38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

野菜セット、初夏の色。

2008年05月31日 | 農と暮らしの日記
本日出荷した野菜セットの一例。
月1回のお客さんで、いつもかなり大盛りで入れさせていただいているので、写真はそのセットから少し減らして、それでも通常の大セット(1,800円前後)より2~3割り増しくらいの「たっぷりセット」になっている。

簡単にセット内容を紹介すると……。
左上、ちょっとわかりにくいですが、サンチュ(緑、赤)、リーフレタス、サニーレタス、以下同様に時計まわりに、玉レタス、赤玉葱、大根、新玉葱、新じゃが(男爵)、キャベツ、まびき人参、ズッキーニ、中央がカリフラワーとブロッコリィ。



予報通り明け方から雨、の土曜。
朝:5時過ぎから収穫、調製、市街出荷、戻って9時から朝ごはん。
午前:セットの仕上げ、収穫済みの玉葱の葉切り。
午後:雨が上がり、人参まびき、朝がバタバタしたので、早めに18時前あがり。



あっという間に5月が終わり。
早めの梅雨入りで田んぼの準備に気がはやる。
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生育速い、玉レタス。

2008年05月30日 | 農と暮らしの日記
3月下旬播き、4月下旬定植のレタス。
やはりこの時期のレタスは速い。そして、生育がそろう。……というと、とてもいいことのように聞こえるかもしれないけれど、藤田家族のような「食卓中心」の販路ではむしろ逆。「もっとゆっくり! もっとバラバラに!」と叫びたくなる。畑にはまだ先口のレタス類がたっぷりあり、そんなときにこんなに立派な(1個500g以上)レタスが目の前にずらっと並んでも困るのである(いや、うれしいことはうれしいのですが。全然大きくならないのとどっちがいいかと言われれば、そりゃ大きくなってくれたほうがいいに決まっている)。

このレタスはビニルマルチを使わずに育てている。
株間・条間とも30cmくらいで密に植えたら、こんなふうに草の生える余地がなく、これならマルチなしでいけるな、と確信の持てる仕上がり。生育速度の速い春作だからこそ、だろう。とにかく、どんどんできているので野菜セットだけでは間に合わず、スーパー(フジグラン西条)にも出荷予定。当日朝どりで並べるので、鮮度はバッチリです、よろしく!(ただし大きいので値段はちょっと高め=0.5kgだと単価400円で1個198円くらい?)。



週末の雨予報を前にした金曜。
朝:5時から出荷準備、市街出荷・配達。
午前:セットの仕上げ、枝豆の播種、茄子・ピーマンの支柱立てなど。
午後:じゃが芋(男爵)を2列収穫。
夕方:明朝出荷ぶんの一部を収穫、18時半あがり。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵)、夏大根、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サラダ菜、サンチュから)、ズッキーニ、キャベツ、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、夏大根、など。
※豆類は完全に終了、新じゃが芋が入り始める。
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ブロッコリィ、最盛期。

2008年05月29日 | 農と暮らしの日記
春播きのブロッコリィがいま、出荷の最盛期である。
といっても小さな有機菜園のことだから、写真のように1カゴぶん、これがせいぜい1日の収穫量。スーパーなどに並んでいるものと比べると、おそらく5~6割の重量、今日収穫したものでだいたい1個0.25~0.3kgくらい。それでもうちの単価は600円/kgなので、1個150~180円になり、野菜セットを充実させてくれる。これだけとると切り捨てる葉も多く、このぶんだけで今日の小学校のうさぎの餌ができてしまった。



四国地方は昨日梅雨入りし、しかし木曜の今朝はもう雨があがった。
朝:市街出荷ぶんの調製・荷造り、ごはん、市街出荷・納品。
午前:野菜セットの追加収穫、調製、荷造り。
午後:トマト誘引、里芋除草一部、サンチュの下葉かき(収穫が追いついていないので)。
夕方:明朝出荷ぶんの一部収穫(明朝ちょっと忙しいのと、雨で鮮度の心配が少ないのとで)、19時あがり。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、夏大根、レタス類2~4種(ロメインレタス、リーフレタス、サニーレタス、サラダ菜、サンチュから)、えんどう豆(絹さやの実の入りすぎたもの。スナックエンドウとそら豆は終了)、ズッキーニ、キャベツ、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、夏大根、など。
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じゃが芋、収穫開始。

