38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

晴れて発電、去る3月。

2016年03月31日 | 農と暮らしの日記
太陽の位置が高くなってきたのでに伴い、発電量も増えてきた。
3月は495.4kwhで大台まであと一歩。とくに好天が続いた下旬にぐんぐん伸び、日照の30年平均値に基づく見込み量を20%近く超えた。

とはいえ、夏に向けても発電量はさほど増えない見込み(8月まで400kwh台)。
それでも、ホットカーペットがなくなり朝夕の電灯使用も減るから、「売電」はしばらく伸びるのではないだろうか。
気温が高くなって冷蔵庫がどれくらい大食いになっていくか。



発電は伸びたけど、日記は滞った。
この季節は露地の作付がいよいよというところに、「菜種梅雨」と呼ばれるように雨が多くて胃が痛いというのが例年のことなのだけれど、10日ほどずっと雨なしなので、畑仕事ははかどった。

というわけで、畑を中心に、まとめて記入。
天気はほぼ毎日、晴れ時々曇りか曇り時々晴れ。
朝昼晩の食卓は省略(いつもどおりの感じです)。

24日(木)、空豆の誘引と摘枝、あちこち耕耘、育苗の播種(胡瓜、レタスなど)など。
25日(金)、メイクインの芋切り、キャベツとブロッコリィの定植・寒冷紗掛け、あちこち耕耘など。
26日(土)、メイクインの植え付け、真サッカーの配車当番と観戦、トンネル葉ものの中耕など。
27日(日)、畑のトンネル開閉や温室の育苗管理のほかは、ほぼ終日の机仕事。
28日(月)、収穫、荷造り、市内配達、育苗の播種(ほうれん草など)など。
29日(火)、ズッキーニの畑の耕耘と畝立て、ほうれん草の定植など。
30日(水)、あちこち耕耘、ブロッコリィ定植、人参の播種、男爵の中耕、収穫など。
31日(木)、野菜セット再開で荷造り・宅配便出荷、青梗菜・レタスなど定植、あちこち耕耘など。

というわけで、好天に感謝。
木曜は予報どおり夕方から降り始め、夜は本降り。あす金曜と日・月が雨、その後も週の後半にまた傘マークが出ていて、3月下旬に降らなかった雨がしばらくは次々に落ちてくるという空模様になりそう。

桜がちらほらと開き始めた。
ラジオのニュースなどで「各地で満開」と聞くのと比べると、少し遅いようだ。
入学式が来週末のところはまだ花が残るかもしれない。
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マルチ久々、葱苗の仮植え。

2016年03月23日 | 農と暮らしの日記
黒マルチ、藤田家族の畑にはおそらく7~8年ぶり。
就農して2年ほどはレタスや里芋に使ったことがあるが、その後はやめていた。トンネルの透明フィルムに比べて再利用率が著しく低い(すぐゴミになる)こと、片付けるときに草が根を張っていたりして手間がかかること、そして、使くメリット(草抑え、保温・保湿など)とそういうマイナス点を比べると、なくてもいいかなと。
そして、使えば当然そこに費用が発生する(購入と廃棄)ので、たしか3年めくらいにやめた。

それが久々の登場。
といっても完全復活させるつもりはなく、これは未使用で倉庫に眠っていたのを引っ張り出し、できれば何度か繰り返して使うつもり。
……と、一応は言い訳をしておいて。

で、今日のは葱の仮植床。
葱が苦手作物の筆頭格だというのは何度も書いていて、その原因というか苦手の主な内容というのか、とにかく最初の育苗がうまくできない。草に負ける。そこで、今年は200穴のセルトレイに数粒播き、それをいったん畑に仮植えして苗を大きくしてから本圃へ、という算段。移植自体が草対策だけど、念のためにマルチも使うことにした。
そして、活着と初期生育の促進のためにトンネルがけ。

倉庫にあったのは30cm千鳥3条の穴あきマルチ。
この穴を生かしつつ、15cm×7条に鎌で穴を開けながらの植え付け。200穴のセルトレイ1枚÷7条=約30列=約4mとなり、今日は1列20m強のところにセルトレイ6枚分、3品種×各2枚の苗を移植した。セル1穴の苗は平均して2~4本。本圃への定植は品種によって株間や条間が異なるが、ざっと計算して、これだけの苗でもうかなりの面積が必要になる(=ざっとも計算してない)。

