38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

岩手で、相次ぎ地震。

2015年02月17日 | 農と暮らしの日記
草むしり進行中の早生玉葱。
玉葱がご覧のとおりもう春を感じて勢いを増してきているから、できればこうなる前に除草を終えておきたかったけれど、すでに遅し。冬の草は地面にへばりついてしつこいが、「草に埋もれる」という感じではないのを幸いとして、前向きな気分でどんどん作業を進めていかなければ。



火曜、未明というか昨深夜に本降り、夜が明けたら曇り時々晴れ。夕方一時雨。
朝ごはんは、春巻の残り、蕪の白味噌汁、大根葉キムチ常備菜、塩昆布など。

午前:野菜セットの荷造り。
昼ごはんは、鰯の丸干し、大根葉キムチ。

午後:野菜セットの仕上げ、新居浜方面に配達。
帰りに図書館、予約していた本やらそうでないのやら借りて帰る。

晩ごはんは、白菜とツナの鷹の爪炒め、ひじきと人参の炊いたの、コロコロじゃが芋の梅煮、赤蕪の酢漬け。



岩手県から青森県あたりで午前に5弱、午後に5強と相次いで大きな地震が起きた。
幸い大きな被害はなかった模様で何より。とにかく日々備えの構えを新たに。
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ほくほく線、北陸新幹線。

2015年02月16日 | 農と暮らしの日記
この季節らしい写真ということで。
我が家の「女子」もいっぱいつくって配りまくったようだ。乳製品が品薄ということだったが、無塩バターも生クリームも買うことができて無事完成。



2日分まとめて記入。

日曜、晴れのち午後は薄曇り。
朝ごはんは、トースト、チーズ。

午前:自治会の行事で室川の一斉清掃。昨夏の果菜畑の片づけ、耕耘。
昼ごはんは、カレー味の炒飯。

午後:あちこち耕耘、玉葱の草むしり、収穫。
夜は消防団の機械点検。

晩ごはんは、糸蒟蒻と厚揚げの炊いたの、キムチちゃんぷる、鱸のアラのソテー。



日曜、薫は新居浜で味噌造り。
ゆうき生協の地区会行事の講師に呼んでくださり、公民館で楽しくやってきたようだ。



北陸新幹線は3月14日の開業まであと1か月。
現在4時間近くかかっている東京-金沢が最速で約2時間半というのだから速い。出張は完全に日帰りですね。
ご苦労さんです。

僕も東京-金沢は仕事でよく往復した。
どうしても急ぐときは小松空港も何度か使ったけれど、たいていは越後湯沢経由の鉄路で。といっても、たしかそれは「ほくほく線」ができてからで、その前は何かちょっと違うルートだったような気がする。けどそれは1回か2回だったから覚えていない。

金沢駅にはおりたけれど、仕事は金沢じゃないことが多かった。
よく行ったのは鶴来町(現在は白山市)で、このあいだ今更ながらに松本清張の『ゼロの焦点』を読んだら懐かしい北陸鉄道が出てきて、鶴来も重要な舞台の一つになっていて感慨深いものがあった。

当時のことで印象深いのは、言葉遣いだ。
出張で出かけると現地で毎度お会いする人たち(役割は違うけど一緒に仕事をする人たち)がいて、その方々が初対面の僕に対していわゆる「ため口」であるのに最初は驚いた。もちろん僕自身が年齢的にも一番下だし(初めて行ったときは20代)、仕事の内容から言っても「かしこまりました!」という感じの役割だったから別にため口だろうが何だろうが構わないのだけれど、他県ではそういうことがまずなかったから、不思議な感じがしたのは確かだ。慣れれば当然ながらすごく親密な感じで、石川行きは僕の中でも特別なものになっていた。

おいしいものもたくさん食べさせてもらった。
鰆の旬が「春」とは限らないのだということも知ったし、揚げの焼いたのが品書きにあること、そしてそれが確かに旨いことにも驚いた。真夜中のスナックでカウンターの中で餃子を焼いていたのも(なぜだ?)懐かしい思い出である。

で、北陸新幹線。
乗ることがあるだろうか。なさそうだ。四国からだと京都回りだし。
大変お世話になった石川のみなさん、どうぞお元気で。
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寒波去り、2月は後半へ。