2008年05月28日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋の収穫を始めた。
この男爵は2月に種芋を植えたもので、就農1年目、2年目に比べると早く植えたぶん例年より大きくなっているけれど、本格的な収穫にはまだ早いという段階。ただ、いつも掘り遅れて草に覆われ、昨年なんか夏の甲子園決勝戦をラジオで聴きながらまだ掘っていたりして、それはもうさすがにしんどいので、今年は早めの植え付け、早めの収穫・出荷を試みているわけである。それにしても5月にじゃが芋収穫とは感慨深い。

今日の男爵は約20m、およそ70株ぶん。
持ち帰って測ってみると、左の大きめのものと右の“コロコロ芋”をあわせて17kg。1株あたり250g。種芋はこの20mに概算で3kgくらい使っているから、収穫量はその約5倍。ふつう何倍くらいとれればいいのかわからないが、これではちょっと少ない気がする。とはいえ、収量より秀品率、収量より作業と保存の手間がかからないことをねらっての早植え、早どりなので、これくらいでいいのかも。

じゃが芋の「まとめ買い」、割引あります。
通常は300円/kgのところ、分量によってお安くします。お気軽にご相談ください。品種は男爵、メイクイン、キタアカリ、デジマ。各種組み合わせで食べ比べセットもできます。



野菜セットの出荷のない水曜、予報は夕方から雨。
朝:5時半から収穫、ごはん、市街出荷とご用聞き。
午前:じゃが芋掘り、西川さんのトマト定植、うちのトマト整枝、茄子・ピーマンの追肥(西川さんの鶏糞)、葱苗の除草、軽トラ修理(リコール)。
午後:里芋の除草(マルチ不使用区間と畝間の一部)、トラクタ耕耘(秋作の準備)、3時頃から予報どおり雨が降り出す。明朝出荷ぶんの一部収穫。



朝、真が久しぶりに喘息の発作。
入学以来初めての遅刻にして、薫が近所の病院に連れて行って吸引。真は神奈川にいたときも、低気圧が接近してくると調子が悪くなっていて、「歩く天気予報」と呼ばれていたのだけれど、このところ台風でもさほど変化しなくなり、「使えない天気予報」になっていた、ところへ、今日は久々に機能してくれたというわけである。学校には元気に行ったが、下校してからまたちょっとしんどくなり、再び病院へ。ま、入学以来の疲れが出ているのかもしれない。



<本日のBGM>
Red Garland, Soul Junction.1957.
そういえば、僕が初めて買ったCD。学生時代。まだCDプレイヤーを持っていなかったのに、下北沢のディスクユニオンで中古で買った。しばらくして友だちがCDウォークマンを売るというので1万円で譲り受け、それがいまもうちのCDプレイヤーだ。何度かの修理を経て20年。レッドの最初の音が聞こえると、その頃住んでいた笹塚・観音通り近くのアパートを思い出す。コルトレーンが入ってくるまで、延々と弾き続ける“ブルーなレッド”がいい。
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小学校に、出前授業。

2008年05月27日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニの出荷が今週から始まっている。
胡瓜と同じで、ちょっと油断するとすぐに大きくなりすぎるので、毎朝、毎夕の収穫が必要。写真のは1本300gくらい。黄色より緑色のほうが元気がいい。



このところ最も出荷が多い曜日となっている火曜。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品(スーパー、保育園)。
午前:配達の野菜セットづくり、新居浜に配達、帰路ゆうき生協納品。
午後:宅配便の野菜セット仕上げ、小学校に出前授業と畑の見学、人参まびきなど、19時あがり。



今日の出荷はフルコースのような感じ。
保育園(給食)の納品があると時間が決まっているので朝がかなり忙しい。市街に出るついでのものはすべてそのときに持っていかないといけないので(いけないわけじゃないけれど、時間とガソリンがもったいないから一緒に持っていく)、その帰路に、ゆうき生協の配送トラックと市街某所で待ち合わせて納品。

