38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

秋冬に、始動。

2008年06月30日 | 農と暮らしの日記
トマトの畑の現在。
向かって右が卵形のミニトマト、左側が支柱栽培の調理用(加熱用)トマト。ミニトマトは別に普通の丸形のものも育てているのだけれど、それがどうやら病気のようで、今日までに3分の1以上を撤去した。毎年、トマトは病気になりやすいのだが、今年は早い。やはりこの梅雨らしい梅雨のせいだろうか。



朝:5時過ぎから収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:セットづくりは薫に任せてトマトの畑の下草刈り。11時前に家を出て小松方面の配達、JAに水稲の苗箱を返却、13時前に帰宅、ごはん。
午後:麦藁の搬出と麦藁敷き。約4時間で軽トラ4回、茄子、ピーマンを中心にしっかりと敷き詰める。
夕方;明朝分の一部収穫。19時あがり、ごはん。
夜:田んぼの水を入れかけていたので、食後に止めに行く。渚と真も夜の散歩がてらついてきて、こうもりを見つけたり蛙の声を聞いて喜んだり……。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン)、人参、ズッキーニ、茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、トマト(ミニまたは中玉)、プチ・ブロッコリィ、サンチュ、などから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太平洋側で、豪雨。

2008年06月29日 | 農と暮らしの日記
田植えから1週間たった田んぼ。
苗はなんとか活着したようすで、当初は水をたっぷり入れたら頭まで潜ってしまっていたところも、ようやく水面の上に葉の先端を突き出すくらいにまで伸び始めている。しかし、草もはや出始めている。土が水面の上に出ないようにこまめに水を入れているが、やはり去年かなりの種を落としてしまったのかもしれない。初期の除草を、とにかく、徹底してやるしかない。



高知県では被害の出るほどの豪雨だったようだ。
予報では愛媛も大雨に警戒……ということだったが、未明に少し大粒の雨が降っただけで、日中は曇り、ときどき小雨がぱらつく程度で済んだ。済んだ……というか、あー、降らないなぁ、結局この週末も休めないなぁというのが正直なところ。収穫とか、どうしても畑に出なければならないときは降っているのに、さて、今日は雨予報だし、ちょっと机しごとでも……とか思っていたら、たいがい雨雲が遠のく。本来は喜ぶべきところなのだろうが。



その雨予報の出ている週末、日曜は未明に降って、朝はあがっていた。
朝:5時起床、しばらく布団のなかでラジオ(浪曲をやっていて、なぜか最後まで聞いてしまった)。収穫、市街出荷。
午前:小雨が時折降るなか、薫とふたり、ピーマン・いんげんの除草(刈り敷き)、茄子・ピーマンの支柱立てと誘引、渚と真はバレー。
午後:遅昼のあと、薫はまた除草に出かけ、僕は家に残って収穫済みのじゃが芋や人参類の仕分け、明日の出荷準備、晩ごはんの準備、など。渚と真がバレーの一日練習から戻り、夜は早めに18時すぎからごはん。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅れ遅れの、オクラ。

2008年06月28日 | 農と暮らしの日記
オクラはいま、こんな感じ。
昨年より種播きも遅く、それだけでなく生育も遅れ気味のように思う。というのも、この写真は今日の除草作業のあとで、芽が出てからずっと草に埋もれた状態だったので。今日ようやく3列のうち2列を除草し、さっぱりした。両隣は枝豆。



梅雨前線が北上し、天気が崩れる予報の週末。
朝:5時半ごろから収穫、市街出荷・納品。
午前:あちこちトラクタ耕耘作業。7月に種を播くところを中心に。田んぼの水入れ約30分、じゃが芋少し収穫。
午後:冒頭のオクラ除草を約4時間。時折小雨がぱらついてはあがり、陽も射す天気。18時あがり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地這いトマトに、麦藁。

2008年06月27日 | 農と暮らしの日記
麦藁を敷いたばかりの地這いトマト。
なかなか時間がとれず、トマトの実が土についてしまっている株も多数あったが、ようやく今日少し時間ができたので、薫と二人、近所の方の麦畑に軽トラを乗り入れ、積み込んではうちの畑に移動して下ろし、どんどん敷いていった。



