38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ゆうき生協の試食会。

2007年06月30日 | 農と暮らしの日記
万願寺とうがらし。
いわゆる「甘とう」の一種なのだろう、普通のししとうよりかなり大きくなる。ひょろっと長くなる「伏見甘長」よりいまのところ成りがいいので、野菜セットを中心に、よく入っている。シンプルな「網焼き」のほか、「茄子の鍋しぎ」などくたくたにして食べるのもおいしい。



今朝も5時過ぎから収穫。
いったんスーパーの出荷に出て戻り、野菜セットその他の荷造りを済ませてから、昼前にまた市街へ。

今日は「ゆうき生協」の「お中元試食会」。
西条で開かれる同生協の数少ない行事なので、消費者として、というより生産者として顔見せの意味も含めて参加させていただく。場所は西条産業支援情報センター(通称SICS=サイクス)。元「県事務所」の建物。

試食会には藤田家族の野菜も使っていただく。
ちょうど試食用に焼き肉が供されており、サラダ菜、トマト、胡瓜など。試食の商品では、ヒラメ刺身とみぶ菜の漬物がとくにおいしかったです。ごちそうさまでした。会員のみなさんとも交流できて、有意義な時間でした。



終了後、会場近くに住む伯父伯母の家に挨拶に行く。
昨年家族で神奈川から引っ越して来て以来、そろって挨拶する時間がとれず、ようやくの訪問である。昔懐かしい冷たいカルピスをごちそうになり、帰りには真に「めだか」もいただいた。

帰宅して、田植えの仕上げ。
先週末に大方は終わっていたのだが、端の5~6列分が「八角ころがし」で印をつけられなかったので後回しになっていた。1時間半ほどの手植えでささっと完了。抑草の米糠も追加で1袋播いておく。結局、使った苗は11箱。JAの硬化苗で、1反3畝なら20箱くらい?と言われたのを15箱に減らして注文し、それでも4箱余った。もったいない……。あまりにもったいないので、残り苗から2本抜き取り、真のバケツ稲として植えた。



日暮れどき、近所の方のお通夜。
農業関係や寺社の役職など重責を担われてきたことも少し聞いていたが、僕はとくにあらたまった場でお会いする機会などなく、ときどき畑仕事のときにそばを通られた折や、自治会の行事の際に、とくに地域の歴史に関する話をいろいろと聞かせていただいた。



週末は大きな天気の崩れはない予報。
草の目立つあちこちをかけずり回らなければ……。


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さつま芋の中耕除草。

2007年06月29日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の畝間に管理機を入れ、草を大雑把に始末した。
5月下旬に稲藁を伏せ込んでの畝立て植え付け、その後はまずまず順調に生育してきたが、梅雨に入ってから、つるの成育と草の勢いが拮抗している感じになっていた。

さつま芋はじゃが芋や里芋と違って、いわゆる「土寄せ」がない。
これ、なぜなのか、すっきりとした言葉で説明できる方いらっしゃいますか? どなたか、お願いします。つるが地を這うように伸びるから土寄せできない? 芋の付き方が違うから? いずれにせよ土寄せではなく、畝間の谷の部分を耕すだけで、土を跳ね上げるのではない。管理機のロータリは「正転・高速」。

写真右手の2~3列が作業の済んだところ、左側はこれから。
とりあえず、またまたおなじみ「除草しようという気はあるんだな」と周囲に思ってもらえる程度の手入れである。日のたたないうちに畝の上や肩の草を手でとり、あとは8月頃に旺盛になっている(はずの)小づる・孫づるを一度土から切り離すように揚げてやる(これ以降は地上部ではなく地下の芋を太らせてやるため)。このときに最後の除草も行う予定。



今朝も5時過ぎから収穫。
スーパーにはこの夏初めて、茄子を出した。昨秋、このスーパー出荷が始まった当初にも、(他に出すものがあまりなくて)茄子を出していた。なんとなく季節が一巡してきたのだなぁと感慨深い。

今日の出荷には真が同乗している。
幼稚園の遠足で臨海部にある総合運動公園に行くことになっていたのだが、空模様が怪しいということで、当初の「路線バス利用」が変更になり、保護者が現地まで送っていく、ということになった。これって遠足?

それはともかく、スーパーのあとその公園へ。
西条市も自分が子どもの頃とは大きく様変わりした。とくにこの臨海部の開発はすごい。といっても公園自体は高校生の頃には整備されていたのだが、その後、郊外型の大型店が海沿いの産業道路に林立し、西条はすっかり「クルマ」の都市になってしまった。

それはさておき、戻って野菜セットの荷造り。
今日の主な内容は、人参、玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン、キタアカリから1~3種)、小さいキャベツ、小さいブロッコリィ、胡瓜、ズッキーニ、トマト(大玉、中玉、ミニから1~2種)、茄子、ピーマン、ししとう、オクラ、モロヘイヤ、空芯菜、ヒユナなど。

昼前に市内の同級生農業者Y君が来訪。
先日植えた青年農業者のさつま芋の様子を見にきたとのことで、午前中、急に吹き医始めた強風でマルチがはがれて飛んでいるらしい。Y君が先に現場に行き、僕もセットを急いで仕上げてあとを追う。マルチの裾を土で押さえてあるのだが、それが今日のような強風には少し弱かったようで、風をはらんでいるところを中心に土をかけ直してやる。やはり基本はきっちりやっておくことが大事なのかもしれない。