午後の“出前授業”は5年生に「野菜のはなし」。
社会科で地域の農業について学び、こんど家庭科でサラダづくりの調理実習があるとのことで、なぜだかわからないけれど、新米農家の僕に依頼が来た。

30分ほどで、野菜の選び方について自分の考えを話す。
細かいことではなく、「おいしそうな野菜」を選ぶことが大切だということ、それはすべての生き物の本能だと思う、自分が生き、またそのいのちをつなぐのに必要な食べ物をおいしそうだと感じる力。人間もその本能を忘れてはいけない。それが、「食の自立」の基本。

自分が農業を始めたのも、それがひとつの理由。
食に関して自立に近づきたい。だから、野菜づくりもなるべく「頼らない」やり方。農薬・化学肥料に頼らない、石油製品になるべく頼らない。なぜなら、それらは自分の力では作り出せないから。身近で手に入るものでできる農業。だから、旬の露地栽培。顔の見える関係で売る。大きさ、かたちに言い訳ができるから。顔の見えない人に売るには、均質なものをたくさん揃えなければならない。何かに頼らなければ、自分にはできない。

飯岡校区、西条市は「食の自立」のためには恵まれている。
県内有数の生産地。日本一の品目もある。東京から農業体験に来る小学生。だけどみんなはここでそれができる。作ろうと思えば米も野菜も作ることができる……。
そんな話。そして、草だらけの畑の見学。

終わって、飼育係の子たちが人参のまびきを手伝ってくれた。
うさぎにやるのにちょうどいいらしい。人数がいると速い速い。拙い話でしたが、機会を与えてくださった先生方、ありがとうございました。熱心に聞いてくれた子どもたち、ありがとう。もっと勉強して、もっとおもしろい話ができるようにがんばりますので、また呼んでください。畑はいつでも見にきてね。そうそう、サラダにズッキーニも使えるかも。生ではなく、ゆでて。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、夏大根、レタス類2~4種(玉レタス、ロメインレタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、豆類1~3種(絹さやの豆、スナックエンドウ、そら豆から)、ズッキーニ、キャベツ、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、など。
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セット、ますますにぎやかに。

2008年05月26日 | 農と暮らしの日記
今朝、畑から収穫してきた野菜たち。
主に野菜セット数軒ぶんになる材料で、この他に在庫の赤玉葱、新玉葱も加わる。レタス類が「いまが盛り」という感じであるところへ、キャベツ、ブロッコリィ、ズッキーニなどもできてきて、予定の金額に収めるために何を省いたらいいかと悩むセットづくりである。ほんのちょっと前までの「端境」の時から見れば、こんな悩みはかなり贅沢。だけれど、これはこれでやはり頭が痛い。



5月最終の一週間。
朝:5時半から収穫、荷造り、ごはん。
午前:セットの仕上げ、10時頃から市街出荷、小松方面配達、水稲苗の引き取り。戻って簡易の苗床をつくってセット。
午後:トマトの整枝と誘引、葱苗の除草を少し、明朝出荷ぶんの一部収穫。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、夏大根、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、豆類1~3種(絹さやの豆、スナックエンドウ、そら豆から)、キャベツ、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、など。
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葱の苗、これで大丈夫?

2008年05月25日 | 農と暮らしの日記
2度目を除草を終えた葱の苗。
一時はこんな状態だったことを考えれば、ま、よくやった!という感じ。もう少し密に苗が生え揃っていてほしかったけれど、ここまで来ればあとは7月の移植まで、なんとか草に負けずに育っていってくれそう。



雨上がりの日曜、ゆうき生協の総代会で松山へ。
朝:5時半から出荷の準備。雨と今朝の忙しさを見越して今朝分は収穫済み。
午前:7時半から市街出荷、そのまま丹原の西川さんのところに行き、「まんがら」農園さんも乗り合いで松山へ。ほぼ終日、ゆうき生協の総代会(林業会館)。
夕方:西川さんに鶏糞をいただいて帰り、畑に寄って葱の草引き少し。18時あがり。
夜:机しごとで日付が変わる。