金曜、朝5時から収穫、市街出荷・配達。
午前:地這いトマトの麦藁敷き。
午後:同上~地這い胡瓜にも麦藁を敷く、明朝ぶんの一部収穫、19時あがり。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン)、人参、ズッキーニ、茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、トマト(ミニまたは中玉)、プチ・ブロッコリィ、サンチュ、などから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一本太葱の、苗とり。

2008年06月26日 | 農と暮らしの日記
夕方に苗とりした冬期出荷用の一本太葱。
3月に種を播き、除草に苦しみつつも6~7月に順次移植して土寄せを重ね、軟白部を太く長くしていき、11月頃から翌春まで出荷する。

今日は小雨が降ったりやんだりの天気で、あさって土曜からはまた雨が続く予報。
明日はその谷間で朝から晴れる予報なので、出荷が終わり次第、この苗を植え付けてしまう予定。これでようやく育苗床4列のうち1列(4条)の苗とりが終わった。



藤田家族の野菜を使っていただいているお客さん。
神奈川県の「3p.m.さんじ」。素材を大切にして、ランチBOXや3時のおやつなどの出前(ケータリングっていうんだっけ)をされている。とにかく、おいしそう!

「3p.m.さんじ」さんのお膝元、神奈川・三浦半島エリアは、藤田家族の心のふるさと。
というか、そのまんま、ふるさとかも。渚と真が生まれ、自分の足で歩き始めた土地。僕が初めて耕した畑もここ。そして、就農してすぐ、まだこの愛媛、西条でお客さんがまったくいない頃から、藤田家族の野菜を支えてくださっている方々が暮らしている。



週の後半、木曜は朝から霧雨が降ったりやんだり。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品。
午前:野菜セットほかの追加収穫、荷造り、昼前に市街に出て納品、配達。
午後:トマトの整枝と誘引、真が下校して宿題のつきあい(1桁の足し算、長音の平仮名表記、国語の教科書の音読)。
夕方:冒頭の葱の苗とり、田んぼに水入れ40分、19時半あがり。
夜:晩ごはんのあと、葱苗の調製(植え付けのために黄変した葉を取り除いたり、大きさを分けたり)=の予定、ブログ書いたあとに1時間半ほど作業します、目標23時終了。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン)、人参、ズッキーニ、茄子、ピーマン、万願寺とうがらし、トマト(ミニまたは中玉)、キャベツ、プチ・ブロッコリィ、サンチュ、スイスチャード、などから。
*茄子はほぼすべてのセットに入り始める。ピーマン、ししとう類も少しずつ。
*キャベツは本日で完全に終了。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨空、続く。

2008年06月25日 | 農と暮らしの日記
昨日の写真に似ているけれど、別の畑。
家を挟んで逆方向に、2つの圃場群があり、どちらにもその一部に茄子、ピーマン、枝豆などが植えられているところがある。茄子、ピーマン類の畝間をたっぷりとるために、間に枝豆を植えるやり方は昨年から踏襲。



セット出荷のない水曜日。
朝:予報どおり未明に雨が降り、濡れた畑で収穫開始。ごはんのあと市街出荷・納品。
午前:8時半から小学校のさつま芋植え付けの手伝い。11時来客、追加の収穫・荷造り。
午後:明朝出荷ぶんの一部調整・荷造り(根菜)、来客、生協出荷。
夕方:葱の植え付け(トラクタ耕耘~溝切り~苗とり・調製~植え付け)、19時あがり。



小学校のさつま芋の植え付けは昨年と同様。
例年1~2年生の活動で(3~4年生は野菜、5~6年生は稲作)、今日は先週すでにマルチも張ってあるので(うちは田植えでこのときは参加できず)、今日は植えるだけ。というか、僕は芋づるを1人3本ずつ手渡すだけ。あとは子どもたちが帰ったあとに、つるがしっかり土に入っているかどうかの確認をするくらい。約1時間半で終了。真がしっかり植えたかどうか見届ける暇はなかった。