午後、上記のさつま芋除草。
管理機による畝間中耕が終わり、畝の上や肩に残る草を手除草し始めたが、雨が本降りになり、雷も鳴ってきたので夕方5時過ぎに畑しごとは終了とする。地下足袋はぐしゃぐしゃ、Tシャツはびしょびしょ泥だらけだが、雨中の畑しごとはやっぱり気持ちいい。ヒトは半分、水辺の生き物なのだろう。

週末も梅雨らしい空模様が続く予報。
ブログを書いていたら、以前に畑の見学に来てくださった方から「援農希望」の電話があった。が、あいにく明日は日中に外出予定。援農を断るなんて! もったいない、もったいない、畑ではいろいろな作業が待っている。たぶんもう、僕のことなんて待ってないだろうが。
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トマト類、野菜セットに。

2007年06月28日 | 農と暮らしの日記
露地のミニトマト。
去年は育苗の終わった温室に植えて、トマトのなかでは結局いちばん長く良品がとれたミニトマトだが、今年は同じ温室内(の別の場所)に大玉と中玉を植えたので、ミニは外界に追い出されてしまった。大玉、中玉とあわせて、この数日、少しずつ野菜セットに入れ始めている。

トマトの露地栽培は難しいといわれる。
雨が続いたあとにカラっと晴れたりすると実が裂けてしまう。根っこが過湿になることだけでなく、雨が実に直接かかるのもよくないらしく、ハウスか、少なくともレインコートかビニル傘のような”雨よけ”は必須だという。

でも、うちのトマトは今年もたぶん最後まで”露地”。
そのために畝を高くして、丈夫な根が張るように「斜め植え」にした。雨よけは中途半端なものになることが目に見えているし、台風が来たらおしまい。こまめに脇芽を摘んで支柱に誘引するだけでも後手後手になりがちなので、これ以上トマトに関わりたくないというのが本音だ。だったらもう少し株数を少なくして、雨よけも含めて効率的に管理すれば、結果的にはたくさんとれるのでは?というふうに考えないでもないけれど、今年も去年ほどじゃないにせよ、たくさん植えてしまった。いけるところまでいく、その先はなるようになる((実が)ならないようになる?)。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
市街への出荷の帰りに種屋さんに寄り、朝どりのピーマンと万願寺とうがらし(甘とう)を見てもらう。それなりのできになっているようで、ひと安心。「まだ無農薬でやりよるん?」との問いに、「はい、でもこれからの季節はいろいろ大変になると思う。また畑をのぞきに来てみてください」。

さらに帰路、近所の酪農家さんのところの牛糞堆肥をとらせてもらう。
そのまま茄子・ピーマンの畝間に撒いておく。雨が本降りになってきたので、また後日、畝間の中耕除草を兼ねて管理機でかきまぜに来る予定。

午後、オクラのある畑の除草。
雨で土が濡れているので、かなり大きな草も手ですぽすぽと抜ける。といって泥をこねまわすほどの状態ではないので、草とりにはよい頃合いか。夏の貴重な葉ものである「空芯菜(エンサイ)」もいつの間にか草に埋もれそうになっていたので救出。そろそろ出荷してもいい大きさになってきた。

梅雨らしく、晴れ間があるかと思うと急に降ってきたりの一日。
しばらくはこんな天気が続きそう。
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夏野菜の畑、緑濃く。

2007年06月27日 | 農と暮らしの日記
小学校の横にある夏野菜の畑のうちの1枚。
左の支柱ネットは手前が胡瓜、奥がゴーヤ。真ん中はオクラが3列あり、いずれも手前は6月に直播きしたもの、奥はそれより前に苗を植え付けたもの。いまはその苗のほうが実をつけ始めたところ。

オクラの3列に挟まれるように、空芯菜(エンサイ)が2列。
その一部の畝の奥に見える赤いのが梅干し用の紫蘇。右手は収穫の終わったつるなしインゲンと、収穫中のズッキーニ。そのほか全体的に豊かな緑に見えるのは、”草”である(どちらかというと、茶色っぽいところが野菜が植わっている部分)。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
水曜は個人の野菜セット出荷を休みにしているので朝が少し楽。ただ、実のなるもの(とくに胡瓜、ズッキーニ、ピーマン、オクラなど)は毎日収穫しないとだめなので(樹が弱るようだ)、それはスーパー他の出荷にまわすことになり、そうするとそれは朝の出荷なので、逆にセットがないぶん忙しいという面もある。

戻って午前中は葱の植え付け。
おとといとっておいた苗は計画よりかなり少ない。トラクタを再度入れた畑に管理機で溝を切り(=畝を立てるのと同じ。谷の部分に注目すると「溝を切る」ことになる)、苗を並べて根本に少し土をかける。頼りないような植え方だけれど、こういうものらしい。