以前、玉葱苗をこの移植スタイルで試みたことがある。
そのときは活着がうまくいかず、ほとんどろくな苗に育たなかった。セルトレイは活着しやすいと言われることもあるけれど、作物の種類にもよるような気がする。



水曜、晴れ時々曇り。20度近い高温。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、生ハム、炒り玉子。

午前:葱苗の仮植え(マルチ張り~植え付け~トンネル被覆まで)。
昼ごはんは、弁当残りのチキンライス(小)と塩焼きそば。

午後:空豆の誘引をとりあえず1列(所要時間の確認など)。
トンネルの葉もの各種を中耕(株間・条間の土をねじり鎌の甲で押しほぐす感じ)、計6列のべ約130m。あちこち耕耘。
晩ごはんは、里芋と挽肉・厚揚げの炊いたの、春菊の胡麻和え、白玉すまし汁。
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大雨のあと、播種は温室。

2016年03月19日 | 農と暮らしの日記
いくら畑の写真を撮り忘れたからって、こんな落書きみたいなの……。
いや、落書きそのものですが。

へのへのもへじ、ではなく、メロメロげきどん。

懐かしい遊び。
晩ごはんのあと、渚と真がひとつ机で勉強しているところに僕も座っていて思い出した。

そういえば渚がひらがなを覚えたての頃。
ということは10年以上前のこと、へのへのもへじをベースに五十音の文字をあれこれ取り替えて、ふたりで変な顔を描いては笑い転げていた。最初は顔になりそうな文字を選んでいたのが、やがて言葉の音の響きでふざけるようになって、ぺこぺこぱろりんとか、とんとんばきべりとか、そんなのでもそれなりに顔に見えるから不思議。

で、メロメロげきどん。
言うまでもなく、メロスは激怒した(C太宰治)の人。激怒というより、迷惑なんすけど、みたいな感じ。

みなさんも今宵いかがですか。



土曜、曇り時々小雨、のち重たい曇り空。
朝ごはんは、スコーン、キャベツとちりめんじゃこのスパゲティ、チーズ。

午前:温室であれこれ育苗の種播き、育苗の管理。薫は真の部活の配車当番。
昼ごはんは、親子丼。

午後:種播きの続き、机仕事など。
晩ごはんは、鶏南蛮、白菜とえのきの白味噌和え、大根・若布・揚げの胡麻の香スープ。



昨日の雨は特に夕方から予想以上に降った。
気温が高くなってくる季節だから大丈夫かもしれないけど、雨の周期によっては畑の乾き具合が心配になってくる。
とりあえずこの先1週間に傘マークなし。
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にんにく草むしり、午後は雨。

2016年03月18日 | 農と暮らしの日記
冬の間は葉を土に這わせるようにしていたにんにくも、空に向かって伸び始めている。
これは昨日の写真で、今日は株まわりの草むしりを途中まで。草をとるときに土を動かすと、白くまぶしい根がずいぶん出ていて、これを少し傷つけるような感じになる。
なので、草むしりはもうほどほどで打ちどめにしたほうがよさそうだ。



金曜、予報より思い切り早く朝8時頃に雨。
しかし、その後いったん上がって午前中は曇り、昼過ぎから予報通りの雨。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、生ハム、レタス。

午前:昨日植えたキャベツ、ブロッコリィに寒冷紗をべた掛け。にんにく草むしり。
昼ごはんは、鰤大根の残り、弁当おかず残りの竹輪炒めなど。

午後:野菜セットのSさん来訪、太陽光発電の見学。
市街に出て、図書館、種など買い物。帰宅して育苗の管理、机仕事。
晩ごはんは、湯豆腐、砂肝と葱の炒めたの、キャベツとじゃこ天炊いたの。