ゆうき生協の総代会は昨年に続いて二度目の出席。
この生協は生産者と消費者が同じ立場で共に組合員として運営している組織である。今日は消費者の会員としての総代だが、生産者でもあるので、今年度の活動予定などについても1分ほど話す出番があった。そして、ふだんなかなかお会いできない方々と顔を会わせる。やっぱり、たまにはこういうところに出ていくことも大切です。
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東京から、小学生の畑体験。

2008年05月24日 | 農と暮らしの日記
ミニトマトの実が大きくなり始めている。
それにしても、葉の色が黒い。トマトのなかでもミニはとくに草勢が強いようで、こんなに栄養たっぷりのようすだと、少し目を離したすきに脇芽だらけでどうしようもなくなりそう。ミニは脇芽も伸ばしてもいいそうだが、伸ばした枝の管理に手が回らなくなるのは目に見えているので、とにかくできる限りの段階まで、かっちりと整枝をしておきたいところ。



土曜日、終日雨の予報が出ているが、朝は陽が射している。
朝:5時過ぎから収穫、ごはん、市街出荷。ついでに買い物少し。
午前:ハウス、納屋周辺の片づけ。育苗土の配合。
午後:本日のお客さん向け資料作成、育苗の種播き。2時過ぎ、ようやく雨が降り始める。3時に予定の来客到着、畑の見学・収穫体験、4時過ぎまで。
夕方:明朝出荷ぶんの収穫、17時半あがり。



午後のお客さんは「チェリーキッズ」のみなさん。
この団体そのものについてあまり知識がないので、かっちりしたことは書けないのだけれど、たぶん食や農、自然に関する学びと遊びの活動を年間通じて行っているグループみたいな感じ? とにかく、今日うちに来てくださったのは、東京都三鷹市に住む小学生5人で、今回は他4人の小学生と保護者、引率者のみなさんと一緒に西条市を訪れているそうだ。

主な行程(予定)はこちら
簡単にいうと、西条市を舞台にしたグリーンツーリズム、だろうか。今回は市の農林水産課が現地アテンドを担当されていて、その関係でうちにも声をかけてくださったわけだ。面識のない都市部の方々が菜園を訪ねてくださるというのは初めての経験。午前中は市内の他の農家さんで田植え体験をしてきたらしい。

あいにく雨が降り始めたが、さっそく畑へ。
キャベツ、サンチュ、サニーレタス、リーフレタス、ズッキーニ、茎ブロッコリィ、わさび菜、ミニ人参などを収穫してもらった。他の班も別途、地産の食材を調達して持ち寄り、今夜はバーベキューだそうだ。うちの野菜は主にサラダ用ですね。

それにしても、三鷹から、というと感慨深い。
僕と薫が一緒に暮らし始めたのが三鷹。今回来てくださった方々の校区からも近い、井の頭公園のすぐ裏のあたりだった。当時はその近くに小学校があるとかいうこともまったく考えることがなかったが。



明日もまだ降り続く予報。
思いのほか、強く降っている。昨日のさつま芋づるは大丈夫か……。


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さつま芋、植え付け。

2008年05月23日 | 農と暮らしの日記
レタス類の畑に混植したカリフラワー。
ぎっしりと成長したグリーンリーフ(上)とサラダ菜(下)に囲まれて完全防備かと思いきや、けっこう虫食いの穴が目立つ。これは失敗なのか、それともこれでも効果があって最低限の虫害で済んでいるのか、その判断ができない。比べる材料を用意していないから。こんな間の抜けた“試験区”がうちの畑にはいっぱいある。



翌日に雨の予報を控えた金曜日。
朝:5時過ぎから収穫、ごはん。
午前:市街出荷・配達、そのまま市西部(旧東予市)の「雅園」に芋づるを買いに行く。
午後:セット発送荷造り、人参まびき。
夕方:さつま芋の畝立てと植え付け、19時半あがり。