午後、暑さの盛りはトマトの整枝と誘引。
あまり体力を使わないが、動きが少ないので、それはそれでじりじりと暑さを感じる。続いてトラクタで周辺の畑を片付け。芋を掘ったあとや畝間を広くとってあるところなどの草をかきまぜておく。あともう少しというところでトラクタのクラッチが利かなくなり、途中休止。

というところへ、青年農業者つながりのY君から電話。
昨日植えたさつま芋がどうも水不足のようなので、水やりにくるとのことなので、一緒に作業する。約1時間、ホースを持って畝間を歩き、ひと株ごとの植え穴に水を少しずつ注いでいく。

水が少し余ったらしいので、近くのうちの畑へ。
ちょうど葱を植えたばかりで夕方には灌水しておかないと、と思っていたところに、この余り水。今日はツイている。先ほどのさつま芋と同じ要領でホースをひっぱり、株もとに灌水。こちらは計100mもないのでさっさと終了。

ついでに、その葱の株もとに稲藁を敷いてしまう。
草抑え、日よけ、その他の役割があるらしく、いわゆる有機農業では一般的で、研修先の相原農場でもやっていた。

日没すれすれ?で家に戻り、晩ごはん。
今日はちょっと遅くなってしまったので、家族より遅れてひとりの食卓であるが、渚がご飯をよそってくれ、特別に許可して缶ビールのプルタブもあけてもらった。ふぅー、極楽極楽。「茄子の鍋しぎふう、ズッキーニたっぷり入り」でご飯が進む。

明日はやや曇りがちで、一時雨の可能性もあるらしい。
午前中は出荷、午後はあちこちの草とりや追肥の作業が目白押し。あ、じゃが芋掘りもまだ続くのである。平日午後の援農募集!
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今日も、さつま芋。

2007年06月26日 | 農と暮らしの日記
昨日の小学校に続いて、連日のさつま芋植え付け。
今日は市の青年農業者の集まり。秋の「産業祭」で「石焼き芋」の販売をやるので、その第一歩である。

圃場は今年もうちの畑のすぐ近く。
市内の青年農業者(「おおむね40歳以下」とかいう規定だったか?)、そして事務局をやっていただいている市や県の職員の方々、そして、今年も市内の福祉施設のみなさん。と、これだけいるとさすがに早い。会長自ら畝立てし、そこに黒マルチを数人で張り、鎌で植え穴をあけたあと、残る人たちが次々に植えていく。30℃を超える暑さのため、たっぷりと灌水して終了。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
きのうブログを書いたあと、苗取りしてあった葱を調整する夜なべ仕事で意外に手間どり、また日付が変わってしまった。先週あれだけ降ったからだろう、昼間はカラカラに見える畑も、朝は再び地表に水分が上がり、収穫の足下がぐしゃぐしゃする。

朝食後、市街地に出荷。
今日は新たに週1でセットをお届けすることになった方のお宅に納品してから、いつものスーパーへ。藤田家族の2つのキャリーもこのところ「夏」の色彩が少しずつ濃くなり、今日は朝どりの胡瓜、ズッキーニ、ピーマン、サラダ菜、サンチュ。それと在庫のじゃが芋(男爵の小芋、コロコロ芋、メイクインの小芋)。

上記のさつま芋植え付けは9:30から。
出荷から急いで戻り、5分遅れで到着するともう作業が始まっている。僕など地元だからいいけれど、忙しいなか、みな時間をやりくりして遠方までやってきて(この飯岡地区は西条市の東の端)、しかもこの暑さ……。いちおう”仲間うち”ではあるが、ほんとにご苦労さまである。

途中、昼前に再び市街で納品。
戻って田んぼのポンプを開けてから再び合流し、昼すぎに作業は終了。「近くのラーメン屋で昼めし」という流れのようだったが、僕はちょっと午後の予定がきちきちだったので(みんなもたいがいそうだろうけど)、失礼して家で「藤田家族の食卓」。食後、田んぼのポンプを止めに行く。

午後、今度はじゃが芋掘り。
午前中、さつま芋のつるを植えながら、「いやあそれにしても暑いねぇー、まあ、芋掘りじゃなくてよかったわい」とか言い合っていたのだが、こちらはホントに芋掘りだから、ホントに暑い。が、意外と風があり、シャキシャキと体を動かしていれば、それなりに気持ちいい。

2列ほど掘ったところで予定の来客。
畑を見てもらい、あれこれ野菜の話、食の話などで勉強させていただく。

晩ご飯の前に人参の収穫。
明日の野菜セットやスーパー、それから生協出荷ぶんなど。人参も出荷日にとりたいのだけれど、いまは鮮度がより重要視される野菜を朝どりすると根菜まで手がまわらないので、前日の夕方などにとるようにしている。



梅雨の中休みにしては、強烈な陽射し。
しかしこの湿度はまだ真夏のものではない気がする。本格的な太陽の季節に一足飛びということにはならないだろうが、うっとうしい曇り空が恋しい。
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小学校のさつま芋。

2007年06月25日 | 農と暮らしの日記
地元・飯岡小学校1~2年生によるさつま芋の植え付け。
毎年恒例の学習で、「飯盛会」がお手伝いしており、僕は先日の「さつま芋オーナー」のほうの手伝いに行けなかった(田植えと同じ日だったので)こともあり、しっかり(?)働いてきました。といっても、すでに畝立てして張ってあるマルチに植え穴をカッターであけるだけ(プラス、子どもたちが植えるのを見てまわり、ちょこちょこと手伝うくらい)。