太陽光はSさんちも稼働中だそうで、いろいろ情報交換できた。
うちのライフスタイルなら消費電力(昨年12月からこの3月は1日7~8kwhくらい)はもう少し抑えられるのではないかとのこと。照明をLEDに換えるとか冷蔵庫を新しくするというあたりなら投資分を節電で取り返しやすいのでは、ということだったので、ちょっといろいろ研究してみよう。
うちの家電は20年以上のものも複数あり、省電力に逆行している面があることは否定できない。



愛媛県立高校の政治活動届け出について、再度。
教委は、学校は生徒の安全確保に責任があるからということを強調しているようだ。たしかに、校外での個人の活動は学校とは関係ないとはいっても、実際にはこれまでも、校外のことであっても災害時等に学校関係者も一緒になって生徒の安否確認や捜索、事後のケアなどにあたることは多々報道もされているから、学校は関係ないでしょうということは一概には言えない気持ちはある。小・中を含む話になるが、虐待や貧困などの問題となれば、むしろ「学校は家庭のことは知りません」という態度は批難さえされるだろう。

まあ、もちろん、これが会社だったりすれば話は違う。
従業員は家族みたいなもんだから、その健康や安全に気を配るのは会社の務めで、日ごろからメンタル面も含めてしっかりサポートしますよというのはなるほど良い会社だなぁと思っても、休日にデモとか行くときは心配だから会社に届け出てください、社会や人生に不満があるんですか、カウンセリングとか受けますかみたいに言われたら困ってしまう。

だから、難しい問題ではある。
また何度か書くかもしれないけど、これ、まだ新年度からの話だと思うので、その前に見直してくれるといいなと、個人的には。「過度に生徒の活動を縛ることのないよう、現場で柔軟に運用を」みたいな曖昧なことにするのは毎度おなじみの風景だけど、恣意的な余地を残すのはかえってよくない。
新たに選挙権を得る若者たちには政治に明るい印象をもって船出してほしい。
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晴れて雨迫る、定植次々。

2016年03月17日 | 農と暮らしの日記
雨の合間に、連日の定植作業。
きょうは晩春~初夏採りのキャベツ、ブロッコリィを植えた。

先週、断続的に降った雨が思ったよりしっかりと土を湿らせていたようで、晴れが続いても畑がなかなか乾かない。
大丈夫だろうと思ってトラクタを入れても、乾いているのは表面だけで深いところの土を練るようにして反転してしまう箇所が多い。どこに何を作付けようと、その野菜が終わった後の次の作まで見越して計画を立てているが、土の状態は畑によって異なり、苗は苗で仕上がってきているし金曜には次の雨が予報されているから、急ぐ作付けはとりあえず使える畑に変更してどんどん作業していかなければならない。

次作への影響を最小限に抑えつつ、割り切りも必要だ。
考えてみれば、この季節は年によっては雨が途切れないこともあり、ことしはこれでもまだ、畑を選べば作業ができる晴れ間があるだけでも幸いと、まあ強いて考えれば考えられないこともないから、そういうことにして。

キャベツは1畝ずつ畝立てして各2条。
茎ブロッコリィは2畝分あわせた広めの畝に計4条、ブロッコリィは3畝分の畝というより台地のようなところへ計6条。ブロッコリィはキャベツと違って成長に従って立ってくるから、あとで土寄せがしやすいように、近年ずっと、平畝に近いスタイルにしている。



日記はきのうときょうの2日分。

水曜、曇り時々晴れ、午後は晴れ時々曇り。15℃前後の高温。
作業は、あちこち耕耘しつつ土の状態を見て、レタス、ほうれん草などを植え付けて不織布べた掛け。
朝ごはんは、弁当おかず残りの、里芋のサラダ、野菜炒め。
昼ごはんは、いりこ出汁の素うどん。
晩ごはんは、鶏唐揚げ、小さい魳(かます)のフライ、サンチュのサラダ、小うどん。

木曜、晴れ。15℃以上の高温。
午前は、メイクインの植え付け、レタス類の植え付け、耕耘。
午後は、上記のキャベツ、ブロッコリィ類の植え付け。
朝ごはんは、大根とえのきの味噌汁、弁当おかず残りの玉子焼き、じゃこ天など。
昼ごはんは、鯵の丸干し、大根と玉葱の味噌汁、ひじき煮。
晩ごはんは、にじき煮、天然鰤(長崎産)あら大根、親鶏・葱・豆腐のスープ。



