38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

真冬の陽光、畑の片付け。

2010年01月23日 | 農と暮らしの日記
スーパーの直売コーナーに並べている人参。
先日このブログでも写真を載せた9月播きのもので、野菜セット用にはまだ小さいし、8月播きの大きいのが残っているから、こちらはもっぱらスーパー用で。まびきはしっかりしたつもりだったけれど、少しずつ成長しているせいだろう、気がついたらけっこう混み合っているので、この真冬に人参のまびき、そしてそれがこの写真のように「小さめの人参」でスーパーに並ぶ。まびかれずに残ったほうはあとひといき大きくなって、主に3月出荷向け。

だから、値段が安い。
いや、安売りしているわけではなく、人参が小さいから2本組みにしても目方がそれなりなわけで、単価は野菜セットその他、藤田家族の通常の出荷と変わらず500円/kg。写真の128円のは約260g、98円のは約200g、そしてこんなのは珍しいのだけれど「1袋2本入り78円」、それは150g前後。まあ、袋代、輪ゴム代、収穫や水洗いなどの手間賃考えればこんな安い1袋はあまり作りたくないけど、普通サイズの人参2本で400g、1袋198円ていうのに比べると、実はこういう小さい袋のほうがよく売れている。値段の安いぶんを補うほどの袋数が売れるかどうかは微妙なところで、だけど198円の人参には目のとまらない方が、128円や98円、78円ということで手に取ってくださる可能性もあるかな、と。それで食べてもらって「悪くないな」と思ってもらえればうれしい、そんなこと考えながら袋詰めしてます。



土曜、また寒くなってきた。ほぼ一日中、日差しがある。
朝:起きたら7時半過ぎていた。保育園の給食納品がないから油断した。
みんなでゆっくり朝ごはん。渚と真は元気にバレーボールに出動。
午前:市街に出てスーパー出荷、その他あれこれ用事して戻り、戻ってからもあれこれ用事があって、畑しごとは昼から。
午後:真は昼に帰ってきたので薫と僕と三人で夏の畑の片付け。というか、真はすぐにどこかに遊びに行ってしまったが。胡瓜、ゴーヤなど瓜科の野菜を作った支柱やネット類は毎年その片付けに手間取る。蔓がからみついているのを外すのが手間で、しかも支柱などがあると除草も十分にはしていないから草が多く、これを春作以降に使えるようにするまでには作業もいろいろあり、時間もかかる。汗をかくような仕事ではないので、今日みたいに気温は低くても太陽の光をたっぷり浴びられる天気だとありがたい。
夕方:明朝出荷ぶんの収穫、戻って調製、荷造り、など。18時半あがり。晩ごはん。



コメント
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