雨上がりで畑がぬかるんでおり、みんな靴が泥だらけ。
こんなことなら最初から裸足でやればよかった感じだが、畑に入る前は大丈夫そうだったのに、さすがに次から次へと踏みつけていくと、昨日までの雨をたっぷり吸った大地からは、ぐしゃぐしゃと水があふれ出してくる。

1~2年生というと、渚と真のちょうど間の年齢層。
だから、様子を見ていると、「あー、なるほどなー、こういうのは難しいんだなー」とか「さすがにこういうことはバッチリだね」というのが実感されておもしろい。1クラス二十数人、2学年あわせて百人ちょっとのこじんまりした集団に、いつものように教頭先生はじめ先生方と(たぶん)保護者のお手伝いの方、それに留学生だという若者2人も参加して、30分ほどで約400本、延べ200mほどを完了した。夏の草取りはともかく、秋の収穫までのあいだに、子どもたちが何度か観察する機会があるといいなと思う。



今朝も5時過ぎから収穫に出る。
急いで調整・荷造りし、市街への出荷からとんぼ返りで8時半から上記の手伝い。9時半に戻って野菜セットを仕上げ、早昼のあと再び市街に出荷に出て、そのまま生協の納品で丹原方面へ。国道11号線の沿線は田植えが終わったばかりの水と緑の世界でとても美しい。帰路、田植えの応援に来てくださった小松町のデイサービス「池さん」に忘れものを届け、さらに隣り町の氷見でも用事を済ませて、買い物などして帰ったら、もう夕方4時。

すぐ近所にある農機具屋さんで、管理機のロータリの交換爪を注文。
そのあと、晩ごはんまで葱の苗とり。冬に収穫する太葱で、3月に種を播いたもので一応除草も済ませてあったのだが、この数日の雨で草が一気に勢いを増してきた。まだ植える先の畑の準備が整っていないけれど、もはや草をとるより苗をとってしまうほうが早いので。しかし、さすがに草に覆われて苗が以前よりひょろひょろになっている。こんな状態の苗を植えては先が思い遣られるが、これも致し方なし。とにかく植えなければ始まらない。



薫は日中、畑のあちこちの除草。
今日はおかげで、草の中から牛蒡(ごぼう)と生姜(しょうが)の芽がけっこう出てきているのが見つかり、ほっとひと安心である。今週は晴れか曇りの天気が続くという予報なので、土の湿っているうちに大きな草も処理しておきたいところながら、降らなければそれなりに他の作業も目白押しで、優先順位が難しい。せわしい朝の収穫時にも、こまめに草をとったり”つるもの”の誘引をしてやったりと、その場その場で手を入れていかないといけない。

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水の季節、雨の日曜。

2007年06月24日 | 農と暮らしの日記
(6/23田植え前の記事もアップしました)

家の前の用水路。
通りは旧国道で、信じられないけれど、かつてはバスも走っていたらしい。いまは歩き遍路さんの通り道。藤田家族が引っ越してきてからも、この水路の上にコンクリートの蓋をして道幅を広げる工事があった。

うちの前はまだ暗渠になっていない。
それで今日も、田植えの終わった苗箱をばしゃばしゃと洗ったり、ちょっとした水やりにはここで汲んだりすることができる。クルマの通行が増え、幼稚園児や小学生が歩くには幅員が広いと安心、僕自身もいまだに慣れない軽トラ運転ではすれ違うときにコンクリ蓋のあるところだと助かるのも事実……なのだけれど、やはり水路は水路として陽の光の射す状態で流れていてほしい気もする。

この水路とは水系が異なるけれど、西条は「水の都」といわれる。
いわゆる「うちぬき」で、環境省の「名水百選」にも選ばれている。

その「西条の水」の話を秋川雅史くんもあちこちでしている。
今日の午後もテレビの再放送で(地方番組)、「故郷西条を歩く」みたいなのをやっていて、テレビがないのでラジオで音だけ聴いていた。自身の声はこの「うちぬき」の水で育まれたものだと彼は語っている。こういう”郷土の誇り”を語れるということはすばらしいと思う。番組では僕の母校でもある中学校も登場していて、校歌がちょっと懐かしかったです。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
8時半から小学校のリサイクル活動で、町内の子どもたちが集めた新聞と段ボールを、地区理事をしている薫に代わって僕と渚が軽トラで集め、公民館前に運び込む。予想どおり教頭先生が陣頭指揮を執り、1年生の保護者が今日は担当だということでてきぱきと働いてくださっているので我々は荷物を下ろしてさっさと失礼し、野菜の作業に戻る。

市街に出荷に出て戻り、午前中はトマトの整枝など。
昼間で、畑のあちこちの目立つ草を抜いてまわる。

午後は上記のように家の前の用水で苗箱を洗ったり、秋川くんの話をラジオで聴きながらトラクタの泥を落としたり。終わって午後の後半は家の中の仕事と決めて始めたらすぐに雨が本降りとなる。それにしても今年の梅雨はよく降る。といって降りっぱなしではなく昨日の田植えやじゃが芋掘りのように肝心なときにはタイミングよく雨雲が切れてくれる。こんなリズムでしっかり降って、適度に晴れて夏を迎えられるとありがたいところ。