2015年02月14日 | 農と暮らしの日記
小麦はやはり薄く播きすぎたかもしれない。
播いたあとに種が想定より多く余ったが、種の落ち方を見ていて、まあまあこんなものかなと思い、重ねて播くようなことはしなかった。だけど、どうも生育の遅れというより株が少ない気がする。
あとはせめて元気に育ってくれることに期待する。



2日分まとめて記入。

金曜、晴れ。
朝ごはんは、昨晩のキムチ鍋の残りでうどん、大根と人参のなます。

午前:野菜セットの荷造り、市内配達。
昼ごはんは弁当おかず残りで、キャベツとソーセージの炒めたの。

午後:宅配便のセット荷造りを仕上げて、歯医者さんと図書館、買い物。
晩ごはんは、白菜と玉葱と竹輪の炒めたの、温やっこ、鰈の炊いたの、なます。



土曜、世の中はバレンタインデー。晴れ。寒波去る。
朝ごはんは、ハート型のスコーンと目玉焼き、ツナマヨ。

午前:温室で育苗の種播き、キャベツ、ブロッコリィ、ほうれん草など。
昼ごはんは、鰈の炊いたの、大根葉キムチの常備菜、なます。

午後:春作準備の耕耘、なお続く玉葱の草むしり。
晩ごはんは、キムチ焼きそば、蕪の白味噌汁。



立春のあとにこの冬一番の寒さがきたが、それもようやく去った。
昨日きょうと晴れの日が続き、気温もそれなりで畑も乾いてきた。いよいよ春作待ったなし。
2月もあと2週間、フル回転でがんばらなければ。
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トンネル人参、2度目も発芽。

2015年02月12日 | 農と暮らしの日記
2度目のトンネル人参は、ようやく芽が出始めた。
種を播いたのはほぼ1か月前。夏場は1週間から10日で発芽するが、気温の低い時期は2、3週間かかるというくらいのことは頭にあった。そろそろ出てもよさそうなのにと思い始めてから1週過ぎ、2週が過ぎ……。気温よりも日照の不足で地温が上がらなかったか。
幸いなことに草のほうもまだ、本格的にはお目覚めでないようす。



木曜、曇り時々晴れ、時折また強い風。
朝ごはんは、大根と炒めいりこの炊いたの、出汁巻き、大根葉のキムチ炒め常備菜、さつま芋ソテー。

午前:野菜セットの荷造り。
昼ごはんは、水菜とちりめんじゃこのスパゲティ、おにぎり。

午後:伝票書き、公民館で30分ほど会合、車屋さんで保険更新の手続き、畑で収穫。
帰宅して荷造りを途中まで。

晩ごはんは、キムチ鍋(豚肉、ゆる巻き白菜、大根、豆腐など)、焼き芋。



政府の農協改革案が盛んに報じられている。
僕自身は仕事(商売)の上での農協とのかかわりがほとんどないので、正直なところ、この改革が実施されて地元の農協がどうなっていうのかはよくわからない。「本業」の営農分野が赤字で、金融や葬祭などの事業で黒字になっていることが悪いことのように言われるが、何にとって悪いのか。本業に特化して赤字続きでは存続し得ず、地域の農の営みや農地を守るために組織を維持しようと「副業」に汗を流すということは何にとって悪いことなのだろうか。

農家のためになる改革であるべき、などと言われる。
農家とは誰か。小規模な兼業農家が農地を手放さないから大規模農家の効率化が進まないという声も聞く。大規模な農家は農協を必要としていないという事例も多く報じられる。農協がなくなれば稲作をやめるという農家は多いのだろうか。

国民は、どんな農家のためになる改革を望んでいるのだろう。

<本日の野菜セットの例>
里芋、さつま芋、人参、大根。
葉ものはセットにより、しろな、まんば、水菜、小さいキャベツ、ゆる巻き白菜、サンチュなどから。
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建国記念の日、マルコムX。

2015年02月11日 | 農と暮らしの日記
ますます寒々しくなってきた里芋の畑。
8列植えて残りが3列ほどになり、4月上旬頃までの在庫としてはいまのところちょうどいい感じ。今期は種芋をほぼすべてJAから購入して更新した結果だろう、どの株もそこそこに仕上がってくれてありがたい。いま収穫・出荷中の芋から小さいものを分けて保管中で、それを4月に植える来期の種芋にする予定。果たしてそこから育つ芋も今季並みになってくれるかどうか。



