38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

空豆順調、ようやく玉葱。

2012年01月31日 | 農と暮らしの日記
空豆がいまのところ順調に生育中。
何度も書いているようにオクラの条間に種を播いた「時間差不耕起栽培」。オクラの樹がだいぶん枯れてきたから、ぼちぼち「支柱」としての利用に適した高さに切り揃える頃だ。



火曜、ほぼ終日の青空。朝の2℃前後から日中は8℃前後。
午前:7時過ぎから野菜セットの荷作り。
11時頃に追加の収穫に出て戻り、仕上げ。

午後:配達には薫が出かけ、僕は菜花と玉葱の植え付け。
トラクタで仕上げの耕耘をして管理機で畝立て、菜花を先に植え、玉葱の苗とりをして植え付け。玉葱は例年こんな時期だ。昨年は3月に植えてそこそこできたから余計に油断してしまう。
18時過ぎ終了。



<本日の野菜セット>例
人参、大根、小さい大根、蕪(葉つき中蕪または葉なし小蕪)、ゆるまき白菜か小さいキャベツ、チンゲン菜のB品、リーフレタス、葱。
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今春初、じゃが芋を植える。

2012年01月30日 | 農と暮らしの日記
本日の野菜セットの材料から、主に根菜類を並べて。
ご覧のとおり、胸を張って「これがうちの根菜類です」と言えるような状態でないものばかり。明らかにもう、「端境期の苦しみ」を身を挺して示すような野菜たちの姿だ。

「大根(だいこ)引く大地偽りなかりけり」。
枝澤聖文さんの句であると、今朝の朝日新聞「天声人語」が紹介している。「大根」に「大地」と重ね、その力強さが印象的だ。人語子は続けて、「根菜の季節である。通年で出回るダイコンやニンジンも滋味を増す。サトイモ、カブ、レンコンあたりを乱切りにして炊けば、和洋中どんな味付けでもうまい。地中で肥える野菜たちのほっこりした土の匂いこそ、偽りなき大地の刻印だ」と。ほんとにそうだなぁ、と思う。

昨晩、宅配便でお届けしているお客さんから電話があった。
要件のついでに、「白菜がおいしかったですよ。切ったらもうその匂いがして」。なんて言われると、小さくなるしかない。白菜を切ってその匂いがするというのは、「おいしい」ということと全く同一のことだとは思えない。逆にそれは、理想的な白菜ではないことの証のような気さえする。だけれど、それはそれなりにして「おいしい」と思ってもらえるのはありがたいこと。

ちょうどおととい僕は食卓で、「この白菜、案外柔らかいなぁ」と言った。
それは十分に結球せずに野菜セットに入れられなかったのを僕が揚げと炊いたもの。そしたら薫が、「うん、でも苦いなぁ」。その通り、苦みがある。だけれど僕としてはこのくらいの苦みというか、苦みが走る香りは好きだ。先のお客さんがいう「匂い」とこの苦みが同じものかどうか、確かにはわからないけれど、天声人語の「偽りなき大地の刻印」に含まれてもよいのではないかと、言い訳してもよさそうな心持ちになる。



月曜、曇り時々晴れ、一時小雨。
午前:7時過ぎからセット荷造り。
11時頃に仕上がって薫が市内配達に出る。僕は宅配便のセットの箱詰め、そして温室の整理。

午後:13時頃から昼ごはん。
春作のじゃが芋、初の植え付け。キタアカリを2列植え、トンネルを掛ける。そのあと明日出荷分の収穫をして、17時頃に戻り。

夜:18時過ぎに家を出て、市内西部のまんがら農園・野満さんちへ。
45分で到着、19時から、県議の青野勝さんを囲んで話す会。主に原子力発電にどう向き合うかというような話。

青野議員は合併前の旧東予市長で、合併後の新西条市の選挙区の代表の一人として県政に携っておられる。
東予市長時代のブログを、会社員だった僕はよく読ませて頂いていた。その青野さん、震災後の毎日新聞による県議選挙候補者アンケートで、「伊方原発について、安全確認のため、いったん運転を停止することに賛成ですか反対ですか」の問いに「停止に賛成」と答え、「事故を機に、原発中心のエネルギー政策の変更もとりざたされています。エネルギー政策の変更に賛成ですか、反対ですか」の問いに、「エネルギー政策の変更に賛成」と答えている。愛媛県議会の多数を占める自民党の議員さんたちのなかで、この回答はかなり思い切ったものであるように感じられる。

さて、今晩の意見交換の内容はまた今度、余裕があれば整理して書きます。
いろいろな話ができて、とても勉強になった。青野さんを含めて約10人、約2時間の有意義な時間。立場が違う、基になる認識が違う、考え方が違う、だからこそ、話をして学ぶところが多い。

