いようだ。

うちは稲との輪作はしていない。
それでも畑のやりくりがうまくできないから、この空豆のように不耕起で畑を使うことができるやり方はとても助かる。不耕起で助かるのは畑のやりくりだけではなく、写真のように前作の稲藁や枯れ草が畝を覆っているから改めてマルチングをしてやる手間が省けることも大きな利点。草を抑え、保温し、また、発芽直後に鳥につつかれるのを防ぐのにも役立つ(ような気がする)。さらに、昨年のようにオクラの後作に播けば支柱を立てる手間も省ける。まあ、うちのは「いいとこどり」のお手軽な不耕起ですが。



木曜、セットは宅配便中心。久しぶりに青空が広がった。
朝:6時半過ぎからごはん。
午前:市街スーパー出荷の荷作り、薫が出荷に出て僕は野菜セットの収穫、荷作り。
午後:セットを仕上げて、14時頃から大根のまびきと除草の続き、16時頃から明朝出荷ぶんの収穫、18時戻り。晩ごはんを挟んで荷作り、22時過ぎ、あがり。



畑でも作業場でも今日はずっと国会中継。
今日はとくに閣僚の答弁に関わる「撤回」とか「謝罪」とかが繰り返され、とても聴いていられないようなやりとりだけど、通して聴いていれば勉強になることも多いから、ひとりでぶつぶつ言いながら聴いている。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、抜き人参、抜き大根、葉つき小蕪、小松菜、はくさい菜、チンゲン菜。一部セットにはこの他に、キャベツ。
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スーパーも賑やか、キャベツ定植。

2010年11月17日 | 農と暮らしの日記
市街スーパーの地産地消コーナー「私の自信作」の藤田家族の棚。
いまのところ上中下の3段を使わせてもらっている。夏場は余裕のある野菜が少ないので上中の2段になったり、春秋の端境期には1段、あるいは完全にお休みという時期もある。晩秋から冬の間は比較的野菜の出荷余力があるので、できるだけ品数も量も豊富にそろえるようにしている。

この日は6種類の野菜が並んでいる。
上段は白菜1/2切れ、小松菜。中段はミニ人参(まびき)、水菜。下段に春菊とほうれん草。この他に、チンゲン菜、蕪、里芋、ピーマンなどを組み合わせながら出している。価格は基本的に野菜セットの定価と同じだから、一般の青果売り場やこのコーナーの他の生産者さんの値札よりは高いものが多い。有機JASや特別栽培などの認証はとっていないので「無農薬」や「有機」の表示はできないけれど、「菜園だより」を「ご自由にお持ち帰りください」方式で置いてあるので、それと知って買ってくださっている方も多いと思う。

店は「フジグラン西条」です。
本当は野菜セットを定期購入くださるのがいちばんありがたいのですが、セットの野菜が足りなくなった方、またはセットお届けまでの1ステップとして、ぜひご利用ください。毎朝9時の開店時にはまだ出荷していない場合があります、ご了承ください。一般の売り場で「お買い得」の多い火曜は普段より多めに並べるようにしています。



水曜、野菜セット出荷のない日。どんより曇り、ごくたまに日差しあり。
朝:6時半過ぎからごはん。
午前:スーパー出荷の荷作り仕上げ、薫が出荷、僕はトラクタで耕耘あちこち。明朝出荷の人参を収穫して戻り調製。
午後:13時半頃から早春どりキャベツの定植作業。管理機で畝立て、地床からの苗とり、定植。16時頃から年明け以降どりの大根のまびきと草むしり。17時頃から明朝スーパー出荷分の収穫。18時あがり。



最近考え続けているTPP(環太平洋パートナーシップ)のこと。
難しい。いまいちばん首をひねっているポイントは、参加すれば農業壊滅、参加しなければ輸出産業が壊滅、というようなマスコミ等で聞かれる状況説明。こんな極端な枠組みに参加の是非を迫られているのは日本だけなのかということ。他国はそういう状況ではないのだろう、だから参加に前向きなのだろう。日本がそういう状況なのだとしたら、なぜなのだろう。
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朝の畑は、冬の色濃く。

2010年11月16日 | 農と暮らしの日記
今朝は松山では5℃まで下がったそうだ。
西条ではそこまでではなかったように思うけれど、朝の畑もだんだん「冬」らしくなってきている。当地に初霜が降りるのも時間の問題、例年ならあと1週間か10日か。

写真は本命の大根、本命の白菜の畑。
大根は4粒播きのを2本立ちにしたあと、先週からいよいよ1本立ちにまびいたものを「抜き大根」として野菜セットに入れている。「大きい人参」寸で葉つき。残った1本が仕上がりの「大根」としてセット入りするのは12月に入ってからの予定。

右上隅のほうが本命の白菜。
昨日写真を載せた先口の白菜は予想外に虫の食害が多く、もとより本命登場までの「つなぎ」のつもりだから株数も少ない。だからこちらの本命の白菜が日ごとにしっかり巻いてきているのを見ると、「よしよし、その調子!」とうれしくなる。

この白菜は収穫適期が長い。
仕上がりもそこそこ速い一方、さらに畑に置いておけば置いておくほど、仕上がったままさらに大きくなるというのが売りの品種で、昨年も最後は1玉4kgを超えて、そうなるとうちの単価200円/kgだとセットに1玉入れると大変なことになるのだけれど、それはそれでうれしい悲鳴、うちのようなスタイルの菜園には便利な特性だ。



火曜、曇り時々晴れ。
朝:6時半過ぎからごはん。
午前:7時半頃から、薫が市街スーパー出荷分の荷造りをしているあいだに僕は収穫、戻って9時半頃にスーパー出荷、その間に薫が今度は野菜セットの荷作り、僕も戻って昼前までフル回転の出荷作業。

昼前に「ちろりん農園」の西川さん来訪。
冒頭の大根や白菜など、うちの畑あちこちを見ていただきながらあれこれ情報交換。ついでに僕は追加の収穫も少し。12時半頃に2人で家に戻り、薫と3人で昼ごはん。西川さんはおにぎりご持参で、午後からは近くの福祉施設に出前コンサートだそうだ。

午後:セットを仕上げて14時に新居浜方面に配達出発。
今日は配達件数が少なく15時に帰宅、すぐに畑に出て今日もまたさつま芋の収穫を1列。これで金時は終了、残るは紫芋のみ。ラジオで大相撲九州場所を聴きながら(白鵬は昨日破れて63連勝でストップ)、最後は日没後、暗闇の中で芋を蔓から切り離してキャリーに収納、18時半帰宅。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋の両方またはいずれか、抜き人参、抜き大根、葉つき小蕪、小松菜、チンゲン菜、キャベツ。一部セットには他にピーマン、水菜など。



裁判員制度で初めての死刑判決。
市民参加の司法制度や死刑・終身刑についての議論がまた高まるだろう。よいことだと思う。
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