あす金曜の昼前後から雨の予報。
その後は週間予報に傘マークがなく、気温も高めだから来週はまた少しあれこれの作付ができそう。

ぼちぼち、夏野菜の育苗も始まっている。
中学校はきょう卒業式で、2年生の真も早く下校してきた。



愛媛県立の全高校で校則を改め、生徒の政治活動参加に届け出が義務付けられる。
教育委員会は義務付けを求めたわけではなく各校が揃って同じ判断をしたのだという。

校則って、高校では生徒会とかの範疇ではなかったんだっけな。
中学校では生徒会選挙の公約であの校則をどうするこうするみたいなのがあったような記憶があるけど。

それはともかく、政治活動に参加する高校生が多いとは思えない。
けれど、政治にかかわる行事や活動を躊躇させる、あるいは面倒がらせるには大きな効果があると思う。届け出が嫌なら、面倒なら、中立的っぽい学習会とかなら黙って参加すればいいかもしれないけれど、バレたときに校則違反で推薦取り消しとか十分ありそうなので、なかなかそこまで腹の据わる生徒も多くないだろう。

休みの日に家族と出かけるときにも学校の名札をつける。
一概に悪いということもない。そういう風土のある国だ。
それなのに18歳参政権、一体何のために決めたのだろう。
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耳イカ、再稼働と自治体。

2016年03月15日 | 農と暮らしの日記
耳イカ、これもやはり瀬戸内産。
日曜の夜はこれをぶつ切りにして鷹の爪とにんにくと一緒にオリーブオイルで炒めた。

食べたあとに墨汁のようなソースが残った。
それを月曜の昼、フライパンで冷やごはんに混ぜて炒飯に。真っ黒でうまい。
これ、いか墨ソースをたっぷり使ってリゾットにしてもおいしそうだ。



日記は2日分まとめて。

月曜、前夜からの雨が朝まで。のち曇り一時晴れ。
出荷、育苗の種播き、机仕事など。

朝ごはんは、白菜と揚げの炊いたの。
昼ごはんは、耳いか墨ソースの炒飯、常夜鍋スープ。
晩ごはんは、回鍋肉、まんばと揚げの炊いたの、常夜鍋リメイクうどん。
それと、ホワイトデーのサラダ(レタス、新玉葱、生ハム、ハート型抜きチーズ)。



火曜、曇りのち晴れ、時々曇り。
耕耘少し、育苗の種播き、机仕事など。

朝ごはんはトーストで、チーズ、生ハム、炒り玉子。
昼ごはんは、まんばと厚揚げ炊いたの、常夜鍋うどんの残り。
晩ごはんは、鯖(長崎産)の煮付け、そのアラの潮汁、白菜とえのきの酢味噌和え、春菊と人参の和え物。



雨後の畑が思ったよりも乾いてこない。
次の雨予報は金曜、土曜なので、その前の水曜にはトラクタを使い、木曜にはあれこれ植えてしまいたい苗がたくさんある。
雨の周期が短くなってくる季節、畑の状態が多少悪くても、割り切って作付けていかないといけないかもしれない。



高浜原発で、モニタリングポスト設置が未完了というニュース。
自治体担当者のコメントに、設置を進めていたが完了しないうちに再稼働してしまった、というのがあった。事故時の住民の安全確保・避難に責任を持つのは国でも電力会社でもなく自治体ということになっている。その当事者が「先に再稼働してしまった」と語るしかない現実には身震いする思いだ。「事故に備えた態勢がとれるまで再稼働を待ってください」と自治体から申し入れがあったら、電力会社はどうするか。

そういう「面倒なこと」を避けるような行政に対して、住民はどうするか。
「再稼働を待つように電力会社に申し入れてください」と、住民(あるいはその代表である議会)は言うだろうか。そういう「面倒なこと」を避ける住民や議会は、再びあのような惨禍が起きても自業自得ということにならないだろうか。
再稼働に反対しない立場であっても、自分の身を守るためにすべきことはたくさんあるように思う。
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消防練習、新しい眼鏡。