いま、玄関先の軒下の雨音が心地よい。
樋が壊れているところから雨が落ちているのを、アルミの漏斗(じょうご=ろうと)で受けてポリタンクに次々に貯めているのだ。これを温室内の水やりや、ちょっと乾いてきたときの畑の灌水に(ちょっとだけど)使える。温室の屋根から落ちる雨も温室内で少しは貯められるようにはしてあるのだけど、ドラム缶の貯水をしっかりやりたいのに、そのちょっとした仕掛けをつくる余裕がない。

こんな雨の日も、なんだかんだで時間がない。
そういえば、研修中の相原農場、「雨の日の図工の時間」(2005/06/16)が懐かしい。田の草とりの道具づくりに、近くの”百均”に出かけて材料を買ったりして……。そんな時間のある暮らしにしたいのだけれど、どうもあくせくしすぎかも。でもなあ、畑の草がなあ……。



というわけで、今日は明るいうちにブログを書いてしまった。
いまやっと午後6時。なんという贅沢というか、ちょっとひと休みの気分です。雨の日曜でも、こんな日はまずないし、たまにはいいかな。(というか、たまにはこんな日くらい家の用事=掃除とかご飯の用意とか布団ひくとか、すればいいのだが。ほんとに何もかも薫任せである。明日の野菜セットの宅急便の宛名書きくらいしておこう。これ書き終わったら)。……と書いたところで、薫が「お風呂わいたよ、入って」と呼びにきた。宛名はあとで書こう…。

早いもので、明日から6月最終週。
今年ももう半分終わるのである。ちょっと焦り気味。あまり理由もないが。まあ、とりあえず、また元気にがんばりましょう!

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速い!田植え援農。

2007年06月23日 | 農と暮らしの日記
数日分とんでますが、とりあえず田植え終了ということで。
(この間の日記は後日また入れておきます)

今日一日で9割5分がた済んだ。
写真はその状態で、このあとすぐに米糠を振って水も入れ、いま水をとめてきたところ(20:45)。

それにしても、やはり人数がいると速い。
昨年は夫婦2人で1日半だったが、今年は援農を頼み、一日でほぼ植え終えることができた。あと少し端っこのほうが残っているが、これは明日にでもちゃちゃっと植えてしまう予定。

今日の援農隊は2組。
1組はうちの野菜セットを毎週とりにきてくださっている市内のSさんで、夫婦と子ども3人、もう1組は市内のデイケアセンター「池さん」の料理長兼変(編)集長?のみかさんとふうちゃん夫妻である。

予報では曇りのはずが、朝はまだ雨。
そういえば、ゆうき生協の援農もこんな感じだったので、みんなが集まる頃にはやはり同じように雨が上がるだろうと思っていたら、そのとおりになった。まあ、今日は田植えなので、「よほどの土砂降りじゃなければ決行!」ということにしていたから、雨がやむやまない自体はさほど問題じゃなかったのだけれど。



そんな一日なので、朝はいつもより早く4時半に収穫開始。
小雨交じりの曇天でもあり、まだ薄暗い感じではあるが、野菜はばっちり見えるので問題なし。

野菜セットとスーパー出荷ぶんをこさえて朝食。
市街に出荷に出て、そのついでに、田植えのあとに草抑えのために播く米糠を米屋さんで購入。

戻って、9時頃に援農隊が集合。
ひと休みしてから田んぼに向かい、10時前からいよいよ田植え開始。去年と同じく八角形の道具を僕がコロコロ転がして印をつけ、2~3本ずつ苗を植えていく。

約3時間で6割方を終え、1時頃から昼食。
うちの野菜と、去年同じ田んぼでとれたお米のおにぎり中心に簡単に……と思っていたのだが、いろいろお土産も持ってきていただいたりして、しかもだいたい食べるのが大好きな人たちばかりだったようで、アルコールこそないけど宴会モード。

もう動けなくなりそうだったが、意を決して午後の部へ。
池さん組は用事があるので次回(草とり?)の再会を約して別れ、3時頃からSさんパパと僕とふたりで続きを植え始める。後刻、薫も再び加わり、5時半頃、写真の状態までこぎつけて今日は終了。

草抑えの米糠はとりあえず45kgを播く。
残り15kgは植え残しを仕上げてから追加で播く予定。



それにしても、最高の天気だ。
ちょっと湿度が高いけれど、ほぼ終日の曇天。水を抜いた田んぼは適度に湿って乾かず、汗もかかず、といって寒くもなし。ありがたい、ありがたい。

明日も梅雨らしい空模様となる予報。
降らなければしばらくは畑の草刈り、降ったら、そろそろ秋冬野菜の種の注文でも始めようか……。先日播いた「6月播きテスト人参」はきれいに発芽が揃ったが、今後の多雨と夏の暑さで初期成育がどうなるか。