水曜、建国記念の日。晴れ時々曇り。
朝ごはんは、白菜と揚げの炊いたの、ゲタ(舌平目)の炊いたの。

午前:玉葱の草むしり。
昼ごはんは、キャベツざく切りの炒飯。

午後:玉葱の草むしり、昨秋の胡瓜ネットの片付け、草刈り、収穫。
晩ごはんは、大根餅、大根葉とちりめんじゃこのキムチ炒め常備菜、きつねうどん。



玉葱草むしりのお供はいつものようにNHKラジオ。
祝日特番で午前中は大友良英がホストで、ゲストのピーター・バラカンと山形弁の朝倉さやが、それぞれお気に入りの音楽と本を紹介するというもの。ピーター・バラカンの選んだ本と曲のなかに、『マルコムX自伝』(アレックス・ヘイリー)「No Sell Out」があった。

20年ほど前にスパイク・リーの映画を観た。
デンゼル・ワシントン主演の。それは1週間ほどの仕事で出かけた甲信エリアの旅の途上、悪天のせいだったか思いがけず午後の時間が空いたので同行のMさん(元気かな)と甲府の市街をぶらぶら歩いていて、「映画でも観るか!」ということになり、僕の出張履歴で唯一のロードショー・オン・ザ・ロードとなった。

それにしても、3時間超の長尺で2部構成。
近くのスーパーで遅い昼食に巻き寿司か何かを買い込んで、まあとにかく、こんなシチュエーションでもなければわざわざ観ないだろうなという感じで。
どうでもいいけど、その晩は焼き肉を食べてビールを飲んだ。

マルコム・リトル、あと10日で没後50年。
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スパゲティ茹で、就農10年目。

2015年02月10日 | 農と暮らしの日記
ひとりの昼ごはんは、久しぶりにスパゲティを茹でた。
春菊とちりめんじゃこであっさりと。にんにく抜きだけど、鷹の爪とオリーブオイルはしっかりと使ったからまずまずの味になった。



火曜、晴れ。きのうより寒気が緩んだが、気温の低い一日。
朝ごはんは、粕汁、キャベツとソーセージのカレー炒め、弁当おかずの鰤照り焼き。

午前:野菜セットの荷造り。
昼ごはんは、春菊とちりめんじゃこのスパゲティ。

午後:新居浜方面に配達、春作準備の耕耘。
晩ごはんは、里芋の唐揚げ、白菜と揚げの炊いたの、さつま芋のクリームシチュー。



きょう2月10日は藤田家族就農の日。
2006年だから、10年目に入ることになる。会社勤めの10年目はどんなだったろう。入社して3つ目の部署で3~4年、会社のことも仕事の技術もひと通りはわかるようになり、その部署特有のあれこれにも慣れたころ、といってもまだまだ若手も若手、下から数えたほうが格段に早い、というところだろうか。
いま社会人10年目あたりという皆さんはいかがですか。

僕はその4年後に会社を辞めて就農準備に入った。
約1年の研修等を経て当地に鍬を下ろしたわけだが、それから9年、数えてみると会社員時代の少し先輩という方々は50代になり、同期あたりもいわゆる役付である。というようなことを考えれば不思議な気分だ。自分は会社員10年の「若手」時代からいったん「新人」に戻り、ようやくまた「若手」に帰ってきたところだから。

<本日の野菜セットの例>
里芋、さつま芋、人参、大根。
葉ものはセットによって、ほうれん草、水菜、小さいキャベツ、ゆる巻き白菜、小さいレタスから2~3種。
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この冬一番、0℃、5℃。

2015年02月09日 | 農と暮らしの日記
豌豆の苗は活着したけど、寒さに凍えている。
ピーマンの跡に不耕起で植えたから、いまのところ草は目立たないけど、昨日の空豆と同じくぼちぼち気になってきた。それより何より、支柱を立てて網を張ってやらなければ。
収穫は4月下旬から。



月曜、曇り時々晴れ。この冬一番の冷え込み。風もまだ強い。
朝ごはんは、スコーン、ツナマヨ、キャベツと玉葱の蒸し煮。

午前:野菜セットの荷造り、市内配達。
昼ごはんは、牛筋大根と味噌汁。

午後:トンネル張り1本、玉葱の草むしり、麦踏み、収穫。
麦踏みはようやくこれが第1回。

晩ごはんは、南瓜の煮たの、キムチちぢみ、牛筋大根の残り、根菜の粕汁。



それにしても寒い。
朝が0℃前後、日中の最高気温が5℃くらいか。暦の関係からだろう、今年の冬は遅くまで寒いと言われていたのでそれなりに心の準備をしていたのだけれど、年が明けてもなかなか芯から冷え込むようなことがないから、そんなことも忘れかけていたところにこの寒波、余計にこたえる。

畑に座り込んでする玉葱の草むしりが、こんな日はさすがに厳しい。
だけど、そうそう、そういえば真冬の玉葱草むしりってこんな冷たさだったなと、感慨深いような気持ちが勝ってきょうはさほど辛くもなかった。

<本日の野菜セットの例>
里芋、さつま芋、人参、大根、まびき大根。葉ものは、ほうれん草・しろ菜・小さいキャベツから。
セットによって、じゃが芋。
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温室で育苗、外は強風。

2015年02月08日 | 農と暮らしの日記
枯れたオクラの足元で寒さに身を伏せる空豆。
そろそろ一度、下の草を刈ってやったほうがよさそう。
収穫は5月。



日曜、未明に雨。日中は曇り時々晴れ、時々雨そして強風。
朝ごはんは、トースト、ツナマヨ、半熟の目玉焼き。

午前:温室内で育苗の種播き。ブロッコリィ、ほうれん草、春菊など。
昼ごはんは、昨晩の豚キムチ鍋の残りスープで雑炊。

午後:強風でおさえの段ポールが外れ始めているのを直して回る(もぐらたたき)。
収穫して帰宅。机仕事、台所仕事。

晩ごはんは、牛筋と大根の炊いたの、白菜と竹輪と炒めたの、キャベツと玉葱とツナの酒蒸し。



シリア入国予定のカメラマンに旅券返納命令のニュース。
「難しい問題」であることは確かだが、少なくともこれを当然と受け止めてはいけない気がする。
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春の直播開始、人参はまた草。

2015年02月07日 | 農と暮らしの日記
4週間前に一度目の草とりが終わった人参。
その後のんびりと生育が進み、同時にまた草が目立ち始めた。新たに生えてきたというよりは、前回とりきれなかったものがそのまま育ったのだろう。
ぼちぼち二度目の除草の頃合いのようだ。



土曜、晴れ時々曇り。
朝ごはんは、ペンネのサラダ、鰯の丸干し、さつま芋と牛蒡のかき揚げ。

午前:机仕事、温室の仕事など。
昼ごはんは、キャベツのカレー炒飯。

午後:春の直播き一番手あれこれ。小松菜、蕪、大根など。
トンネルを掛けたあと、まだまだ続く玉葱の草むしり。

晩ごはんは、豚肉のキムチ鍋、切干大根と人参のなます。
鍋の〆はうどんで。きょうの晩ごはんも昨晩と同じく単色系で美しい。
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単色の食卓、牛肉と卵。

2015年02月06日 | 農と暮らしの日記
貯蔵中のさつま芋は、まだしばらく出荷できそう。
じゃが芋や里芋に比べて、さつま芋は寒さに弱い。買って食べるだけだったころは、冬の食べ物であるさつま芋が寒さに弱いと聞いて意外な気がしたものだ。というか、自分でつくるようになったいまでも不思議だ。

うちでは貯蔵は段ボール箱を使う。
掘り炬燵式のいわゆる芋壺はなく、研修先で教わった畑で土中に埋めるという方法も、圃場がもともと水田で冬場に浸水することも多いから怖くてできない。もちろん、電気を使う保存庫もない。10℃以上あればそこそこもつようだから、一般の家庭では冷蔵庫の野菜室に入れておいたり、発泡スチロールの箱に入れて温かい部屋に置いておくといいようだけれど、出荷用は量があるからそうもいかない。

そこで、段ボール箱だ。
収穫後に日に当ててよく乾かしたうえで段ボール箱に詰め、これを比較的暖かい南向きの部屋に積んで毛布などを掛けて置いてある。この冬は極端に冷え込む日が少ないからか、2月に入っても保存状態はまずまず。といっても、そろそろ傷みがどんどん進んでくるから、文字通りの「温存」であまり大切にし過ぎると、結局は出荷する前に捨ててしまう芋が増えることになる。
野菜セットには引き続きフル出場の予定。



金曜、曇り時々晴れ、朝夕に一時雨。
朝ごはんは、筑前煮、大根葉キムチ常備菜、さつま芋ソテー。

午前:野菜セットの荷造り、市内配達ついでに用事あれこれ。
昼ごはんは、筑前煮の残り平らげる。

午後:宅配便のセットの仕上げ、出荷。
玉葱の草むしり、春どりキャベツに寒冷紗かけ(鳥除け)、布織布片付けなど。

晩ごはんは、切干大根と人参のなます、さつま芋とごぼうのかき揚げ、白菜と揚げの炊いたの。

この献立、食卓が赤と白とその中間色(ベージュとか薄茶色)で統一されている。
見ようによっては「彩りがよくない」ともいえるかもしれないけれど、藤田家族のごはんはこういうのもわりと多い。ひと皿が単色系なのは当たり前で、彩りが悪いからとミニトマトを添えたりとかいうことはまずしない。単色系の食卓は見た目がとてもやわらかで、ほっとする。もちろん、色とりどりのカレーライスと赤&緑のレタスサラダとかいう派手な日もあるけれど。



出荷作業のお供は毎度おなじみのNHKラジオ。
「すっぴん!」の金曜は高橋源一郎で、テーマが「たまご」だった。聴取者の投稿で、修学旅行だか何だかのときに旅館ですきやきが出て、友達もみんな初めてだから添えられた生玉子の使い方がわからず、肉と一緒に鍋に割り入れて卵とじにしたというのがあった。いつの時代の思い出なのかは聞き漏らしたが、現代だとしても修学旅行なら恥のかき捨てにもならない幸運な初体験だろう。

たまごから離れるが、すきやきといえば。
おそらく僕の初すきやきは小学生のころ、母が不在の晩ごはんを父が用意することになり、我が家では珍しい牛肉を買ってきて食べさせてくれた。8歳のころまで神戸に育った父にとって肉といえば牛だったのが、戦災を逃れて愛媛に来てからは縁遠い食材となっていたらしい。もちろん、終戦直後の食糧難では、神戸にいたとしても牛に限らず畜肉そのものが極めて希少なものだったろうが。

大阪に生まれ育った薫も、「肉」といえば牛のことだという。
豚は「豚」であり、鶏は「鶏」なのに、牛は「牛(ぎゅう)」でも「肉」でもいいそうだ。ところが、薫が牛肉を使うことは滅多にない。ベジタリアンではなく、豚や鶏は毎週のようにゆうき生協に注文している。まあ牛肉はとりわけ高いこともあるが、実はあまり好きではないらしい。ひところは大根と人参と牛かたまり肉のスープをつくったり、おでんに牛筋を入れたりしていたが、ふと思い返すと、そういえば牛肉全然食べてへんやん。

ま、僕は魚さえあればどうでもいいんですが。
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玉葱草むしり、なお続く。

2015年02月05日 | 農と暮らしの日記
晩ごはんのおかずに、大根餅。
なぜ大根がこんなとろとろ食感になるのか不思議だけれど、とにかくおいしい。辛子醤油や酢醤油で。



木曜、朝のうち時々小雨、のち晴れ時々曇り、午後は曇りで夕方一時雨。
朝ごはんは、スコーン、チーズ。僕はつけないけど、柑橘のジャム、蜂蜜も。

午前:机仕事あれこれ、のち野菜セットの荷造り。
昼ごはんは、昨晩の残りのおでんカレーライス、いりこ大根。

午後:野菜セットの仕上げ、出荷。
先に明日出荷分の収穫、そのあと玉葱の草むしり、雨が降り始めて撤収。
日用品の買い物して、ガソリン入れて灯油も買って帰る。

晩ごはんは、大根餅、筑前煮、温やっこ、大根葉キムチ常備菜。



玉葱の草むしりはまだまだ続く。
日ごとに草がしつこくなっている気がする。ざっとした感覚で、手間は1日2割増しになっているような。もう少し早いタイミングで進められていればと思わずにいられないけれど、これがさらに1週間遅れていたらと考えれば、ずいぶんと「ましなほう」と思えなくもない。
来年の課題としてはともかく、今年はこれはこれでよしとして前向きにがんばろう。

あ、お手伝い大歓迎です。
作業は簡単、単調なのが苦手でなければ。1時間でも2時間でも。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、人参、大根、ほうれん草、水菜、チマサンチュ。
セットによっては入れ替えで、じゃが芋、リーフレタス。
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恵方巻は西南西、そして立春。

2015年02月04日 | 農と暮らしの日記
温床で発芽を待つキャベツとブロッコリィ。
新しい落ち葉を入れずに切り返しただけで踏み込み直したからか、温度がすぐに上がってきた。徒長させないようにしなくては。
温床が小さいので、次から次へと播いては発芽させて温室内に出していく、そんな慌ただしい季節が今年も。



3日分まとめて記入。

2日、月曜、晴れのち曇り。
朝ごはんは、昨日のおでんの最後の残り、納豆、出汁巻き。

午前:野菜セットの荷造り、市内配達、用事あれこれ。
昼ごはんは珍しく実家で、鮭塩焼き、お雑煮、大根味噌漬け。

午後:玉葱の草むしり、収穫、明日の荷造り途中まで。
晩ごはんは、さつま芋と蓮根の天ぷら、キムチチーズちぢみ、おひたし。



3日、火曜、節分。晴れのち曇り。
朝ごはんは、スコーン、チーズ、昨晩の天ぷら残り。

午前:セット荷造り。
昼ごはんは炒飯。

午後:セット仕上げ、新居浜方面に配達、買い物。
晩ごはんは恵方巻(西南西)、鰯の塩焼き、大豆のかき揚げ、白菜と厚揚げの炊いたの。



4日、水曜、立春。曇り時々晴れ。
朝ごはんは、恵方巻の具の残りのっけごはん、さつま芋のレモン煮。

午前:温室内で育苗の種播きあれこれ。
昼ごはんは、大根葉のキムチ炒め常備菜のっけごはん。

午後:玉葱草むしりと収穫、日暮れて歯医者さん、図書館。
晩ごはんは、おでんつゆの挽肉・大根・里芋カレー、いりこ炒ったのと大根を炊いたの、さつま芋のレモン煮。



立春のころが一番寒いという年も多いけれど、今年はだらだらと寒い。
最高気温が5℃を下回るということがほとんどなく、といって、最低気温が5℃より高いという日もあまりない。そして、雲が多いからか放射冷却でたまらなく冷たいという朝が少なく、強い霜も降りない。

このまま穏やかに春が来てくれればいいのだけれど。
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珍しく青空の、青空マーケット。

2015年02月01日 | 農と暮らしの日記
偶数月恒例、丹原町の青空マーケットに今回は薫がひとりで出店。
出がけに慌てて1枚だけ撮った写真は売り物の一部、いずれも自家製の、梅干し、キムチ、豆腐ドーナツ。きょうはほかに、豆乳蒸しパン、豆腐ブラウニー、そして野菜は里芋、さつま芋、人参。ほかに、大豆、地粉うどん、そして真の消しゴムはんこ。

それと、ランチ用に「おでん」も販売。
3個選んで300円。大根、里芋の親芋、玉子、こんにゃく、がんも、厚揚げ、天ぷら(練り物)各種から。

ご来店くださったみなさま、ありがとうございました。
次回は4/5(日)開催予定です。



2日分まとめて記入。

31日、土曜、曇り時々晴れ。
朝ごはんは、昨晩の牡蠣鍋のつゆで雑炊、さつま芋のレモン煮。

午前:真の部活の配車当番で市内の運動公園へ。
ついでにその近所で用事も済ませた。部活は午前で終了。
昼ごはんは、牡蠣鍋の残りスープ、ナポリタンスパゲティ、キャベツと玉子のサラダ。

午後:市街であれこれ用事、収穫、明日の青空マーケット出店準備。
晩ごはんは、焼きそば、鰯の梅煮、温やっこ。



1日、日曜、晴れのち時々曇り。
朝ごはんは、トースト、ツナマヨ、ゆで玉子サラダ。

午前:温床の踏み込み。
昼ごはんはキャベツの炒飯。

午後:寒冷紗の片づけ、収穫、玉葱の草むしり。
晩ごはんは、出店おでんの残り、鱸の頭のソテー、豚キムチ。



踏み込み温床は1月中に準備したかったのに、遅くなった。
今年は昨年新しく踏み込んだ落ち葉がまだ十分に腐葉土化していなかったので、新たな落ち葉は入れず、切り返して米糠と大豆の穀だけ追加し、踏み込み直した。
いよいよ、育苗の種播きを急がなければ。
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