21時終了、そのあと残った人たちで他の話もあれこれして解散。
22時半過ぎに帰宅。珍しくひとりで晩ごはん。



夕方のラジオに八神純子が出ていた。
二十数年ぶりだかで日本での音楽活動を再開、最近よくメディアに出ている。小学校5年くらいの頃だろうか。「思い出のスクリーン」や「水色の雨」で子どもの僕は音楽の海に船を漕ぎ出した、といえる。当時、大町小学校の教室で「八神純子が好き」と僕が言ったら「ああいう人が好みなの?」とクラスの女の子に言われた。それが誰だったか忘れたけれど、「ああいう人が好み」という概念を知ったのがその時だったと思う。でも、「好み」とかじゃなくて、その音楽が「素晴らしかった」のだ。
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椿まつり、春の陽気。

2012年01月29日 | 農と暮らしの日記
蕪(かぶ)。
写真では大きさがよくわからない。「直径15cm」というような大きさでないことはわかるかも。答えはその約1/10寸、直径15mmくらい。蕪の畑を1列片付けながら収穫してきて、「迷うまでもなく出荷不適」のを台所に持ってきた。今晩のごはんに使うつもりだけれど、19時現在で用途未定。ソテーか即席ピクルス、あるいは汁の実。



日曜、昼過ぎまで快晴、その後は曇り時々晴れ。
子どもたちはそれぞれ市外の学校で練習試合、薫は渚のほうの配車当番。

午前:温室でボカシ肥料の切り返しや温床の管理など。

8時から、小学校のリサイクル活動、その手伝い。
うちの古新聞と段ボール箱を町内の収集場所になっている集会所に持って行ったついでに、子どもたちがリアカーなどで次々に集めてくるのをいったん下ろしたりお世話してくださっている方の車に積み換えたり。今回は少なめのようだ。どの家庭も暮れの大掃除であらかた処分してしまったからだろうか。

昼まで、温室の仕事など。

午後:13時半頃からトラクタ作業を2時間半ほど。
春作に向けてのほぼ仕上げの耕耘など。2週間ほど前に畑に落としたトラクタと軽トラの鍵が土の中から出てきた。とりあえず大きな損傷はなく、また使えそう。

夕方:16時頃から明日出荷分の収穫を2時間ほどして、帰宅。
18時までなら十分に明るい。日がどんどん長くなっている。



今日から椿神社(松山)の「お椿さん」。この頃が一番寒く、そしてこれが過ぎればどんどん暖かくなるといわれる。今日は「お椿さん後」のような暖かさ。
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1/28(土)農コン!@東京。

2012年01月28日 | 農に関する情報
第8回「農コン♪~夢や愛をみんなで語ろう!」、日本有機農業研究会青年部主催。
生産者でない方も参加できるそうです。詳細はこちら
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1月は行く、最後の週末。

2012年01月28日 | 農と暮らしの日記
踏み込み温床の中でキャベツの発芽が進んでいる。
播種から今日で6日。理想はすべての種がほぼ同じ日に発芽し、同じ速度で生育してくれること。写真のように発芽時点ですでにばらつきがあると、その後は生育の早いものが常に有利な立場で育っていく。発芽が遅れた種は周囲に埋もれるように育つから、さらに遅れる。ある程度の割合で定植適期になれば植えてしまうので、そのとき苗の数に余裕があれば生育の遅いものは捨てる。だけれどたいていはそんな余裕はなく、というのは発芽そのものが不良だったり、肥え切れして老化してしまっている苗もあるので、生育の遅いものはそのままセルトレイに残し、後日に植えることになる。

温度計は最低最高温度計を使っている。
いまの温度は水銀が表示していて25℃前後。左の青いのが最低温度で、10℃を下回らないのが理想。今朝は8℃くらいまででなんとか踏みとどまった。右の青いのは日中の最高温度で、これが35℃を超えないように温室のドアやサイド、温床のトンネルフィルムを開け閉めしている。

別の温度計では温床の地温を図っていて、今日は40℃前後。
キャベツはこれくらいでちょうどよいようだけれど、もうすぐ夏の果菜類を播き始めるので、その時にはもう少し温度が欲しい。場合によっては温床の上層のほうをもう一度切り返すように混ぜて、発酵を促してやるほうがよいかもしれない。



土曜、曇り時々晴れ。一時小雨。
子どもたちは今日ももちろんバレーボール。

午前:机しごと。温室のあれこれ。
午後:温室内でブロッコリィの種播き。夕方、ご近所さんちの新しい家、その現地見学会におじゃまする。木をふんだんに使った気持ちのよい空間、そしてあちこちに細かい工夫が見られる楽しい家。早く引越して「住まい」になったところに遊びに行きたい。