午後、小学校から先生来訪。
先日の出前授業の感想を子どもたちが書いて大きな色画用紙1枚にまとめたものを持ってきてくださった。拙い話だったのに、みんなあれこれ書いてくれて恐縮である。先生には「また畑見にきてください」とか言ったけれど、そういえばあのときと草の状況がまるで違うんだった、見にこないでください!というのが本音、かも。うそです、草だらけの畑も見てもらっていいです、これがうちの現実……。



晩ごはんのときに、また雨。
すぐにあがり、予報を見るともう今夜は降らず、しばらく晴れか曇りが続くようだ。畑が乾けばやることはもりだくさん。乾かなくても、もりだくさんだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お任せの、ひとり援農。

2008年06月24日 | 農と暮らしの日記
本日、臨時の援農で茄子(右側)ほかの除草が一気に進んだ。
左は過日草をとってすでに麦藁を敷いてあり、その隣の枝豆も草取り急務、今日除草の済んだ茄子、ピーマンの畝にはできるだけ早く麦藁を敷いてしまいたいところ。

今日の援農は完全な「ひとり仕事」。
何度も来てくださっている方なので(援農というとイニシャルが「Sさん」ということが多く、紛らわしいので今日の方は「レイニィ・S」さんということにする)、初めに「ここをこんなふうにしたいので、だいたい昼までにここがこうなるような目標で……」みたいなことを話して、あとはお任せ、勝手に作業を進めておいていただく。それにしても、いつも除草ばかりで申し訳ありません…。申し訳ないけど大いに助かり、ついつい笑みがこぼれる僕である。



火曜は野菜セットほか出荷の多い曜日。
朝:5時から収穫、並行して田んぼに水入れ約40分、ごはんのあと市街出荷。
午前:野菜セットづくり、9時半に援農指示、11時前発で新居浜方面のセット配達・レストラン納品、ゆうき生協納品、12時半戻り。
午後:宅配便のセット出荷。援農で進んだ除草の続き(ピーマン、空芯菜など)、玉葱収穫、あれこれの畝の中耕除草(三角ホー)、明朝ぶんの一部収穫、19時あがり。



今日は青年農業者のさつま芋植え付けもあり。
去年はこんな感じ。今年は上記のように出荷が一番忙しい火曜の午前にあたってしまい、作業に参加できず。せめても…ということで事前の荒い耕耘は先日2日間のべ約5時間させてもらい、今日はやむをえず欠席。



<本日の野菜セット>例
玉葱・赤玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン)、人参、茄子、トマト(ミニまたは中玉)、枝豆(茶豆)、キャベツ、サンチュ、などから。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草の勢い、ますます。

2008年06月23日 | 農と暮らしの日記
畑の草が勢いを増している。
写真は里芋。今年の梅雨は雨が周期的に降り、また、降らない日はしっかりと太陽が照りつけてくれるので、草の伸びも著しい。

写真右手は早々に畝間に稲藁を敷いたところ。
畝間や株もとからどんどん草が生えてきている。中央の麦藁の目立つところは先日藁敷きしたところで、ここはまだ藁が草を抑えてくれている。左上のほうはビニルマルチを使っていない試験区で、初期の地温が足りなかったためか里芋そのものの生育も遅く、そこへ草は伸び放題なので、この先どうなるのやら……という状況。とはいえ、里芋は力強く育っている。



月曜、夏至をすぎ、昼間が短くなり始めている、らしい。
朝:5時から収穫、ごはん、市街出荷・納品、9時戻り。
午前:野菜セットなどの荷造り、追加収穫、11時から市街・小松方面の配達・納品。
午後:宅配便の野菜セット仕上げ、トラクタ作業(青年農業者のさつま芋の準備)、明朝分の一部収穫、茄子の誘引、19時あがり。
夜:机しごと(の前に、いまブログ)、日付が変わる前に終わりたいところ。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、じゃが芋(男爵)、人参、ズッキーニ、茄子、トマト(ミニまたは中玉)、枝豆(茶豆)、サンチュ、など。
*キャベツがほぼ終了。茄子、トマト類はまだ少なめ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レタス類、残りわずか。

2008年06月22日 | 農と暮らしの日記
サンチュ(かきチシャ)の赤い品種が早々にトウ立ちした。
緑色のほうはまだ収穫が続いているので、これは品種の特性か、あるいは肥料不足など何らかの負荷がかかっていたのかもしれない。他のレタス類はもうすべて終わっており、この時期はサンチュがあってよかった……という状況なので、できれば赤いのも残っていてほしいところ。来年またあれこれ試してみたい。



日曜の朝、少しゆっくり6時すぎから収穫。
市街出荷から戻り、午前中は昨日の田植えで使った八角ころがしや稲の苗箱を洗う作業。
午後:明朝ぶんの一部収穫、そのあと収穫済みの玉葱の葉切り、など。
渚と真はバレーの練習試合で終日学校の体育館。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田植え、半日で終了。

2008年06月21日 | 農と暮らしの日記
奇跡のような田植えだった。
梅雨前線が停滞し、前夜も大雨、朝にはあがっていたが、いつまた降り始めてもおかしくない「曇り一時雨」の予報。もちろん田植えに雨はつきもので、多少降っても、逆にカンカン照りで田面が乾くよりはいい、とはいうものの、今日は大勢の援農をお願いしての田植えだから、雨でぐしょぐしょどろどろになってしまったらどうしようもないなぁと心配極まりながら眠りに就き、目覚めたら思いのほかの明るい空。

結果は、午前中およそ2時間半で終了。
おとな10人、子ども10人(暖かく現場を見守る総監督0歳児含む)と昨年より増強された援農隊が植える植える、また植える。3年目も手植えで1反4畝、僕は植える場所の印をつける八角ころがしを転がしているうちに次々に仕上がっていくので、結局ほとんど自分では植えることなく終了。

午後、14時すぎ頃から雨が降り始める。
夕方は土砂降りに近い降り方。朝からこんな感じだったら一体どうなっていたか……。日頃の行いがもしよかったとしてもここまでバッチリの空模様にはなってくれないはず。逆にこわい。いや、集まってくださった援農のみなさんの行いか……。たぶんそんな気のする奇跡的な田植えだった。

本日の援農隊は次のとおり。
セットのお客さんは、おなじみ援農Sさん一家6人、Iさん一家3人、Kさんママのみ、業務用お客さんのデイサービス「池さん」から総監督K太くん&パパママ、そのお友だちのTさんDさん、うちの兄と姪2人組。ほんとうにありがとうございました! 奇跡もみなさんのおかげです。



ひと月前から決めていた田植え日の土曜。
朝:5時すぎから収穫、市街出荷。
午前:8時過ぎから小型テントを張ったり八角ころがしで印を付けたりと準備を始め、9時過ぎ頃から田植え開始。途中休憩を挟んで12時過ぎ終了。戻ってみんなで昼ごはん。
午後:三々五々、みなさんは帰っていかれる。Sさんにはなぜかもう一つの援農じゃなくて“援工”が待っていて、その買い出しから取り付け作業までお願いして、奇跡もありがとうもどこ行ったのやらという酷使ぶり。
夕方:机しごとの電話、夜もはその仕上げでパソコンに向かい、なんだか眠くて仕上がった瞬間になぜか消してしまい、もういっぺん書いてなんとか22時終了。そのあとブログ。



あす日曜は終日雨の予報。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いのちを、植える。

2008年06月20日 | 農と暮らしの日記
田植えを、ひとりで少し始めてみた。
あす土曜日に援農を頼んで朝から植えていく予定にしているのだけれど、梅雨前線の活動が真っ盛りという感じで、土砂降りが続くようだと作業にならないので、作業の段取り確認も含めて1時間ほど。もう48時間以上も水は入れていないが、それでも十分に水が排けていないので八角ころがしでつけた印が見えないところが多い。



朝:目覚めが悪く、6時から収穫。ごはんのあと市街出荷・納品。
午前:セットの収穫と荷造り、じゃが芋掘り(雨の前にまた少し)、急ぎの机しごと少し。
午後:ごはんのあと、冒頭の田植え“練習”。明朝ぶんの一部収穫。
夜:机しごとで日付が変わり、そのあとブログ。雨はあがったようだ。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン)、人参、キャベツ、ズッキーニ、茄子、トマト(ミニまたは中玉)、枝豆(茶豆)、サンチュ、など。



葬祭場には足が向かなかった。
何年ぶり、十何年、二十何年ぶりかで、小・中・高の同級生に多く会うことになる。そんな豊かで尊い時を持つことができるのが、一人の男の告別の場であるということが自分のなかで消化しきれない。雨に打たれ、苗を一本一本植えながら、短い生を惜しみ、冥福を祈る。ありがとう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野菜セットに、夏の色。

2008年06月19日 | 農と暮らしの日記
野菜セットに茄子を入れ始めた。
まだ小さめで今日は5~6本が500g前後、単価500円なので1セットぶん250円前後。2月下旬に種を播いてGW明けに植えたもの。育苗の段階でうっかり2つの品種を混ぜてしまい、プロが見ればすぐわかるのかもしれないけれど、どちらも「長卵形」の品種でしかもうちの場合は生育に個体差が大きく出ていると思われ、どれがどれだかわからない。

ミニトマトも少しずつとれ始めた。
ちょうどキャベツ、ブロッコリィ類が終わりかけ、セットの“夏の香り”はズッキーニ頼みだったところに本命登場、この薄氷を踏むような季節のリレーが「旬の野菜セット」の難しさでもあり、そしてそれがうまくつながれば、ささやかな醍醐味(って日本語として矛盾している?)のようにも思う。



週後半の野菜セットが始まる木曜。
小雨の朝:少し遅め、6時頃から収穫、ごはんのあと、市街出荷は保育園、スーパー、職場置き売り、ホテルと今日はまわるところが多い。
午前:野菜セット他の荷造り、昼前から薫と一緒に再び市街に出て、生協納品、レストラン納品、そのまま新居浜に走って買い物あれこれ。
午後:かなり遅い昼食のあと、15時頃から明朝ぶんの一部収穫、机しごと。



新居浜での買い物は久しぶり。
半年に1回くらいの頻度で、薫は日用品で必要だったものをまとめて買い、僕は10年以上履いたメレルのスポーツサンダルがとうとう壊れたのでその替えを購入。田んぼに入るときは裸足だけれど、その行き帰りに履くのにスポーツサンダルが便利だ。先代より手頃な感じのニューバランスを買った。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、じゃが芋(男爵、メイクイン)、人参、ズッキーニ、ブロッコリィ側花蕾、茄子、トマト(ミニまたは中玉)、枝豆(茶豆)、サンチュ、など。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田植えを、待つのみ。

2008年06月18日 | 農と暮らしの日記
畑に残っていた赤玉葱を一気に収穫。
なぜなのかこの赤玉葱、根張りがとても強く、しかも玉葱そのものも土の中に半分くらい埋まっていたりして、収穫がたいへん。玉葱の収穫といってイメージされるような、葉の部分を持ってスイスイと引っこ抜いて並べていくという感じの作業には全然ならず、時間がかかってしょうがない。しかし、できとしては、トウ立ちも少なかったし、普通の玉葱よりかなりいい。



セット出荷のない水曜、予報外れて明け方に雨。
朝:5時半から飯盛会(校区の農業者の集まり)さつま芋オーナー畑の準備。7時すぎ途中で抜けさせていただいて収穫、調整、市街に納品・出荷。戻って9時半、朝ごはん。
午前:田んぼの四隅の均平とり、約3時間。戻って遅昼。
午後:冒頭の赤玉葱、玉葱の収穫。畦草刈り、茄子、ピーマンの整枝、など。
夕方:明朝出荷ぶんの収穫。19時半あがり。



野菜セットの出荷がない日は時間に追われず楽なはず。
しかし、今日はちょっと疲れた。昨日もフル回転だったこともあるけれど、朝からさつま芋のマルチ張り、田んぼの均平、玉葱収穫、草の刈り払い……と地下足袋や裸足で動き回る作業が続いて立ちっぱなし、出荷があると「手だけは動いている」というような半ば休憩の状態もあるので、昼ごはんまでにすでに8時間立ち仕事をして、午後もまた……という一日、よく働いた実感あり。