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色づき始めたトマトだが。

2007年06月22日 | 農と暮らしの日記
今年のトマトのメインの畑。
畑の奥(北)半分にトマトが5列植わっており、左から調理用トマト、中玉、大玉、別の中玉、ミニ。それぞれの列の間には夏の葉ものを少しずつ播いてある。

手前(南)はモロヘイヤと枝豆が交互に植わっている。
左手の空いているところは、成育中の夏野菜のうち、いくつかを追加で播いたり植えたりする予定。

トマトはぼちぼち実が赤くなり始めた。
しかし、この梅雨らしい梅雨のために、色づき始めると割れるという実が続出することが予想される。雨よけでないとトマトは難しいことはわかっているけれど、「できるところまで」がんばる(誰が?)つもり。去年は播くのがひと月ほど早かったので、実が割れてくる前のこの時期にけっこう取れていた。やはり、先行逃げ切り(ちょっと早すぎるけれど)しかないか。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
週末恒例(?)、市内のオーガニック・イタリアン・バー「ヴァンガード」にもいくつかの野菜を納品する。ズッキーニは先日持っていったのがマスターの使い方からするとちょっと大きくなりすぎ(=熟れすぎ)だということだったので、今日は少し小さめのを選んで摘みとり。

午前中、雨を前にいくつかの夏の葉ものを播く。
茄子の畝間は広くとるのが定石のようなので、うちも通常のトラクタ幅120cmで1列おきに植えてあるのだが、今日の種播きはそのあいだの列に。大きくなる野菜や肥料をたくさん食うものだと畝間を広くとった意味がなくなるので、「草を生やすくらいならその代わりに食べられるものを」という程度の軽めの野菜を選んだ(つもり。見かけによらず意外とヘビーだったりして)。

作業をしていると、通りかかりのご婦人から声がかかる。
話題はやはりズッキーニである。道端の目につくところにこれが実をつけ始めてから、いろんな方から「これは何?」と尋ねられる。この方は地域で料理教室をされているとかで、藤田家族のズッキーニ料理あれこれを教えてあげた。



午後、さつま芋の除草。
畝の上や肩の部分は先日だいたい削ったのだが、畝間の底の草が目立ってきたので。管理機を入れてみたが、やはりここもじゃが芋と同じく畝幅が狭かったようで、畝の下部を削ってしまうので中止。目立つ草を簡単に手でとるだけにして、隣の二番手ピーマンの整枝に移る。

ピーマンの整枝は太い枝が2~3本に分岐したのを生かす。
それより下の葉や側枝を手でかきとって、最初に支柱に結んだ紐をいったんほどき、分岐のすぐ下で結び直してやる。これでまたしばらくは樹が安定するはず。

作業の途中、携帯電話が鳴る。
小中の同級生で市内の農業高校のO先生と、高校の同級生で野菜農家の大先輩Y君が、近くであった農薬の講習会の帰りだとかで、畑に立ち寄ってくれた。「おー、冬に来たときより草が少ないがね」「そりゃまだ植えたばっかりじゃけんよ」とかなんとかしゃべりながら、いろいろと情報交換。雨も降ってきたし、このまま冷たいビー○でも、といきたいところだが、明日は田植えなので機会をあらためてということにする。



そう、明日はいよいよ田植え。
借りてきた八角ころがしのちょっと折れているところに添え木をあてて簡易に修理しておき、朝は忙しいので、苗も前夜のうちに田んぼに運んでおく。「曇り」の予報どおりなら、とてもありがたいが……。
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キタアカリの掘り上げ。

2007年06月21日 | 農と暮らしの日記
最後に植えたじゃが芋「キタアカリ」を一気に掘り上げた。
約40m×4列、種芋は18kg。4月初旬に植え、5月半ばにはこんな感じだったのが、その後なぜか徒長し、ひょろひょろしているところに大風が吹いて大方が倒れてしまった。葉はずっと青々としていて、この数日ようやく枯れた様子が目立ってきたので、この晴れ間に収穫してしまうことにした。

これより先に植えた男爵やメイクインの一部はまだ畑に残っている。
本来はそちらを先に掘りたいのだけれど、いい状態のものをいい状態のうちにとってしまうことを優先させた。収量は正確に計っていないけれど、約150kg。種芋の約8倍。あまり大きな芋もない代わりに、コロコロ芋も少なく「ちょっと小さめ」の芋が揃った。

虫食いや腐りなどもほとんどなし。
かまぼこ型の畝を鍬でほぐして茎を持ち上げれば芋もついてくるという状態なので、もうちょっと置いておけばもう少し太った芋になったかもしれないが、8月まで草を刈りながら掘っていた去年の二の舞は御免なので……。

ところで、この収穫後の畑が、とてもきれいだった。
本当はそちらの写真を載せたかったくらい。芋をコンテナで運び出し、葉茎も別にまとめて軽トラに積むと、草もほとんどなく、まるで「いま耕したばかり」のような状態。普通はこれが当たり前なのだろうが。収穫したあとの畑が美しいときは、収穫した野菜もうまくいっていることが多い。まあこれも当たり前か。



今朝は4時半から収穫。
急いでとって戻り、5時半から約2時間、飯岡地区の農業者の集まり「飯盛会」の活動で、市民の「さつま芋オーナー」の植え付けに備えた畝立てとマルチ張りに参加させていただく。