夕方:そのまま畑へ。
麦踏みとその条間中耕除草、別の畑でほうれん草の中耕除草。収穫少し。

渚は部活から帰って来て、真はまだ練習。
薫は真たちのバレーボールの話し合い。20時頃に薫と真はそろって帰宅、晩ごはん。ミニミニレタスとリーフレタスのちぎったスープ、ゆるゆる巻き(ほとんど巻いてない)白菜と揚げのたいたん、キムチと豆腐の炒めたの。



例年になく畑の野菜がぎりぎりで、出荷も青息吐息。
スーパーの直売コーナーに出す余裕もなく休んだままなので、そこで売れ残って帰ってくる野菜もない。これまでの冬なら、白菜が売れ残り、大根が売れ残り、リーフレタスが売れ残り、人参や里芋などもたまには売れ行きが滞って持ち帰り、そんなのが冷蔵庫や台所の隅に山積みになるのを片っ端から食べていくのだけれど、この冬は本当にうちの畑から来る食べものが少ない。

セットのお客さんも、食べにくい野菜ばかりで大変だと思う。
なんとか少しずつ、春に向けて充実させていきたいと思いますので、しばらくお付き合いいただければ幸いです。
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視察2日目、上勝町。

2012年01月27日 | 農と暮らしの日記
のどかな昼下がり、徳島県の山里を歩く。
研修旅行の2日目、最後のプログラムは上勝町の町おこしを学ぶ現地視察。

徳島県上勝町は人口約2,000人、高齢化率50%に迫ろうとする小さな町。
「そうだ、葉っぱを売ろう!」の葉っぱビジネス。マイナス13℃という寒波に襲われて蜜柑が壊滅的な被害を受けた過疎の町を、料理のつまものに使うもみじや南天などの葉っぱに注目し、高齢者や女性が主役になって再生させたという有名な物語、その舞台だ。

この「いろどり」事業の商品は300品目以上。
町内の200軒近くが参加して年2億6千万円を売り上げるという葉っぱビジネス以外の取り組みも興味深く、家庭ゴミを34種類に分別収集したり不用品を町内でリユースしたりする「ゼロ・ウェイスト政策」や林業の副産物を利用した木質バイオマスの利用を進めたりしている。



金曜、研修旅行の2日目は朝から快晴。

朝:家にいればこの季節にありえない5時過ぎ起床。
6時前後にまだ暗い徳島の街に出て、しばらく散策する。夜明けの街を歩いていたい……と頭の中は南佳孝の歌が響く(二日酔いではなく)。会社員時代、徹夜明けの始発の横須賀線で帰宅することもわりとよくあり、退職してからは逆に始発の横須賀線に乗って研修先に向かっていた。……なんていう頃のことを夜明けの街歩きは思い出させてくれる。

6時半過ぎにホテル近くに戻り、中から暖かい灯がこぼれる「たかしまコーヒー店」のドアを開ける。
昭和33年開業。店内にはラジオ体操が流れ、「サービス・モーニング」でカフェオレと玉子トーストの組み合わせを注文。体操が終わってラジオ朝いちばんに変わり、さっきサンクスで買った徳島新聞を読みながら森永卓郎が米コダック社の倒産を語るのを聴く(けど、新聞をしっかり読みながらラジオをしっかり聴くのはちょっと難しい)。

玉子のトーストは珍しいタイプ。
食パン(上のwebの記事によると鉄板でオリーブオイルを使って焼いているという)に薄焼き卵を載せたのを4つ切りにしてある。カフェオレもパンもいつまでもあつあつでとてもおいしく頂いた。この贅沢で420円。こういう店を見て、「いつまでもあってほしい」と思わせられることが当たり前のようになっていることが悲しい。こういう店はいつまでもあるのが当たり前である、のが当たり前であってほしい。



コーヒー店を出て7時、だいぶん明るくなってきた。
ホテルに戻るとロビーで無料の朝食が出ている時間帯である。研修ご一行のみなさんもお食事中、僕もコーヒーだけ立ち飲みで。東横インの朝食は「無料サービス」がありがたいともいえるし、もとよりその経費は料金の中に含まれているわけだから、他のビジネスホテルで一般的になっている朝食バイキングと比べると……。ま、このあたりは宿泊料金とサービス全体との釣り合いの問題なので、どちらがどうとは言えない。

7時45分、ホテルからバス出発。
冒頭に書いた上勝町へ。市内の道路が込んでいて少し心配したけれど現地には予定通りに到着、9時半に研修開始。

会場は、月ヶ谷(つきがたに)温泉
ここに葉っぱビジネスの「いろどり」事務所もあるそうだ。1時間ほど、話を聞いたり映像を見たり。そして11時からここの食堂で昼食を頂く。刺身こんにゃく、あめごの梅肉揚げ、椎茸とししとうの焼きもの、山菜蕎麦など地産の旬の味覚を楽しむ(1,500円の御膳)。