2016年03月13日 | 農と暮らしの日記
消防の観閲式の予行演習。
本番は来週。といっても、僕は放水訓練の担当でもなく、入場行進で歩くとき以外は整列して立っているだけ。



日曜、曇り時々晴れ、夕方から予報どおりの雨。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、生ハム、貝殻パスタのトマトソース、セロリとソーセージ炒め。

午前:育苗の管理、8時に上記の消防詰所~加茂川河川敷。
昼ごはんは詰所で支給の幕の内弁当。

午後:そのまま雨後の畑の見回り、帰宅して机仕事。
夕方に市街に出て新しい眼鏡の受け取り、買い物少し。
晩ごはんは、常夜鍋(豚ばら、ほうれん草、豆腐、もやし)、白菜と揚げの炊いたの、瀬戸内産耳烏賊のにんにく鷹の爪。



新しい眼鏡は数年ぶりにフレームごとの取り替え。
レンズは前のフレームでたしか2回替えた。その最後のもいよいよ傷だらけで見にくくなってきたので、今回もまたレンズだけと思って眼鏡屋さんに行ったら、フレームのネジ穴が欠けているとのこと。ネジそのものは辛うじて効いているからしばらく使えないことはないが、突然切れて、せっかく替えた新しいレンズが落ちたりしたらもったいないですね、ということになり。
古いほうは緊急時のスペアに回すことに。

眼鏡歴、書いたことあったかどうか。
中3の頃に黒板が見えにくくなって数学の点が落ち、高校1年のときに初めて作った(タカセか)。といっても普段は使わず(恥ずかしいから)、よほど見えないとき用。度が進んだので、大学に入ってすぐ作り直し(京王線の調布駅北口の店)、それもやはりあまり使わず、2年になる頃にコンタクトレンズにして(京王線の府中駅南口の店)、その後コンタクトは何度か作り直した(渋谷、八重洲とかかな)。

そして、20代半ばで再び眼鏡に。
仕事が深夜になった泊まりの出張が多かったりしてコンタクトがつらくなり、まあ周囲は眼鏡だらけだったので抵抗感もなく。
以来、なんと、間もなく四半世紀じゃないか。
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ほうれん草すくすく、タイの写真。

2016年03月12日 | 農と暮らしの日記
トンネル内で育つほうれん草。
1月中旬に播いて2月末に定植、どうやらさほどの負荷なく活着し、植えたときよりもひとまわり大きくなっているようだ。

移植方式だから、草に対して圧倒的に有利。
しかも、定植時に畝がほどよく乾いており、トンネル被覆のおかげでその後の降雨でも畝の上はさらさらなので、草が多少出てきても条間を軽く混ぜてやれば、収穫時まで草の処理には困らずに済みそうだ。



金曜、また早朝に雨。のち曇り時々晴れ。
朝ごはんは、人参きんぴら、キャベツとツナの蒸し煮、白菜の味噌汁。

午前:育苗の管理、机仕事など。
昼ごはんは、鶏の醤油煮。

午後:試合が早く終わった真と一緒に市街にある光明寺へ。
木村孝氏の小さな写真展「ヤン コン タイ -祈り-」が行われており(不定休。メインの展示は銅夢にいはまで同時開催中)、こちらでは寺の本堂(安藤忠雄設計)の中を見られるよい機会でもあるので。
写真家ご本人とも少し話ができてよかった。

僕はタイには1回だけ行った。
寺や仏像をいっぱい見た。ムエタイも見た。街中には犬とお坊さんがいっぱいいた。前の日に買っておいたパンを未明の薄明りで食べたら、じゃりっとした食感になっていて、こんなの買ったっけと思っていたら、そのじゃりじゃりが口のまわりでぞよぞよと動き回ったので状況を把握した。
数えてみたらもう20年近くも前だ、びっくり。

夕方、温室であれこれ育苗の種播き。
晩ごはんは、瀬戸内産ゲタ(ウシノシタ)炊いたの、瀬戸内産の生ひじき煮、白菜とえのきの和えたの。
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南岳山光明寺。

2016年03月12日 | 西条の風景
西条の市街地にある南岳山光明寺
江戸時代、治水のために加茂川の堤防をつけかえたと伝えられる入江常真ゆかりの寺。
安藤忠雄設計による本堂は、いわゆる“うちぬき”(湧水)に浮かぶような眺めになっている。
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震災発生5年、伊方と瀬戸内。

2016年03月11日 | 農と暮らしの日記
塩茹でしただけの海老、もちろん瀬戸内海産の。
安価な地海老にしては、きょうのは大ぶりなので殻もむきやすいけれど、僕は頭も尾もとらず、殻ごとわしわしと食べる。
ほんと、これだけで贅沢な気分。

豊かな海を代々引き継ぎ、我々に残してくれたご先祖さまたちに感謝するのみだ。
そして当然、僕たちはその恵みを次の世代に手渡していかなければならない。
わしわし、がりがりと、旨みたっぷりの殻を今宵も噛み砕きながら。



金曜、未明か早朝から雨。午後は晴れ、夕方から曇り。
朝ごはんは、大根の白味噌汁、貝のペンネのトマトソース、弁当おかず残りの竹輪と出汁巻き玉子。

午前:思いがけない雨で畑作業はできず、育苗の管理、机仕事。
昼ごはんは、昨晩の鶏カレーライス。

午後:JA青壮年部会の役で本所運営委員会出席。
市街に出たついでに日用品や種の買い物、集金など用事をまとめて。
途中、14:46、5年前に東日本大震災を引き起こした地震発生時刻には黙祷。

帰宅して、夕方また机仕事。
晩ごはんは、鶏ささ身と牡蠣のフライ、海老の塩茹で、人参きんぴら、キャベツとツナの蒸し煮。



四国電力伊方原発1~3号機の運転差し止めが広島地裁に集団提訴された。
原告は広島・長崎など9都府県の住民。緊急時に海路による避難先に想定れている対岸の大分県では伊方再稼働見直しを求める決議をした市議会が複数ある。
当然のことだけど、瀬戸内海は愛媛県民だけのものではない。
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3月9日、高浜3号機。

2016年03月10日 | 農と暮らしの日記
庭先のトンネルで育つ苗たち。
例年、春の育苗床はパイプハウスの温室だけで収まるのだけど、今年は害虫対策のため畑で冬越しさせるアブラナ科の野菜が少ないから、早春の野菜セットに入れる葉ものがまだ苗の状態で家のほうにあふれている。それで、温室からはみ出した(先に仕上がりに近づいてきた)苗はいわゆる馴化の意味も込めて、ハウスほどは夜温が保たれないトンネルを仮の宿に、巣立ち前のひとときを過ごす。
BGMは、これか



2日分まとめて。

3月9日、水曜、未明からほぼ終日の本降り。夕方は強風。夜は曇り。
朝ごはんは、大根と葱のスープ、ほうれん草と人参のソテー。

午前:雨なのでずっと机仕事。
昼ごはんは、鶏ももとキャベツの味噌酒粕豆板醤丼Ver.2。

午後:引き続き机仕事、税務署で確定申告提出、買い物。
晩ごはんは、お好み焼き、焼きそば。



3月10日、木曜、曇り一時晴れ。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、ツナマヨ。

午前:雨と強風の後の畑の見回り、温室内でレタスなど育苗の種播き。
昼ごはんは、昨晩のお好み焼き、弁当残りの炒飯など。

午後:畑が乾かないので机仕事。
晩ごはんは、鶏カレー、サラダ(チマサンチュ、新玉葱、チーズ、生ハム)。



大津地裁が関西電力・高浜原発3・4号機の運転差し止めの仮処分決定。
立地する福井県ではなく滋賀県の住民が訴えていたもので、稼働中の原発の運転を差し止める決定は初めてだという。今回の決定に従い、1月に再稼働していた3号機は運転を停止した。再稼働したばかりの4号機はトラブルで緊急停止中。