さつま芋の植え付けは昨年より1日早い。
どんな野菜でも周囲より遅れる藤田家族の畑にしては早めの進行で、これは昨年その日程で植えてうまくいったから今年も……という次第。同じ畑で位置だけずらしてあるので、ほぼ昨年と同じ風景である。ただし、今年は畝の間隔を昨年の90cmから約110cmに広げた。120cmのトラクタ・ロータリを若干重ねて耕耘しておき、今日植える前に管理機でその溝に沿って畝を立てた。

そして、畝の形も今年はちょっと違う。
昨年は植え付けのときに「かまぼこ型」に整えたが、今年は管理機で土を跳ね上げたそのままの平らな畝(畝の高さはある程度確保してある)。つるが活着した頃に鍬で土寄せしながら畝を整える予定で、それはそうすることで生え始めた畝の肩の部分の草をかき取ることができそうだから。

今日植えたのは3種類で計550本。
約40mの畝を7本で、昨年よりかなり減らした。さつま芋が保存されていると冬の野菜セットはとても楽になるけれど、毎週毎週は歓迎されないというのが実際のところで、今年は秋じゃがと里芋、それにさつま芋をうまく組み合わせ、また、昨冬うまく育苗できなかった白菜やキャベツ、レタス類など冬の本命野菜を背水の陣で(さつま芋に依存せず)育てる覚悟を決めるためにも、芋の数を抑えてみたという感じ。作業は畝立てから植え付けまで約2時間。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、夏大根、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、ほうれん草、豆類1~3種(絹さやの豆、スナックエンドウ、そら豆から)、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、など。

<今夜のBGM>
Miles Davis, The Musings of Miles. 1955.
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ニュース、あれこれ。

2008年05月23日 | 農に関する情報
■5/23(金)~25(日)システム農学会『地域から見つめる「食」と「農」のいま、未来』というのがあるようです。
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援農、JA青壮年部。

2008年05月22日 | 農と暮らしの日記
そら豆とえんどう豆のおむすび。
まだ試作品のようだが(というか、今回限りかも?)、見た目もいいし、おいしいし、それに「豆ばっかり食」のこの季節の食卓に変化を与えてくれる。今日のランチはこのおむすびと、水菜と揚げのスパゲティ、じゃが芋のパンケーキ。



木曜、ゆうき生協から援農あり。
朝:5時すぎから収穫、こさえ、ごはんのあと市外出荷。
午前:野菜セットづくり、援農は葱苗の除草。
午後:トラクタ耕耘、夕方からJA青壮年部総会・懇親会、22時すぎ帰宅。



援農は2人。
人参のまびきをお願いしようかと思ったが、隣で葱の苗がまた草にからまれ始めているので、こちらを早めに処理しておいたほうが、あとで人参に専念できそうだったので予定を変更して除草作業。やり始めたら止まらないのが手除草の常で、結局ひと畝の最後までやってしまい、戻ったら1時を過ぎていた。昼ごはんを一緒に(冒頭のおむすびなど)。今日も大助かり、ありがとうございました!



JA青壮年部の総会は昨年に続いて2度目の出席。
この部会にはこの総会と、飯岡地区の会と、年2回しか参加していない。他に視察研修などもあるようだが、どうしても時間がとれないので。ただ、この総会には講演というか学習会がついていて、今年もまたおもしろかった。昨年は米の流通の話でとても勉強になり、今日はWTO交渉の話、こっちはかなり専門用語なんかがあってわからないこともたくさんあったけれど、こういう機会は貴重なので、出ていってよかった。

JA組合長の挨拶で、こんな話が。
ま、統計データなのでここじゃなくても知ることのできる情報だとは思うけれど、(数字は聞き書きなので、もしかしたら間違いがあるかもしれません)、西条市の自給率(カロリーベース)は約70%、愛媛県は43%、(国はご存じの通り39%)。愛媛県は農業県だと思っていたけど意外に低い。米が「入超」だという話は去年のこの会で聞いたが。

ちなみに市町単位では1位が愛南町160%。
2位が宇和町(あ、これは西予市になってますね)、3位が伊方町、いずれも軽く100を超えている。逆にワーストは西条のお隣の新居浜で0.5%(ホントか?調べてみなきゃ)、松山市は10%。