午後:上勝町内を案内していただく。
日比野克彦による「射手座造船所」を見たり、葉っぱビジネスの農家さんたちの多い地区を散策しながらスタッフの方の説明を聞いたり。午前中の座学では、そのへんの山の中にふんだんにある葉っぱをお金に換えるアイデア商法というような印象だったのだけれど、現地を歩いてみるとそうではなく、それぞれの農家さんは商品にふさわしい葉っぱを出荷するために、樹園地や温室内で丁寧に栽培していることがわかった。聞くと見るとでは大違い、百聞は一見にしかず。

15時頃に研修は終了。
バスは徳島市を経て高速道路経由で西条へ。途中、休憩しながら予定通り18時ちょうどに市役所着。18時半前に無事帰宅。真はバレーボールで20時前に帰宅、みんなで晩ごはん。



<本日の野菜セット>例
人参、大根(大小2本組みなど)、葉つき中蕪、うすべに蕪、ゆるまき白菜、リーフレタス、葱。
その他、セットによってサニーレタス、小さいキャベツ、など。
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視察初日、香川から徳島へ。

2012年01月26日 | 農と暮らしの日記
夕暮れどき、徳島駅から繁華街のある新町川のほうへ向かう途中。
新しいビルが立ち並ぶなかに小さな商店の灯を見かけると、なぜだかほっとする。そして少し、物悲しい気にもなる。



木曜、出荷は宅配便のみ。
午前:7時頃から、昨夕のうちにほぼ仕上げておいた宅配便の野菜の箱詰め。
8時半頃に畑に出て追加の収穫、明日金曜配達分の収穫など。戻って11時頃に僕だけあがり。着替えて簡単に早昼。

軽トラの荷台に野菜を積んで宅配便センターで出荷。
そのまま市役所へ。正午にバス出発。



これから1泊1.5日の青年農業者協議会、年に一度の視察研修旅行。

今年の視察は初日の今日が香川県観音寺市、夜は徳島県徳島市に泊って明日は同県上勝町。
バスには二十数名御一行さま。共催のグリーン・ツーリズム協議会からも数名が参加されている。

高速道路で1時間、あっという間に観音寺に着き、13時過ぎから「三豊セゾン」での視察研修。
いわゆる農業法人で、レタス、玉葱、青葱、スイートコーンなどを減農薬で、米は紙マルチ等を使った無農薬・減農薬で栽培している。野菜はイオンなどスーパーや生協との契約栽培と地元の学校給食、米は主に生協(コープ自然派)への出荷だそうだ。

40分ほど育苗用の温室内で社長の話を聞き、後半は隣接する出荷作業場と周辺の圃場の見学。
写真も撮らせてもらいましたが、ホームページに同様の写真がたくさん出ているのでそちらをご覧ください。

印象に残ったのは主に次のような点。
得意なものに品目を絞って契約中心に手堅く出荷していること。リーフレタスもグリーンのみで赤(サニーレタス)は作らない。といって大量出荷一辺倒ではなく、学校給食は小規模な学校なら「葱500gとレタス4個」というような配達もあるという。出荷作業場がすべて立ち仕事であること。これはうちも同じで、作業台が高く、長時間作業でも腰への負担が小さい気がする。法人化の背景が、地域の圃場を担うことや将来の担い手を育てる目的であること。あたりまえだけど畑がきれい。かっちりと張られたレタスのトンネルが何列も何十列も続く圃場は壮観だ(それでもトンネルを掛ける手間は課題で、長崎など露地栽培が可能な産地に比べて大きなハンディがあるとのこと)。

従業員は若い就農志望者の社員やその候補となる「ボラバイト」、インドネシアからの研修生たち。
労働条件は休みも保険等も一般の会社並み、労働時間は年2,400~2,600時間程度で残業は非常に少ないようだ。従業員の研修はグループの生産法人と共同で行い、その指導者は栽培技術や簿記については農業高校の教員OB、農機の操作・整備については農機屋さんから来てもらうなどしているとのこと。

などなど勉強になること盛りだくさん。
15時前に終了。再びバスに乗り込み、途中休憩を挟みながら徳島へ。17時過ぎにホテル到着(東横イン徳島駅前。支配人さんのブログはこちら)。



17時半に何人かでロビー集合。
懇親会まで1時間ほどあるので市内散策……している途中のワンショットが上の写真。新町川沿いはボードウォークなど親水公園として整備されていて、控えめの灯が美しい。毎月最終日曜には「マルシェ」が開催されているそうだ。

18時半から、近くの居酒屋さん(匿名)で懇親会。
掘りごたつの座敷にどっかと腰を下ろし、グリーンツーリズム協議会を代表してYさんによる挨拶と乾杯の発声のあとは○千円のコース、飲み放題込み。乾杯で「生ビール」をグビッとやったあと、みんなの表情が輝いたように見えたのは錯覚か。飲み放題メニューを改めて見てみると、堂々と大書きされた「生ビール」の下に一転ひかえめの文字サイズで「麦とホップ」。……。