週の後半から週末にかけては雨の予報。
土曜に予定している田植えは、あまりに大降りだと難しい。といってその前が晴れ続きだと田んぼが乾かないように目が離せない。



小学校時代からの同級生の訃報あり。
武道をやっていて体が頑丈で、それでいて気配りの利くタイプだったから、そんな、病を寄せ付けない印象の人間でも…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出荷・配達、フルコース。

2008年06月17日 | 農と暮らしの日記
地這いで育てるタイプの調理用トマト
支柱仕立ての品種もあり、いずれも生食では固くておいしくないが、煮炊きすると甘く濃厚な味わいになるので、スパゲティのトマトソースや夏野菜の煮込み料理などにぴったり。この地這いタイプは畝の上に麦藁の布団を敷いてやり、実が直接地面に触れないようにする。支柱仕立てのトマトとは違って整枝は一切せず、脇芽も出し放題の放任栽培、とてもらくちんだ。



出荷の多い火曜日、昨日に続いて雨なし。
朝:いつもより遅く6時前の収穫開始、調整・荷造り、市街出荷・納品。
午前:野菜セットほかの出荷準備~出荷(新居浜方面~西条市街)。
午後:青年農業者のさつま芋の畑の耕耘を約3時間。
夕方:冒頭のトマトほかの麦藁敷き、明朝ぶんの収穫、18時半あがり。



青年農業者の会で毎年栽培しているさつま芋。
昨年までとは別の畑に変わり、そこは麦の収穫が終わったばかりなので麦藁を片付けて耕耘し、準備しなければならない。昨年同様、うちから近い飯岡校区内ということで、耕耘担当に。ただし、午前中が動けないため、事務局の方々が麦藁を撤去する作業を一気に進めてくださった。

しかも、である。
その麦藁、何度か書いているように、藤田家族の畑にとっては貴重な資材であり、それならということで、うちの畑に運び込んでもらうことにした。毎年この麦藁の搬出・搬入はたいへんな手間がかかり、しかも梅雨の晴れ間を縫い、さらに田んぼの準備もあって、なかなかはかどらない作業。それが今日は、こちらが自分の出荷を進めているあいだに搬入までしてくださったわけで、大助かり。(ただし、ちょっと畝間に敷きかけてくださっていたが、畝の上に敷きたかったのであります、だけど、ここまでやってくれたので全然文句は言えない、ほんとにありがとうございます!)。



今日の出荷はフルコース。
朝、保育園給食とスーパー地産地消コーナー。戻って午前中に残りの出荷分を仕上げ、まず新居浜の野菜セットのお客さんのポストをまわる(何軒かが合同で受け取ってくださるので大変助かる)、そのままレストラン納品、最後に西条に戻ってゆうき生協の納品。この生協の時刻が決まっていたので今日はとくに急いでまわっていたら、なぜだかそういうときに限ってあちこちの配達先で話が弾んでしまったり相談ごとがあったりして大いに焦ったが、なんとか安全運転でギリギリ間に合いひと安心。こういうギリギリの配達はできるだけ避けるようにしないと……。



<本日の野菜セット>例
新玉葱、赤玉葱、新じゃが(男爵その他)、人参、キャベツ、サンチュ、ズッキーニ、枝豆、など。
*ブロッコリィ類は僅少となり、一方、枝豆が入り始めてひと安心。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

田の代かき、終了。

2008年06月16日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニの肉詰め。
藤田家族にはふさわしくない献立? だけどこのところズッキーニが毎日毎日どんどんできてきて、ほとんどは野菜セット、ゆうき生協、スーパー地産地消コーナー、料理店など様々な販路で手を放れていくのだけれど、どうしても手元に残る(または戻ってくる)ものがあり、毎食とはいわないが毎日必ずズッキーニ、である。油との相性がよく、茄子と同じように使える。



6月も後半に入り、曇り空の月曜。
朝:5時から収穫、調整・荷造り、ごはん、市街出荷。
午前:野菜セットづくり、再び市街~小松町方面に出荷・納品。
午後:仕上げの代かきを約2時間半。夕方、明朝ぶんの収穫。
夜:19時半から青年農業者の会の役員会(丹原)、22時半帰宅。



代かきが済んで、ひと段落。
どうしても四隅が高くなって水面から出てしまうので、これは土曜の田植えまでに手作業で均平をとる予定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする