38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

久しぶりに、少し寒い。

2007年01月31日 | 農と暮らしの日記
写真がなかったので、昨日の晩ごはん。
「藤田家族」らしくない献立は、真の誕生祝いだからである。だけど、実はわりと「藤田家族」らしかったりもする。コロッケはさつま芋とじゃが芋、ミネストローネは人参、じゃが芋がうちので、玉葱はいただきもの、それにうちの白菜も入っている。奥のマカロニにはツナとほうれん草の間引いたのとが入っていて、コロッケにはうちのサニーレタス。それからなぜか白菜の漬け物も。



さて、今日はいつも通りの朝の出荷と昼の納品。
野菜セットがない日ということもあって午前中の作業が早く終わったので、昼を挟んで少し机しごと。午後から、薫、真と一緒に里芋掘り。今日は「土垂」という種類のを1列掘り、残るはあと2列。久しぶりに、「寒さを感じる午後」。

明朝は気温が下がり、雪が降るかもしれないとの予報。
朝一番に出荷・納品するものに加えて、念のため昼出荷ぶんの一部も前倒しでとってくる。厳しい冷え込みや積雪がなければいいが、だけれどそれが当たり前の季節でもあり、複雑な気持ち。

明日から2月である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業経営の研修会。

2007年01月30日 | 農と暮らしの日記
西条市街の一風景。
道路からクルマが出入りしているところが、このblogでも何度か登場しているJA西条の生産者直売所「ときめき水都市」。その奥のほう、屋上の辺りが薄い緑色の建物が市役所。画面左端に何棟か重なって見える鉄筋コンクリートが愛媛県立西条高校(わが母校)。

この辺りが江戸期以来の西条の中心部。
西条藩の陣屋跡周辺に、このほか裁判所や市立図書館、税務署などがあり、岡山や松山・宇和島などからの特急が1時間に1本停車するJR予讃線の伊予西条駅からは1kmちょっと。駅前と中心部は「藤田家族」も五日市で出店しているアーケードの商店街で結ばれている。わが家はこの辺りから約4kgの郊外。



さて、上の写真は、JA西条のホールから。
昼の出荷で市街地に出て、そのまま午後はこのホールで研修会。「平成18年度ブロック別認定農業者等研修会並びに経営相談会」というもので、前半は約1時間ずつ「これからの農業経営戦略について」(中小企業診断士さん)と「簿記記帳と青色申告の実務について」(税理士)という講義を聴いた。講師のお二人は「農業経営改善スペシャリスト」という肩書きもお持ちのようだ。

講義のあと、希望者は個別の相談を受ける。
といってもほとんど希望者はいなかったようで、だけど、せっかくなので、僕は講師の税理士さんに相談をしてきました、20分ほど。相談というか、確定申告前でもあり、とりあえず今年の申告そのもののやり方と今後2~3年の経営に関する日常的な記帳を、ぶっちゃけどんな感じでやっておくのが現実的で、しかも一応将来的に役立ちそうかという辺りを簡単に聞いた。かなり好意的に話を聞いてくださり、励ましの言葉までいただいて帰る。ありがたいことだ。

さらに、ありがたいのはお土産(?)。
じゃないか、今日の資料かも。いずれも平成18年度版の『認定農業者の経営改善ブック』と『よくわかる農家の青色申告』。定価もついているしっかりした本であるが、参加費無料の研修会でこんなのをいただいていいのか、と思ったけど、「いいのですか?」などとわざわざ尋ねることはもちろんせずかばんに入れた。(さらにいえば、3時前にいただいたパックのコーヒー牛乳も久しぶりでおいしかったです)。



さて、その帰りに種屋さんへ。
そろそろ夏の果菜や春播きの葉菜、種芋などの手配をしなければいけないのだが、その前に、なんとなくの様子うかがい。「こんなに暖かいと、みなさん、ちょっと早めに準備したりしてますか~?」と尋ねると、「いや、まだこれから寒くなるかもしれないし、普通通りでいいんじゃない」とのお答え。それはその通りであると思う。



晩ごはんは真の誕生祝い。
いつもとはちょっと違う料理も並び、5歳を祝う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少しだけ、冬らしい一日。

2007年01月29日 | 農と暮らしの日記
今朝9時頃の畑のキャベツ。
ちょっとわかりにくいかもしれないけれど、霜がおりて野菜も凍っている(先日の白菜も同じ感じ)。写真の段階では、葉ものはパリパリに凍っているわけではなく、蕪や大根は白い部分が煮たように透き通っている。陽が射してきてしばらくすると、解凍されて見た目は元通りになる。あまり強く凍っ
てしまうと(というのがどういうことか実体験としては理解してないのだけれど)、元通りにはならず、出荷もできないようになるらしい。この冬はいまのところまだ、それほどの寒い朝はない。



今朝は都合により、いつもより早く7時に家を出る。
スーパー、保育園とまわって8時前に帰宅。そのあとすぐでは上記のように畑が目覚めていないので、そのあいだ、昨日のうちにとってきておいた野菜の荷造りなどをして、9時頃から収穫に出たが、それでもまだ日陰になっているところは真っ白いままなので、とれる野菜だけとっていったん戻り、前半の荷造り。

10時頃にとり残しをとりに行く。
生協と個人の野菜セットをあわせて収穫、荷造り。午前中になんとか仕上げ、早昼のあと正午前に出発。

午後は、所用で今治へ。
帰りの電車で高校の同級生にばったり会う。このあいだの秋祭りで20年ぶりくらいにたまたま会って以来。西条から今治に電車通勤しているという。「クルマだったら、運転しよるあいだ何にもできんだろ」という彼は、耳はi-pod(たぶん)、目は分厚い本に落とし、朝に晩にと有意義な時間を過ごしているようだ。「ほうよ、ほうよ。僕も東京でサラリーマンしよったときは片道1時間、電車に乗っとったけん、よう本も読めたけど、いまは全然じゃ」。都会とは違って電車もせいぜい1時間に一本(特急ならその間にもあるけれど)なので、それなりに苦労はあるだろうが、本を読む(しかない)時間があるというのは羨ましい。本を抱えてトラクタに乗るってわけにもいかないし。



家に戻ると、家族は晩ごはんも終わっている。
さて、ひとりご飯の前に明日の伝票書きでも……と思って、ふと気づいた。明朝出する「サニーレタス1kg」の収穫を忘れている。慌てて懐中電灯を持ち、畑へ。幸い歩いて3分ほどの畑、ただ薄暗がりで大きさを厳密には見極めできないので、コンテナに軽く山盛り、念のために多めにとって、たぶんこれで1kgは確保。

今日はそれなりに冷えて、冬らしい陽気。
それでも平年に比べれば暖かいはずだ。明日の朝はどうだろう。空模様自体大きな崩れはない見通しのまま2月に入っていきそう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お日待ち、自治会総会。

2007年01月28日 | 農と暮らしの日記
年明けから収穫している9月末播きの大根。
ここには約500本あり、太くなってくる時期に冬に入ったためか、それ以前に播いたところに比べて生育のばらつきが目立つ。とはいえ、毎日の出荷量(あれこれの経路を通じて買ってもらえる量)から見れば、比較的太いの(1.5kg前後)を選んで収穫する余裕がある。……というのでは本当はいけないのだけど、幸いといえば幸い。



朝のスーパー出荷のあと、午前中は地域の行事。
たぶん回覧板が来ていたと思うけれどすっかり忘れていた、いわゆる「お日待ち」。実はこの行事についてはまったく知識がない。同じ市内の実家のある地域でも昔から行われているということで(日はこの辺りとは異なる。神社が違うからか)、子どもの頃に体験しているはずなのだが、記憶がない。言葉自体が新鮮。先日の「とうど祭り」(どんど焼き)もそうだが。

で、忘れていたので出荷に出ていて留守だった。
その間にうちにもまわってきて(どうやら地域の人たちが何やらをかついで来て、その下をくぐるとかなんとか?)、家族はしっかりと体験したようだ。

そのあと、自治会の総会だという。
それも忘れていた。たぶんこの日に合わせて毎年行われているのだろう。こちらは家に戻ってきてちょうど間に合ったので、集会所に走って(40秒ほど)座る。昨年度の決算と新年度の予算、祭礼関係、その他あれこれの議事が滞りなく進行し、それが終了したあと、たぶんこれもお日待ちの関連なのだろう、神社から神主さんが来て、お祓い。