こうなると、話題は本題の農業にまで及ぶ余裕がなく盛り上がる。
酒や料理が運ばれてくるたび、新たな発見に議論百出。鍋のカセットコンロが軒並みすぐに切れるのは煮え過ぎ防止のためだろうとか、つみれ団子が軽量級なのはメタボ対策だろうとか、開始10分後で素早く手配された〆の麺が4人分の鍋に麺1人分と明快なのは喧嘩にならないための親切心だろうとか、冷凍枝豆が鮮魚風味なのは海の近い土地柄だろうかとか、空いた皿が片付けられず卓に飾られたままなのは場を盛り上げるためだろうとか、冷めたスープの残る鍋は防火用水だろうとか、最後に出たおにぎりに刺身が少し載っかっているのはサービスかしらん、メニューには海鮮ちらし寿司と書いてあるけれど、などと会話はとぎれる余地がない。

白眉は炉端焼き盛り合わせ。
串刺しで供された炉端焼きが、あにはからんや、ひとくちソーセージやミートボールだとわかるやいなやの大騒ぎ。小学校のお別れ遠足や高校時代の早弁が思い出されてさながら青春同窓会、時のたつのも忘れて腕時計を2分おきにのぞいては、ひたすらデザートのシャーベットを30分以上も待つより他にすべはなし。



さて、喜びも束の間、一団は二次会へ。
20時半に先の店を出て、みんな元気な若者ざかり。歩くこと歩くこと、提灯の灯、ネオンの灯、1時間歩きまわってもまだ止まらないルミナリエ。ふた手に分かれてはまた合流、21時半あたりで僕はついに脱落し、別の人生を歩むことに。

小料理屋さんで刺身ちょっとだけつまみ、本物の生ビールを仕切り直しでおいしく1杯。
予定通りすぐに出て、今夜のクライマックス、徳島ラーメンへ。下調べが不十分だったので、ホテルにあったガイドブックに出ていて帰り道でもあった「麺王」へ。徳島ラーメン(かため)480円に餃子とライスのセット(300円)をつけ、ライスおかわり(無料)も頂いて満腹のうちに本日の予定をすべて終了。



<本日の野菜セット>例
人参、大根(大小2本組みなど)、葉つき中蕪、うすべに蕪、ゆるまき白菜、リーフレタス、葱。
その他、セットによってサニーレタス、小さいキャベツ、など。
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小学校、マラソン大会。

2012年01月25日 | 農と暮らしの日記
そろそろ収穫できそうな大きさになってきたほうれん草。
が、しかしまた、この畑も草だらけ。うちの菜園の典型的なほうれん草畑の姿だ。

今日は未明か夜のうちにみぞれか雪かが少し降ったのだろう、ほうれん草も冷たそう。
真冬の朝は、日が差してしばらくしないと野菜が凍っていて収穫もできない。



水曜、セットの出荷は休みの曜日。曇り時々晴れ、午後は時々小雪。
明日明後日と少し忙しいので、前倒しで明日出荷分の収穫・荷造りも始める。

午前:7時過ぎから作業場の準備。
9時半頃から小学校でマラソン大会。4年生男子の部で真は力走して今年も2位。真の応援だけ沿道でして、あとはコース沿いの畑で収穫しながら他の子どもたちにも声援を送る。続いて低学年、そして高学年
12時半頃に収穫も終了、帰宅。

午後:セットの荷作り。
途中、日が差したり雪が降ってきて冷え込んだりで温室の開け閉めもせわしなく。18時半頃にとりあえずあがり。19時頃から晩ごはん。



日曜に播いたキャベツは温床の上で半分ほどが発芽した。
明日にかけて当地にも大雪と風雪の注意報が出ている。積もるほどの雪になる可能性は低そうだけれど、朝起きてみてびっくりということもないとは限らない。最低気温0℃前後の朝がこの先1週間ほどは続きそう。
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小雪舞い、春の大根を播く。

2012年01月24日 | 農と暮らしの日記
通販で買った春播きの種が次々に届いている。
もちろん、市内の種屋さんでも買っていて、通販で買う種はそこで買えないものや、買えるけどついでに買っとこ、というようなものも。

写真の上のほうは野口種苗の種。
このブログでも何度も書いている「固定種」専門の種屋さんで、最近は『タネが危ない』という本も出ている。

下のほうの種は「たねの森」から。
こちらはさらに無農薬・無化学肥料で栽培・採種した種を扱っている。どちらかというと、野口種苗では日本の在来種を、たねの森では珍しい西洋野菜の種を買うことが多い。

夏の果菜類の種を本格的に買い揃えるのはこれから。
昨年度の栽培記録を見直して、品種や量をもう一度検討したうえで、ということになる。とかいいつつ、もうそれほど時間がない。