戻って出荷準備を済ませ、朝食後に市街へ。
朝の出荷はスーパーと職場の「置き売り」で、戻って昼過ぎまで生協と野菜セットの荷造り、出荷。今日の野菜セットは、不定期ながらいつも3~4家族相乗りで注文をくださるお客さん(=送料が割安になる)と、これまで不定期だったのが今月から月1回のお届けになった方。

午後、上記のじゃが芋掘り。
わりと梅雨らしい梅雨になっている一方で、続けて晴れる日もあり、芋掘りやトラクタの作業ができるので、とてもありがたい。

明日はまた雨が少し降る予報。
草の勢いが増しているので、本降りでなければこのあたりで少し手を入れたいところ。
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かぼちゃも、順調?

2007年06月20日 | 農と暮らしの日記
かぼちゃに実がつき始めた。
4月半ばにポットに種を播き、5月下旬に定植したもので、とりあえずは順調のように見える。去年は草の管理ができず放任され、秋も深まってから草刈りをするために一応探ってみたら小さいものがいくつかとれた、という程度だったので、今年はせめて草に負けないようにはしておこうと努めている。写真がその現状。

つるがどんどん伸びて、麦藁敷きが追いついていない。
つるの伸びる予定の範囲すべてを予め藁で覆ってしまったほうがいいのかもしれないが、それだけ一度に麦藁を持ってくる余力がないのと、敷き藁をしても、どのみち草が間から生えてくることが予想される……とか言っているうちに去年は”手遅れ”になってしまったのだ。

そこで今年は、「段階的トラクタ&麦藁敷き」法をとることにした。
最初は株もと近くの1m幅ほど、実が大きくなってきた辺りだけ藁を敷き(実のベッドにする)、後日さらにつるが伸びてきて次の実が太り始めたら、つるを一斉に上げておいてトラクタを1列だけ入れて草をたたき、次の草が出てくる前に麦藁を敷く……その繰り返しで乗り切ることにした。現状は「2度目のトラクタ済み、麦藁まだ」の状態。「麦藁まだ」がこわい。6月中に敷いてしまわなければ。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
畑に出たついでに里芋の畝間、敷き藁のあちこちの隙間から伸びている草を抜いておく。水曜は野菜セットの出荷を原則休みにしていて、出荷はスーパーと生協のみなので、朝の作業に少し余裕がある。

午前中、代かきの仕上げ。
昨日までにトラクタでの作業が終わり、今日はアルミのレーキで高低を均し、あわせて畦塗り。畦塗りは本格的にやったことがないので、「なんとなくこんな感じかな」という程度。去年はモグラがこの周辺に頻繁に穴をあけ、下の田んぼによく水が抜けていたので、ちょっと分厚めに塗ってみた……のだが、これを見ていた隣のおじいさんがやって来て、「こなんごつうに塗っても、つい(同じ)じゃ。草が生えて仕事増やすだけじゃわい」。もうちょっと土が乾いてきたところで、「こうこうこうやって」と教えてくれたので、その通り(のつもりで)やってみて、一応完成。

午後は机しごと。
梅雨の晴れ間で、畑に出ればそれなりにやることはたくさんあるのだが、机の上やパソコンの中にもあれこれたまっているものがあるので、週末の田植えを前に片付けておく。

木、金と雨はたいして降らない見込み。
田植えに向け、うまい具合に田の水が引いてくれるといいのだが。
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田の代かき、終了。

2007年06月19日 | 農と暮らしの日記
ほぼ一日、久しぶりのしっかりした雨。
そんな雨にぴったりの作業、田んぼの代かきが一応終わった。あとは多少でこぼこしているところを手作業で均し、あいだ3日ほどあけて今週末にいよいよ田植えの予定。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
が、しかし、今日は特別である。毎日休みなしのスーパー出荷が休みなのだ。店自体がなんと2連休。年末年始も営業で(うちは休みましたが)、青果の担当の方たちはいつも忙しそうに走り回っているこの店には、とにかく毎朝出かけていたのだけれど、今日と明日はいかなくていい。しかもちょうど保育園の給食用野菜も納品がないので、今年に入ってからは1月4日以来、毎日続いてきた”朝の市街地ドライブ”は完休。

おかげで多少ゆっくりと野菜セットの荷造り。
ただし、昼には生協の納品で市街へ。やはり一日まちに出ないということはなかなか難しいのである。

午後、小学校の田植え。
といっても僕は直接関係がない。去年は田植えの印をつける八角形の道具をお借りするために田植えの手伝いもさせてもらったが、今年は自分の代かきと重なってそれどころではないので、道具だけお借りすることにした。

……のだけれど、代かきが途中休止。
水が十分に入らず、思ったように泥が流れてくれないので、しばし休んで学校の田植えをのぞきに行った。ちょうど印はつけ終わり、田植えが始まったところだったので、道具をお借りするお願いを済ませ、まあそのままサヨナラというわけにもいかないから、空いた苗箱を用水路で洗うのをちょっと手伝い、手を動かしながら近所の農家の方に、畦塗りのことや田植えの段取り、里芋の土寄せのことなどを尋ね、教えていただく。