地元からは「翻弄されている」という嘆きが多く報道されている。
国の政策に協力している「のに」、と。そのとおりだろう。「のに」ではあるが、「から」でもある。原発の存続については国民の賛否が分かれる。むしろ、特に震災後は存続反対の声が大きくなっている。その中で存続の道を進めば逆風が大きいのは当然で、むろん存続の立場といっても多くは苦渋の選択だから、「翻弄されている」という声には共感できる。

翻弄されても翻弄されても逆風の中を進む覚悟があるかどうか。
愛媛県の四国電力・伊方原発3号機は今夏にも再稼働と言われているが、住民らによる運転差し止めの訴訟は裁判が続いている。
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玉葱草とり、ひととおり。

2016年03月08日 | 農と暮らしの日記
小麦の現在、真上から見ると。
条によっても、また同じ条の中でも生育にかなりばらつきがある。畑全体を眺めると、盛り上がっているところと沈んでいるところ、緑の濃いところと黄色っぽいところが、気まぐれな感じで分布している。

播種はちょうど3か月前、12月9日。
茄子だった畑を大急ぎで片づけ、元の2畝分を広い1畝にする形で耕耘したところへ無肥料で種を播いた。ということは、その後の生育の差は茄子だったときの茄子の肥料の食い具合が多少は反映されているのかもしれない。

葉色の薄いところに菜種油粕をばらばらと撒いた。
ちょっと乱暴だけど。



火曜、朝のうち濃霧、のち曇り時々晴れ。
朝ごはんは、白菜と大根の味噌汁、ほうれん草と人参の和え物。

午前:晩生玉葱の草とり、これでひととおり完了。牡蠣殻を条間に追肥。
昼ごはんは、鶏ももとキャベツの味噌酒粕豆板醤炒め丼。

午後:温室で葱など育苗の種播き、机仕事。
晩ごはんは、じゃがバター、鯖味噌、白菜と揚げの炊いたの。
畑がほぼ空っぽなので、最近の食卓の野菜は買ったものばかり。
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トンネル大根、中耕除草。

2016年03月07日 | 農と暮らしの日記
春どり野菜の直播き第1号、トンネル栽培の大根。
気温が高かったから、気がねなくトンネルを開けて中耕・除草をした。いわゆるねじり鎌を株間にすべらせて草を浮かせる。トンネルを被せてある畝の土は露地のように固まることなく、作業がしやすい。



月曜、曇りのち晴れ。予報どおり20℃前後の高温。
朝ごはんは、人参とソーセージ炒め、大学芋、豆腐と若布の味噌汁。

午前:温室が手狭になったので庭先のトンネルを延長。温室では葱の育苗の種播き。
昼ごはんは、炒飯、竹輪とこんにゃく炊いたの。

午後:トンネル大根の中耕・除草、晩生玉葱の草とり。
晩ごはんは、砂肝炒め、竹輪こんにゃく、白菜えのき煮。



日曜に雨が降る予報だったけど、夜にさらっと小雨があっただけだった。
雨を見越して人参も播いたけど、雨どころか高温・乾燥だから、まったく困ったものだ。まあ夏播きのような切迫感はないけど。
降り始めたら降り続く早春だから、これはこれでいいことなのかも。
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空豆に花、男子マラソン。

2016年03月06日 | 農と暮らしの日記
空豆の花が咲き始めた。
今年は育苗して移植したからか生育が揃っているので、すべては無理としても1列くらいは試しに、教科書に書いてあるように左右に振り分ける形に誘引して仕立ててみようかと思っている。これまでは左右からマイカ線で挟み込むくらいの荒い誘引のみで、ほぼ放任なので。
やってみて、株あたりの収量や各莢の品質がどれくらい違うかを見て、来年度以降の検討材料に。



日曜、曇り。日差しがないのに20度前後の高温。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、ツナマヨ。