夏野菜の種、一緒に播きませんか?
暖かい温室の中での簡単な作業です。日時はご相談。お気軽にお声かけください。



火曜、朝は2℃、日中も5℃前後の冷たい一日。晴れ間はあって温室内はぽかぽか。
午前:野菜セットの荷作り。
10時頃に追加の収穫、昼前に仕上がって薫が配達に。

僕は畑で大根の種播きを2条×2列。
4月の後半に採り始める予定(というより希望)で、トンネルを掛けた。戻って13時半頃から昼ごはん。

午後:温室内で今年最初のレタス類の種播き。
玉レタス、グリーンリーフ、サニーレタスをセルトレイに2枚ずつ。

一昨日播いて仕込んだばかりの温床に載せておいたキャベツが発芽し始めた。
温床も温度が上がっている途中で、ちょうどいまが発芽適温くらいだけれど、まだ温度が上がってくる(予定な)ので、ここからは温度に注意しないとモヤシになってしまう。



「西条農業革新都市総合特区」の指定書が野田首相から市長に授与されたというニュース。
西条市の資料はこちら。うちは直接関わるということはないけれど、規模は違っても学ぶことは多そうな気がする。圃場視察の機会もあるようなので、できれば参加したい。

<本日の野菜セット>例
人参、大根(小さめの大根2本組みなど)、抜き大根、蕪と赤蕪、ゆるまき白菜、小さいキャベツ、小さい玉レタス。
その他、セットによっては小松菜。
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謹賀新年、旧暦では。

2012年01月23日 | 農と暮らしの日記
早春どりの極早生玉葱が、少しずつ生育している。
こんなに寒い毎日でも野菜は確実に春に向かっている。と思うと少しだけ救われる。気がする。とにかく野菜が少ないので!

奥は、オクラ。



月曜、曇り時々晴れ。日があがるにつれて気温が低くなる感じの一日。
旧暦では今日が正月一日。

午前:7時過ぎから野菜セットの荷作り。
10時頃から追加の収穫、12時前に家を出て市街配達。

午後:13時半から西条市グリーン・ツーリズム協議会の臨時の役員会。
16時過ぎに終わって帰宅。明日出荷分の野菜セットの荷作りを19時頃まで。

真たちは今日、バイキング給食だったようだ。



明朝からまた冷え込みが厳しくなる予報。
週間予報の雪マークは一日だけになったけれど、まだまだ予断を許さない。



イランの石油と核開発をめぐる情勢が緊迫している。
エネルギーとはそういうものなのだろう。無理に無理を重ねて手に入れたのに、いつしかそれが当たり前になる。その「当たり前」を続けるために払う犠牲が大きくなる。求めるものを手に入れるために求めていないものもついてくる、それは見ないことにする。

甲府の野菜畑さんが同市であった小出裕章さんの講演会の映像を紹介されている。
話がわかりやすい。勉強になるし、自分がいましなければならないことが整理できる。そして、逆に「ここは自分とは考えが違う」という点もはっきりする。主にそれは「汚染された食品を子どもが食べてはいけない、大人が食べるべきだ」という主張について。ま、これはなかなか難しい問題ですね。

一方で、有機農業の野菜は放射能に関して危険であるということについては、その通りだろうと思う。
落ち葉を堆肥にする。ビニルでなく稲藁でマルチする。小出さんは、有機農業が自然の恵みを生かす農業であるゆえに、汚染された自然の負の面を引き受ける宿命にあることを率直に述べている。地中深くから掘り出す化学肥料を使う農業は放射能汚染の危険が少ないということ。だからこそ、有機農業の尊さを小出さんは強調してくださるのだけれど、現実には「輸入農産物のほうが安全」「だからTPPで輸入自由化を」という流れもある。

そういう、なんでも「代わりがきく」という生き方が問われていると思う。
いま、ここにあるものでなんとかする、ないものはない。



<本日の野菜セット>例
人参、大根(小さめの大根2本組みなど)、抜き大根、蕪と赤蕪、ゆるまき白菜、小さいキャベツ、小さい玉レタス。
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町内行事、ミニ四駆。

2012年01月22日 | 農と暮らしの日記
ミニ四駆、藤田家族に似合わないアイテムかも。
この何年かずっと真が欲しがっていて、だけれどLEGOもあったしLa-Qもあったしで、なんとかやりすごしていた。

そこへ、待望の1台が昨年末のクリスマスにやって来た。
そして大阪帰省中にさらに1台追加されて、そうしたら走らせるところが必要になり……。真は市販のサーキットが欲しそうだったが、そういうのは値段の割にたいした距離を走らずつまらなそうだった(僕から見て。ネットのオークションとかでも、“まし”な感じのは何千円もする)から、今日の午後2時間ほど、僕と真で自作してみた。

とりあえず周回コースが完成したというのが上の写真。
手前の四駆はコースアウトして休憩中、画面奥のバンクから手前方面への直線に入るところに微かな黒い影の見えるのが走行中のもう1台。段ボールを切り貼りしただけの簡単な作りだから、何度も微調整しながら、なんとかぐるぐると連続して周回するようになった。規模は6畳の和室の周囲をめいっぱい使った感じで。ジャンプ台1回あり。ぐるっと宙返りするようなのはまた今度。



日曜、今日も雲は多いけれど気温は高め。
渚は松山で練習試合、真は日曜なのに珍しく練習休み。

午前:6時半頃から荷造り。新居浜の「はまさい」に出す人参。
「はまさい」には青年農業者の「西条地区連絡協議会」という組織での出店で、新居浜の会員J君が切り盛りしてくれていて、僕も当初は出かける予定だったのだけれど、町内の行事があって抜けられず、代わりに薫と真が行ってくれて、準備と開店からしばらくだけ手伝い。

昨年は別の会場でこんな感じ

で、僕はというと。
8時前に自治会の集会所へ。「大般若」という年中行事で町内を回る。お寺から「般若さん」を預かって来て交代しながら二人で担ぎ、町内の家々を回る。玄関あたりでその家の人たちが般若さんの下をくぐることでご利益がある、というような感じ(詳しくはあまりよくわからない)。30分ほどで終了し、引き続き、クリスマス・イルミネーションの片付け。設営のときに手伝っていないから、片付けも配線やら何やらがどうなっているのかわからないので手探りで。これも小一時間で終わり、ひとまず解散。

11時から出直しで自治会の年次総会。
30分ほどで議事は終わって懇親会へ。僕は残念ながら参加せず辞去。この席では銘々の折にお酒も出て年初めの賀詞交換会という場のようだ。この町内では新人でもあるので、来年はうまく都合をつけて出席したいけれど、からだひとつだとどうも限界がある。

午後:薫と真も帰って来て昼ごはん。
13時過ぎから、冒頭のミニ四駆のサーキット作りを2時間ほど。真と2時間も続けて遊ぶとか2時間出かけるとかなんて年に2回も3回もはない。ま、普通はそういうもんだろうけど。

15時半頃から畑に出て明日出荷分の収穫。
16時前に戻って周辺の片付け、18時あがり。



週間予報は依然として水・木あたりに雪だるま。
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大寒、春一番の種を播く。

2012年01月21日 | 農と暮らしの日記
昼前に、雨のなか収穫してきた人参。
何度も書くようにこの冬の人参は小さい。いや、正確には、この冬の、うちの人参が、小さい。ただ、その一方で裂根などの変形は少ないようだ。互いに関係のあることなのかどうかはわからないけど、「せめてもの救い」であることは確か。



土曜、朝のうちにまた雨が降り始め、夕方までしとしとと降り続く。気温は高め。
子どもたちは今日もバレーボールの練習、小学校も中学校も。

午前:しばらく机しごと。
10時頃から畑に出て収穫少し。戻って調製作業。

午後:温室内でこの春初めての種播き。
セルトレイにキャベツとブロッコリィを何枚かずつ。いま種を播くキャベツ類は秋播き冬越しのものに次いで時間のかかる作型で、定植は3月、収穫は5月末から6月頃の予定。床土は数日前にとってきた畑の土と一昨年の踏み込み温床の床土を半々くらいで配合したもの。

夕方:また机しごと。
ノートに向かいながら、かたわらのパソコンでは食と放射能のことについての安田節子さんの話(増岡聖子さんのネットラジオ)を聞いたり(2/19に松山のコムズで講演会あり)、先週の「脱原発世界会議」の中の「原発とメディア(日本のメディアはなぜ事実を伝えないのか)」のセッションを聞いたり。



今日は大寒。
寒さは昨日今日といったん緩んでいるけれど、週間予報では依然、来週の水曜・木曜あたりに雪マークがついたまま。インフルエンザも流行中、みなさまお気をつけください。
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育苗温床、踏み込み完了。

2012年01月20日 | 農と暮らしの日記
一昨日、枠だけ作った踏み込み温床を、ようやく仕込んだ。
落ち葉を敷き、米糠と鶏糞を振り撒き、そこに水をじゃぶじゃぶかけたところへ、足踏みするようにして踏み込む。これを4回繰り返して完了。米糠は今日、米屋さんでもらってきた。鶏糞は昨年、ちろりん農園の西川さんの平飼い鶏舎から頂いてきて寝かせてあったもの。

明日には醗酵が始まり、温度も上がってくる。
毎年試行錯誤で、基本的には思い通りには温度が上がってくれない。さて、今年は。



金曜、朝方まで霧雨が残ったけれど、日中は曇り、時々日差しあり。
午前:野菜セットの荷作りの続き。10時頃に終わってボカシ肥料の切り返し。
11時過ぎに市街に出て、まず市役所で青年農業者協議会の事務局Yさんと打ち合わせ20分ほど。来週の視察研修のことなど。そのまま配達、途中で市街のお米屋「かんこめ」さんに寄って、予約していた米糠を頂く。

配達が終わって飯岡に戻る。
いつもの商店さんに寄って、野菜宅配便用の段ボールの空き箱を頂いて帰る。13時過ぎから昼ごはん。

午後:14時過ぎから宅配便の箱詰め。
15時頃から、冒頭の踏み込み温床の仕込み。落ち葉をふるって細かい腐葉土は別に使うので分けておき、バッサバッサと温床の枠の中に放り込む。一昨日の写真にあるグリーンの1袋分を入れたら米糠と鶏糞を振りまいて水をかけて踏み込み。これを4回繰り返し。途中で暗くなってきたけど、やり始めたら中断というわけにはいかないのでそのまま続け、18時半に終了。

温室内の携帯ラジオは大相撲で、把瑠都が琴奨菊を下手投げで破り13戦全勝。
2差で追う白鵬が琴欧洲に敗れ、2日を残して把瑠都の初優勝が決まった。



アメリカで原発の裁判のニュース
バーモント州にある原発について20年間の運転延長を認めない州政府と電力会社が争っていた裁判で、裁判所は「国は延長を認めており、州政府に運転を停止させる権限はない」として、電力会社の訴えを認める判決を言い渡したとのこと。

地元の住民が反対しても原発が止まらない。
エネルギーは国の重要な柱だから、たまたま発電所が立地する地域住民の意思に左右されたのでは困るということだろう。沖縄の基地を思い起こす。


<本日の野菜セット>例
人参、大根(小さめの大根2本組みなど)、蕪と赤蕪、ゆるまき白菜、小松菜、リーフレタス。
セットによっては他に里芋少し、小さいキャベツ、小さい玉レタスなどから。

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冬の雨、終日出荷作業。

2012年01月19日 | 農と暮らしの日記
宅配便で出荷する野菜セットの段ボール箱が並ぶ。
写真は僕が野菜を詰め終えたところで、このあと薫が伝票や菜園だよりを持って部屋から出てきてそれぞれの箱に(間違わないように!)入れてガムテープで封をし、宅配便の出荷伝票を貼り付けて完成、という流れ。宅配便の出荷が多い木曜は毎週こんな感じで16時頃までには出荷作業が終わり、たいていは16時から18時の間に宅配便のトラックが集荷に来てくれる。代金(送料)は月締めの銀行引き落としなので、ここでは控え伝票を受け取るだけ。



木曜、予報通り未明に雨、いったんあがってまた昼前から雨。あとは降り続く。
午前:7時頃からボカシ肥料の切り返しなど温室作業1時間ほど。
8時頃から野菜セットの荷作り。10時過ぎに追加の収穫に出て、12時半頃戻り。昼ごはん。

午後:荷作りの続き。16時頃に完成。
引き続いて明日出荷分の荷作り開始。18時頃に収穫済みの野菜は仕分けが済んで、あがり。以降は机しごと。



週間予報によると今後1週間ほどは晴れマークなし。
低温が続き、来週の水曜、木曜あたりは氷点下、そして雪だるまが出ている。暦の上では一番寒い時期に、やはり寒くなりそう。

<本日の野菜セット>例
人参、大根(小さめの大根2本組みなど)、蕪と赤蕪(葉なし)、ゆるまき白菜、小さいキャベツ、ほうれん草、リーフレタス。
セットによっては他に里芋少し。

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7年目の、踏み込み温床。

2012年01月18日 | 農と暮らしの日記
今年も春の育苗に向けて作業開始。
踏み込み温床の枠を昨日広げて、今日は山の落ち葉をもらってきた。昨年は家の引っ越しに伴って温室の移設に時間がかかり、とりあえず最低限の広さの温床を作ったのでそれはやはり狭く、今年はその2倍弱ほどに広げた。

落ち葉は車で5分ほどの山から。
これを米糠とサンドイッチ状に踏み重ねていくと次第に醗酵し、その熱で夏野菜の発芽や生育を促すという仕組み。この踏み込み温床も7回目。就農7年目の春が始まる。



水曜、晴れ時々曇り。
午前:まずは、温室でボカシ肥料の切り返し。
10時頃から近くの山に落ち葉を集めに行く。1時間半ほど集めて帰宅。昼ごはん。

午後:春作に向けて、トラクタであちこち耕耘、2時間ほど。
16時半頃から明日出荷分の収穫。明日は宅配便で届ける野菜セットの出荷日なので、鮮度を考えて葉ものは明日収穫することにし、主に根菜類あれこれを。18時過ぎ、帰宅。ずいぶん日が長くなった。


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