代かきはなんとか日没に前後して終了。
雨がばしゃばしゃと降り、走りながら泥だらけのトラクタを洗い流してくれる。田んぼの季節はこうでなきゃ。予想外の梅雨らしい梅雨の始まり、この先もほどよく(たっぷりめに)降ってほしい。
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梅干しに、梅酒に。

2007年06月18日 | 農と暮らしの日記
ちろりん農園の西川さんの梅。
今日、納品ついでにお邪魔し、取り頃の実を数キロもぎとらせていただいた。梅酒と梅ジュース、そして梅干しにする予定。間違ってとった隣の樹の李(すもも)は甘酸っぱくておいしかった(カゴの中にまだ混じっている。選り分けるのが大変……)。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷。
しかし、この時間ではもう遅すぎることをいよいよ痛感。朝の納品で時刻の決まっているものがあり(普通はたいがいそうだが)、それに間に合うように朝どりで収穫・荷造りするためには、もう1時間といわなくても30分は早めに動き出さなければならない。

出荷が終わって、昼までトマトの整枝。
昨日の写真の地這いトマトとは違って、こちらはしっかりと支柱に固定し、1本仕立てにする。この季節のトマトは成長が驚くほど速く、ちょっと油断すると暴れまくっている。とくに今年は中玉の勢いがすごい。

午後、上述の西川さんのところ。
収穫が終わった頃から雨が本降りになる。帰宅後、麦藁をとらせてもらって、ようやくカボチャに敷く。どの株もすでにつるを3mほども伸ばしており、こぶし大からそれ以上の実をつけている。軽トラ1車ぶんの麦藁を約20株に簡単に敷いておく。

終わって、二度目の代かき。
を始めたのだが、どうも水が少なかったようで、うまくいかないので途中中止し、明日やり直すことにする。田んぼのトラクタはなかなか難しいものである。

明日も梅雨らしく曇り時々雨の予報。
降るのは朝晩のようだが、本当にそうなるかどうかはわからない。雨なら田んぼ、降らなければ畑の仕事をしよう。

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メイクインの収穫、一気に。

2007年06月17日 | 農と暮らしの日記
地這いの調理用トマト。
支柱に固定されて頻繁に脇芽を摘まれ、まっすぐ1本に仕立てられていく普通のトマトを横目に、自由奔放、勝手気ままに(かどうか知らないけど)育っている。去年は最初の実が赤くなり始めた頃からなぜだか病気っぽくなり、ろくに収穫しないままいつしか草に埋もれてしまったので、今年はうちの畑のなかでもとくに人目につきやすいところを選んで植え、いまのところは順調なようす。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷。
戻って日中はメイクインの収穫。僕が鍬で掘り、薫が選別しながらキャリーに入れる。雨も降らず日も照らず、とにかくこんな日は今年に入ってからでも何日もなかった「芋掘り日和」。よその畑にもまだ植えてあるのだが、今日はこの畑、総延長およそ300mを一気に終えることができ、ひと安心である。

しかし、虫食いが多い。
せっかく珍しく大きくなっているものに限って穴だらけ。ただでさえ収量が少ないのに、まさに骨折り損のくたびれもうけである。来年に向けての大きな課題。

晩ご飯までトラクタの作業。
葱を植える予定のところと人参を播く予定のところ。いずれも、梅雨の最中の作業となるので、土が乾いているうちに準備を進めておかなければ時機を逸することになってしまう。といって早くやりすぎると播いたり植えたりする前に草が出て、またやり直しという可能性もある。



明日は雨が降る予報。
田んぼの仕事もあるし、畑の仕事もある。降っても降らなくても、それぞれに応じた仕事ができるのがこの季節のよさ。
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田の荒代かき、終了。

2007年06月16日 | 農と暮らしの日記
田んぼの荒代かきが午前中で一応、終わった。
うちの田はこの写真の中段左側、三角屋根が水に映っているところ。これで1反3畝ある。まわりの田はもう田植えが終わっている。家はここから約1km、奥の山との中間くらい。

トラクタでひと通り走ったあと、均平作業。
ふだんは畝立てしたところを均すのに使っているアルミ製のレーキで、高いところから低いところへと土(泥)を引っ張ってくる。このあと2~3日、水深を保っておいて再度代かきしてから田植え予定。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷作業。
市街地への出荷ついでに実家に寄り、祖母の命日に野菜を備える。

午後、さつま芋の草削り。
畝の上と肩の部分を鎌で薄く削る感じで草をとる。芋の葉とつるが本格的に伸びてくれば草抑えとなる(予定)なのだが、それまでに草を生やしてしまうとやっかいなので、まだ草が小さいうちに一度ひっかいておく。ついでに同じ畑に1列だけ植えてあるトマトの芽かき。

夕食後、日が完全に落ちるまで上記のトマトの誘引。
暗くなる前に始めた作業は暗くなってからもしばらくは続けられる。暗くなってから新たに始めたのでは無理でも、ゆっくりと暗くなるのなら目が慣れる。



今日は早くも「梅雨の中休み」らしい。
朝からよく晴れ、気温も上がる。週間予報を見ても、まとまった雨はないようだ。
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