そして、ここでようやく酒と料理が出て……。
という展開のようだったが、すでに正午を過ぎてしまっていて、他のわりと若い人たちはお札とお土産?のお菓子だけ受け取って帰っていったので、僕もそれに倣って辞去。内心では「昼から酒かぁ。午後しばらくクルマに乗れないけど、まあ今日は事務仕事をやらなきゃと思っていたから、ちょっとくらいいいかな」と思っていたのだが。戻って家族で昼食。

午後、予定通りの事務仕事。
納税関係を含めて、とにかく経営全般の情報の整理に手をつける。本当は雨の日とかにやりたいと思っていたのだけど、平日だと雨でも出荷があって時間がないし、ただでさえ雨が少ないので、「週末に雨」なんて巡り合わせは確率的にかなり低いし、たとえ「週末に雨」だとしてもその時間だけでは終わらないだろうし……というわいえで、子どもたちの遊ぶ傍らでこたつに入って、まるで日曜の午後のようだ。あ、日曜の午後だ。

夕方、明朝出荷ぶんの収穫に出る。
とりあえず人参、白菜、大根。人参は、ついでなので分量もはかって新聞紙に包むところまで仕上げておく。

晩ごはんはお好み焼き、その他。
今日のお好み焼きには、ついに白菜が入った。薫によると、キャベツをいつもの半量にして、そのぶんを白菜に代えたとのこと。水っぽくなるかと思ったけれど、以外とシャキシャキ感が残っていて、これはこれでおいしい。というか違和感がなさすぎ? たぶんソースとマヨネーズがあれば、なんでもお好み焼きになってしまう。つくづくお好み焼きとは妙な食べものであると思う。



予報では明朝未明に「湿雪」。
この表現はこの冬初めて見た。気温自体はさほど低くないようだけれど、野菜はどうなるのだろう、ちょっと心配。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うちの、ほうれん草。

2007年01月27日 | 農と暮らしの日記
ほうれん草のおひたし、今日の昼ごはんの一品。
だけど、小さいでしょう? 午前中にまびきしてきたもので、丈が5~10cmくらい。しかし、である。実は昨日の野菜セットに入れたほうれん草より大きいかも。昨日のは1束(というか束にならなかったので1袋)に20~30株くらい入ったはず。それでも通常の1束の単位である0.2kgにならなかった。まあとにかく、この冬のほうれん草はどうしようもない状態です。このまびきした作がどれくらい大きくなってくれるか……。



土曜日の朝は朝食後にスーパーと保育園へ。
戻って午前中は上記のほうれん草まびきと、別の畑のほうれん草の中耕除草、さらに別の畑の片付け(さつま芋のつるとか枯れ草を集めて畑の外に出し、トラクタを入れられるようにする)など。

昨日に続いて、隣の畑のおじさんの姿あり。
一服しているようなので声をかけたら、「あの黄色いのは何?」と僕の畑のほうを指さして尋ねられる。「あー、玉葱なんですけど、植えるのが遅れてしまって……」。というところから始まり、お互いの畑の「あれは、××だった」「これは△△だった」というような、若干もの哀しい話をして別れる。

午後、葉葱の除草。
ここの葱はもうとっくに収穫も終わっていていいはずなのだけれど、生育がよくなくて夏頃に草に埋もれてしまったので、あきらめて刈り払い機で草もろとも始末した、はずだったのだが、秋が深まるにつれて葱だけが蘇り、いま細々と野菜セットに入っている。それで、もうこの畑全体を片付けたいのに、これがあるのでどうしようかと悩んだ挙げ句、まあ畑の端っこなので草だけとってしばらく残しておくことにした次第。雨が降ってきたのでいったん家に戻り、お茶のあと、明日ぶんの収穫やら、ちょこちょこっとした畑の手入れやら。

明日の日曜、天気はどうだろう。
雨はもう今日ので終わってしまったのだろうか……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どこも、似たような畑。