懇親会もまたいろいろ話をした。
今日は酒抜きで。酒のある席にクルマで出かけることはめったにない(今日が人生で二度目)が、飲まなきゃ飲まないでも「懇親」できるもんですね。話した内容もしっかり覚えてるし、帰りは楽だし、これはこれでいいかも。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、夏大根、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、チンゲン菜、豆類1~3種(絹さやの豆、スナックエンドウ、そら豆から)、ブロッコリィ類(茎ブロッコリィ、ブロッコリィ、カリフラワーから)、など。
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ズッキーニの食べ方。

2008年05月21日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニのソテー。
たぶんこの野菜の最もオーソドックスな食べ方。僕もこれがいちばん好きだし、ズッキーニの食べ方がわからないという場合、これをまずやってみて食べてみると、「あ、なるほどこういう野菜なんだ」というのがわかって、他の調理法(焼き漬け、てんぷら、炒めもの、ラタトゥイユなど)もなんとなくイメージできる気がする。とにかく、見かけの「きゅうり」でもなく、「かぼちゃの仲間」という点でもなく、「茄子と同じように使う」というのがポイント。ただ、味噌汁の具としては茄子と同じようには使えないようだ。油と一緒のほうがよい感じ。

ズッキーニは「ゆうき生協」で6月第1週から。
今週チラシが入り、来週から注文開始です。サンチュも同時スタート。



水曜、野菜セットのない曜日。
朝:5時半ごろから収穫、ごはん、市外出荷、納品。
午前:育苗用温室内に大玉トマトを定植。最後に植えたじゃが芋の中耕。
午後:二番手のズッキーニの不織布を外す。人参まびき。19時あがり。



大玉トマトは今年、温室内のみ。
つまり、今年は露地の大玉トマトはない。就農以来初めて。過去2年の経験から、雨に弱いと言われるトマトでも、ミニと中玉、調理用より、とにかく大玉が弱いことがはっきりしたので、この夏は割り切った。藤田家族の野菜のなかで唯一の「ハウス野菜」である。もちろん無加温(重油をたかない)だが、あまり胸を張れない商品ということになるので、基本的には提携の野菜セットにのみ入れさせていただく予定(直接ちゃんと説明ができる範囲、という意味で)。というか、だいたいそんなに量がとれないのですが……。



最近のスーパー(フジグラン西条)への出荷品目は、
ほうれん草、レタス、サニーレタス、リーフレタス、サンチュ、など。葉もの、レタス類は原則として当日朝どり。6月に入ると、少しずつ果菜類も並ぶ見込み。こちらも当日朝どり予定。
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畑も頭も、さっぱりと。

2008年05月20日 | 農と暮らしの日記
昨日のブロッコリィに続いて、今日の写真はカリフラワー。
カリフラワーは今年初めて播いてみた。握り拳ほどの大きさにしかならない品種で、虫害を軽減するねらいでレタス類と混植してみたが、けっこう葉は喰われている。ただ、いまのところ可食部(人間さまの、です)は大丈夫なようだ。



台風4号は夜半に去り、夜明けから晴れ。
朝:5時半頃から調製作業。収穫は昨夕済ませてあったので。
午前:ごはんのあと市街出荷、戻って野菜セット(配達と宅配便)の荷造り、新居浜配達。戻って育苗ハウスの片付けと一部耕耘。
午後:管理だけさせていただいている畑の草刈り払い。所用で小学校、戻って久しぶりに散髪。



火曜の新居浜配達も半年が過ぎた。
先週まで自宅への配達だった方が職場復帰され、今日からはそちらに配達。数セット分のポスト役にもなってくださっているので、それもあわせて。この流れで配達する先も、本屋さん(ここも数セット分のポスト)、さらに個人のお客さんの職場(いまのところ1セット分=ここでお客さんが増えるといいなぁと期待してます!)と、火曜の新居浜は現在すべて職場(事業所)への配達である。たまたま。

個人のお宅への配達もいたしますので、お気軽にお声かけください。
現在のルートは、うち(西条市飯岡)から国道11号線で中萩~東城、北上して高木、市街(久保田、庄内あたり)をまわって戻ってくるコースですが、これに限らず回りたいと思っていますので、よろしくお願いします! 必要ならご説明ご相談にも一度うかがいます。



今日は出荷が終わると、半分“あがり”的な一日になった。
予報では「火曜は台風」ということだったので、その前に植えたり播いたりはあらかたやってしまい、また、降ったらやろうと思っていた畑の草刈や頭の草刈?を予定に入れていたので。実際は台風一過の青空だったわけだが、次の雨を待っていたら畑は林に、頭はジャングルになってしまうので(すでになってたかも)。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、チンゲン菜、豆類1~3種(絹さやの豆、スナックエンドウ、そら豆から)、茎ブロッコリィ、など。
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台風4号、穏やかな雨。

2008年05月19日 | 農と暮らしの日記
成育中のブロッコリィ。
同じ時期に播いて植えた茎ブロッコリィが先に仕上がって出荷中のいま、野菜セットにこのブロッコリィが入る余地はあまりない。ただ、どちらも作付け自体が少ないので、セットの数が多かったり料理店などからの注文があった場合は、余裕のあるほうがセットに入ることになりそう。

とにかくどちらもいま、毎日のようにアオムシをとっている。
とりあえず葉の部分の食害でとどまっていて、現在のところ出荷には支障がないけれど、これも100とか200とかいう株数だからできること。基本的には朝の収穫のときに虫とりをする。一日のうちで最も“分刻み”的な動きをしている時間帯で、本当は収穫に専念したいところなのだが、あえてその厳しいところに虫とりの作業を入れることで、習慣的に必ずやるようになるので、結果的に効果も上がっているように思う。「あとで時間のあるときに……」というのは現実的でない、……とわかってはいても、日常のあれこれはやはり、「あとまわし」にしてしまうことが多い。反省。反省だけじゃ、しょうがないけど。



台風4号が接近する月曜、朝はくもり。
朝:5時すぎから収穫、ごはん、まず市街出荷。
午前:小松方面の配達、戻ってトラクタ耕耘、オクラ、枝豆、地這い胡瓜を播く。
午後:雨が降り始め、ピーマン類の定植を少し、同じ畑につるなしインゲンと枝豆を播く。
夕方:ミニと中玉のトマトの整枝と誘引。明朝ぶんの収穫。18時半あがり。



台風は数日前の予報から次第に南に進路がずれた。
結局、午後から降り始めた雨も穏やかな雨で、風もほとんどなし。昨日、一昨日と急いで茄子、ピーマン、トマト類を植えたのも、結果的には成功。降り始める時間帯も遅かったので、あれこれの種を播くこともでき、今回の台風は「よい台風」となった。

明朝の雨風に備えて、夕方のうちに雨の中の収穫。
これもこの季節なら気持ちいい。晴れていれば前日どりだと鮮度が厳しい野菜たちも、雨に濡れた状態で収穫されて瑞々しさを保つことができる。5月の前日どりなんて、たぶんめったにないこと。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、レタス類2~4種(玉レタス、リーフレタス、サニーレタス、サンチュから)、葉もの1~2種(小松菜、青梗菜から)、豆類1~3種(絹さやの豆、スナックエンドウ、そら豆から)、茎ブロッコリィ、など。
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地這いトマト、定植。

2008年05月18日 | 農と暮らしの日記
二月播き(トンネル)の人参。
最終のまびきも終わり、あとは6月に入った頃から、大きめのものから順次収穫、出荷している予定。



日曜、台風4号が日本に接近するという予報。
朝:6時すぎから収穫、調製、荷造り。
午前:地這いの調理用トマト定植。
午後:あちこちの畑をトラクタ耕耘、オクラの直播き。
夕方:赤玉葱、新玉葱の収穫(週末から週明け出荷用)、19時あがり。



地這いの調理用トマトは昨年より数を増やした。
支柱を立てないタイプなので手間がかからず、といっても、野菜セットに入れるトマトはやはり生食できるものが好まれるので、これは主に業務用。



台風4号が日本列島に接近するという予報。
雨が降ってくれれば、それはいいことだけれど、風雨が強まる……という感じだと、ちょっと困る。植えたばかりの果菜類が心配。

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