午前:畑で枯れ草を焼き、その後を耕耘。早生の玉葱の草とり、完了。
昼ごはんは、目玉焼き、小松菜と揚げの炊いたの、大学芋。

午後:雨予報をあてにして先延ばししていた机仕事あれこれ。降らないけど。
晩ごはんは、めばるの煮付け、かき揚げ、ほうれん草の和え物。



びわこマラソン、2位と4位に入った日本人選手がリオ五輪の男子残り枠にたぶん決定。
ということで、すべて30代ということになりそうだ。東京五輪を見据えて若手を選ぶべきという声もあるようだけど、飛びぬけて有望という選手がいるようすでもない。
この3人でがんばってほしい。

それにしても、聖火台問題、なんとかうまく着地してほしい。
世の中、何につけても考えなきゃいけないことがたくさんあって大変ですね。
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トンネル次々、春の陽気。

2016年03月05日 | 農と暮らしの日記
前回に続いて、写真はトンネル。
隣り合わせの2列を一度に植え、トンネルも一緒に掛けた。

うちの畑はどこも南北がほぼ20m強と揃っているので、トンネルや寒冷紗などの資材が使いまわせる。
以前は40mほどの畑もあり、そのとき使っていたものは余った部分を束ねたままでこちらも使える。トンネルのフィルムは就農後2~3年のうちに買ったものが現役で、その後は買い足していない。1巻200mのを2本買ったのか、100mとかいう単位のもあったのだたか、とにかく総延長は300mほどだから、現在の畑に同時に張れるのは12本か13本。
増やせば作物はもっとできるけど、日々の換気の開け閉めや暴風時の管理などの手間を考えればこのくらいが限界か。

山なりに曲げて使う細い支柱(ダンポール)もそれに応じた本数しかない。
右の列のように、まず約60cm間隔でトンネル型の骨を組み、両端に打った木杭でフィルムを引っ張り合うように被せたところに、同じ支柱を今度は上から押さえつけるように指し込んでいく。この、上から押さえるのに支柱を使うのは一般的ではないかもしれない。田んぼ1枚全面にトンネル栽培をしている圃場なんかを見ると、支柱ではなく紐をじぐざぐに渡して引っ張っているやり方が多い。僕もこれをやったことがあるのだけれど、やり方が下手で風にあおられると紐を押さえている杭が抜けてしまい、1カ所が抜けると1列のトンネル全体が緩んで飛んでしまうのでこれはやめ、1本抜けてもしばらくは他が踏ん張って押さえてくれる独立の支柱式にしている。
不器用なりのリスク回避ということで。

この2列を仕上げるのに、4時間ほどもかかる。
トラクタで仕上げの耕耘をして管理機で畝立て、レーキで整地までに30分、苗を植えるのに1時間×2列で2時間(レタスなど株間が広く本数が少ないものなら1時間くらいか)、トンネルを張るのに1列30分では終わらず2列で1時間半ほど。2人で作業すればトンネルを張るときの行ったり来たりが多少効率よくできるから、半分よりもう少し速いかもしれない。



日記は2日分まとめて。

金曜、曇りのち晴れ。朝の冷え込みなく、日中の気温も高め。
朝ごはんは、昨晩のコロッケ、白菜のすまし汁、焼き豚ふう鶏ハム。

午前:育苗の管理など、上記の2列の定植、収穫。
昼ごはんは、牛筋スープの雑炊。

午後:臨時の出荷、上記の2列のトンネル掛け、あちこち耕耘。
夜は図書館、渚の塾の迎え。
晩ごはんは、セロリと豚ばらの炒めたの、牛筋大根、ひじき炊いたの。



土曜、晴れ。20度近い高温。
朝ごはんは、白菜と葱の味噌汁、ひじき煮、キャベツとツナとえのきの和え物。

午前:育苗の管理、人参の播種と不織布べた掛け。
昼ごはんは、炒飯と焼き豚ふう鶏ハム。

午後:大根の播種とトンネル掛け、あちこち耕耘。
晩ごはんは、牛筋大根、小松菜と揚げの炊いたの、豚まん。



土日は群馬県で日本有機農業研究会の大会だけど、不参加。
就農前の福島県二本松市と、数年前の広島県神石高原町の2回しか行っていない。こんど西日本でやるときは参加したいと思ってはいるけれど、この時期なかなか2日続きで畑を離れるのは難しい(どの時期でも、誰でもだとは思いますが……)。
コメント (2)
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