2007年01月26日 | 農と暮らしの日記
毎日同じような畑の写真で、すみません。
だけど、同じようにみえても違う畑。ここは昨日までいくつか写真を載せた学校横の一連の畑とは別の、もう少し山裾に近いところにある「田」である。家からは500mくらい。

真ん中の3列6条は収穫中の白菜。
その右は春菊、大根と続いているが、いずれも、もうほとんどとっていない。大根は8月に最初に播いたところで、虫食いがひどく、欠株になってしまったところにはターツァイを植え、そちらはまあまあ育ってくれたので、先週まで生協に出荷して終了。

白菜の左側は小松菜、かぶ。
いずれも他の畑と同様に種を密に播きすぎて生育不良、だましだましの収穫で、いつまでも大きくならないけれどロングラン?で生き延びている。

さらに左はこの冬の人参のメインの畑。
手前4列が7月播き、奥(左端のほう)4列が8月播き。いずれも雨の降る前日に播いたので発芽はうまくいったが、地表が固くしまって間引きに苦労した、というのは何度も書いた。ここの畑の人参はこれまでにもう結構とったはずだけれど、なんだかいつまでたってもまだまだある。大きいものから選んで収穫していて、とくに大きいのは保育園の給食、わりと大きめのが生協、ちょっと小さめかなというのがスーパー、まびきができずに小さいままのは料理店など……というような感じで棲み分けができているのが、本当にありがたい。



思いついて半年前のブログを見てみた。
そしたら、その7月26日は「四国、梅雨明け」である。食卓の写真は茄子ばかり。来る日も来る日も茄子を食べまくっていたようだ。



今日は出荷の少ない金曜日。
朝いちの保育園、スーパーはいつも通りだが、日中は野菜セットひとつ。午前中の早い時間にささっと作ってしまい、昼まで、発芽間もないほうれん草と小松菜の畝に三角ホーを入れて中耕除草。隣の畑のおじさんも「からし菜」か何かの畝で同じ作業をしている。暖かい晴天の1月のお昼前にふさわしい風景である。

白菜炒飯の昼食後、生姜の最終的な掘り上げ。
本来はたぶん年内に掘っておくべきもののようだ。秋の新生姜としても野菜セットに入れたりして少しずつ出荷していたが、地上の茎や葉が枯れてしまってからは忘れられた存在となり、結局、その畝全体を鍬で掘り返して探し出すはめになってしまった。金時生姜と大生姜、あわせて手提げカゴにほぼ1杯の収穫。一部は種として春に植える予定。

3時の休憩をしていると、予報通りの雨。
たいした降りではないけれど、そんな雨でも久しぶり。だけど予報通りすぐに上がった。

西陽の射すなか、収穫を兼ねて上の写真の畑へ。
昨日トラクタを入れたところの畦畔際がうまく耕せていないので、そこに鍬を入れて草を掘り返しておく。帰りに明朝出荷ぶんの人参、白菜、大根の収穫。

明日は1月最後の週末。
天気は回復する予報なので、そろそろ大がかりな作業にも着手しなければ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の一日、こんな感じ。

2007年01月25日 | 農と暮らしの日記
学校横の「壱番」の畑。
手前から、収穫中のキャベツ、ほぼ収穫の終わった白菜(それでも1kgくらいの小さいものでも巻いてきているものもあり、順次出荷できているのがありがたい)、昨年中に収穫が終わって花が咲いているチンゲン菜(花の咲く前のつぼみ段階のを摘んでおまけにつけることもあり)……。その先にもあれこれの野菜があり、隣の「」「」「四」「五」の畑へと(西→東)続く。

キャベツはこの畑がいま収穫のメイン。
スーパーに並んでいるようなのと比べると小さく、0.7~1kgくらい。ほうれん草や小松菜がうまく育っていないなかで貴重な葉ものである。



今日もほぼいつも通りの一日。
……というこの季節の日常を、たまには時刻で書いてみると、朝6:30起床(渚と真もほぼ同時。薫はいつだかわからないけど暗いうちに起きている)、すぐにスーパー出荷のため昨日のうちに収穫してきている白菜、大根を包丁で切って袋入れと値付け(前日にやると切り口が傷むので。人参など泥ものは薫がすでに済ませている)、その途中で7時頃から家族そろって朝食。食後に荷造りの続き、7:30に渚は家を出て集団登校。

8時までに軽トラで出発。
保育園に納品したあと開店前のスーパーに出荷(昨日の売れ残りを回収)。今日は野菜セットの朝の納品があったので、そちらにもまわってから飯岡に戻ると9時前(この間に真は薫に連れられて幼稚園へ)。帰路にある近所のGSでガソリンを入れてついでに軽油もポリタンク1本分買い、そのまま畑に寄って昼に出荷する生協と野菜セットの収穫。午前中、その調製と荷造り。

正午過ぎに薫とふたりで昼食。
12:30過ぎに市街へ出発、生協の納品、野菜セットの配達、用事で保育園に寄って、飯岡に戻って14時過ぎ、そのまま畑に行き、宅配便で夕方に出荷する野菜セット(今日はイレギュラーなセットもあって計8個)の不足ぶんの収穫、家に戻って15~16時頃までその調製と荷造り。16~17時にその伝票書きやその他の机しごと。

17時過ぎに明朝出荷ぶんの収穫でまた畑へ。
日没後の18時に戻り、家族そろって晩ごはん。19時半頃から明朝に備えての調製と荷造り。22時半頃に終了し、伝票書き、メールチェック、ブログの書き込み(いまです)、間もなく日付が変わる。



週末は天気が崩れる予報だったが。
どうやら降ってもたいした量ではないようだ。明日も降らない可能性のほうが高そう。今日も寒いと思う瞬間は起き抜けだけ。日中はシャツにベストだけでも動いていると暑いくらい。そんな1月もあと1週間である。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラクタ、着々と。

2007年01月24日 | 農と暮らしの日記
これは昨日の晩ごはんのポトフ。
キャベツはまだ、返品のあるようなところには出していないので、台所に常時ある野菜ではない。たぶん、おとといのお好み焼きのためにとってきたB品の残りだろう。このところ「藤田家族の食卓から」の更新が滞っている。「食卓」が滞っているわけではなくて(当たり前ですが)、僕が更新をさぼっているだけです。



今日も午前中はいつも通りの出荷、収穫、また出荷。
薫は幼稚園で真の誕生会があり、当該の母親として、お昼のカレーライスづくりに出かけた。午後は昨日片付けた昨夏の茄子、ピーマンの畑にトラクタを入れる。冬の草がかなり生えているのと、夏の乾燥防止と草抑えに敷いた麦藁がまだ腐らずに残っているのとで、トラクタを1回走らせただけではあまりきれいにならないので、回転数を変えながら3回ロータリをかけ、1時間ほどでとりあえず終了。

3時のお茶のあと明日ぶんの収穫。
人参、白菜、大根、サニーレタスをとりあえず。そのあと、市街に軽トラで出て、納品ついでに、飲食店に営業1件。

あす一日は晴れる予報。
週末は天気が崩れるようだけれど、寒くはならない見込み。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の畑の片付け。

2007年01月23日 | 農と暮らしの日記
夏の茄子、ピーマンの畑を片付け。
10月頃に収穫が終わってから、とりあえず支柱を抜くなど少しずつ片付け始めてはいたのだが、なかなか時間がとれないまま年越ししてしまった。今日もすべてが終わったわけではなく、なんとかそれぞれの株を根っこから引き抜いてまとめておくところまで。

片付けながら唸ったのはその根っこ。
いちばんよく実がなった茄子の1列は、根張りもすごかった。といってももちろん、うちの畑の中で”比較的”というだけで、本来の茄子の姿からすると全然ダメなのかもしれないけれど、とにかくその1列の茄子は絵本の「おおきなかぶ」のような感じで、抜けたとたんにひっくり返りそうになるくらい力がいった。



今日も昼まではいつも通りの出荷、収穫、また出荷。
昼の納品ついでに市街地で買い物を少し。遅昼のあと、玉葱の植え付けの続きを今日も少し進め、三時のお茶のあと、上記の茄子、ピーマンの片付け(渚は宿題をさっさと済ませて友だちの家に遊びに行ったので、薫と真と3人で)、それからその同じ畑で明朝出荷ぶんの収穫と、玉葱の苗採りをまた少し、日没までその植え付け。

今日も暖かい一日だった。
寒いと思う瞬間が、朝、布団から出るときを除いてまったくない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遠目には、色鮮やか。

2007年01月22日 | 農と暮らしの日記
先日写真を載せた学校横「弐」の隣、「参」の畑。
10月上旬に一気に種を播いた畑で、いちばん手前(画面右下)が収穫中のかぶ(播きすぎで生育不良気味)、その奥、写真でメインに移っているのが収穫を待つ大根(まだ小さいけれど、種を播いてから日がだいぶんたっているので、あまり長くは畑に置いておけない見込み)、見えにくいけれどチンゲン菜(これも播きすぎで小さい)、赤っぽいのが赤かぶ(これも播きすぎ)、黄色っぽいのがこれも播きすぎて小さい小松菜、遠く緑色のがほうれん草(だけど緑は草の色)。その奥、コンクリート畦畔で一段上がった隣の畑が10月上旬に植えて収穫が始まっている白菜、その向こうは片づけが終わってない夏のオクラの枯れ姿。……というふうに、狭いところにあれこれ少しずつ播いてあるのがわかると思う。



月曜、いつも通りの一週間が始まる。
朝いちのスーパー出荷、保育園納品、午前中は生協と個人の野菜セットの収穫・荷造り、昼にその出荷、そして午後は畑から離れての用事あれこれ。

いまの出荷は比較的楽かもしれない。
夏は果菜類中心で、収穫に時間がかかったし(その代わりに収穫してきたら、あとは袋詰めするだけ)、一方で冬野菜は本来、葉ものが多くて調製に時間がかかる。だけれどいまは、時間のかかる葉もの(ほうれん草、小松菜、春菊など)がほとんどとれておらず、大根、白菜、キャベツなど、畑から必要な数だけとってきたら終わり、という感じのものが多い。



明日は終日10℃以下の予報。
それでも日中は過ごしやすいはず。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里芋を、少し掘る。

2007年01月21日 | 農と暮らしの日記
里芋を1列ぶん掘る。
昨年のうちにほとんどは掘り上げ、順次出荷が終わっていて、今日掘ったぶんを除けばあと3列が残るだけ。今日掘ったのは「女早生」という品種。この季節も畑に残しておくためには、おそらく例年なら何らかの防寒を施さなければならないはず。けれど、今日掘ったものはまったく放ったらかしで(その手間がなかったので)大丈夫だった。就農1年めの藤田家族にとって暖冬で助かったことはたくさんあり、これもそのひとつ。



日曜朝の出荷はスーパーのみ。
午前中は久しぶりにトラクタに乗り、春作に向けてひとつの畑を荒起こし。ここは昨春じゃがいもを植えたところで、夏には収穫も終わっていたので、本来なら何らかの冬野菜を作付けているべき畑なのだけれど、収穫後にトラクタを入れる手間がとれず(それはそこが草だらけで、まずは草を片付けなければならなかったので))、のどかな冬の草っぱらになっていた。

午後、家族4人で上記の里芋掘り。
帰りに別の畑で明朝出荷ぶんの白菜と大根をとり、ついでにあれこれの野菜の様子をちょっと見まわっておく。まだお茶の時間だけれど今日はこれで畑仕事は上がりにし、戻って着替え、知事選挙の投票に出かける。会場は渚の通う小学校なので、歩いてすぐ。

晩ごはんは、お好み焼き。
さっき収穫ついでに畑でとってきたキャベツたっぷり、豚ばらと卵だけのシンプルなスタイル。キャベツはまだスーパーなどに出荷していないので、いわゆる「売れ残り」がなく、わざわざ収穫することになったけれど、当然ながらできのいいのをとるわけにはいかず、ちょっと病気っぽいのや小さいまま固く巻いてしまっているのを選んで。細かく刻んでしまえば味は同じ(じゃないかもしれないけど、十分おいしい)。

明日からまた新たな一週間が始まる。
1月も下旬となり、最も寒い季節のはずなのだが、週間予報の気温を見ても首をかしげるばかり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬野菜、順次終了。

2007年01月20日 | 農と暮らしの日記
小学校横の西から2番目、「弐」の畑。
真ん中の2つの畝は白菜をほぼ収穫し終えたところ。少し残っているのはうまく巻かなかったり初期に虫にやられたりした株で、全体の2割ほどか。5か月前の8月下旬に種を播いて9月下旬に定植、12月から収穫・出荷。(白菜は何作かずらして植えており、まだ他の畑にたくさん残っている)

1株平均1.5kgとして単価150円/kgで概算すると1株220円。
写真の2ウネ4列(約50㎡)で約150株あったので、@220円×150株×出荷率0.8=26,400円の売上、という計算になる。仮にいま野菜用に使わせていただいている畑約7反すべてを白菜でこのように秋冬の半年間使ったとしたら(そんなことはありえないけど)、単純計算でこの約140倍=約370万円の売上。白菜が春夏も栽培できるとして2倍すると1年の売上740万円。さて、どう見る?この数字。

白菜の左側、花が咲いているのがパクチョイ。
右側はキャベツ、さらに右端がにんにく。真ん中の白菜のウネのうち右の手前は辛味大根で、これもほぼ出荷終了。



今日も朝はスーパーと保育園の出荷・納品。
午前中は野菜セットをつくって、午後から先日来の玉葱植え付けの続き(まだ終わらない)。薫たちは人参の収穫と、出荷を終えたかぶの畑の片付け、ほうれん草の草とりなど。

夕方、僕と渚、真の3人で散歩がてら農機具店の展示会へ。
うちには縁のないような大型のコンバインやトラクタあり、少しは縁のありそうな稲刈り用のバインダあり、できれば欲しいなあと思っている精米機あり。とりあえず今日はカタログ少々と、くじびきで3人そろって当てた(ハズレた?)4等のレンジ用パック3個セット(=計9個)と帽子1つをお土産に、帰りは畑に寄って3人でかぶのまびきを20m×2列ぶんだけやって日没前に家に戻る。



東京、横浜で初雪のニュース。
この時期に初雪というのはやはり遅い。あちらもこちらも暖冬。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤田家族の野菜、07年1月。

2007年01月19日 | 「藤田家族」の野菜の購入
07年1月時点での野菜の販売について整理しておきます。
本当はちゃんとしたホームページをつくって、そこにわかりやすく説明したいのですが、とりあえずの取り急ぎで……。

■野菜セット
その時期に畑にある野菜、または収穫済みで在庫のある芋類などをこちらで適当にセット組みしてお届けします。価格は大セット(12品目ていど)が現在1,800円前後、中セット1,300円前後、小セット1,000円前後。価格帯や内容、分量などはご希望をお伝えいただければ柔軟に対応します。(上の写真は例外的な”大盛り”セット=2,500円前後)
※いずれも宅急便の送料別(関東950円、関西740円など。詳細は電話/fax(0897-53-1351)、メールなどでお気軽にお問い合わせください)

<大セットの例>
1月中旬現在のセット内容(例):人参4~5本、白菜1個、キャベツ1個、大根1本、サニーレタス1個、葱4~5本、ほうれん草1束、みぶ菜1束、さつま芋1袋、小かぶ1袋、その他。わりと野菜をよく食べる4~5人家族の1週間ぶんという想定です。
●初夏のセット
●盛夏のセット
●秋のセット



■スーパー「フジグラン西条」
1F青果売り場の地産地消コーナー「私の自信作」の棚に原則として毎朝出荷しています。
2カゴぶんと少量で、現在は白菜(主に1/2カット)、人参、大根(1/2または1/3カット)を並べています。価格はうちの定価で値つけしています(野菜セットと同額)。
●フジグラン西条

■JA「ときめき水都市」
常設の生産者直売所。現在は当方の作業能力の関係で出荷していませんが、なるべく早いうちに再開したいと思っております。

■愛媛ゆうき生協
個別配送もしてもらえる一般的な仕組みの生協です。藤田家族は現在、毎週いくつかの品目を出荷しています(1月上中旬は大根、白菜、人参、みぶ菜、小かぶ、ターツァイなど)。他の生産者の方も出荷している野菜の場合は必ずうちの野菜が届くというわけではありません。



■西条市商店街「五日市」
市内中心部のアーケード商店街(栄町、紺屋町、東町あたり)で毎月5日に開催されている行事で、「藤田家族」は06年12月から出店しています。場所は毎回同じで、銀座街(栄町3丁目)の旧リビング石野さん前(和菓子の亀生堂さん向かい)。朝9時頃~午後2時頃まで。出店休止の場合もあります。

■大通寺「花薬師」骨董市
毎月8日に開かれています。市内の上神拝(かみかんばい)にあるお寺の境内に、主に骨董屋さんがたくさん出店されているなかで、”異色”の野菜コーナー。お隣のテントは骨董屋さん兼おでん屋さん。寒い時期にはそちらも楽しみにお越しください。朝8時半頃~午後2時頃まで。出店休止の場合もあります。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬じゃが、冬じゃが?

2007年01月19日 | 農と暮らしの日記
じゃがいも、である。
いまごろ畑にあるじゃがいも……。秋じゃがの取り残し、ではなく、去年の春に植えたじゃがいもの取り残しから勝手に芽が出て秋頃にできたじゃがいもの取り残し。その畑をまだ整理できていないので、こんなのがまだある。今日ちょっとまた掘り出してみたけれど、まだ土の中にもきっとたくさんある。それがもうたぶん芽を伸ばし始めていて……。



今日も朝から昼にかけてはいつも通り。
スーパー、保育園、個人の野菜セット。生協は出荷のない日なので、少し余裕がある。午後から、ほうれん草、かぶのまびきを少し。日没前に上記のじゃがいも掘りと、明朝出荷ぶんの白菜、人参、大根の収穫。畑には歩いて行ったので、白菜6個、大根5本、人参約20本をコンテナ山盛りにして担いで帰ったら、ほんの5分ほどの距離だけど、けっこうつらかった。

週末は雨の予報だったのが変わった。
いまのところ「曇り」どまりのようだ。雨なら机しごとをあれこれしようかと思っていたけれど、降らないとなるとそういうわけにもいかない。折良く野菜セット3個の注文がいまメールで入ってきたので、とりあえず午前中は畑に出る予定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農文協さん、来訪。

2007年01月18日 | 農と暮らしの日記
本日、写真がありません。
またもや、気づいたら何も撮っていなかった一日。そんなにばたばたしていたわけではないのだけれど。また後日、適当に入れておこうと思います。



午前中はいつも通りの出荷・納品、戻って収穫。
今朝の納品には、市内の美容サロン「アンクレア」さんが会員さん向けに仲介してくださっている野菜セットも含まれている。今日のセットは白菜、キャベツ、人参、大根、サニーレタス。
白菜とじゃこのスパゲティで昼ごはんのあと、またいつも通りの納品に市街へ出て、ついでに買い物やら集金やら。

戻って明日ぶんの収穫に出ようとしたら、お客さん。
農業界?最大の情報センターといえる出版社「農文協」の営業の方で、東京からやってきて、スーパーカブで今日は西条市をまわっているとのこと。ご苦労さまです。僕が米糠除草をやっていたのを近所で聞いて、それで訪ねてきてくださったらしい。月刊誌『現代農業』の購読の営業が主な目的だったようだが、逆にうちのパンフレットやら何やらを強引に渡し、藤田家族のPRをしておいた。

夕方、学校横の畑へ。
前にも書いたように、秋に播いたほうれん草や小松菜、かぶなどが軒並み種の落としすぎで”超”密植状態になっているのが、まびく余裕もなく放任されていたのを、一部の畑のかぶはいま間引けばなんとかなりそうな気がしたので、1時間ほど大雑把にまびき作業をする。携帯ラジオで大相撲を聴きながら。帰りに明朝出荷ぶんの人参と大根を少しずつ収穫。

週末には1月も下旬を迎える。
早い早い。世の中ぜんたいも忙しいらしく、行事や企画の案内やらお誘いやらが次々に届いて頭のなかがちょっとぐるぐるしてきた。歩き始める前に、ひと呼吸、が必要かもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする